2021年12月01日

読んで得する歯の話2021-12

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院


☆宇宙で歯が痛くなったら☆
2021-12-9 宇宙飛行士の野口聡一さんが民間宇宙船のクルードラゴン一号機で国際宇宙ステーション(ISS)から約半年ぶりに無事帰還しました。健康状態に問題もなく地球の重力に慣れる為のリハビリを行ったということです。ISS滞在期間は日本人最長の335日。こんな環境の中、もし宇宙で歯が痛くなったらどうするのでしょうか?宇宙空間で作業を行う宇宙服は約0.3気圧に減圧されているそうで、これを繰り返すことによりムシ歯や不十分な治療の歯があると大変な痛みになる可能性があります。これはムシ歯や詰め物と歯の隙間の空気が気圧の変化で膨張し歯の神経を刺激するからです。宇宙空間では大変なストレスがかかり唾液の分泌低下やブラッシングなど口腔ケアの難しさもあり口内の環境は悪化しがちです。またバクテリアも微小重力では異なった振る舞いをすることが知られています。そこで宇宙飛行士は打ち上げ前の健診でムシ歯がないか外れそうになっている詰め物はないかおチェックされます。小さなムシ歯ならしっかり治療すれば問題ないようです。もし宇宙で歯が痛くなったら鎮痛剤を服用します。それでも痛みを抑えることができない場合、地球のフライトサージャン(宇宙航空医学の専門医)の指導の下、同乗の宇宙飛行士が歯を抜くということも考えられます。実際、長期滞在の宇宙飛行士は抜歯のトレーニングを地球で受け宇宙船に抜歯キットを積み込んでいるそうです。将来、多くの人が宇宙に行く時代が来るでしょう。十年後、二十年後宇宙を目指す方は口腔ケアをしっかり行いましょう。

fujiwarasika at 00:00コメント(0)読んで得する歯の話  

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