読んで得する歯の話

2017年05月01日

読んで得する歯の話2017-5

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

 
☆ムシ歯が認知症を下げる☆
 ムシ歯の原因になる細菌が脳内で小さな出血を起こして認知機能の低下につながると発表されました。口のなかを清潔に保ってムシ歯治療を受けることで認知機能の低下を予防できる可能性があるといいます。ムシ歯の原因になる細菌は脳内で炎症を起こし脳出血の発症リスクを上昇させるとの報告もあります。2013〜4年に脳ドックを受けた健康な60〜70代の279人を対象に唾液に含まれるムシ歯を起こす細菌や脳内の微小な出血の有無などを調べました。その結果九割にあたる261人でムシ歯の原因になる「ミュータンス菌」を確認しました。血管のコラーゲンにくっつきやすい菌の遺伝子がある人では61%に脳内の微小な出血がみられ遺伝子がない人は14%でした。特定の文字で始まる単語をできるだけ多くれ列拳する認知機能の検査では遺伝子がある人はない人に比べて単語数が少なかったです。歯磨きやムシ歯の早期発見で認知機能の低下や脳卒中を防げる可能性があります。

自己判断で治療を中断してしまうと治療のやり直しが必要になったり治療費用や期間が余計にかかってしまう場合があります。事情があってしばらく通院できない場合は治療内容を考慮しますので、ご連絡をお願いします。もし歯周病治療を中断すると・・・再度治療のため来院された時は以前より悪化していて歯を抜くことになるケースも。もし歯の根っこの治療を中断すると・・・神経を抜いた管から細菌が繁殖し根っこの先端に膿が溜まり腫れ、痛みの原因に。もし仮歯のまま中断すると・・・ムシ歯や臭いの原因、噛み合わせに影響することも。もし歯を抜いたまま放置すると・・・両隣の歯が傾いたりして噛み合わせに影響。もし被せ物など入れず放置すると・・・歯が欠けたり被せ物などが合わず作り直しになることも・・・


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2017年04月01日

「読んで得する歯の話2017-4」

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院


☆天然の歯を長持ちさせるポイント☆
 食べたいものが満足に食べられなかったり何度も何度も歯の治療を繰り返したり天然の歯の大切さは失って苦労して初めて気付きます。痛みや違和感があるときは早めに受診することが大切です。症状が進行してしまってからでは治療期間が長くなり通院回数も増え治療費の負担も大きくなります。また症状の進行具合によっては歯を抜くことになる場合もあります。早期発見で天然の歯を長持ちさせましょう。【歯周病】25歳以上の約8割がかかっていると言われる歯周病。30代から徐々に増加がみられ70代から歯周病などで歯を失うため減少しています。歯周病は自覚症状があらわれた時はかなり進行している場合が多く歯を抜くことになる場合もあります。歯周ポケット(歯肉と歯の間の溝)の深さの測定やレントゲン撮影といった検査で自覚症状があらわれる前の対処が必要です。ムシ歯は自覚症状がなくてもムシ歯になっている場合があります。初期のムシ歯はそれほどまだ黒くなっていないので鏡で見てもわかりません。痛みなどの自覚症状もありません。神経を抜いた歯はもろくなり何らかの異常があっても自覚できません。また過去に治療して被せた詰め物や被せ物と歯の隙間が細菌の棲みかとなりムシ歯になる可能性があります。「毎食後歯磨きしているのに、どうしてムシ歯になるの?」といった声を聞きますが歯磨きの方法が正しくない磨けていない部分がある、といったことがよくあります。歯磨きは大切ですが歯磨き方法が正しくないと効果がありません。日々のホームケアと定期的なプロケアの両立が歯を長持ちさせる秘訣です。

