ゆうこのゆるゆる通信

おとぼけ天然キャラ(*^_^*)箏奏者・福田優子の周りで起こる、日々諸々のこと

桜咲く

クリスマスに頂いた桜の枝、満開になりました。
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こちらは若干葉桜気味。
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と言っても実際には葉っぱは出ていないのですが、何故か緑が目立ちます。
日当たりによって花の色が大分違うようです。
大きな瓶はどうしても日当たりに恵まれず、花の開き方は控えめでピンクが濃く、もう葉っぱが出てきてしまいました。
青い瓶の方は伸び伸びと花開き、色は白っぽく、葉っぱはまだあまり出てくる気配がありません。
面白いなぁ。
外の桜の木と違って強風にやられないので、ずっと見頃を楽しんでいます。

お弾き初め…その他

1月14日(土)、沢井箏曲院東北支部長の菊池文恵先生のお弾き初め会に混ぜて頂き、仙台教室の生徒さん3名が日頃の成果を発表いたしました。
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菊池先生のお弟子さんは演奏活動をされる方がいたりとハイレベルな方ばかりです。こんな中で演奏するのはとても緊張すると思いますが、その経験が自然とモチベーションを上げ次に繋がっていると感じます。
3名とも今年は二度目の参加で、昨年とは比較にならないくらいレベルアップしました。
また、隣で伴奏しながら
「舞台度胸も随分と付いたなぁ」
と感心。こればかりは本番を何度も踏まないと付きません。
それぞれ反省点はあったようですが、
みんなとても良かった!!

そして今日は品川区の小学校の朝礼で、箏の演奏をして参りました。
15分と言うわずかな時間ですが、「千鳥の曲」と「鳥のように」を抜粋で演奏しました。

江戸時代の人が、波や千鳥が舞う様を表現しようとした音楽
それから
現代の人が鳥のように飛びたいと憧れて表現した音楽

小学生には少し難しいかもしれないと思いましたが「知らない音楽にも耳を傾けて何かを感じる」と言う事を知って欲しいと思い選曲しました。
伝統楽器が残る事も大切ですが、それ以上に子供達の感じる力を広げるお手伝いができたら嬉しいです。

箏衛門動画を公開しました

お知らせが遅くなりましたが、昨年7月の箏衛門28thコンサートより、「二つの群の為に」の動画を公開しました。

この曲、今や高校はもちろんのこと中学校の箏曲部でも演奏されるんですよね。
子供の方が練習量多いし器用だし大人顔負けの演奏をするので、私達の方が下手だったりしてと些か不安になり、公開する前に密かに聞き比べ(大人気ない)。
結果、それなりに熟練した大人の演奏をしていて一安心(大人気ない)。

ミスはさておき、もう少し音楽的に詰められたなぁと惜しく思いました。
合奏に入らず全体を俯瞰して見てくれる人がいたら、もう一段レベルの高い演奏ができた気がします。
西洋音楽の指揮者ってこういう欲求から生まれたんですかね。

後半の17弦を打楽器的に扱う部分はソロを際立たせるために音量を抑えたのですが、勢いまで削がれてしまっていて、これも残念です。迫力やキレの良さを維持したまま音量を小さくしたかったのですが。
自分でやっているつもりでも動画でチェックすると全然違いますね。
演奏会を撮影するの、結構大事だな。

ウェディングコスチュームショー

今日は横浜のホテルでウェディングコスチュームショーのお仕事をして参りました。
10組中2組が和装で、この和装の時に箏の演奏をして欲しいとの事でした。

演奏したのは「エトピリカ」と「You raise me up」の2曲でしたが、「You raise me up」の方は箏用の譜面が出版されておらず、いくつかピアノ用や他の楽器用にアレンジされた楽譜を探し、それを元に箏でも違和感がないように手直しをしました。
お仕事を頼まれて曲が決まったのがクリスマスを過ぎていたし、両方とも弾いたことがなく、おまけに片方はアレンジするところから始まったので、年末年始がわりと休みが多くて良かったです。

