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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】ナスダック100、週間で11月以来の大幅高−ドル129円後半
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP5PHIT0AFB401?srnd=cojp-v2
・米国債は総じて下落、PCE統計後に買いがやや強まる場面も
・円上昇、対ドル129円台後半−日銀政策シフトへの期待

 27日の米株式相場は続伸。インフレ鈍化の兆しが見られる中、小幅利上げの観測が強まった。大手テクノロジー企業の一角が示した業績見通しは、期待に届かなかったが、市場への影響は限定的だった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4070.56 10.13 0.2%
ダウ工業株30種平均 33978.08 28.67 0.1%
ナスダック総合指数 11621.71 109.30 0.9%
 ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1%上昇。週間ベースでは昨年11月以来の大幅高となった。この日はフェイスブック親会社のメタ・プラットフォームズやテスラの上げが目立った。前日にはインテルが厳しい業績見通しを示したほか、今週はマイクロソフトやテキサス・インスツルメンツ(TI)も悲観的な見通しを明らかにしていた。来週にはアップルやアマゾン・ドット・コム、メタなどが決算を発表する。
 昨年12月の米個人消費支出(PCE)価格指数は、総合指数および食品とエネルギーを除くコア指数の上昇が共に前年同月比ベースで一段と鈍化。過去1年余りで最も低い伸びとなった。米国の短期のインフレ期待は1月下旬に低下し、これが再び消費者マインドを押し上げたことが、ミシガン大学の消費者マインド調査で明らかになった。ケストラ・インベストメント・マネジメントのカーラ・マーフィー最高投資責任者(CIO)は「市場はインフレ制圧の見方で上昇してきたが、私には問題が片付いたとの確信はまだない」と話す。「考えてみると金融政策はゆっくり機能するものだ。『タイタニック号』を氷山のかなり手前で方向転換させようとするならば、氷山が目前に現れるずっと前から始めなくてはならない。景気がどう反応するのかも常に確信を持てるわけではない」と述べた。

米国債
 米国債は総じて下落。朝方のPCE統計発表後に買いがやや強まる場面もあったが、大きな材料に乏しい中、値動きは限定的だった。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.62% -1.66 -0.5%
米10年債利回り 3.51% 1.24 0.4%
米2年債利回り 4.20% 1.64 0.4%
米東部時間 16時54分
 ミューズニッチのプロダクト・投資戦略責任者エリック・モラー氏は、連邦公開市場委員会(FOMC)が昨年の大幅行動から方針を変え、2月1日には25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを実施するとの期待は高いが、2023年末の利下げ期待は「一歩行き過ぎだ」と指摘。「FOMCは恐らく『われわれは最終局面に入りつつあるが、利上げは続ける』と注意を喚起するだろう」とし、「金利のボラティリティーの多くはこの先のインフレ軌道に左右される」と続けた。

外為
 外国為替市場ではドルが小幅高。米国債利回りや米国株の上昇が背景。来週の中銀政策決定や中国市場が春節(旧正月)の連休から戻るのを待つ展開となっている。円は幅広い主要通貨に対して上昇を維持。対ドルでは129円台後半。1月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)が強い数字となったことを受けて、日本銀行による政策シフトへの期待が高まったことから、円は東京時間から上げていた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1222.19 0.80 0.1%
ドル/円 \129.84 -\0.38 -0.3%
ユーロ/ドル $1.0867 -$0.25 -0.2%
米東部時間 16時54分
 INGのアナリストらは「来週はFOMCがタカ派方向でサプライズとなる余地の方が、欧州中央銀行(ECB)よりも恐らく大きいだろう。上方向へのドル調整が実現する可能性もある」とリポートに記した。

原油
 ニューヨーク原油先物相場は反落。上値抵抗線となっている100日移動平均線を試した後、売りに押された。それでも需要見通しの明るさが相場を支えており、1バレル=80ドルに近い水準を維持している。複数の中国当局者によると、今年の春節(旧正月)時期の国内旅行は新型コロナウイルス禍前の90%に近い水準まで回復した。ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、前日比1.33ドル(1.6%)安の1バレル=79.68ドルで取引終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は81セント(0.9%)安の86.66ドル。


 ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。日中は上げ下げを繰り返す不安定な値動きとなった。米インフレ統計が予想に近い結果となり、米金融当局が利上げペースをさらに減速させる可能性が意識された。市場参加者は現在、来週のFOMC通過後の見通しを探ろうとしている。ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏はPCE価格指数について、インフレが依然高水準ではあるものの予想通りの鈍化を示したと指摘。その上で「金融環境はすでに急速に緩和されつつあり、雇用と成長はともに力強いため、米金融当局は警戒を解かないだろう」と述べ、「ハト派的な利上げにはならないはずだ」と続けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前日比1.1ドル(0.1%未満)安の1オンス=1945.60ドルで終了。

■イエレン長官、米経済にリセッションリスク−インフレと雇用改善でも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP5PG6T0G1KW01?srnd=cojp-v2
■日本と米国、オランダが対中半導体規制で合意
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP5QX2T0G1KW01?srnd=cojp-v2
■ウクライナ前線の状況、なお「極めて深刻」=ゼレンスキー大統領
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-fighting-idJPKBN2U61K3
■プーチン氏、ウクライナ戦争の長期化に身構え−新たな攻勢も準備
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP4ZRMT1UM1001?srnd=cojp-v2
■東エルサレムで銃乱射、7人死亡 イスラエルとパレスチナの衝突激化
https://www.afpbb.com/articles/-/3448840?cx_part=latest
■インド、北部ラダックで中国軍とさらなる衝突を予想=報告書
https://jp.reuters.com/article/india-china-border-idJPKBN2U60G9
■中国、春節休暇中の出入境者数が昨年の2倍以上に 旅行需要回復
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-travel-idJPKBN2U60MR
■中国がウクライナでロシア支援との疑惑、事実無根=在米大使館
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-china-usa-idJPKBN2U614Z

●米PCE価格指数、12月に一段と減速−小幅利上げ観測を後押し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP5C8ST0G1KW01?srnd=cojp-v2
●1年先の米インフレ期待がさらに低下、消費者マインドを押し上げ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP5GDGT0G1KY01?srnd=cojp-v2
●FRBには「軟着陸」の希望の兆しか−派遣労働者の雇用減少傾向
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP4EQYT0AFB401?srnd=cojp-v2
●ECBは2会合連続で50bp利上げへ、5月に金利ピークか−調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP4MWGT0G1KW01?srnd=cojp-v2
●英財務相、年内5%未満へのインフレ低下難しいと首相に報告−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP5PKUT1UM0X01?srnd=cojp-v2
●国内金利上昇に備えを、金融庁が地銀トップに要請−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-27/RP354TT0G1KW01?srnd=cojp-v2


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