2012年01月22日

日本、海、奥底。

6f84201b.jpg


bf15232b.jpg


目が覚めると、香住の手前だった。

三半規管が弱いのか、車・船・飛行機などに乗る時は絶対に酔い止め薬が手放せない。
へたをすると、新幹線に乗る時も必要とする。少し体調が悪い時は、地下鉄や環状線でさえアウト。
酔い止め薬を飲んでいると、猛烈に眠くなったり、理路整然と話すことがてきなくなる。
いや、普段も理路整然と話すことはできないけれど。
目が覚めたら、香住の手前だった。朝来市はあさごと読むんですね。

蟹。温泉。日本海。

海の水平線を見ていると、恐怖を感じる。水の固まり。
高知の水平線と、日本海の水平線、沖縄の水平線。宇和島の海。全部、雰囲気が違う。
宇和島の海は、豊後水道、もしくは宇和海っていいます。
リアス式海岸なので、小さな湾が沢山ある。海の傍には段々畑のミカン畑。小さくて、穏やか。
この海を海と認識していると、日本海がデカすぎて恐いんです。
深くて黒くて荒々しい。海が迫って来そうで恐ろしい。

海の傍で育ち、災害のことを小さい頃からずっと考えていた。
尋常ではない揺れが来た時、祖母や祖父を背負って数分で裏山に登れるのか。そんなことばかり考えていた。
いつ、どんな災難に遭遇するかは分からない。他人事じゃない。
前以て、考える。

ディープブルーという映画を見て、恐怖におののいた様に、海と海の中の空間は、心臓がハタハタする。
同じ海を見ても涌き出る感情が違うことが、面白い。不思議だなぁ。
深層心理、何だろう。


2012年01月20日

アフタートーク。

0559bca3.jpg










ゲキバカさんの公演「ニトロ」アフタートークにお邪魔しました。

同じくアフタートークのゲストだった、楠見薫さんは遊気舎の大先輩。
恐縮した上に緊張しまくっていた私は、完全に変な感じになりました。
噛み合っていない感じでしたが、あえてなので!普段はきちんとお話できる関係なので大丈夫!
遊気舎に入団したのが、1999年。13年前。こんな形で共演させてもらって、感慨深かったですね。
後藤ひろひとさんも来られてて、感慨もなお深く。幸せな時間でした。

ゲキバカ「ニトロ」。男子のバカさ。熱さ!!
リンクスでは20分の持ち時間だったので、スピード感と凝縮された面白さがあって、笑いっぱなしの上、最後には何だか感動する作品でした。
今回はまた違った雰囲気の作品だったけれど、次回作品も観てみたいなと思いました。次回も楽しみ。

鈴木ハルニさんの優しさと不思議さ、素敵だった。いつか機会があったら、御一緒したいなぁ。

写真は、舞台監督・青野さん。楠見さん。後藤さん。感慨深いなぁぁ。



2012年01月19日

中崎町ミュージアムスクエア。

3a12023b.jpg







先週、石原正一さん主催の中崎町ミュージアムスクエアを観劇。脚色・演出は、ウォーリー木下さん。
作品って、作演の方の考えや人柄が透けて見える気がする。
七夕会で話すウォーリーさんの考えが、やっぱり現れている。
もしかして、それは私の勘違いかもしれないけれど。100%の勘違いではないはず。多分。
そういう楽しみかたができた。

正一さん、10作品お疲れ様でした。
NMSグレイテストヒッツが、東京と大阪で上演される。
細かい詳細はまだ発表されてないので言えませんが、東京で参加となる「幸福論」。どんな形であれ、本当に有り難い。
「幸福論」で、正一さんと共演するのは岸潤一郎さん。
ハイレグジーザス解散後、現在はNAィKIで活躍中。
物凄く物凄く楽しみ。岸さんの意気込みを聞き、考えを聞き、観ることを緊張している。
取り繕ったり、カッコつけたり、作ったりはしないだろうと思う。
真摯に向き合う岸さんから、私は沢山感じ取れるはずだ。
ひそかな、ある目標にも繋がります様に。強く思う。

「幸福論」を読んでくれた岸さんの感想を聞いた時、涙が出た。とても嬉しくて力を頂いた。宝物だ。
シンパシーを感じる先輩なのです。
楽しみだ。

チケット発売は、2月11日。中崎町ミュージアムスクエア特設ページで、近々詳細発表とのことです。
https://sites.google.com/site/hala01nms/


