ちいさなねこおうちがいっけんありました













場所      新潟市立保育園
対象      二歳児クラス
読んだ本    ちいさなねこ
        おうちがいっけんありました


選書が難しい二歳児組です、教室に入るとなにやら泣いている子がいます、先生に抱っこされています、どうしたの?と聞いたら、いつもはみんな床に座って聞くのですが
後ろの子は見えないらしく最後列の子ども達は椅子に座っています、その椅子にすわりたかったけど先着順らしくその子は椅子にすわれなくて、それが悔しくて泣いているとのことです、さすが二歳児です,どんな事にも悔しさを表現してくれますね〜

そんな話をして最初に「あうちがいっけんありました」を読みます、主人公がお家に入ると次々に住人達が現れて最後には全員が一緒に住んでいるのが見えます。
動物の顔が初めのページでは半分隠れているのですが子ども達は「あ、ぶたさんだ!」
などと言って楽しんでいました

一冊目が終わると、すかさず「もうひとつ!」とアンコールが出ます、最近は二冊読むパターンをどの組も読みアンコールの嵐になります、うれしいですね〜

続いて「ちいさなねこ」こちらはこねこが外出して犬に追われるのをおかーさんねこが助けに行くお話です、ちょっと退屈したらしく何人かは席をたったりしていました
この手の話は起伏が少ないのでものたりないのでしょうか

事務室に戻ったら「ちいさなねこ」は名作と言われてハードカバーにもなっている本だと園長先生が教えてくれました、随分前の絵本なので三世代で読んでいる家族もいるかもしれません。

今回は図書館で別の本を借りて来たのですが、当日になってどうもしっくりいかないので、ここはネットオークションで買ったライブラリーの中のものを読みました、二冊とも自前の絵本を読んだのは初めての試みでした、買った直後に見たときはあまり魅力を感じなかった本もその後読み直すと結構おもしろいものもあります、なぜでしょうねー

で、今日はこんな話を作ってみました

        よっちゃんのいす  

きょうは えほんをよんでもらうひです

よっちゃんは ほいくえんで えほんをよんでもらうのが とてもすきです

いつもはみんな ゆかにぺたんとすわってききますが きょうはうしろだけ

いすがあります なんだかいすだとらくそうだし えほんもよくみえます

よっちゃんも いすにすわろうとしたら もうおともだちがいっぱいすわって

いすはありません すわりたい すわりたい すわりたい よっちゃんも

すわりたい だんだんなみだがでてきました 

そしてあーんあーんとないてしまいました そしたらせんせいが 

だっこをしてくれて せんせいいすになりました 

やわらくてきもちのいい いすです よっちゃんはなんだかうれしくなりました

*よっちゃんは仮名