2011年07月01日

月刊タウンはりま2011年7月号

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

taun2011-7-2妊娠中の歯科治療とお口のケアについて
妊娠中の歯科治療について
Q 現在、妊娠3ヶ月です。歯の治療は出来ますか?
A 歯科治療は、できるだけ安定期(妊娠5〜9ヶ月頃)に行うことをお勧めしています。

Q レントゲンを撮ってお腹の赤ちゃんに影響しませんか?
A 歯は、お腹から場所が離れていますし鉛のエプロンをしていただきますので、お腹の赤ちゃんが被爆する量は限りなくゼロに近いため赤ちゃんへの被爆の影響は全くないのに等しい事がわかっています。

Q 歯に麻酔注射をしてお腹の赤ちゃんに影響しませんか?
A 影響しません。歯科治療に使う麻酔は全身麻酔ではなく局所麻酔です。そのうえ血管収縮剤が入っている為、治療をする歯の周辺にしか麻酔薬は停滞しません。お腹の赤ちゃんに影響する心配はありません。

Q 抗生物質などを服用しても赤ちゃんに影響しませんか?
A 抗生物質であればペニシリン系やセフェム系を、鎮痛剤はカロナールなどtaun2011-7-1アセトアミノフェンが安全であることが産婦人科医師の見解で明らかになっています。必要な場合には最小限で使う事をお勧めいたします。

妊娠中の歯のケアについて
Q 母親が歯周病だと早産や低体重児出産のリスクが高いと言われていますが本当ですか?
A 多くの研究から歯周病菌がだす内毒素(エンドトキシン)が子宮を収縮させるホルモンに似ている為、早産や低体重児出産を引き起こすといわれています。歯周病と診断された方は妊娠中からの治療をお勧めいたします。


fujiwarasika at 00:00コメント(0)トラックバック(0)タウンはりま  

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