公益社団法人大阪府工業協会主催『設計技術者が実践するVE提案の進め方』研修を、
2020年7月31日(金)10:00~17:00に大阪府工業協会にて開催します。
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設計技術者が実践する
VE提案の進め方
設計者の技量が試される設計製品の”コスト低減””機能向上”能力
(大阪開催)


【主な内容】
VE(Value Engineering)とは、製品の価値を、それが果たすべき機能とそのためにかける
コストとの関係で把握し、価値の向上をはかる手法です。環境がめまぐるしく変化する昨今、
安いものをたくさん作るだけでは、多様化し高度化した顧客の要求を満たすことはできません。
何をすべきか、どんな働きを果たさねばならないのかを常に見直し、製品やサービスの価値を
高めていくことは欠かすことができません。VE は、まさに価値向上のための管理技術といえます。
本セミナーでは、VE に精通した講師が事例をもとに技術者に必要な VE の進め方を解説します。 

【開催地】大阪

【開催日】2020年7月31日(金)10時~17時

【会場】大阪府工業協会 研修室(大阪市中央区南本町2-6-12 サンマリオンNBF タワー4F)
     ※地下鉄 御堂筋線・四つ橋線・中央線「本町」駅9 番出口より徒歩4 分
     ※堺筋線・中央線「堺筋本町」駅8 番出口より徒歩3 分
          
【プログラム】
1.VE(バリュー・エンジニアリング)の本質 
 (1)VEと他の管理技法(QC、IE)の違い 
 (2)企業にとってのVEの必要性 
 (3)VEの5つの基本原則 
 (4)VE実施手順(10の詳細ステップ) 

2.事例に学ぶVEの効用 
 (1)コストダウン事例       ~購入品コスト低減、製造コスト低減など 
 (2)機能アップ事例  ~新技術品の採用による製品性能向上、コストは現状維持 
 (3)機能アップ&コストダウン事例 ~設計変更による製品性能向上とコスト低減 
 (4)機能強調事例         ~製品性能大幅向上とコスト微増で売上拡大 
 (5)失敗事例      ~コストダウン&機能ダウン事例(安かろう、悪かろう)

3.製品改善(コスト削減、機能向上)VEの取り組み方 
 (1)製品改善VEに取り組む目的
 (2)製品改善VEによる企業利益は向上できる
 (3)製品改善VEが対象となる範囲
 (4)製品改善VE実施時の問題点
 (5)製品改善VEのあるべき姿 
 (6)製品改善VEの進め方

4.先進企業における製品改善VEの事例 
 (1)原価企画(開発購買)
 (2)製造プロセス改善 
 (3)部品標準化
 (4)プロジェクトマネジメント
 (5)新サービス開発 

5.VE施策立案【演習】 
       機能系統図の作成による問題・課題テーマの解決策立案 

6.まとめ

 ※講義内容、時間等は変更になる場合があります。


【講師紹介】
福原 政則( 株式会社福原イノベーション研究所 代表取締役社長兼CEO)
☆④本人写真
1995 年(株)日立製作所入社。8年間の半導体研究開発、その後8年間、本社調達統括本部にて
全社製品コスト競争力強化コンサルタントや国内・海外集中集約購買リーダー、調達システム
開発リーダー、また、事業体にて原価企画・部品標準化プロジェクト主任技師、製品開発コスト
マネージャ、全社原価企画戦略責任者等を務める。
2011年、収益向上コンサルティング会社設立。現在、経営改革、調達改革、開発購買、グローバ
ル調達エンジニアリング、調達システム開発、業務効率向上、製品・サービス開発、原価企画、
コスト低減活動等を支援中。
 
【受講料】
       一般 31,900円 / 会員 26,400円(税込)


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