災害支援

しがDWATの活動が能登半島へと展開されています

1月12日より石川県で活動を展開している「しがDWAT」、金沢市の1.5避難所での活動から、2月に入り徐々に能登半島での活動へと移行しています。
現在、しがDWATのメンバー3名は京都・愛知・栃木・静岡・北海道といった他府県のメンバーと共に、金沢市から車で2時間程度のところにある能登半島志賀町の富来活性化センターで、避難されている方々の体調把握・声掛け・福祉相談などの支援活動を展開されています。

第2回 能登半島地震にかかる福祉支援関係機関打ち合わせ会議が開催されました。

1月26日、第2回となる能登半島地震にかかる福祉支援関係機関打ち合わせ会議が開催されました。
石川県の1次避難所と2次避難所の中間に位置する1.5避難所に派遣中のしがDWATの活動や、各団体の状況、今後の見通しなどについて話し合いました。
避難所には介護ケアを必要とする方が多くおられるとのこと。なかなか次の2次避難先への受入が進まない状況があるとのことでした。また、現地のスタッフの疲労もかなりのものだということでした。
さて、2月から滋賀県社会福祉士会として、本会会員がしがDWATのチーム員として現地入りの予定です。

しがDWATの活動は2クール目となっています

1月12日より石川県の避難所で「しがDWAT」のチームが活動しています。このしがDWATには滋賀県社会福祉士会も協定団体として参画しています。
1月17日には、第1クールに参加したチームより滋賀県知事への報告が行われました。
報告のなかで、介助を必要とする方や認知症の方も多数おられること。もともと要介護状態ではなかったが、被災とその後の避難生活で介護が必要となったことなど話されました。
詳しくは18日の朝刊に掲載されています。

「しがDWAT」滋賀県災害派遣福祉チームが石川県で活動を展開します(DWAT : Disaster Welfare Assistance Team)

滋賀県社会福祉士会は滋賀県と令和3年3月に滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)の派遣に関する協定を締結しています。
今回の令和6年能登半島地震について、しがDWATの石川県での活動が滋賀県知事により認められました。
これを受けて1月10日には滋賀県・滋賀県社会福祉協議会と各協定団体による打ち合わせ、チーム編成が行われ、1月12日よりしがDWATが石川県内の避難所へ派遣されます。滋賀県社会福祉士会からもチーム員として参加します。
チームは各締結団体からの派遣による1チーム3名の混成チームで、1クール4日間の交替制です。
石川県内では宿泊場所を金沢市に設け、能登半島の南寄りにある七尾市へ向かい活動される予定です。
チーム員の皆さんは、研修や訓練などを続けてこられていました。しかしながら実際の被災現場での活動はこれが初めてとなります。
どうか気を付けて、被災者の皆さまのために活動頂けたらと思います。

緊急理事会を開催

令和6年能登半島地震の被害の状況が明らかになってきました。
日本社会福祉士会は1月3日に災害対策本部を設置、1月7日に先遣隊が現地入りし情報交換、日本社会福祉士会災害対応ガイドラインに沿って活動することを確認。
滋賀県社会福祉士会は福祉の専門職団体であると同時に、滋賀県と滋賀県災害派遣福祉チーム(しがDWAT)の派遣に関する協定を締結している団体でもあります。
何らかの支援活動への参画が想定されることから、1月8日緊急の理事会を開催しました。支援活動への参画や、支援活動にあたる会員への支援について話し合いました。

社会福祉士の皆様へ

2024年元旦の朝は、例年になく暖かく穏やかで・・・と思っていたところ、1日の夕方から2日現在にかけて衝撃的なニュースが続いています。
こういったニュース見聞きすると、全ての人が不安を感じますし、私たち自身も例外では無いと思っています。

社会福祉を業としている私たちは、何らかの支援を必要とする方々に向き合っています。
良き実践のためには、支援者自身が健康であることが大切と思います。そのために、社会福祉の実践者である社会福祉士の皆さんを支えることも、社会福祉士会の大切な役割だと思っています。

「しんどいな」と思ったら、信頼できる誰かに、近くにいる社会福祉士会の仲間に、話してみてください。ゆとりのある方は、しんどそうな仲間に声をかけてみてください。

私たちみんなで支え合って、少しでも早く、出来るだけ広く、平穏な日常が戻ることを願っています。

公益社団法人 滋賀県社会福祉士会 会長 山内克仁
アーカイブ
緊急のお知らせ
■現在、緊急のお知らせはありません。(2024.9.1更新)
  • ライブドアブログ