みなさん,こんにちは
福岡市健康増進課 歯科医師の安永です。

順調に,歩数を増やしていますか?
毎日コツコツって大切ですよね。
同じくらい頑張っていただきたいのが
「お口のお手入れ!」です。

突然ですが,みなさんはご自分の歯が何本あるかご存知ですか?
大人の場合,28本(親知らずを除く)の歯があります。

自分の歯,何本あるんだっけ?と思われた方,
鏡を使って確認してみてくださいね。

歯は一本一本,それぞれ形が違います。
(ちなみに,むし歯や事故などで穴があいたり,折れてしまった歯を元の形に修復するのも,歯科医師の大切なお仕事のひとつなので,1本だけ何かで抜けてしまった歯を見ても,それが,上下左右何番目の歯なのか,ときどき,とっても難しい歯もありますが,言い当てる自信があります。)

口の中では,いろんな形の歯が,それぞれの形を生かしながら,様々な働きをしています。

皆さんの中にも,歯が1本欠けただけで,顔の表情が変わったり,ものが食べにくかったり,発音がしにくかったり,体に力が入らなかったり・・・という経験をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
いつまでも,自分の歯を保つということは,健康で質の高い生活を送る上で,とても大切なことなのです!

そんな歯ですが,年をとったら歯が抜けてしまうのは当たり前だと思っていませんか?
年齢別の歯の本数を調べた調査があります。

 ↓のグラフを見てください。

グラフ
出典:厚生労働省、平成23年歯科疾患実態調査

特に,グラフの赤いところを見てください!
多くの人は,40歳から歯が失われ始めていくことが分かります。

そして,歯を失う原因の約7割はむし歯と歯周病です。
 円グラフ
出典:8020推進財団、永久歯の抜歯原因調査

むし歯も歯周病も,お手入れ次第で,予防することや,進行を遅らせることができます!

むし歯も歯周病も,原因は「プラーク」です。
プラークとは,歯垢とも呼ばれている歯の周りについている白~クリーム色のネバネバした物体で,ただの食べかすではありません。プラークの正体は,「菌」と,「菌が出しているネバネバ」が一緒になった菌の塊で,プラークは放っておくと固まって歯石となり,歯石になると,もう歯ブラシではとれません。
そして,歯石は菌にとっては居心地のいい住処になってしまうので,さらにプラークがふえ,歯周病が進む原因になってしまいます。
毎日の,ご自分での歯のお手入れに加え,定期的に歯科医院で健診を受けたり,歯石を取ってもらうことは,歯周病から歯を守るため,とっても大切な手段なのです。
無題


「プラーク」「歯石」を取り除き,毎日キレイなお口を保つことは,自分の歯を守ること♪

いつまでも自分の歯で,美味しく食事がとれて,おしゃべりや歌を楽しむことができたら,毎日の楽しさを支えてくれる,力の1つになると思います!

歯医者さんで健診を受けたの,いつだったっけ??
思い出せないくらい前の方は,いらっしゃいませんか??

痛くなる前に,むし歯も歯周病も予防して
楽しく過ごしてくださいね。


福岡市健康増進課 歯科医師 
安永