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秋が深まってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。


西日本新聞コラム春秋にて福萬醤油のご紹介をいただきました。


「太陽王」と称された18世紀のフランス王、ルイ14世は…

2012年10月8日  西日本新聞 コラム > 春秋

 「太陽王」と称された18世紀のフランス王、ルイ14世は、絶対王制を確立し、ブルボン王朝最盛期をもたらした。「朕(ちん)は国家なり」の言葉と、壮麗なベルサイユ宮殿を築いたことで知られる

▼その太陽王が、はるか東の日いずる国、日本からもたらされたしょうゆを愛用していたそうだ。福岡市でしょうゆ専門店「福萬醤油(しょうゆ)」を営む大浜大地さんにうかがった

▼文献によると、しょうゆは17世紀中ごろ、オランダ商人によって長崎の出島から輸出されるようになった。赤道を越える長旅で変質しないよう、長崎県・波佐見で焼いた白磁の瓶に詰めて運ばれたそうだ

▼フランスの思想家ディドロは自著「百科全書」の中で「このソースはすべての肉料理の風味を引き立てる」「中国産より深く豊かな滋味」と、日本のしょうゆを絶賛している

▼当時は肉料理の隠し味として珍重され、美食家の太陽王のお気にも召したのだろう。ディドロは「ルルベ」という料理が「しょうゆによく合う」と書き残した。レシピが現存しないのが残念だ

▼「醤油ソムリエ」を自称する大浜さんは、しょうゆのさらなる進化に挑んでいる。ステーキに合うバルサミコ酢入りや、パスタやサラダ向けにオリーブオイル入りのしょうゆを売り出した。パンやアイスクリームにはイチゴ味の「スイーツしょうゆ」がお薦めだとか。21世紀のしょうゆはいかが-。太陽王の感想をぜひ聞いてみたいところだ。

=2012/10/08付 西日本新聞朝刊=



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おかげさまで、プロテニスプレイヤー錦織選手の優勝記事に並ぶ快挙に福萬醤油スタッフ一同喜んでおります。感謝です。


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