ゆうこのゆるゆる通信

おとぼけ天然キャラ(*^_^*)箏奏者・福田優子の周りで起こる、日々諸々のこと

橋をわたって(ver.唐津)

高橋悠治さんの十七弦独奏曲に「橋をわたって」と言う曲があります。私が子供の頃、一恵先生がライブで「讃歌」と共に必ず演奏していた曲で、「讃歌」と同じくらい大好きな曲です(でもまだ弾いた事がない!)。

さて、休日2日目も疲れが抜けずベットで寝ていたら、掃除の方に起こされました。
掃除はして欲しいけれど疲れて外出したくないなぁと思っていたので
「部屋にいて良いですか?」
と尋ねたら迷惑そうな顔をされ、散歩に出る事にしました。

と言う事で、例の長い長い橋へ
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袂に立ってみると
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気持ち良いほど真っ直ぐに延びて渡りがいがありそうです。
渡る途中、橋の上から唐津城が見えました。
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ゼミの恩師、三隅治雄先生が書いた本に唐津の名前が出てきます。たしか芸能が伝播したルートとして唐津を重視されていたと記憶しています。
地図で見ると
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朝鮮半島との間にそれこそ橋渡しするように壱岐と対馬があり、簡単に渡れそうです。
今は風光明媚なリゾート地ですが、昔は交易で栄えたんだろうなと思いました。

さて、私が大好きな高橋悠治の「橋をわたって」は、ベトナム民謡をモチーフにしています。歌の中では若者が恋人に会いに行くのですが、
私はGoogleマップで検索した、橋のすぐ側にあるスーパーに行きました。が、本格的な業務用スーパーで小分けした商品がなく見事にフラレれ、橋の袂のロッテリアで昼食を取り、また橋を渡って帰りましたとさ。






リゾート唐津

金曜日の公演の後バスで228km移動し、今、佐賀県の唐津にいます。
ホテル・リゾーツ佐賀唐津と言うホテルに泊まっています。
ホテルの立地はここ
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車がないと事実上陸の孤島ですが、風光明媚なリゾート地で、砂浜に沿って広がる松林が実に美しいです。
部屋の窓からは松浦川に架かる長い長い橋が見えます。
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早朝に目が覚めたら干潮で川底が覗いていました。
潮が戻るとこんな感じ。
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反対側は唐津湾が広がっていて、エレベーターホールから一望できます。正に絶景です。
が、広角レンズでないと絶景が絶景として撮れないので、すみませんが想像して下さい。

海岸が目と鼻の先なので、夕方、松林を暫く散策した後に砂浜に出てみました。
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海を撮ろうとスマホを向けたら、なんだか自分の影が面白かったので"自画像"を撮影。
キリコにこんな感じの絵がありませんでしたっけ?
砂浜からの眺めはこんな感じです。
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夕方の光線が物憂げで、なんとなくアンドリュー・ワイエスの世界っぽいです。
実際の空間的広がりはこの倍以上あるのですが、スマホの画面から覗いた雰囲気が面白かったので、あえて狭く切り取りました。

ところで、散歩に出る時にフロントでさくらちゃんとすれ違いました。ちょうどお散歩から帰ってきたところで、砂浜への出方を教えてもらいました。
ふと見たら、さくらちゃんの手には綺麗な貝殻がいくつか握られていました。
さて、砂浜へ出た私、貝殻よりもむしろペットボトルやストローなどのプラスチックゴミについつい目がいきます。そして馳せる想いは海を漂うマイクロプラスチック…
全くロマンチックじゃありません。
同じ風景を見ているのに、目に入るものが全然違うと、我ながら可笑しくなってしまいました。
いかにも私らしいです。

今年の猛暑のあと体調が戻らないまま公演に突入してしまい、暑い会場での公演が続いていたら、瞼にアトピーっぽいものが出てきたり、ちょっと変調の兆しが…この2日で何とか調子を戻さねば!


