fujita244の思考の記録(旧フジタツヨシの新宿5丁目通信)

2007年から書いてきたブログ「フジタツヨシの新宿通信」を2014年にFC2ブログからlivedoor Blogに引っ越しました。 新宿5丁目のビルの上から、何を考えたかを記録します。

【記録】あれから4年。私達は何を忘れてはいけないのか。

2012BCN-IST-596
(写真は、ブルーモスク。撮影:私)

今年も3月11日が訪れました。
あの日から4年。
復興の足音はまだ遠く、それでも前を向いて歩く人がいる。

あの日、私は、和光市の勤め先から新宿の自宅まで歩いて帰りました。

記録:和光市から新宿への帰り方




そして、あれ以来、この国は、それまでとは違ってしまったのだと感じました。

1週間たって思う「新しい日常」
もちろん、被災地で起きていることは非日常の連続であると思います。
一日一日身を削る思いでいる方がいるのも承知しています。
でも、いま起きていることが「日常」になりつつあるというのが一週間目の感想です。


そして、そんなことを考えたことを忘れてはいけないと強く思うのです。
つましく暮らし、買いだめなどせず、譲り合い、闇に慣れ、少し遠くの駅からでも歩く。
そんな暮らしが、日常になるかもしれない。
その始まりを1週間暮らしたのかもしれない。
あの時何を感じたのか、あの時何を思ったのか。
そして、あの時からずっと不便を強いられている人達がいることもまた、忘れてはならないことだと思います。

「忘れてはならない」「風化させてはならない」という言葉が飛び交う中で、その言葉だけがひとり歩きしている気もします。
何を忘れてはいけないのか、それを考える日でもあるのが、今日という日なのかもしれないと、思った次第です。
 

【投稿】書籍「freeeでラクラク確定申告」プレゼントキャンペーンで本をもらったので感想を書いてみます

確定申告の季節ですね。

私もようやく昨日集計と計算が終わりました。 
申告書に記載したので、あとは出すだけです。

確定申告を始めて、7年。
これまで、いろんなソフトを使って申告書類を作ってきました。

最初の年はこんな感じ

確定申告はつらいよ

これが2009年で、この時に使っていたのがMacの青色申告V4。
 
この時はフリーになった年だったし、支払いも入金先も複数で結構件数もあったので、仕分けだ何だと大変でした。

それでも、私は、会社員時代に役員をやっていたので、簿記はやったことなくても経費項目や借方貸方度の概念はわかっていたので、なんとか独学でも出来ました。
その後、自分の仕事が少なくなって、勤めの収入を主にしていたので、複数からの入金があるから確定申告は必須で、同じソフトを使って数年続けて申告用紙を作っていました。

昨年は、クラウドでの申告というのに憧れて、マネーフォワードを使っていることもあって、クラウド確定申告を使って書類をまとめました。でも、預金口座が楽なくらいで、普通の現金取引はマネーフォワードに反映してないから、手作業入力するのは一緒で、あまり便利さは感じませんでした。

結局、交通費とか新聞図書費とか現金取引のものが多いから、他のソフトと連携できるならば、私の場合、日々入力しているZaimと連携してくれないと、そういう日常的なデータの入力は楽にはならないわけです。

とにかく、毎年領収書を時系列でまとめて、それを手入力して、 台帳になった時に、つじつまが合っているか確認するのは大変。

だから、オンライン自動会計ソフトの存在は、いつも気になっているわけです。

そんなところに、登録しているFans:Fansキャンペーンで「フリーでラクラク確定申告」プレゼントキャンペーンを見かけて募集したらば、本をいただけてしまいました。


ということで、フリーを使ったかというと、正直に申し上げると、この本を読んで心配になった私は、結局、マグレックスのMacで青色申告の最新版を買ってしまったのでした。

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今年は、処理件数が多いので、慣れている方が良いかなと思ったのと、やはり甲斐さんの本を読んでも青色申告ができるイメージが沸かなかったところにあります。

青色申告のやり方については、山のように本があるので、細かい経理的なところは、そういうものを読めば良くて、Freeeというソフトを使いながら読めば、よく分かるのかもしれないのですが、この本だけ読んでも、Freeeでできちゃう感が醸成されませんでした。
理屈っぽい私には、なぜ、自動的に仕分けされるのかとか、できた書類が税務署で受容されるのかが、納得がいかなかったんですね。

何よりも、著者の甲斐さんがこれで確定申告したのかどうか、e-Tax を使ったのどうかがわからなかった。
使い方は、この通りなんでしょうけど、なんというんでしょうリアル感というか、ライブ感が本から感じられませんでした。

税務署で受け取られて、本当に青色申告したぜ、という達成感まで盛り込んで欲しかったなあ。

ブロガーの体験本というのは、ソフトを体験したリアル感、成功したり失敗したりするライブ感が大事だと思うんです。そういうのがなくて、使い方の説明に終始していて、参照画面も数字が無かったり(甲斐さんの申告額を知りたいわけではないので、そこはダミーでもいいんですが)、モザイクばかりだったり、よくわかりません。

