2010年04月10日

自然を感じる

桜満開です。桜の花を見るとなぜか気が高揚します。ウキウキ

しませんか?花を観賞する文化は奈良時代に中国から伝えら

れたそうです。桜の樹の下での花見宴会が流行り出したのは

江戸が100万都市となった元禄のころ上野の山で始まったら

しい、300年前のことです。当時の江戸は世界の大都市の中

でも抜きんでて綺麗な町として何人もの外国人に記録されて

いるそうです。今で言う循環型の社会が成立しており、全て

のものがリサイクルされ資源の無駄が無い清潔都市だったと

のこと、また世界のどの都市よりも教育が行きとどいて識字

率もかなり高かったようです。儒教の教えか先祖先輩を敬い

争わず、協調することを良しとする教えが徹底しており、治

安は最高レベルだと記録されているそうです。江戸まで戻ら

なくても、私の小さい頃でも、母親に教えられたことは「人

さまに迷惑かける人にだけはなるな、自分のことは自分で

始末しろ」です。今の社会はどうでしょうか?自分さえよけ

れば他人がどうなろうとも構わない的な事件事象が余りにも

多すぎます。花を愛でる余裕すらないのが現実のようです。

花見をしてもゴミは捨てっぱなし、公園の水は出しっぱなし

自分のものでなければどうなっても構わない、公共の財産的

な考えは微塵もない、江戸時代の人が見たら気絶しそうな社

会にいま日本はなり下がっています。先日北野武氏のコメン

トで「超特価品に行列が出来ることに」「自分の母親は安い

ものを買うために並ぶなんて恥ずかしい」そんな意識を持っ

た大人が沢山いた、北野氏も安いことイコール善見たいな風

潮に違和感を覚えていると書いていた。その通りだと感じま

した。日本の社会を元に戻すにはどうすればよいのでしょう

まずは自然に触れ、自然を感じ、自然を敬う、ところから

実践しなければこの国の将来はないと考えましょう。

                ありがとうございます。

fujisouh at 15:03コメント(0)トラックバック(0) 

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