普及畜産チャンネル

福岡県内の畜産技術情報、畜産物販売情報をご提供します。 なお、掲載情報は投稿日現在のものです。

検査

乳房炎の分娩前診断(第4回)

採材中です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(´▽`)朝倉2号です。
こないだから始めた乳房炎の分娩前診断。
朝倉市の酪農家で4回目の診断を行いました。

2月20日分娩予定(分娩7日前)分娩7日前の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分娩前初乳の診断結果
 1右前 褐色   濁り 粘張度− PL:色−/凝集−
 2右後 赤褐色 濁り 粘張度− PL:色−/凝集−
 3左前 褐色   濁り 粘張度− PL:色−/凝集−
 4左後 なし
 ※粘張度等については、↓の「続きを読む」をご覧ください。

PLテスト乳房が張ってきており、
分娩が予定日より早いのではないかと
推察されました。
そのため、粘張度がマイナスですが、
治療は行いませんでした。

 

試験場でのテストは → コチラ

酪農家での1回目は → コチラ

酪農家での2回目は → コチラ

酪農家での3回目は → コチラ

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乳房炎の分娩前診断(第3回)

採材中で〜す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(´▽`)朝倉2号です。こないだから始めた乳房炎の分娩前診断。朝倉市の酪農家で3回目の診断を行いました。

なお、分娩前初乳の診断に用いている「粘度」は、こちらが暫定の判断基準として用いているものです。

 牛乳と同じ                     −
 サラサラ                       +
 初乳と同程度                   2+
 試験管を逆さまにするとゆっくり下りてくる  3+
 試験管を逆さまにすると少し下りてくる    4+
 試験管を逆さまにしても下りてこない     5+

なお、「前回の報告」の中に、暫定粘度を示す動画を載せていますので、気になる方はご覧下さい。

 

2月4日分娩予定(分娩10日前)
1頭目(分娩10日前)の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分娩前初乳の診断結果
 1右前 淡黄色 透明 粘度5+
 2右後 白色   濁り  粘度2+ ほとんど出ない
 3左前 黄色   濁り  粘度5+
 4左後 白黄色 濁り  粘度 + 乳房炎の疑い

 

2月3日分娩予定(分娩9日前)
2頭目(分娩9日前)の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分娩前初乳の診断結果
 5右前 黄色 濁り 粘度2+ 乳房炎の疑い
 6右後 黄色 濁り 粘度5+ 少し緑っぽい
 7左前 黄色 濁り 粘度5+
 8左後 黄色 濁り 粘度3+ 乳房炎の疑い

 

PLテスターを湯煎PLテスト2頭分をPLテストにかけてみました。1頭目の「4左後」が緑に変わりました。(PLテスター液はきちんと湯煎して温めています)

 

 

セファメジンで治療中で、1頭目の「4左後 粘度+」については、前回と同じ手法でセファメジンにより治療することとしました。

1頭目の「2右後 粘度2+」、2頭目の「5右前 粘度2+」「8左後 粘度3+」も粘度から見ると怪しいのですが、PLでは特に問題なかったので治療はしませんでした。この3分房は分娩後に乳房炎を発症しないか、モニターしていくことになりました。

また実施したらご報告します。

 

試験場でのテストは → コチラ

酪農家での1回目は → コチラ

酪農家での2回目は → コチラ

乳房炎の分娩前診断(第2回)

採材中です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(´▽`)朝倉2号です。こないだから始めた乳房炎の分娩前診断。朝倉市の酪農家で2回目の診断を行いました。

1月29日分娩予定(分娩9日前)

1頭目(分娩9日前)の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色は少々違いますが、3本とも粘度がもの凄く高く、スピッツ管を逆さまにしてもたれてこないくらいでした。これぞ板垣先生のおっしゃる「水あめ状」です。

 

1月30日分娩予定(分娩10日前)