熊本滞在(3)

熊本最初のホテルはお城に近い、ホテルドーミーイン熊本でした。
ここのホテルは21:00から23:00まで、夜鳴きそばと言うラーメンのサービスがありました。
小腹が空いたので行ってみたら、後輩達がいました。
その中の1人が、私が幸せそうに食べている様子を写すのが実に上手いのです。
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こんな事をしているので、1週間で2kg太りました。

5日(金)に一度東京に帰り、8日(月)に今度は三井ガーデンホテル熊本に泊まりました。
フロントのソファにくまモンの縫いぐるみが思わせ振りに置いてあったので、もちろん
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こうしない訳にはいきません。
これも同じ後輩が撮影。
ちなみに、熊本へ向かう飛行機で一心に外の風景を眺めている様子も盗み撮りされてました(笑)
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離陸の時かなぁ着陸の時かなぁ。
離陸の時だったら、どの飛行機も離陸後すぐに同じ方向に急旋回していくので、「これは横田空域のせいかなぁ」と考えていました(この顔で)

ところで、休日を挟んで同じ熊本市内のホテルに泊まるのに、重い荷物を一々東京まで持って帰るのは大変なので、ドーミーイン熊本をチェックアウトした際に、次に泊まる三井ガーデンホテル熊本へ荷物の一部を送りました。
が、あとで地図を調べたら、なんと両ホテルは僅か490mしか離れていませんでした。
歩いて取りにいける距離をわざわざ宅急便で送ったと言うわけです。
ヤマトさんお仕事増やしてごめんなさい。
集配と営業所の人、絶対大ウケだったに違いありません。





熊本滞在(2)

熊本県立美術館は熊本城の敷地の中にあります。
という事で修復中の熊本城もちょっと見てきました。
地震があったのは2016年なので2年も前なのですが、今でもこの状態。
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石垣が完全に崩れてただの土手になっています。
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上の建物も、むしろよくぞ2年間もこのままの状態で耐えたというべきかもしれません。
崩れた石垣の石はこのように番号を付けて並べていました。
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が、未回収のものも
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完全に修復が終わるまで随分時間がかかりそうです。

街中でも、おそらく2年間放置したのでしょう。風化したブルーシートがボロ切れのように垂れ下がっている家を、移動のバスの窓から見かけて胸が痛みました。文化財修復も大切ですが、人の生活の再建も大事です。





熊本滞在(1)

10月4日は1日お休みでした。

熊本市の中心部にあるホテルにいたので、朝食の後、ウォーキングを兼ねて熊本城へ。

城の敷地内にある県立美術館に細川コレクションがあるので行ってみたら、道を間違えて修復工事で入れない門に行ってしまい、ぐるっと大回りをしてキツい坂を登って着いたら、なんと閉館でした。106日から始まる展示の準備でお休みしているとのこと。

がっかりしていたら、美術館の方が

「水彩画展とアール・ブリュット展をやっているから、せっかくだから見て行って下さい」

と案内してくれました。

という事でまずは水彩画展の方へ。

日本水彩画会と言う団体の展覧会でした。http://www.nihonsuisai.or.jp/index.html

最初の部屋を見回して目に留まったのはこの絵です。

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暖かいエネルギーがあって良いなと思いました。

1巡目に技法は素晴らしいと思ったものの今一つ気に入らなかったのですが、2巡目に見てやっぱり好きかもと思って見たのはこれ。

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使っている絵の具は多分一色か二色で、写真では分かりにくいのですが、絵の具が盛り上がる程の厚塗りと墨絵のような薄塗りを使い分け、抽象的に描いているのに全体としては森に見える不思議な絵です。

何度見ても好きだったのはこれ。IMG_2660

細く描かれているのに上に向かうエネルギーを演出する茎、画面の上方に行くほどに大きく描かれる葉のリズム、白、黒、緑の色の対比がとても気に入りました。

もう一つ気に入ったのはこれ

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湿度のある感じで、柔らかで落ち着いて優しい雰囲気が気に入りました。

水彩画と言っても実に多様な技法があり、面白かったです。

アール・ブリュット展は熊本県内の障害者の作品を展示したもののようでした。
art brut は、アール・ブリュと読むのだとずっと思っていました(ブリュットと言われるとbrutteという綴りを思い浮かべます)。
良かったと思ったのはこの方の作品でした。
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一つ一つのモチーフをプリンターで出力して貼り合わせた作品で、奇妙な生々しい立体感があって非常に良いと思いました。

