2017年09月26日


6月のリベンジとゆーことで、一ノ倉の凹状を計画しました。

日にち:2017/9/24(日) 快晴
メンツ:岡田・政

天気も良く、気分よく出発。もちチャリでアプローチ。
01-P9241156

20分で着いた。一ノ倉も晴天で、6月のリベンジは確実だと思われた。
02-P9241164

3人Pが先行し、6:45ラストで出発。間違わずに1回谷へ下り、再び右岸へ入る。懸垂地点では、先行3人の二人目とさらに先行5人Pのラストが懸垂していた。聞くと1本は残置とのことで、うちらはゴボウで下りることにする。

5人Pラストは懸垂ままならず(>_<) 3人Pのラストが懸垂していく。
03-P9241167

そして1分後、轟音と共に雪渓が崩れた!

場所は、まさに直下。テールリッジへ取付く雪渓の末端で、上の画像で、雪渓上にいる二人の間が崩れた。下の人が、崩れる雪渓もろとも流される様子の一部始終を見てしまう。

助からねえ・・・

幅5m長さ15mほどの雪渓が一瞬で崩れた。人一人飲みこんで。

轟音が収まり、下にいる人が名前を呼ぶが、返事はない。場所的に有利なうちらに、救助要請の依頼が来る。もちヘリだ。すぐに携帯を取り出し電話するが、すぐに圏外になってしまう。それを伝えると、下も通じないとのこと。では、下山して通報すると伝える。

すると、下から「ウウォー」みたいが叫び声が聞こえた。

生きてる!

こちらからは見えなかったが、自力で這い出てきたようで、歓声があがり、とりま救助はなしになった。いやー良かった(^_^)/ なんて強運の持ち主だ。と安心し一服(-。-)y-゜゜゜ 岩場を移動すると、座って手を振る人が見えた。いやー元気そうじゃんとさらに安心する。

雪渓上にいたもう一人は、他のパーティに確保されていた。が、段差ができてしまい自力では下りられない。しばらく経ってから、下にいた人の肩を足掛かりに下ろしてもらっていた。

しばらく待機し、様子を伺うが、足を痛そうにしていた。そして、やはりヘリを呼んでくれと頼まれる。要救助者の会の名前を聞いて、下山する。なかなかスリッピーだったが、急いで下りる。

一ノ倉沢出合で電話をしたが、状況は変わらず、チャリで指導センターへ向かう。こんなとこでチャリが役立つとは思いもやらなかったが、当然速い(^_^)/ ものの10分で指導センターに到着した。

すぐに状況を伝え、山岳警備隊と電話で直接話す。すぐに出動の準備にかかるとゆーことで一安心。小屋番にコーヒーをごちそうになり、談笑する。無知な登山者が増えて心配が絶えないとのこと。やがて警備隊5人が車で到着。さらに状況説明をし、あと少しでヘリが飛ぶとのこと。

これで任務完了(^_^)v

待ってても仕方ないんで、なにかあったら計画書に書いてあるとこへ連絡くれと言い、駐車場へ戻る。

さて、どないすべえ。まだ9時過ぎ。子持山か黒岩か前橋WSの名前があがったが、チョークがない。で、一旦帰ることに。うむう。

帰宅して、フリーの準備して、結局黒岩へ向かう。また高速に戻る(-_-メ) 途中、通行止めの標識。良く見たら、榛名湖マラソンだって。じゃー黒岩には行けるなあと一安心。

手前にロチューが多数。混んでるのか?で、駐車場には車があふれていた(*_*) すげー台数。ほとんど地元ナンバー。で、もーいーやってなりやした(-。-)y-゜゜゜

だるーく下道で帰って、昼からの宴会。19時過ぎに帰宅し、風呂入ったりした。警備隊から電話があり、無事救助したとのことで、ホッ。命に別状はない模様だが、酔っぱらってたんで、内容はよく覚えてない(-_-メ)

いやーエライものを見てしまった。絶対ダメだと思われたが、なぜ助かったのだろう?崩壊したブロックの一番上にいて、ブロックの直撃を受けてないこと。一ノ倉特有の磨かれた滑り台状のスラブで極端な落下がなかったことが考えられる。んが、一番は強運だと思う。

あと5分10分、うちらが早かったら、と思うとぞっとする。画像の通り、雪渓の半分に太陽が当たっていた。やはり一ノ倉は早出が鉄則なんだなあ。

一ノ倉沢凹状岩壁。再登は遠いなあ・・・。

(18:00)

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