ゆうこのゆるゆる通信

おとぼけ天然キャラ(*^_^*)箏奏者・福田優子の周りで起こる、日々諸々のこと

2015年02月

女子高生とスカート

中学・高校に通っていたのは遥か昔ですが、そう言えば「校則」と言うものがあったなぁとふと思い出しました。
今にして思えば、どうでも良い小さな事に随分躍起になっていたものです。

転校した先の高校では服装に関する決まりが細かくありました。おまけに転校早々、なんの因果か風紀委員になったような記憶があります。
それまでは服装に拘らない学校で過ごしていたので、まぁ校則を覚えるのの難しかったこと!
まず、

「ルーズソックスは禁止」

「…ルーズソックスってなんですか?」

90年代半ばから10年ほど全国的に大流行したルーズソックスも、当時はまだ一部地域でしか流行しておらず、千葉の高校では聞いた事もありませんでした。
見れば分かるよ!
と言われましたが、しばらく分かりませんでした。

「ヘアバンドは良いけど、カチューシャはダメ、ターバンもダメ」

「ええっ?ターバン??」

インド人が巻いてるターバンをしてくる人がいるんだと驚いたら、幅広のヘアバンドの事でした。

スカート丈の検査は滑稽でした。
椅子の上に立ち膝になり、裾が座面に付いていたらOK。
そのため丈の短い生徒は一生懸命腰を低くして
「裾はちゃんと付いている!」
と主張するのです。
ウエスト部分を折り返して短くしている人は、澄ました顔でクルクルと元の丈に戻し、検査が終わるとまた澄ました顔でクルクルと折り返して短くします。
なんとも漫才のような光景でした。

ちなみに私が通っていた千葉の中学は校長先生が
「成長期で背が伸びるんですから、丈を決めたら(買い替えないといけなくて)大変でしょう」
と仰って長さの決まりはなく、
千葉の高校では、制服を改造する人はむしろ丈を長くする方向に向かっていたので、少々短いくらいなら何も言われなかったような気がします。
所変われば良し悪しの基準も変わるものです。
スカート丈の検査の目的は
「服飾に気を取られていないで勉学に集中しろ」
と言う説明でしたが、もし膝下3cm丈が大流行して、みんなが支給されたままの長さのスカートに夢中になったら、それも取り締まるんだろうか?と考えたりしました。

女子高生のスカート丈は、仙台の高校では私が転校する頃にはすでに短くなっていましたが、どこに行っても短くなったのは大学に入ってからのように思います。
それから20年経ってもまだ膝上が定番なので、よほど支持されているんですね。
親のような歳になってみると、短いスカートは元気よく見えて可愛いと思います。

余談ですが、実は私も堂々と校則違反をしていました。

仙台の高校は、ブラウスにベストかセーターを着ていれば冬服、半袖長袖に拘らずブラウスのみなら夏服と規定されていました。
ところが校舎内は教室はもちろんのこと、廊下からトイレまで、至る所にセントラルヒーティングが入っていて全館一斉暖房だったので、私は冬場は暑くてセーターを脱いでブラウス一枚で過ごしていました。結果的に常に夏服。
ある時友人に不思議そうに
「いつも夏服だよね?」
と指摘されましたが、
「だって暑いんだもん」
と返事して終わりました。

あんなに堂々と年中夏服だったのに、そう言えば誰にも注意された覚えがありません。
スカートの丈に比べれば重要じゃなかったのでしょう。

雨水を過ぎて

雨水を過ぎて、もう少しで啓蟄です。
以前投稿した梅の木
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今や満開です。
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今年は門の前の白梅の花芽が、何故か随分少ないです。
そう言えば、実家のベランダに置いてあったプランターの花が、花芽も葉っぱも見事に鳥に食べられて母ががっかりしていましたが、もしかしてこちらの白梅も!?

この暖かさで、なんとカエルまで出てきてしまいました。

湿気を含んだ空気も!
蕾が膨らんできた木々も!
恋愛真っ只中のノラ猫も!
なんとなく世界がザワザワと動き始めた感じがします。
春ですね〜

沢井比河流作品講習会in仙台(一般の方も受講可!!)