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2017年03月01日

読んで得する歯の話2017-3

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院



☆入れ歯になってしまうと☆
 入れ歯が初めての方は皆さん苦労されます。しかし入れ歯を付けないでいると入れ歯が合わなくなるだけでなく、お口の中にも様々な悪影響を及ぼします。入れ歯を付けてしばらくの間は「慣れる」「調整する」必要があります。例えば靴。新しい靴は疲れやすかったり痛かったりといった事がありますが履き続けることで足に馴染み快適に歩くことが出来るようになります。入れ歯も同じように食事や話し方になれ痛みがあるときは調整し除々にお口に馴染ませることが必要です。まずは、トレーニングで入れ歯に慣れます。【話し方】「サ行」と「タ行」の言葉が話しづらくなります。話すことに早く慣れるためには声を出して本を読むなど話す練習をしましょう。【食べ方】最初は柔らかい物や小さく切った食べ物から始めてください。慣れてきたら除々に硬いもの、大きいものにしていきます。食事のポイントは入れ歯になると噛む力が食べ物に伝わりにくくなります。硬いもの、繊維の多いもの、噛み切りにくいものなど噛み砕くのに必要以上に長い時間がかかります。入れ歯は天然の歯に比べてか噛む力が低下します。天然歯の噛む力を100%とすると部分入れ歯で約50%〜65%総入れ歯で約25%〜30%です。食事で注意が必要なものはゴマなどの硬いつぶは入れ歯と歯ぐきの間に入ると痛くなります。イカ、タコ、お肉、繊維性の食べ物など歯切れが悪いものは切れ目を入れるなど調理の工夫が必要です。お餅などの入れ歯にくっつきやすい物も少しずつ食べるなど注意が必要です。入れ歯も天然の歯と同じように歯垢や歯石が付着します。衛生的に長持ちさせるにはお手入れも必要です。就寝前は必ず専用ブラシで洗浄しましょう。就寝時の取り扱いは医師の指示に従ってください。入れ歯洗浄剤を用いると効果的に除菌できます。入れ歯は乾燥すると変形やひび割れを起こし痛みの原因となります。部分入れ歯はバネの部分やその付け根まで丁寧に洗浄しましょう。入れ歯の清掃に歯磨き剤を使用すると入れ歯が傷付きます。入れ歯の材質は落下などの衝撃に弱いため注意が必要です。不衛生な入れ歯を使うと口臭の原因になります。入れ歯は年月の経過と共にお口の中の状態が変化すると合わなくなってしまいます。合わない入れ歯を使っていると口内炎や歯ぐきに傷ができ痛みを生じたり汚れがたまりやすくなったり残っている歯を悪くしてしまう事もあります。入れ歯が合わず痛みがある外れやすいといった場合は早めに歯医者へ行きましょう。入れ歯と残っている歯の定期的なチェックも大事です。定期的な検診を受けることがお口の健康と入れ歯を長持ちさせる秘訣です。

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2017年02月01日

読んで得する歯の話2017-2

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

☆歯周病は歯をささえる骨を溶かす病気です☆
 歯周病とは歯槽骨(歯を支える骨)を溶かす病気です。歯周病が進行するにつれ歯槽骨が溶けてきます。他にも歯ぐきから血が出る膿が出る口臭がひどくなる、歯がぐらぐらするなどの症状があらわれます。歯周病は成人のおよそ8割がかかっていると言われてます。30代から除々に増加がみられるため注意が必要です。重度の歯周病になると歯を支えられなくなり自然に抜けてしまったり治療も難しく抜くことになる場合もあります。歯を失う原因の多くはムシ歯と歯周病なのです。歯周病は動脈硬化、心臓病、糖尿病、早期低体重出産、呼吸器疾患などの病気の原因にもなります。【歯周病の検査と進行度】歯周病は自覚症状があらわれにくいため、しっかり検査することが大切です。歯肉ポケットの測定、歯ぐきの出血検査、動揺度(歯の揺れ)と位相差顕微鏡の検査、レントゲンで歯槽骨の状態を確認。【歯周病の進行度と症状】・歯肉炎(歯周ポケット3ミリ程度)細菌により歯肉が炎症を起こし赤く腫れる。見ただけではわからない場合もあります。・軽度歯周病(歯周ポケット3ミリ〜5ミリ)歯周ポケットに歯垢や歯石がたまる、歯ぐきから血や膿が出て歯槽骨が解け始める。・中等度歯周病(歯周ポケット5ミリ〜7ミリ)炎症が進行して歯周ポケットが深くなります。血や膿が出て口臭もひどくなります。歯槽骨がかなり溶けて歯を指で押すと若干ぐらぐらしてきます。・重度歯周病(歯周ポケット7ミリ以上)歯槽骨がほとんどなくなり歯もぐらぐら、抜けることもあります。歯肉も真っ赤もしくは赤紫色になります。【歯周病の治療】歯周病の原因は歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(歯垢)の中の細菌です。基本的な治療の流れは仝〆此歯周ポケットの測定、レントゲンなど。∋に付着した歯石(細菌)を取り除く。歯周ポケットの深さを測定、改善具合を確認。げ善が見られない部分はさらに深い部分の歯石を取り除く。改善するまでい魴り返します。その間に抗生剤やオゾン水も併用し、状態によっては外科的な治療を行う場合もあります。その他、歯磨き指導、噛み合わせの調整、不適合な被せ物などのやりかえ、生活指導を必要に応じて行います。歯周病は長い期間を経て進行したものなので治療も根気が必要です。治療途中でやめてしまって再度検査した時は症状が悪化しているといったことも少なくありません。歯周病の治療は歯科医院での治療だけでなく患者サンによる正しい歯磨きや生活習慣の改善など歯科医院と患者サンが協力し合うことが重要です。歯周病は再発しやすい病気です。再発させないために歯科医院での定期的なケアが必要です。お口の状態や全身の健康状態、定期的に歯科医院での治療を受けましょう。

