6月にある地域で
5兄妹で保護された猫ちゃんたちの
「しあわせ報告・その2」です。
預かりMさんのご協力がなければ、
厳しい外の世界で生きていく運命だった
ちいさな命でした。
なかでも今回ご紹介する「三女ちゃん」は、
400グラムという一番ちいさな身体でしたが
Mさんのおかげでスクスクと成長しました。
不安定で体調変化がおおい幼猫のときに、
体重を減らさないようにお世話することは、
1匹でもほんとうに大変なことです。
Mさん、ありがとうございました。
撮影・6月27日動物病院にて
そんな三女ちゃん。
先日の長男くんに続き、一生のおうちが決まりました。
どの猫さんもすごく可愛いのですが、
譲渡会のときは一番人気だったとのこと。
敦賀市にお住まいのご家族とご縁がありました。
遠くからお越しいただきまして有難うございました。
家族にもらったお名前は「すももちゃん」
家族みんなで考えてくれてたみたいです。
すももちゃん、家族になった日。
すももちゃんのために真新しいキャリーを
ご用意して来てくださった笑顔がすてきなご夫婦。
奥様は実家で猫を飼われてましたが、
いまのご自宅で飼われるのははじめてとのこと。
ご主人も猫を飼うのは初めてなので、
疑問に思われたことなどひとつひとつ確認されてました。
*
事前に、次男くんと一緒に待ってる写真を
お送りしましたところ、
ご家族みなさんが待ちきれないご様子でした。
次男くんにくっついて
眠そうにしてる三女すももちゃん。
(三女すももちゃんが鳴くと
体をなめて安心させていた次男くん)
*
福井市内から敦賀市までの道のりは、
ほとんど鳴くことはなく、
かわいいお耳を立てたまま警戒心むきだしで
眠っていたそうです。
自宅に到着され、やっと落ち着いて
眠りにはいるかわいい写真が届きました。
ご自宅に到着後、キャリーバッグごと
ケージの中に移動してくださったようです。
*このようにケージのなかで
キャリーバッグを利用するのは
とてもいいことだなぁ・・と感じました。
これから病院への移動のときなどに、
キャリーバッグにはいることに癖がついていると、
なにかと楽です。
万が一の災害時のときなどにも役に立つと思います。
バッグにいれられる=病院へつれていかれる=嫌!
と、猫ちゃんが覚えてしまうと、
キャリーバッグにはいることを嫌がる傾向が強くなります。
日頃からキャリーバッグをお部屋に出しておいて、
寝床として利用するのも良いですね。
ときどきオヤツを入れてあげたりして、
キャリーバッグにはいる=「たのしいこと!」
と、覚えさせておくと万が一のときに
飼い主さんはたいへん楽だと思います。
猫をキャリーに入れようとすると
全力で抵抗する場合の対処法
*
キャットケージもトイレも
ねこちゃん専用食器も爪研ぎも
ベッドやおもちゃ、いろいろなものを
すももちゃんのために用意してくださっていました。
寂しかったのか夜からずっと鳴いていたそうですが、
翌朝は「ご飯を食べおしっこもした」と連絡をいただき
わたしも安心しました。
そして夕方になって届きましたメールには、
「今日はすこしだけ慣れてくれたのか
鳴いて、遊んで、たべて、寝ての繰り返しでした。」と
かわいい写真もいただきました。
いたれりつくせりのお嬢さま生活のよう。
いっぱいしあわせになってね。
*
譲渡契約後に寄付金をいただきまして、
まことに有難うございました。
犬猫たちのために大切に使わせていただきます。