こんにちは!

気が付けば、GWも終わり、6月に

間が空いてしまいました

さて、久しぶりの今回は「血」についてのお話です


中医学には 「婦人は血(けつ)をもって本となす」 という言葉があります。

これは、女性の健康や美しさの基本は「血」にあるということです。

月経や出産などを経験する女性の身体は、血を消耗しやすく不調も起こりやすくなります。

「血」は、主に西洋医学で考える血液のことで、血が充実して体内をスムーズに流れていることが健やかな状態と言えます。


血の主な働き
  全身を巡って身体のあらゆる組織や細胞に栄養を運ぶ。
  この作用によって、臓器や目、筋肉などに栄養が行き渡り、
  それぞれが十分に機能して健康な状態が保たれる。
  血は潤いを多く含み、”静”の特徴を持つことから、身体に
  潤いを与える、精神を安定させるといった働きもある。


体内の血が不足して(※)こうした機能が低下すると、疲労感、冷え、月経不順、目の乾燥、情緒不安定、睡眠障害といった、心身の不調を引き起こす原因になります。
※東洋医学では、血の不足を「血虚(けっきょ)」といいます

また、美容の大敵となる肌の乾燥や髪のパサつきなども血の潤い不足によって現れます。

このように、女性の身体は、月経、出産、授乳、などを通じ、生涯にわたって血と深く関わっています。

その分、血を消耗しやすく、冷えや乾燥、情緒不安定といったトラブルも起こりやすくなります

日頃のケアで血の不足の予防を心がけ、身体の中からイキイキとした女性を目指したいですね

次回は、血を養うためのポイントについて語ります