月下逍遥 (袖触れ合うも他生の縁)

関西の山里に住む、私、風子の日々徒然です。 この山里の風景と、大好きなきもの について書くことが多いですが、そのほかにもあれやこれやと綴っています。 カテゴリー別に収納しているので、よろしければ、お好きなところからご覧になってくださいませ。 日々の備忘録でもあります。 メールはこちらに。 fuko346*livedoor.com (*印を@に変えてくださいね)

丹波布

信州上田紬 小岩井工房

武相荘へのきもの

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・きもの 信州上田紬 小岩井工房
・帯    丹波布

まだ冬、でも、春を待ちわびる気持ちを黄の帯揚げに込めて。
この帯揚げ、実際にはこんなに色浮きしていません。

帯どめは、陶器に洋館を描いたもの。白洲邸を訪ねるので、おうちつながりです。
三分紐は、10色くらいの色がびっしりと並んでいる珍しいもので、上のほうに帯揚げと同じ黄があるので合うかな、と使ってみました。

白洲さんとこには、きっぱりした装いで行ってみたい気持ちがして、こんな取り合わせになりました。

この小岩井工房のテイスト、どうも私は大好きみたいです。
呉服屋さんや、展示会で、三度、それと知らずに手にとりました。
二回は、丸巻きの反物。
ずるずると引きだしてみると、小岩井工房でした。
一度は、展示してあった反物。近づいてみるとそうでした。

詳しい柄や色がわかる状態ではないのに、ぱっと目に入ってしまうのです。
けっして目立つものではないのに、、、不思議です。

一度、工房にお邪魔してみたいものです。


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全体はこんなふうで。
バックの白洲次郎さんと愛車が素敵。

白洲邸になじんだ取り合わせになった、と自分では満足です。



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大島を仕立て直した長コートは大活躍。
荷物になるので、何種類ものコートを持っていくわけにはいかず、これなら雨でも風でも、ちりよけでも万能です。
この日はとっても風が強く、裾が乱れるのを防いでくれる意味でも重宝です。


そうそう、この日おろした菱屋のカレンブロッソ草履。
歩きやすくて、気にいってしまいました。
どしどし歩く派、には好ましいです。
ひとつめは、カジュアルな市松柄だったので、もう少し、おすまし顔のものが欲しくなりました。
でも、履物もけっこうわらわらあるなあ、、、と気持ちを引き締めて。

冬の白

丹波布 1月27日 大市、楽美術館へ。

きもの: 琉球絣
帯;  丹波布


この着物は、ほぼ久米島です。
というのも、久米島で久米島を織っていた方が、ゆえあって本島へ移り住み、そこで以前と同じように作っているものだからです。
同じものを作っても、久米島で作っておらず、その組合を通っていないものは、久米島とは表せません。
ですので、真綿を使いながら、柔らかな光沢があります。
その布の風情が気にっていて、なぜか真冬に袖を通したくなるきもの、なのでした。

冷える日に、映えるような気がするのです。

沖縄の織物は、花織等のそれぞれの呼称のあるものの他は、琉球絣とくくられてしまうようです。
ですので、様々な琉球絣、があるようですね。


この仕立てなされた少し昔の丹波布は、そのざくざくの手触りに惹かれました。
しめてみると、その力強さが気持ちよく、布に、守られているようです。

柔らかい布に、美しい友禅や刺繍のある布も美しいのですが、私の本性は、こういうものが好きで、より美しいと感じてしまうことを再確認しました。


コート 天気のいい日の真冬のいでたち。
少しでも雨の心配があるときは、長コートを着てしまうので、あまり出番のないコートです。

丹波布

おぢや ・7月10日のきもの
京都でお友達とランチ、と見るだけのつもりの 催事。

きもの 小千谷縮無地
帯   麻型絵染九寸名古屋

一月以上 きものを着ていませんでした。
すっかり単衣の時期を飛ばして、夏仕様です。

楽に着ることのできる小千谷に、麻の帯。





とある古布も扱うお店から 催事のお知らせをいただいたのでつい、見に行ってしまいました。
丹波布 あれやこれや たくさん見て遊んで、、、最後にこれを見て、即決。
丹波布です。

今織られているものではなく、古い品物を裏打ちして蘇らせたもの。

丹波布は以前、こちらでご紹介しましたが、丹波の工房にも見に行って、いつか欲しいなあと思っていました。
新しいものもいいのですが、この古いものを見てしまうと、その力の差が歴然とあるのです。

古布屋さんなどに、端布が重ねて置いてあっても、そのちょこっと見える端っこで、あ、と分かるくらい、丹波布は特徴があります。
ぴかっと存在を主張します。

その力がこの今回求めた帯にはあったので、あ、これ、と。

興味の無い方には、ただのざくざくとした、どうってことない布に見えるでしょうね。
なんでこういうものが好きなんでしょう。

きれいな手の込んだ友禅のきものや帯は、ああきれいね、とは思っても、ドキドキはしません。
きちんとしたお席には必要なので、揃えておこうという意図の元に選びます。

でも、こういう布には やられてしまうのです。
目が 気持ちが、きゅ=っと引きつけられてしまうのです。
不思議です。

でも、力があるのできものを選びます。
はて〜〜、この帯に会うきもの、あったかしら、と、また思うのでした。
我ながら 笑ってしまいます。

あまり、「これを買いました」というのは書きませんが、この帯は見ていただきたくてご紹介。


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