まあ、これはブログではなくて、解説本なので、これでよいのだと思いますが、私が抱いていた事前の期待感とは違う本だったということになるでしょうか。

あと、この内容の説明では、他のソフトで苦労してきた私には、本を頂いた2月20日くらいからはじめて、このソフトで税務署に持っていく書類ができそうには思えなかったです。

ということで、Macで青色申告を使ってまとめた書類を持って行こうと思います。

褒めなくてすいません。




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で分かった気になってます。
訳者の山形浩生さんのブログで、いろいろピケティ関連本の論評をしているので、それも読みました。
 
で、感想としては、日本の経済学者の解説本や要約本を読む必要はないと思います。
大体、日本の経済学者は、世界の経済学に対する貢献なんかないし、 
結局、日本向けに矮小化した印象を書くだけで、あとはアベノミクスとの整合性だの、自分のポジショントークだからね。

それだったらば、やはり一次情報である本誌を読む方がいいし、その時間と根気がない人(私もそう)には、山形産があんちょこを配っている(こちら) から、それを読むことを進めます。
 
こういうビジネスマン向けの要約記事とか読んでいると、どんどん頭が安直になるから、 元ネタに当たりましょう。

その辺は、このあいだ書いた記事(こちら)で思っている通り。
 
ダイエット本を読んでも痩せないように、安直な記事を読んでも本質には迫れない。
どうせ読むならば、解説本を書いた一人の、この人のブログからの転載が面白い。
 
高橋洋一「ニュースの深層」「ピケティ格差解説」TV番組に出たら、出演者がみんな「所得トップ1%に入る年収」だった 
土曜日のBS朝日では、おそらく出演者どころか、番組関係者の誰もピケティ本をきちんと読んでいなかったようだ。
多分、今企画されている多くのピケティ話は、こんなところだろう。
しかも、その企画者の多くは、ピケティの話の対象者なのに。
日本でトップ1%とは年収いくらなのかについて、年収1300万円とだけ言った。
そうしたら、筆者の隣の女子アナがびっくりした。何か、スタジオ全体が「えー。ウソ」という感じで凍り付いたようだった。一緒に出演していた森永卓郎氏を含めて出演者すべて、さらにはスタジオの多くの人が自分はトップ1%だと認識したようだ。
そういうこと。これは、嘘でも誇張でもなく出てくる話ですから。
でも誰も読んでないから、金持ちを糾弾しよう思ったらば、自分が糾弾されることになって、話は変わってしまう。
BS朝日の出演者は、トップ1%を3000万円くらいと思っていたのかもしれない。マスコミが高給取りというだけではなく、ピケティ本という学術書の性格を知らないことも理由かもしれない。というのは、トップ1%は20歳以上の人口の中で所得が上位1%に相当する個人だ、とテレビではいえなかったことを書いたが、働かないで所得のない人も含めた上で、その1%なのだ。給料をもらっている人の中での1%ではないのだ。
問題は、トップ1%であることではなく、その中に富が集中していることで、持っている人が持っているママに、それが受け継がれてしまうこと。そして、資本収益率と労働収益率の差が開いているので、資本の再投資のほうが収益を生むこと。
 つまり、生まれながらにスタートが異なる人達が増えることから、次々と格差が拡大することにある。

 これは、新たな階級闘争だ、というと、マルクスの資本論ぽくなるし、だから少額でも投資をしようというとNISAの宣伝になるし、色々な出口を生むのが、実はピケティの功績であるわかりにくい点だ。

ただ、ピケティのやったことは、データの再整理であり、「21世紀の資本」は、資本のありようを示しただけで、対処法を示したとはいえない。
そこが、マルクスの「資本論」との違いなのだけど、そういう議論にならないなあ。

ノーベル経済学賞を見ていれば気がつくように、公式を生み出したり、計算式を生み出したりしがちな、20世紀後半の経済学者がやっていなかったことで、まさに経済学者がやるべき、経済学者にしかできないことを、ピケティは、この本で示したとも言える。

だから、あとは、経済学者よりは、哲学者や政治家や社会学者あたりが、このデータから何を読み解き、将来をどう設計するのかを議論すべきなんじゃないだろうか。

格差の是正を進めるには、相続税を高めるのか、純資産に課税するのか、その対処法も、どういう社会を目指すのかという社会システムの呈示のもとに議論されるべきだろう。

で、ノブリス・オブリージュという言葉もあることだし、そういうh議論は、1%に入るひとの義務ではないかとも思うわけです。

それが、上場企業の部長クラスだろうと、民放キー局のアナウンサーだろうと、考えること、議論することはできるし、そうした機運が、この国をリードするようになってほしい。テレビ論壇でも飲み屋の議論でも、アベノミクスの功罪ばかりを重箱の隅を突くようにやるよりも、そうした未来を語る話が満ちた国になる方が、よっぽど健全で有意義だと思う。

ピケティはゴールではなく、ブームでもなく、出発点だっと、後の世に評価されるのが一番のピケティの使い道だと思う。
 
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