採材中で〜す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(´▽`)朝倉2号です。こないだから始めた乳房炎の分娩前診断。朝倉市の酪農家で3回目の診断を行いました。

なお、分娩前初乳の診断に用いている「粘度」は、こちらが暫定の判断基準として用いているものです。

 牛乳と同じ                     −
 サラサラ                       +
 初乳と同程度                   2+
 試験管を逆さまにするとゆっくり下りてくる  3+
 試験管を逆さまにすると少し下りてくる    4+
 試験管を逆さまにしても下りてこない     5+

なお、「前回の報告」の中に、暫定粘度を示す動画を載せていますので、気になる方はご覧下さい。

 

2月4日分娩予定(分娩10日前)
1頭目(分娩10日前)の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分娩前初乳の診断結果
 1右前 淡黄色 透明 粘度5+
 2右後 白色   濁り  粘度2+ ほとんど出ない
 3左前 黄色   濁り  粘度5+
 4左後 白黄色 濁り  粘度 + 乳房炎の疑い

 

2月3日分娩予定(分娩9日前)
2頭目(分娩9日前)の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分娩前初乳の診断結果
 5右前 黄色 濁り 粘度2+ 乳房炎の疑い
 6右後 黄色 濁り 粘度5+ 少し緑っぽい
 7左前 黄色 濁り 粘度5+
 8左後 黄色 濁り 粘度3+ 乳房炎の疑い

 

PLテスターを湯煎PLテスト2頭分をPLテストにかけてみました。1頭目の「4左後」が緑に変わりました。(PLテスター液はきちんと湯煎して温めています)

 

 

セファメジンで治療中で、1頭目の「4左後 粘度+」については、前回と同じ手法でセファメジンにより治療することとしました。

1頭目の「2右後 粘度2+」、2頭目の「5右前 粘度2+」「8左後 粘度3+」も粘度から見ると怪しいのですが、PLでは特に問題なかったので治療はしませんでした。この3分房は分娩後に乳房炎を発症しないか、モニターしていくことになりました。

また実施したらご報告します。

 

試験場でのテストは → コチラ

酪農家での1回目は → コチラ

酪農家での2回目は → コチラ