ピアノ譜をそのまま弾くと音域が足りず、強調される音や音質のバランスがピアノと違い不協和音に聞こえたするので、手直しの必要があります。
不思議なんですよね。
内弟子時代
「当日リクエストでピアノ譜に弦名を振ったら本番で大初見大会」
と言う仕事もありました。
弾きながら

何か変な和音〜
会場もシ〜ン

と言う辛い体験も。

試行錯誤できる時間があって良かったです。

そして今日は朝7:15頃ホテルに入り、リハーサルをやる事二回。
箏の音源を元にリクエストされた訳ではないので、弾いてみたら総合演出の方のイメージと若干違い、その場でさらに曲に手を加え、結構ドキドキで本番を迎えました。

10組のカップル毎に音楽や照明を変えるので、音響・照明さんもリハーサルでは試行錯誤したりタイミングが合わなくて失敗したりしたのですが、本番は全部きっちり決まりました。
プロの人はすごいなぁと感心。こういうの慣れてるんですね。

私と言えば、最近は定型化した仕事が多く、瞬発力と判断力が低下しているのを痛感しました。こういう仕事もやらなくちゃなぁと思った次第。
一緒に仕事してくれた小林真由子ちゃんが、演出家の意図を素早く呑み込んで変更の提案をどんどん出してくれたり、意思疎通を図ってくれたのでとても助かりました。
真由ちゃんいなかったらトラブってたか、少なくともあんなスムースに行かなかったと思います。

基本人見知りで、知らない人とのやり取りはストレスです。
気が付いたら色々言い訳をして内輪に籠っていたなぁとこちらも反省。
もうちょっと訓練して慣らそう。
人生辛い事から逃げてはいけません(自戒)

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と言うことで仕事終わりに二人で撮影。
高校時代から変わりません。横幅も…
本当に真由ちゃんはスレンダーなんですよ。
リハでモデルさんのドレス姿を眺めながら、真由ちゃんはモデルさんと同じレベルだよなぁと感心。
私は肥満ではありませんが、この二人並んだ写真では、真由ちゃんが痩せているのではなく、私が太って見えますよね。
モデルさんやモデルさんを使う業者が痩せ型を指向するのはそれなりに根拠があると思います。
勿論ものには限度がありますが。

男性のモデルさん達もみな「顔はどこ〜?」と探すほどの小顔でした。
10頭身ぐらいのかんじ。

ショーの最後にモデルさん達が花を一本づつお客様に配る演出があったのですが、あんな爽やかイケメンのモデルさんにニッコリ微笑まれて花なんか渡されたら卒倒しそうです。
最近若い男の子が好き(苦笑)
良い目の保養になりました。
…って、これセクハラ発言になるのかな?

明けましておめでとうございます

皆様明けましておめでとうございます。
2017年もよろしくお願いいたします。

今日は演奏仕事がないので、週末の仕事のアレンジの確認とか他の曲の練習などをしてすごしています。
それにしても暖かなお正月ですね。窓を開け放しても11℃もあります。
昨日は演奏の仕事があって朝6:00頃家を出たのですが、いつもの年と違って身を切るような寒さがなく、なんだかあまりお正月の感じがしませんでした。

暖冬のあまり、近所の気の早い白梅もこの通り
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咲いてしまいました。
しかもクリスマス辺りから。

さらに門の前の紅梅まで一輪・二輪咲いているのでこの冬は本当に暖かいです。
来たる夏が怖い。

さて、クリスマスに合わせてお世話になっている方から桜の枝を頂きました。
啓翁桜と言って、冬に咲くように特別な育て方をしているようです。
なんて素敵なプレゼント!感激です!!

