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アントレ春号を眺めていると、「大漁丼家」という新興の海鮮500円丼チェーンが加盟店を募集している。

そこで、よーく眺めてみると、丼丸を運営する(株)ササフネと、いろんな点で違いが。

まず、青心さんは、2015年2月期で売上500万円と、FC本部としては極めて出来立てホヤホヤか零細規模。にもかかわらず、広告には
「これまでに出店した店舗はすべて黒字経営。撤退店舗はありません」
と豪語しているところがすごいといえばスゴイ。

一方のササフネは年商3億8000万と、それほど多くはないものの、中小企業の体をなしている。

以下大漁丼家はT,丼丸はDで比較対象。

そもそも、大漁丼家って、なんて読むのかあいまい。 タイリョウはいいとして、ドンカなのか、ドンヤなのか。
読み方がわからないと記憶に残りにくい。( よ〜く見たらドンヤでした(-_-;) )

それで比較の続きですが、収益モデルはTが月間売上高1年目180万円で2年目240万とある。
Dは細かくて、好調店舗568万、平均月商267万円とある。

この業界に食材を卸している業者さんの話では、Dも200万前後の店はけっこうある様子。
ほんとうは「平均」より「中央値」が重要です。

初期投資も、Tは開業資金112万、Dは124万円と、Tは後発の努力が垣間見えます(-_-;)
ロイヤリティは、Tは月2万、Dはのれん代3万円。これもTが努力。

研修は、Tは六日間、Dは15日間から最長30日間。
かなり違う。

Tは「状態のよい中古の厨房機器の仕入れルートも開拓しています」
なんていうメリットを強調。

店舗数は丼丸280店舗、大漁丼家は?

「青心」という同じ漢字がつく厨房設備会社があるので、そこの系列みたいです。

以上オワリ。



藤原