2012年01月17日

たいせつなこと。

933f7812.jpg
 


b865e246.jpg



物事について自分なりに考えて突き詰めることが好きで、つい集中してしまう。
先日は、考え過ぎて気づいたら髪を洗う手を止めて夢中になっていた。入浴していることを忘れたらダメだ。

考えたり話し合ったり、意見を伝え合うことは楽しい。
な、似た様な部分を見ていたり、その考えにハッとさせられる人と話すことは癒される。
コレクトエリット、重ちゃん(重田恵さん)もそんな人。思慮深い。
知恵は光なんですね。最近読んだ本に書いてあったこと。
知ることに貪欲でいたい。考えることに貪欲でいたい。
知っていてあえてなのか、知らないだけなのかは全く違う。
やっぱり、コツコツ。演劇も、演劇以外も全て。演劇以外を特に。

強さ、深さって何だろう。母となった重ちゃんと話して、空気の入れ換えができた気がします。
重ちゃんからの頂き物。絵本がとても心に響く。大事にします。


音楽と演劇の年賀状展。

ed0db09d.jpg
4b7daed6.jpg
先日、ようやく伺えました。音楽と演劇の年賀状展。
この日は夜のライブに向けて準備中だったので、お邪魔な中を見せてもらいました。
 
企画主催の山口くんの考えは、
「 年賀状はアートじゃない。でも、どうしたって送る人の個性がにじみでてしまう。
 じゃあミュージシャンとか役者とか、ライブの現場の人たちの年賀状ってどんなのなんだろう。
 というわけで、音楽や演劇やってるみなさんの年賀状をお披露目する展覧会です。」
というものなんです。
人柄や個性が出るもんですね。興味深かったなぁ。
小田島等さんが一番のツボ。色使いがね、お正月らしくなくて好き。
 
稲田の年賀状も剥げたり取れたりしてなくてよかった。一安心。
細かい作業がどちらかと好きで、それが出ている年賀状です。
あとは、ひそかに思いというか、流れる意思ですか。が、ひそかに、個人的に入っています。個人的なので、分からないと思いますが。
 
年賀状展、大阪は21日(土)までです。フラーッとお立ち寄り頂いて、眺めて下さい。
いい時間ですよ
 
 
 【大阪】梅田 OZC GALLERY
 2012年1月8日(日)〜21日(土)13:00〜20:00
 ※1/21(土)は13:00〜19:00
 
 【埼玉】川口 senkiya
 2012年1月23日(月)〜2月5日(日)12:00〜18:00
 木曜お休み
 
 【名古屋】覚王山 喫茶Jaaja
 2012年2月12日(日)〜3月4日(日)15:00〜夜中まで
 火曜・水曜お休み
 
 入場無料
 



2012年01月03日

七夕会の絆。

529ef95f.jpg






昨年12月ある日。
七夕会の忘年会を開催。
よっこんもブログで言っておりますが、私も七夕会は本当に大好き。

sunday・ウォーリー木下さん、売込隊ビーム・盟友よっこん(横山氏)と、稲田という構成。
ウォーリーさんが用意してくれた豆乳鍋をつつきながら、お酒もまだそこそこだったので真面目な話をする。
心にメモ。
ウォーリーさんや、よっこんの話が、私は好きだ。

そこで、企画が持ち上がった。
作:稲田真理(伏兵コード)
演出:ウォーリー木下(sunday)
出演:横山拓也(売込隊ビーム)

よっこんがプレイボーイを演じる。プレイボーイに対して嫌悪する稲田が、どう他者を書けるか。
その戯曲を、どうウォーリーさんが演出するのか。
よっこんのカテゴライズした役作りがどういきるのか。
冗談です。
…そんな冗談を言いながら、話す。話す。ありがとう、この時間。

七夕会の絆は固い。2013年も。

写真はよっこんに頂いた、OMS戯曲賞佳作のお祝い。
お祝いは七夕会でもして頂き、思い出になりました。
大事にしようと思います!感謝!