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2017年01月01日

読んで得する歯の話2017-1

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

☆フロスかデスかは嘘?☆

 う蝕や歯周病の予防に効果があるとされ歯科業界でも推奨されてきたデンタルフロス。しかし、アメリカAP通信による調査で、その効果を裏付ける十分なエビデンスがないということがわかりました。AP通信は過去10年間に実施された25件の研究データについて調査しました。その結果、どの研究もデンタルフロスの効果を実証するエビデンスが弱くバイアスが生じている可能性も高いと発表しました。アメリカ政府は1979年より口腔健康を維持するためにデンタルフロスを推奨するという見解を示し食生活に関するガイドラインにも掲載してきましたが、この調査を受けてか保健福祉省、農商務省は改訂版の食生活方針よるデンタルフロスの項目を削除しています。アメリカ歯周病学会はデンタルフロスの効果に科学的根拠が乏しいことを認める一方で、「歯ブラシだけでは歯間部の汚れを十分に取り除くことができない」と歯ブラシとデンタルフロスの併用を推奨しています。またアメリカ歯科医師会は研究の対象者を含め多くの人がデンタルフロスを正しく使用していないからだと指摘しています。もちろんAP通信の記事は、デンタルフロスの効果を否定しているわけではなく、それを証明する論文の疫学的根拠が低いと言っているにすぎません。実際、効果を実感しているという使用者も多数存在し使用している歯科医師が多いことも事実です。ただし、科学的な根拠が不足していることは確かです。

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2016年12月01日

「読んで得する歯の話2016-12」

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院



☆歯周病のケアできてますか?☆


Q 歯周病ってどんな病気?A 歯周病は歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が歯肉に炎症を起こす細菌感染症です。進行すると歯を支える骨が破壊され大切な歯を失うこともあります。成人の約8割がかかっている国民病であり世界で最も患者数の多い病気でもあります。Q 歯周病はなぜこわいの?A 日本人が歯を失う原因のトップが歯周病です。自覚症状が少ないため気づかないうちに進行してしまうのです。さらに慢性的に歯周病にかかっていると脳卒中や糖尿病など全身の病気にも影響します。Q 歯周病ケアはいつから始めればいいの?A 重度の歯周病は30〜40代から増え始めます。年齢とともに症状の深刻な人の割合が増えるものの初期症状は10代にも見られます。歯周病予防に早すぎるということはありません。若いうちから歯周病予防を意識したケアを実践しましょう。Q 「歯周ポケット」ってなんのこと?A 歯と歯ぐきのすき間のことです。歯周ポケットには歯垢がたまりやすく細菌が繁殖することで歯周病が進行します。歯周病予防のために、まずは歯周ポケットを清潔に保つよう心がけましょう。Q 歯周病って治るの?A 初期の歯周病であれば歯科専門家の指導に基づく適切なブラッシングにより進行を抑え症状を改善することができます。しかし進行すると専門的な治療が必要になり特に重症な場合は外科手術が必要なことも。歯周病は早期発見、早期治療が大切なのです。Q 歯周病に気づくサインはあるの?A 歯ぐきの赤みや腫れ、血が出るなどは初期症状のサイン。写真のような歯ぐきの症状があてはまる人も要注意。鏡で毎日チェックして気になる症状があれば歯科医院などで早めに診てもらいましょう。
2016-12-21


