小倉利丸さん講演会のお知らせ
「監視社会を生き抜くために
~オリンピック、電子マネー経済、
ダンス禁止法を見据えて~」

 便利さとひきかえに私たちの生活がデジタルデータとして、記録・収集されています。
 日本政府は2020年の東京オリンピックのために電子マネー対応をすすめ、入国管理局では顔認証システム化が加速しています。福岡でも、高島市長のかけ声による再開発都市計画「天神ビックバン」と連動して、観光客対応のために電子マネー対策が一気に進められています。また誰もが手にしているスマホやパソコンにも顔認証システム化が加速中です。
 これらが進めば、ジョージ・オーウェルの著書「1984年」のような監視・管理社会が誕生し、個人の自由が制限されてしまうと警鐘を鳴らす人たちもいます。また騒音対策・治安維持として「ダンス禁止法(改正風営法)」での逮捕者も出ていたり、インターネット・アクセス規制対策などこれまでなかった手法によって、市民を監視・弾圧する警察の対応も、時代にあわせて様変わりしています。見えづらくなるデジタル時代の監視社会に、市民はどう抵抗すれば良いのでしょうか? 
 海外の社会運動団体との連帯をかろやかにこなすアクティビスト、また経済学者からの視点と報告を聞くことから、デジタル社会を生き抜くための手がかりを探ります。

▼講演ポイント(変更の可能性もあります)
1・電子マネー経済、顔認証システム、SNSがもたらす社会
2・東京オリンピックが生み出す市民運動への影響
3・ダンス禁止法など表現の自由をめぐる現在
4・これまでの捜査機関の強制捜査と、今後の予測
5・監視社会を生き抜くために~文化アクティビズム

■日時 2018年6月24日(日) 開場13:30/開演14:00/終了16:00
■会場 ふくふくプラザ603会議室(定員35名)
■講師 小倉 利丸さん 
   経済学者、評論家、教育者。専門は現代資本主義論、情報資本主義論。富山大学名誉教授。
■参加費    無 料 ※当日会場で小倉さんの著書を販売予定しています!
■主催 小倉利丸さん講演会実行委員会(どんがめの会、福岡地区合同労組、福岡市民救援会

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