2021年05月01日

読んで得する歯の話2021-5

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

☆8020から6028へ☆
2021-5-11 8020(ハチマルニイマル)という言葉は結構浸透して80歳で20本の歯を残そうという、つまり80歳になっても自分の歯を20本残そうという運動であることを多くの方が知っています。運動がスタートした時点(平成元年)では80歳で四本の歯しか残っていないという現実でした。しかしながら最近のデータでは10本を超えて10数本になっているようです。この四半世紀で大きく改善されたことになります。このことは国民の歯に対する意識が高くなった証とも思われます。しかし歯の寿命が延びただけでなくいわゆる長寿社会つまり高齢者全体も増えていますので、8020を達成していない高齢者も増加傾向にあります。平成23年歯科疾患実態調査では後期高齢者の37%が達成していると示されています。でも、前述しました様に高齢者の絶対数が増えていますのでこの問題を考えなければいけません。さて6028(ロクマルニイハチ)とは60歳で28本にしましょうということです。親知らずを除きますと歯の本数は28本ですので全部ということになりますが::。60歳の還暦時に喪失しました歯を綴って欠損、つまり無くなったところにブリッジや義歯を入れましょうという運動を私は提唱しております。どうしてそういう考え方になったかというと、義歯を入れたがらない60歳前の方が結構いらっしゃいます。小さな義歯を早い時点で入れることでそれから少しずつ何年かかけて大きくする場合はあまり苦労しないで受け入れることが出来ることが多いようです。70歳を超えていきなり総義歯を入れて成功したケースはほんのわずかですので、やはりなくても食べられると思っても義歯を入れるという事が多数歯の欠損なっても義歯を使えるということになります。そこで誰でも受け入れられる年齢ということで60歳還暦という時期に28本にしようという運動を提案したいのです。還暦のお祝いの時、歯を28本にしようというのが治療をさせていただく側の希望でもあります。成功というか患者さんに満足していただき喜んでいただくには60歳前と思うのです。どうかこのことを知っていただき健康長寿の為に頑張りますしょう。健康長寿という意味では歯は大切ですし歯がしっかりしていると病気にかかりにくく長生きできるという疫学調査の結果が出ております。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)生活の質向上の意味でも歯は大切です。美味しく食べるということは生活を充実させる上で大切なことです。歯の健康を守り美味しく食べるといことは人生を楽しく過ごす上でとても重要なことです。8020運動はもちろん意義のある事ですが、6028運動をする。つまり六十歳の時失ってしまった歯を補い無くなった欠損を無くすことが長寿社会においてはポイントです。
2021-5-12この原稿は、院長の友人の福島県で歯科医をされている塩田先生のご厚意で頂いた資料を抜粋して掲載しています

fujiwarasika at 00:00コメント(0)読んで得する歯の話  

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