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2016年11月01日

「読んで得する歯の話2016-11」

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院


☆重曹うがいをすると起きる3つの効果☆
 料理や掃除で使われる重曹が口内環境に3つのメリットがあると知っていましたか?重曹にはムシ歯予防やホワイトニング、口臭改善に効果があります。重曹うがいをすると起きる3つの効果【歯を白くする効果がある】重曹は歯を白くする効果があります。理由は研磨力が強い為です。市販で販売されている歯磨き粉にも研磨剤は含まれていますが、重曹よりも弱いです。表面についた着色汚れを薄く削って落とす効果があるのです。歯磨きをする事によってエナメル質についた汚れを落とします。しかし、重曹は研磨力が強いので、直接歯ブラシにのせてゴシゴシと磨いてしまうと、エナメル質が大きく削れてしまい、象牙質がむき出しになってしまいます。象牙質がむき出しになってしまうと逆効果で、歯が以前よりも黄色くなってしまいます。【口臭予防に効果がある】口臭は、お口の中が酸性になっていると臭いが発生します。例えば、お腹が空いている時に、口臭がひどくなっている事がありませんか?食後3時間ほど時間が経過すると唾液の量が減ってしまい口内が酸性になってしまうのです。重曹は弱アルカリ性ですので、うがいする事により酸化物による臭いを中和してくれます。就寝前や起床後にうがいをすると、お口の中もスッキリして口臭予防に効果的です。【ムシ歯予防に効果がある】重曹は酸性の口内を中和させる効果があります。歯というのは食事をすると口内環境が酸性になり歯が溶けてしまいます。けれども唾液が出る事によって再石灰化が起こり歯を再生するのです。その為、食後や就寝前の重曹うがいは酸性の状態が短くなる為に歯が溶けるのを防ぐのに効果的です。溶ける事と再生のサイクルは下記のような流れです。酸性になっている時間を減らすことで唾液が歯を再生してムシ歯予防に繋がります。【重曹うがいを効率良くやるポイント】・うがいはガラガラとするのではなく、くちゅくちゅとお口全体にいきわたるようにやる・重曹うがいをした後に歯磨きをする (歯磨き粉は使用しても大丈夫です
2016-11-16

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2016年10月01日

読んで得する歯の話2016-10

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

☆あなたの歯のケアは間違っている☆
【誤解その5】歯周病で歯が抜けてもインプラントがあるから大丈夫です。【正解】歯周病を改善できない人はインプラントは無駄になります。歯周病で歯が全部抜けてしまうと一昔前までは総入れ歯にするしかありませんでした。近年は人工歯根を埋め込んで再建する「インプラント治療」が普及しました。見た目も使い心地も自分の歯に近く歯を失った人にとって救いとなる方法ですが「インプラントがあるから歯が抜けても大丈夫」と悪い意味での安心感を持つ人が増えています。しかし歯周病のために骨が破壊され人工歯根を埋め込むことができない場合もあります。また埋め込めたとしても清掃が不十分だと「インプラント周囲炎」といわれる感染が生じ抜かなければならないこともあります。ブラッシングがきちんとできないままではインプラント治療はできません。【誤解その6】歯はなにがなんでも残すべきです。【正解】抜歯したほうがいいこともあります。歯周病が進行してしまった歯を残しておくと、その歯を支えている歯槽骨だけでなく隣の歯や周辺の骨にまで悪影響を及ぼします。骨がかなり溶けて、すでに噛む機能を果たしていない歯を残していても何の役にも立ちません。無理に残しても結局抜かざるを得なくなるケースがほとんどでかえって抜いた後の状態が悪くなって入れ歯を入れるのが難しくなったり腫れや痛みが生じたりするなど不快な症状を繰り返す原因にもなります。歯を残したいという患者さんの気持ちも理解できます。ただ歯科医師も必要があるから抜歯をするのです。主治医の説明に納得できないときは他の歯科医師を受診して意見を聞くのもいいでしょう。(誤解その6はミラクル義歯には当てはまりません。ほとんど抜歯せずに作ります。保険義歯の場合ですと残念ですが・・)