残念ながら花道の心得がないので水盤や剣山もなく、仕方なく大きな花瓶に生けようと思ったら花瓶もない!
どこに行ったのか、どこにも見当たらない!
仕方ないので梅酒を作る密封瓶にドボン…
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我が家は本当に飾れるような素敵な雰囲気の場所がありません。
あまりに風情がないので、気に入って取っておいたお酒の瓶に一本いけてみました。
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我が家で、多分一番文化的な場所です。
ポロポロ落ちた枝ももったいないので、使わなくなった醤油差しへ
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なんとか咲いてくれそうです。
この啓翁桜は葉桜まで楽しめるそうです。
どんな風になっていくんだろう。
楽しみだなぁ。

今年も年が暮れ

皆様大変お世話になりました。
2016年もあっという間にお終い。
明日からは2017年です。

…と言っても今年は土日とお正月休みが重なって休みが短いせいか、どうも年末の感じがしません。

さて、私が近江楽堂で箏・笙・声の音色に浸っていた12月26日はフジテレビの「SMAP×SMAP」の最終回だったそうで。
そう言えばSMAPは12月31日付けで解散でしたね(まさか知らない人はいないと思いますが、一応、日本を代表する男性アイドルグループです。歳の頃は私と同じくらいです)。

内弟子時代にこの番組の「ビストロSMAP」という、ゲストに創作料理を作るコーナーが好きで「美味しそう」「食べたいなぁ」と思いながら毎週見ていました。あとコントも結構好きでした。
が、特にファンではありませんでしたし、SNSの方は個性派アーティストや作曲家ばかりフォローしているせいか、全く話題に出なかったのですっかり忘れてました。
そのため、翌日沢井先生の事務局へ行ったら、そこで流れているラジオがずっとSMAPの話題に終始しているし、どこへ行ってもSMAPの話題ばかりで世の中の反応に驚いたのでした。

で、前述のようにファンではないのですが、思い出はあるのです。

高校2年生で仙台の高校に転校して驚いたのは「追っかけ」を趣味にしている人の多さでした。「追っかけ」と言う言葉も転校して知りました。
2学期になって教室の後ろの委員会ごとの掲示板に、とある書き込みが書かれました。厚生委員会とか保健委員会とか、委員の名前は忘れてしまいましたが、そんな感じの委員の署名で

「花王のマークを集めています。皆さんご協力下さい」

ベルマーク集めのようなものだと思い、なにか福祉の役に立つのだろうと皆シャンプーやら化粧品やらについた花王のマークを集めては委員に渡していました。

ある日、私は委員の1人に呼び止められました。
「福田さん今度いつ東京に行く?」

当時私は芸大受験のため毎月東京へレッスンに通っていました。
次に行く日を答えると
「これを東京で投函して欲しいんだけど」
と葉書の束を渡されました。

それはSMAPのコンサートの応募葉書!
そこに貼られていたのはなんとあの花王のマーク!

東京在住のファンクラブ会員向けのコンサートがあり、わざわざ東京の友達の住所を借り、委員会の名義で集めた花王マークを貼り、消印で怪しまれないよう東京で投函しよう、と言うことだったのです。

まぁ!なんて知能犯!

もちろん葉書は頼まれた通り東京で投函しましたよ。目黒区のポストへ都合2回くらい。
あまりに真剣で必死で、どうしても行きたいと言う熱意にほだされて協力しました。

こんな事が可能だったのは各クラスの委員のほとんどがSMAPの追っかけだったからです。
コンサートの募集要項が出た時期と委員の交代の時期が重なったので計画を立てて立候補したようです。
花王のマークの件については途中でだんだんみんなに真相が知れ渡ってきて一部の顰蹙を買っていましたが、騒ぎにもならず、責められる事もなく、それ以外はごく普通にきちんとお仕事をし任期を全うしていました。

この小さな事件がなかったら、SMAPに注目することもなかったし記憶にも残らなかったでしょう。

それにしても、仙台の高校は知恵(時に悪知恵)と工夫で人生を乗り切っていくバイタリティのあるタイプが多かったんだなぁ。

果月の瞬き

12月26日、箏奏者の今西玲子さんの企画したコンサート「果月の瞬き」に行ってきました。

初台の東京オペラシティの中に近江楽堂という小さなホールがあります。
四つ葉のクローバーがドーム状に立ち上がったような構造をしていて、礼拝堂のような神聖な雰囲気と不思議な響きを持ったホールです。公式サイトはこちら。写真をクリックすると他の写真も見られます。
平面プランはこんな感じです。
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コンサートの情報を知った時、藤枝守先生の「植物文様」をこの神秘的な空間でやるなんて!絶対聞きに行かねば!と思いました。