2012年01月01日

気の済むまで。

ea898d0d.jpg





ある日。
小堀純さんと、松田正隆さんと、お話をする。

お話できることに感謝。
松田さんから伺ったお話に、涙する。心の中でだけど。いや、うっすら涙溢れたけど。
小堀さんから伺ったお話も、考える。パチパチする。
心のメモをノートに書き写さなくては。これもお正月中にしたいな。

これから成長していく姿を報告できる様に頑張りたい。
などと考える。

この有難い状況を無駄にしないぜ!と、頭から炎が立ち上がって、深夜に歩きながら帰る道。
3時間かかった。
寒さも疲れも、考えている間は何も感じなかった。
来年、この寒さを思い出した時、私は諦めないで努力しているだろうか。
そう思った。
松下幸之助さんが言った言葉も思い出した。
それと、深夜に3時間歩くのはやめようと心に刻んだ。
道路で寝ることはとても危険だ。


少しでも良い年に。

826740c8.jpg






あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
昨年は災害が多く、被害にあわれた方も多くいらっしゃいました。
その後も、大変困難な現実を送られている方もおられます。
遠く離れていても、他人事には到底思えません。
自分たちも、同じ状況にいつあってもおかしくないですし。
被災者の方のお気持ちを考えると、色々考えてしまいます。
自分を置き換えた時、他者や遠く離れた地について、どんな気持ちになるのか。胸が苦しくなります。

被災者の方以外にも、色々な理由で現実が困難な方も沢山いらっしゃる。
自分のできる範囲で何ができるのか。演劇に対して、自分に対して、どう向き合ってるのか。
OMS戯曲賞佳作を受賞した際に挨拶で述べた様に、演劇に対して勿論努力すること以外に、人間として成長できる様に努力していきたい。
それが結果、演劇に対しても関わってくると思います。個人的に思うだけですが。
綺麗事に留まらない様にしたいなと強く思います。

田舎、帰る場所、待っている人について考えます。
私には帰る場所がなくなりましたが、田舎があることは有難い。
田舎の地を踏めないことがどんなに辛いのか、想像を絶して辛くなります。

少しでも良い年に、なります様に。




2011年12月31日

盟友よ!

2011年後半を少し振り返る。
備忘録として書いてますが、少し書いてなさすぎるだろう。
ようし、年末だと思い、ひそやかに振り返るとします。

盟友・売込隊ビームの横山氏(よっこん)と、ある日、心斎橋のお洒落なカフェで一問一答を行う。
数日後に会う機会があるのに、前倒しでお願いするあたり、切羽詰まっている感がありまくり。
いや、実際に考えがまとまらなくて、悶々としていたもの。

よっこんとは、以前から七夕会で仲良くさせてもらってまして、胸の内を話してますが、初めての一問一答。
心のメモに書き留め続ける。
演劇の捉え方。向き合い方。うん。
時間を無駄にしたくなくて、少しガツガツしたかもしれない。
それでも、スマートに助言してくれ、おみくじBOYの名前に恥じぬ、優しさと配慮ぶり。
正直、この日話したことはかなりのインパクト。
よっこんがいてくれて良かった…。ありがとう、盟友。

心のメモをノートに書き写さないと、せっかく聞いた大事な内容を忘れてしまいそう。
このお正月中に行いたいな。

この日は、OMS戯曲賞佳作受賞のお祝いもしてくれた。
お祝いのプレゼントは大事に使おうと思う。少し涙。

どう向き合うかを整理できた、大事な日でした。



2011年12月23日

強さの強さ。

dd1a3b36.jpg







或日。



三谷恭子邸に話をしに行った。
受賞のお祝いもしてもらいながら。

傍でずっと見守って来てもらった友人に考えを聞いてもらい、アドバイスをしてもらう。
おおっ!っと、声が漏れるほど、周りの色々な変化。
ドンクサイのだと思うんですよね。
だから、向き合って整理をしないと、次に進めない。
いい感じに立ち回りできれば凄いのだけども、全くできず、地面の上でジタバタしている。
虫がひっくり返ってぐるぐる高速回転してる様な。あ、いつもか。

少し整理ができた。
根っこを再確認できた。

冬を実感しつつ、お祝いの鍋を食べ、想像する。
ぶったぎる話を誰にも聞かせれない。ぶったぎるって言ってもね、自分自身のぶったぎりですから。ええ。

またしても、背中を押してもらう。
心もお腹も満たされる。
変わらない幸せと、変わる幸せ。


プロフィール
5fdf4aed.jpg

稲田真理(Inada Mari)

伏兵コード/作・演出・役者
1976年10月20日生。A型。
1999年から2005年まで
「遊気舎」に参加。
2006年、演劇ユニット
「伏兵コード」立ち上げ。

2007/9/14-16 vol.1[ふくどく]
2008/4/18-20 vol.2[棄権]
2009/3/6-8
vol.3[誰も寝てはならぬ!]