2005年10月

2005年10月31日

だいぶ前(?)にワンちゃんの耳掃除について触れました。
読まれた方で耳の中を覗いてみた方もいると思います。
中にはこう思われた方もいるはず、
『で、どうしたらいいの?』
ということで掃除の仕方の話。
まず用意するのは人間用(最近はワンちゃん用もあるかな?)の綿棒と脱脂綿。
脱脂綿で耳のヒダを拭いてきれいにしてあげましょう。
そして綿棒です。
この綿棒、選び方にこつ(?)があります。
比較的柄の硬い物を選びましょう。
えらそうなことを言っていますが、
まあやることといったら耳の中を綿棒できれいに拭くだけのことです。
奥の方も拭いてあげましょう。
奥まで入れるのが怖いという方、ご安心を。
ワンちゃんの耳の穴は人間と違ってL字型をしているので
綿棒をまっすぐ入れる分には鼓膜に当たる事はまずありません。
ただ綿棒の柄が柔らかいと耳の中で曲がってしまい鼓膜に当たってしまいます。
だから柄の固い綿棒の方がいいわけです。
最後にやってはいけないこと。
無理に綿棒を押し込むのはもちろん危険なのでやめましょう。
そして水で綿棒や脱脂綿をぬらすのもだめです。
耳の中に水分が残ってカビやらばい菌やらの増えるきっかけを作ってしまいます。
市販のイヤーローションなどを使うと良いでしょう。
耳の汚れから外耳炎や中耳炎などの病気になることがまれにあります。
日々の耳のお手入れが病気のリスクを減らしてくれるのもまた事実です。
ただやりすぎにはご注意を。
もしどうしても怖い方は近くの動物病院にご相談下さい。



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2005年10月28日

テレビなんかでもよく放送されたりするので
いまさら珍しいものではないかもしれませんねf^_^;
でもそんな猫が病院にいるのもまた何かの縁ではないでしょうか。
といってもドーリーのことではありません。
実は今病院にはドーリー以外にも輝来(キラ)と芽瑠(メル)が2匹いるのですが
輝来の方が起用にドアの取っ手を下げてあけてしまいます。
テレビなどで見る映像ではよく飛び上がって取っ手を下げていますが
輝来は胴体が長いせいもあり伸び上がってとってに手をかけ
ゆっくりとドアを開けていきます。
ただ輝来本人は臆病なので病院にはなかなか出て行きませんが・・・。
時々芽瑠と2匹で脱走する飼い主泣かせの猫であります。

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2005年10月20日

ペット用のご飯って最近いろいろありますよね?
何がどう違うか分かりにくいという方も多いでしょう。
今回は犬猫用のご飯のお話です。

犬猫用のご飯は大きく2つに分けることができます。
1つはホームセンターやペットショップなどで売られている一般食と
もう1つ、獣医師がその子の病気にあわせて処方する療法食とがあります。
一般食は更にグロース(小さい子、妊娠・授乳期のお母さん用)、メンテナンス(大人用)、シニア(歳をとった子用)、ライト(太り気味の子用)などに分けられます。
療法食は肝臓や腎臓の病気や、糖尿病、肥満、心臓病などさまざまな病気に対応したご飯があります。
最近のペットフードは栄養価や素材などの面が昔に比べだいぶ改善されてきています。
なのでなんともなければ一般食をあげていれば何の問題もありません。
療法食というものは特別なご飯ではなく簡単に言えば病院食なのであしからず。
最後に、
日本語で『ダイエット』というと『やせること』のような意味の和製英語になっています。
よく『何とかダイエットって言うご飯を食べさせているのに痩せないんですが』という方がいらっしゃいますが・・・英語本来の『Diet』の意味は『食餌』という意味です。
体重をちょっと落としたいなという場合にはそれ用のご飯をお勧めします。
詳しくはどんなペットフードでも袋の後ろ側に書いてあるはずです。
一度良く目を通されると良いかもしれません。
痩せさせたいとき、ワンちゃんや猫ちゃんも人と同じで
適度な運動と適度な食餌、そして間食(おやつ)を控えることも重要です。
おやつをあげることばかりが可愛がることではありません。
肥満を避け、病気のリスクを低くしてあげることも可愛がるということにならないでしょうか?



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2005年10月17日

今回はノミのお話です。
ノミといってもお酒を飲むことでも大工道具のことでもなく(笑)
人や動物を刺して血を吸うあれです。

動物病院のブログですからヒトノミはおいといて
犬猫に付くノミですが
種類としてはイヌノミとネコノミがあります。
犬に付くからイヌノミ・・・というわけではなくそういう名前というだけで
実は犬に付くノミのほとんどがネコノミです。
もちろん人も刺します。
ノラ猫や狸などの野生動物から伝染ってくるのがほとんどですが
その害は主に、直接的に痒くなるものと、
ノミアレルギーによるものと大きく2つに分けられると思われます。
特にノミアレルギーは毛が抜けたり
そこをなめてしまったりして細菌感染が起きたりといい事なしです。
さすがに製品宣伝をするわけにはいかないので名前は載せませんが
今は良いお薬が出ていてどこの動物病院でも処方しています。
ノミがいたりお尻から背中にかけて毛が抜けてきたなどの症状がでたら
お近くの獣医さんに相談してみてはいかがでしょうか?

