桜がちらほらと日本列島を彩るようになり、私たち一人ひとりの心にもいま、入学や就職、新天地への転勤等、人生の新しい旅立ちの思いが満ちています。去る3月20日には日本社会福祉士会総会が開催され「会員3万人時代の新たなる挑戦」と題して都道府県支部との結束を図りながら、社会状況の変化に迅速に対応できる組織体制の整備や生涯研修制度の見直し、特に法改正の付帯決議に基ずき2008年から検討研究されてきた「専門社会福祉士認定制度」の2012年開始に向けて会員への意見聴取が開始されようとしています。社会福祉士の任用エリアが福祉分野にとどまらず司法や教育、労働等に広がりをみせている今日、力量のある新しい社会福祉士像の構築のため、一人ひとりの社会福祉士が自らの専門職としてのレベルアップに取り組む責任が課せられています。このような状況のなかで滋賀県社会福祉士会も3月22日午前10時より第10回総会を開催(写真) 、将来の会のあるべき姿を明確にし、その遂行に向けて会員の力を結集すべく「将来構想(案)の」検討を行い①支部における生涯研修の取り組み②会員拡大に向けての入会促進キャンペーン③活動の拠点となる事務所整備委員会の立ち上げ④成年後見j事業「ぱあとなあ」の法人化への準備⑤新公益社団法人の検討⑥将来構想遂行の財政基金創設のための寄付制度が話し合われました。⑥については次回総会で審議、決議を諮ることになっています。その後全員の自己紹介がおこなわれ終了、午後は昼食後集合研修が予定されており、山科醍醐こどものひろば副理事長村井琢哉氏による指導で4~5人のグループに分かれての演習方式で滋賀県社会福祉士会の将来像を描いてその達成にむけての方策等を語り合うことができ恵まれました。社会福祉会の会員の高齢化も進んでおり現職の一線を退かれた人々のパワーを会がどう取り込んでいくかも重要な要素となっております。さてこの欄も新年度より装いも新たに奇数月は理事監事の方々が受け持ってくださることになりました。次回5月は高田副会長が掲載してくださいます。ご期待下さい。
<会長3月のあゆみ>
2日家裁調停日・社会福祉士会理事連絡会・4日家裁調停日・5日県社協電話相談日・6日高齢者虐待対応アドバイザー研修会・9日家裁調停日・11日家裁調停日・成年被後見人面接日・12日介護保険情報公表訪問調査・13日ぱあとなあ例会・16日家裁調停日・17日介護保険情報公表訪問調査・18日家裁調停日・成年被後見人面接日・19日介護保険情報公表訪問調査・20日日本社会福祉士会総会・22日(社)滋賀県社会福祉士会総会・23日家裁調停日・成年被後見人面接日・24日湖北地域介護認定審査会・25日家裁調停日・成年被後見人面接日・26日県社協電話相談日・27日弁護士・司法書士・社会福祉士合同親睦会(八幡山ウオーキング)・29日介護保険情報公表訪問調査・30日家裁調停日・31日介護保険情報公表訪問調査