だんだん春らしくなってまいりました。

さて、ちょっと告知!
3月29日(日)に、沢井比河流先生の講習会が仙台であります。
これは要チェックです!なぜなら、

●私が記憶する限り、比河流先生の講習会が仙台で行われるのは初めて!!

●しかも、沢井箏曲院の会員でなくても誰でも参加可能!!!

仙台では滅多にないチャンスです。皆様是非ご参加下さい。
沢井箏曲院の公式サイトでもご案内しております→こちら

詳細は以下の通りです。

沢井比河流作品講習会in仙台
[曲目]
・OKOTO〈沢井比河流〉初〜中級向け
・砧三章〈沢井忠夫〉上級向け
・宙々〈沢井比河流〉初級向け

[演奏鑑賞]
・絲乱舞〈沢井比河流〉

[日時]2015年3月29日(日)10:00〜16:00

[会場]見瑞寺(仙台市宮城野区榴岡3-8-30)
   
[料金]
・箏参加者 7,000円
・学生 5,000円
・見学 4,000円(昼食なし)
※受講費に貸箏代・昼食代を含みます

[申込み・問い合わせ]
菊池文恵 tel&fax 022-275-8193
梅岡友紀子 tel&fax 022-274-2168    

[申込〆切り]
3月10日(3月13日受講費納入期限)
      
※沢井箏曲院会員以外の方も受講可能です。
※定員80名になり次第締め切らせていただきます

と言うことで、皆様是非お越しください。

2015-02-18-11-24-50

復興応援アートプロジェクト「真夜中の遊園地」に参加しました

ご無沙汰しております。

気が付けば2月も半分過ぎていますね。
暦を作った人はどうして2月だけ中途半端に28日にしたのでしょう?
あっという間に終わってしまうので、忙しいやらがっかりするやら…

さて、昨年の後半以来怒涛の毎日を過ごしておりましたが、ここに来てようやくホッと一息ついております。

先週7・8日は「復興応援アートプロジェクト『真夜中の遊園地』」に参加しました。
東日本大震災被災地復興応援のチャリティー公演で、収益を寄付すると言う事だったのですが、私の出演が決定したのが1月初めと遅かった事もあり、全く宣伝できずに申し訳ない事をしてしまいました。
おまけに、最初に先輩の小林道恵さんに声を掛けて頂いた時には、何の企画かよく理解していませんでしたし…

終わってしまいましたが、詳細については主催の中村俊哉さんのブログをご覧下さい→こちら

中村さんに初めてお目にかかったのは2013年の、やはり中村さんが企画した東日本大震災復興応援企画「テラレボリューション」に参加した時の事です。
物腰の柔らかい控え目な雰囲気の方で、とてもこんな企画を継続して行なうパワーがあるようには見えませんでした。
でもこの4年、南三陸でイベントを立ち上げたり、ずっと熱い思いを持ち続けて活動をしていらっしゃいます。
本当にすごい事だと思います。
次に声を掛けて頂く機会があったら、もっと収益が集まるよう私も頑張ります!

ところで今回は演劇仕立ての公演でしたが、舞台美術の素晴らしさにはとにかく感動しました。

劇の主な舞台は「真夜中の遊園地」と言う謎の遊園地。背景の中心となるのはメリーゴーラウンドです。
これは全くの平面の板に描かれていたのですが、質感や色を巧みに変化させ、照明を当てると立体に見えるように作ってありました。
しかも!劇場のどこから見ても立体に見えるのです!
これは不思議!

どんな物かは中村さんのブログをご覧下さい(勝手に写真を拝借する訳にもいかないので)→こちら
何枚か写っていますが、全部見ると凄さが分かると思います。

製作は舞台美術家の吾郷順治さんと、お弟子さんの江静さん。

リハーサルの後、吾郷さんに色々お話を伺う事が出来ましたが、より立体に見えるかどうかは照明さんの腕次第なのだそうです。で、リハーサルの段階で照明さんのやり方に合わせてさらに手直しをしているとか。
表現のあり方など音楽に通じるお話もあり、とても勉強になりました。

まさかチャリティーに参加してこんな素晴らしい体験ができるなんて!
本当に勉強のネタってどこに転がっているか分からないものですね。




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