2頭目(分娩10日前)の分娩前初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1本目と4本目が緑がかっているのが気になります。粘度の方は1頭目ほどではないのですがねばねばでした。
2本目と3本目については色は1頭目と同じですが、粘度が低くサラサラ。乳房炎の疑いがありました。そこで、この2本は治療することとしました。

乳房炎軟膏注入中

治療はセファメジンをブドウ糖液に溶かし、導乳館を用いて乳房内に注入する方法をとりました。こうすることで成分が乳腺まで届き、治療効果が高いのだそうです。

注入後はセファメジンが乳腺まであがっていくように、乳房をよく揉みました。(動画参照)






 

PL検査結果(左が1頭目 右が2頭目)ちなみにPL検査結果はいまいちでした。
「水あめ状」のPLなんかムリ。混ざらないもん。

試験場でのテストは → コチラ

酪農家での1回目は → コチラ

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乳房炎の分娩前診断(第1回)

分娩前診断用の試料を採材してます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(´▽`)朝倉2号です。先日参加した第13回日本乳房炎研究会学術集会でNOSAI山形の板垣獣医から聞いた「分娩前の分娩前乳汁検査および治療による乳房炎防除」。こないだは農業総合試験場の先生に、分娩前の初乳がどんなものか教えてもらいました。で、こないだ朝倉市の酪農家で搾らせてもらいました。

アル綿で乳頭と乳頭口をよく消毒し、試験管に初乳をとりました。その後はディッピングしてサンプリングは終了です。で、採取した試料をPL検査してみました。

1月19日分娩予定(分娩10日前)

採取した初乳は黄色みがかったものですが、こないだ試験場で見た初乳に比べて、少々粘度が足りないような気がします。
PL検査にかけるとドロッとなりましたが、そもそも正常な分娩前初乳は指で混ぜないとPL液と混ざらない感じだったんで、もしかして乳房炎かも〜。PL検査で色も緑に変わってるし。でもよくわからないんで治療はしませんでした。

1月18日分娩予定(分娩9日前)

採取した初乳はなんと「フツーの牛乳」でした。こいつは想定外で、乳房炎なのか、正常なのか、皆目見当がつかず、やっぱり治療はしませんでした。あとで試験場の先生に問い合わせると、「乾乳中に乳腺が休んでいないのではないか。乳房炎の疑いがある。」とのことでした。でもPL検査ではマイナスなんですよね。なんか判定がむずかしいな〜。

乳房炎の分娩前診断

分娩4日前の初乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(´▽`)朝倉2号です。先日参加した第13回日本乳房炎研究会学術集会でNOSAI山形の板垣獣医から聞いた「分娩前の分娩前乳汁検査および治療による乳房炎防除」。もし現場でうまくいくなら乳質改善が一気に進むんじゃないかと気になってしかたありません。というわけで、農業総合試験場の先生にお願いして、実際に分娩前の初乳がどんな感じなのか教えていただきました。

まず分娩4日前の乾乳牛を搾ってみました。

 

勢いよく初乳が出てきます。どの分房も同じようにみえたのですが、試験管にとってみると粘度に差があるようです。先生によるとサラサラしているのが乳房炎の疑いがあり、練乳のようにドロッとしているものは正常だろうとのことでした。

 

今回は普通の初乳のような感じでしたが、場合によっては練乳やマヨネーズのような感じで乳頭口からでてくるそうです。こんな感じ?

 

 

 

 

で、分娩10日前の乾乳牛も搾ってみました。

 

ほとんど初乳が出てきません。この場合は後日の検査に回した方がよいそうです。理由は個体差と分娩日のズレ。分娩予定日は人工授精日を基準に人が決めたもの。真の分娩日はその牛だけが知っています。乳槽内の初乳は1日ごとに著しい変化があるとのことですから、次の日には診断可能かもしれません。

「分娩前の分娩前乳汁検査および治療による乳房炎防除」はわからないことばかりなのですが、研究を進めていけばうまくいくような気もします。またナニかわかればご報告します。

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