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2016年09月01日

読んで得する歯の話2016-9

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院

☆あなたの歯のケアは間違っている?☆
前回の続きです。【誤解その3】機能性ガムを噛んでいれば歯周病にならないです。【正解】ガムだけでは不十分です。かつてのガムは糖分が多いために“ムシ歯のもと”とされてきました。ところが今は一転して「歯を丈夫にする」「ムシ歯予防」などを謳った機能性商品が登場し、“歯のミカタ”に変わってきています。その効果も歯の再石灰化の促進、ムシ歯菌にムシ歯の原因となる酸をつくらせない歯を溶かす原因になる酸から歯を守るなどさまざまです。さらに「噛む」ことによって、細菌の増殖を抑える唾液を増やし、噛む力が衰えないようにする効用もあるのです。でもガムを噛むだけでは、ムシ歯や歯周病は防ぐことができません。とくに歯周病の場合は歯ぐきの根元のプラーク(歯垢)を歯ブラシで機械的に落とす必要があるのです。【誤解その4】歯周病には歯肉のマッサージが効きます。【正解】歯周病の治療には効果ないです。高齢者の中には「歯槽膿漏(歯周病)が良くなる」と信じて、せっせと指で歯肉のマッサージをしている人がいます。これはおそらくマッサージすることで歯周病が悪化して腫れた歯肉の膿やたまった血が排出され歯肉が引き締まって良くなる、という考えによるもののようです。しかし「歯肉をマッサージして歯周病が治った」ということを証明した研究や論文は一つもありません。歯肉のマッサージ自体は悪いことではありませんが、わざわざ指でマッサージするよりも歯ブラシで歯と歯肉の境い目のプラークを除去しながら歯肉をマッサージするほうが炎症が軽減するため歯周病の予防や改善には効果的といえるでしょう。

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2016年08月01日

読んで得する歯の話2016-8

自分自身を愛する人を大切にする 兵庫県高砂市 藤原歯科医院


☆あなたの歯のケアは間違っている?☆
歯周病は中年以降の日本人では80%がかかっている病気です。初期は目立った症状がなく、ゆっくり進行するため、「静かな病気(サイレント・ディジーズ)」とも呼ばれ日本人が歯を失う最も大きな原因となっています。しかし歯周病は正しい知識さえあれば防ぐことができる病気です。それなのに世の中には歯周病の専門家から見て首をかしげたくなるような不正確な情報が蔓延しています。そこで歯のケアに対する6つの誤解と正解を紹介していきします。【誤解その1】高機能な電動歯ブラシを使っているからケアは完璧です。【正解】使い方を間違えれば無用の長物に。近年は電動歯ブラシを使用してブラッシングをする人が増えています。汚れをかき出し歯周病の原因となる汚れを落とす技術は歯科医師も目を見張るほどです。しかし電動歯ブラシを使用している患者さんの口の中を診てみると、きちんと磨けていないことがとても多いのです。電動歯ブラシが代わりにやってくれるのはブラシを小刻みに動かす作業だけです。磨きたい位置まで歯ブラシを移動させる作業は患者さん本人がやらなければなりません。磨きたい部分にしっかりブラシを当てることができなければ電動歯ブラシはせっかくの機能を発揮することができないのです。【誤解その二】歯磨き剤や洗口液で歯周病が治せます。【正解】予防効果は期待できても治せる歯磨き剤はないです。ドラッグストアの店頭には歯周病予防を謳う歯磨き剤や洗口液が並んでいます。こうした商品の広告には歯肉からの出血や歯肉の腫れ、口臭といった言葉が頻繁に登場し歯周病に効果があるように思う人も多いでしょう。実際こうした症状を歯磨き剤や洗口液でなんとか抑えよう、あるいは治そうとしている人はたくさんいます。パッケージに「歯周病予防」と明記している歯磨き剤や洗口液の場合、予防効果はある程度期待できます。しかし「歯周病を治す」とはどこにも書いていないはずです。歯周病を完全に防いだり治したりできる夢のような歯磨き剤や洗口液はありません。歯科医院を受診してください。次号に続く

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