V.A.「Music Clay」8月〜9月にかけて、タイの雑誌や英字フリーペーパーのアルバムレビュー欄にけっこう頻繁に登場していたCDで、「Fat Radio」のおすすめマークがついていたので買ってみました。「Music Clay」というレーベルの、立ち上げ一発目コンピレーションアルバムです。

その内容はというと、新レーベル「Music Clay」を紹介するのが目的のアルバムなので、その所属アーティストをまんべんなく紹介しているほか、速いテンポの曲あり、スローバラードあり、ボサノバ風の曲ありとバラエティ豊かな選曲になっています。

1枚目のコンピにしては非常にそつのない出来で、それなりに聴かせるアルバムといえる……のですが、いまいちどの曲も決め手に欠ける感じで、何度聴いても「この1曲がすごくいい! ちょーハマる!」と思えるような、アルバムの顔になる「必殺の一曲」がなかったのが残念です。これがないと印象が全体的にボヤけたものになるし、リスナーがアルバムに手を伸ばすための動機づけが薄くなってしまいます。
みんなも「あのシングルが入ってるアルバムなら、ほかの曲も聴いてみようかな」って感じでアルバムを買うことありますよね?

このアルバム、どの媒体のレビューでも示し合わせたように揃って「5段階評価中2」でした。つまり、それって各誌のレビュアーみんなが「誌面に載せる価値のある一枚だけれども、それほど高い評価はあげられないなぁ」と思ったという意味なんですが、なるほど納得の評価といえました。音楽ファンならチェックしておく価値はある。でも自信を持って人におすすめする事は難しい一枚といえます。

ちなみに収録曲のほとんどはワールット・リントラーヌクンという人がプロデュースしています。彼は以前紹介した「Special Album : Inspiration from Seasons Change」の楽曲も数曲手がけているので、Music ClayはおそらくGMMグラミー傘下の新しいインディーズレーベルかと思われます。いったい、いくつこういうレーベルを作るんでしょうね。GMMグラミーは。

今のところ、アルバム自体も収録曲もあまりヒットしてないっぽいんですが、このレーベル名とプロデューサー名は今後ほかのアルバムなどでも聞く機会があるかもです。

人気blogランキングに参加中!
このblogを見て「おもしろい!」と思ったら下のボタンをクリックして投票してください。

人気BLOGランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