オープニングは、演奏者がゆっくり歩きながら夫々声を発したり奏したりして始まりました。
十字形のホールに音が乱反射し、移動するにつれて音源とは反対のドームから音が聞こえてきたり、急に背後の壁から音が聞こえてきたりします。

笙は、立っている場所によっては、まるで光がプリズムを透して分解されるように音の成分が分離され、成分毎に違う動きをしました。
また、行川さをりさんの柔らかな声は顔の向きを少し変えるだけで響き方が変わりました。
移動しながら演奏した曲は、音響的な遊びも意識していたように思います。

久々に近江楽堂で聞きましたが、このホールは難しい!けれど面白い!!

最も楽しみにしていた藤枝先生の「植物文様第十一集 筝笙二重奏曲」。
昨年ライブハウスで聴いた時は、今まで分からなかったことがスッと飲み込めて大変な感動を感じながら聞きましたが、今回は落ち着いた冷静な気持ちで聞くことができました。

植物に電極を付けて、
データを取って、
MAXでプログラムして、

と言うと人工的で難しく感じますが、それは手段の話。
この曲では植物の囁きに耳を傾け、植物の宇宙に共振する感覚が大事なのだと思います。

今西さんの持っている世界観や演奏する時に創り出す空間は、「植物文様」のもつ世界とかなりリンクしていると思います。
「この曲のためにある人」とか「この人のためにある曲」とかありますが、ちょうどそんな感じで、同化とか融合・溶融と言う言葉が合うほど、お互いそのものになっていると感じました。
目を瞑ってたゆたう旋律を聞きながら、この曲を弾いて、直接自分の音で植物の世界を感じてみたいと強く思いました。同時に、すごく弾いてみたいけど、私には弾けないかもしれないなぁとも思いました。

後半の最後に演奏された今西さんの作品「秘色の雨」はこれも大変静かな曲で、私の大好きな曲です。
近江楽堂でこれを聞けて良かったと思ったのは、箏と笙の音色が完全に溶け合ったことです。
近江楽堂のドームの四隅は出入口になっていて、上に出っ張りがあります。溶け合った音はその出っ張りを止まり木のようにしてドームの中を飛び回るように響きました。
聴いている途中で「そうだ、これは龍と鳳凰の舞だ」と気付きました。
箏は龍になぞらえられますが、笙は鳳凰なのだそうです。

さて、私にとって音楽は常に真剣に対峙するもので、コンサートでは癒しを求めて聞いた事はありません(BGMでたまに音源をかけたりしますが、それは音楽を聞く行為の範疇には入れておりません)。
このコンサートも、一片の世界も見逃すまいと真剣に聞きましたが、終演して初台の駅に向かっている途中、ストレスやプレッシャーからくる体の緊張がすっかり取れてとても楽になっている事に気付きました。
まるで温泉から上がったような、マッサージ治療をしてもらった後のような感覚。
MCで今西さんが「皆さんリラックスされていると思いますが」と盛んに仰っていましたが、私はあまり意味を分かっていませんでした。

本当に音楽は色々です。
音楽に求めるものも思想も色々です。
ずっとほぼ同じ世界で同じ価値観で音楽をやってきましたから、こうやってビックリしながら色々な思想の音楽に出会えたらいいなと思います。
livedoor プロフィール
福田優子箏演奏会
〜物語ること6〜

日時:2016年5月8日(日)
開場:14:00/開演:14:30
詳細はこちら

仙台で行っていたコンサートシリーズ「物語ること」を東京でも開催いたします。
是非お越し下さい。

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