ps 実は、昨日私も刺されてしまいました(:_;)

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2005年10月14日

堅い話ばかり続いたのでちょっと違った話を。
病院のアイドル犬たら子ですが
最近今までとちょっと違ったことをするようになってしまいました。
どういうことかというと
ドーリーのお株を奪う“in the ダンボール”
受付の横においてあったダンボールに
自ら飛び込んでそこを住処としています。
気が向くとたまに外にでてきますが
日永一日そこにいる始末です。
どこでそんなこと覚えたのか(笑)
とりあえずかわいいのでそのままにしてます(^_^)
tarako

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2005年10月13日

そろそろ蚊も少なくなってきました。
でもまだフィラリアの薬は飲ませてください。
それはなぜか?
フィラリアの薬はワンちゃんの身体に入って2ヶ月目を頂点としてフィラリアの子虫(ミクロフィラリア)を殺す薬です。
ということは例えば10月10日に飲ませた薬は8月10日くらいに入った子虫を一番殺すことになります。
フィラリアという虫は平均気温が15℃を切ると感染できないそうです。
最近ようやっと涼しくなってきましたから
そろそろフィラリアが感染できなくなってきます。
でも薬自体は2ヶ月前の子虫を殺すことになりますから
11月の終わりか12月の初め・中旬くらいまでお薬を飲ませていただきたいわけです。
それともう1つ。
最後のフィラリアの薬を飲ませた後、来年まで予防はしないことになります。
もし万が一、フィラリアが身体に入ってしまっていたら
フィラリアは成虫になって心臓に寄生してしまいます。
フィラリアは10センチ以上もあるような虫ですから
小さいワンちゃんの心臓に寄生してしまったら・・・
考えるだけでもう・・・。
特にこの辺りはまだフィラリアが決して少ない地域でもなく
たとえ室内飼いでも蚊が入ってこないということはありえません。
なので、フィラリアの薬はちゃんと、
そして獣医さんが飲ませるよう指示した時期まで飲ませましょう。

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2005年10月12日

人間と同じで動物にも尿路結石があります。
腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石など
石ができたもしくはつまった場所で名前が多少異なります。
ではワンちゃん・猫ちゃんにはどういった結石が多いかというと、
男の子には圧倒的に尿道結石が多く次に膀胱結石が多いようです。
男の子は女の子に比べて尿道(膀胱から外へ通じる道)が細く長いため
ちょっとした結石でもすぐつまってしまうためです。
特に早いうちに去勢をしてしまった猫ちゃんの場合は
尿道が未発達のままなのでとても詰まりやすいです。
では、結石がつまるとどうなるのかというと
尿閉といっておしっこがまったくでない状態になります。
こうなったままほおっておくと腎臓がおかしくなって命にかかわることになってしまいます。
次に女の子ではどんな結石が多いのでしょうか。
動物も人間と同じで女の子は膀胱炎になりやすいのですが
その膀胱炎から膀胱結石になるのが女の子では多いのです。
ただ女の子は男の子に比べ尿道が太く短いため尿道でつまるというのは極稀です。
症状としては頻尿や血尿という形で現れるのが一般的です。

男の子でも女の子でも尿石の場合まず頻尿などの症状があらわれます。
人間の結石症はなったことのある方はご存知だと思いますがとても痛い病気です。
動物はしゃべることができないですが人間と同様とても痛いはずです。
おしっこが出にくい、まったくでていないなどの症状が現れた時には
様子を見るのではなく、まず動物病院に相談をして下さい。


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2005年10月11日

ワンちゃんの耳掃除と聞いて
『するものなの?』と思われる方も多いかも知れません。
人間の感覚もあって、目の病気には敏感な方が多いのですが、
ワンちゃんは多くを嗅覚(鼻)と聴覚(耳)に頼っているので
耳のお手入れは意外と重要なんです。
特に、ダックスフントやコッカーといった垂れ耳のワンちゃんの場合
通気性が悪いのでじめじめしがちです。
そんな状態だとバイキンやカビ(もともとワンちゃんにいるものですが)が増えて
炎症を起こしてしまうことがあります。
また垂れ耳でないワンちゃんでも、耳の中が汚くなるこもいます。

時々垂れている耳をめくってお耳の中を覗いてみましょう。



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2005年10月08日

病院が引越しをしてはや2週間が経ちました。
少し落ち着いてきたところでしょうか。
“ここはとてもいい所ですね”と皆さんに言われるほど
静かで環境が良いところです。
まだ遊びにこられていない方、是非一度新しい病院に足を運んでください。

話は変わってたら子とドーリーですが
ドーリーは早くも環境に慣れた様子です。
もう自分がいるべき(?)スペースを見つけてしまいました。
一方たら子はスネスネ状態で医局に引きこもっている時間が長いです。
オムツをされるのも嫌なのでしょうが、みんな忙しくかまってあげられないこともあり、
もし人間の子供だったら『ぐれてやる〜』といったところでしょうかf^_^;
まあ2匹とも元気ですし、少し落ち着いてきたのでたらちゃんをかまって上げられる日もそう遠くはないでしょう。

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