ただ、展覧会全体としては、長年作品を発表している人と、作品を作り始めて数年の小学生を、障害者と言う枠で一括りにしている態度が共感できませんでした。

昔、「外国人演奏家による邦楽の演奏会」と言う企画を音楽学の某大物先生が主催し、それを聴きに行った事があります。
いざ始まったら、プロの能楽師から芸大の副科で長唄を専攻している学生まで出ていて、なんでせいぜい2年しかやっていない素人の長唄を聞かないといけないのかと腹が立ちました。外国人だろうと日本人だろうと素人芸は面白くありません。
一緒にされたプロの能楽師だって随分プライドが傷付いたと思いますし、大物先生の見識を疑いました。あれとよく似ているなと思いました。

長年作品を発表し続けている人はプロと言って良いと思います。
たとえ障害が作品の良さに影響を与えていたとしても、「アール・ブリュット」と言う枠をはめ込むのは偏見の一種じゃないかなと思いました。



学校巡回公演2018

文化庁の学校巡回公演、無事に4校を終え東京に戻ってきました。

明日月曜日にまた熊本へ行き、今度は2週間滞在します。


自分が歳を重ねているせいか、年々子供達の可愛いさが増しているように感じます。

一緒にアナと雪の女王やジブリのメドレーを歌うと、もうすっかり仲良くなり、退場の時にハイタッチしたり(子供達は座っているので、私にとってはロータッチ)、

帰り際に

「さよなら〜」

と手を振ってくれたり、

「握手して下さい」

と声をかけられたり。


さて、どの学校も公演の最後に生徒代表が挨拶してくれるのですが、結構な頻度で

「ジブリメドレーを和楽器で弾くと和風になる」

と言う感想が出ます。

これまでは当たり障りのない感想として受け取っていたのですが、先日の公演でふと

「これは案外本音かもしれない」

と思いました。

私は和楽器の音色に長年親しんでいるので、何かの音楽に和楽器が使われていると「和楽器が入ってるな」と耳は反応するのですが、だからと言って和風に聞こえたりはしません。でも、聴き慣れていない子供達にはそう聞こえるかもしれないと思いました。

そもそも箏も津軽三味線も琵琶も尺八も、独奏を前提として作られていますから、音色に独特のアクがあります。大合奏になったら余計にいつもと違う感じになるでしょう。

最早子供達と同じように聴くことはできないので、どんな風に聴こえるて、どんな風に感じるのかなぁと考えました。


そうそう面白い事がありました。

私達のプログラムは最初に全員の合奏を二曲やったあとに「春の海」をやります。演奏しないメンバーが袖にはけ、舞台上に箏と尺八2人っきりになったら

「だいじょーぶ?」

と低学年の子が声を上げました。いきなり人数が減ったので、演奏できるか心配になったようです。

袖にもその声が聞こえ、「可愛い〜」とおばちゃん達のハートを鷲掴みにしておりました。

「んも〜可愛い過ぎて丸めて持って帰りたい!」

と言ったメンバーもいましたが、着物用に真っ赤な口紅をつけてそれを言うと、ちょっと山姥っぽくて怖いなと思いました(笑)


紆余曲折あって福岡から帰るの巻

文化庁の学校巡回公演、今週の演奏会が全て終わり、ただいま福岡空港で待機中です。
公演にあたり、ホテルや飛行機の予約は文化庁が指定した大手旅行代理店が手配します。
ネットで自分で予約できる時代のせいか仕事の質がどこも落ちているなぁと感じるのですが、今年担当の旅行代理店の酷さはピカイチで…

今日は、本当は熊本空港から出発するところ
手配ミスで福岡空港から出発になり(どうも全然違う便を予約していたのが昨日発覚したっぽい)
学校から2時間かけて福岡空港まで遥々やってきました。
熊本と飯塚のホテルは、私の名前ではなく他の人の名前で予約されていたし。
でもとりあえず無事に東京に帰れそうです。

おっと!愚痴を言っていたら搭乗手続きが始まった!
では

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