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■ ■ 内外の市況・ニュース記事など ■ ■

◆【米国市況】S&P500は7週ぶり安値、銀行に売り−ドル一時135円台
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR9OWQT0AFB401?srnd=cojp-v2
・米国債は上昇、失業保険統計が労働市場の弱さ示唆
・円は対ドルで上昇、一時135円95銭−逃避の動きで


 9日の米株式相場は下落。銀行株への売りが強まり、S&P500種株価指数は2週間ぶり大幅安となった。金融セクターの一部で見られる問題はより広範なリスクを予兆している可能性があるとの懸念が広がった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 3918.32 -73.69 -1.85%
ダウ工業株30種平均 32254.86 -543.54 -1.66%
ナスダック総合指数 11338.35 -237.65 -2.05%
 S&P500種は1月19日以来の安値。同指数の金融株指数は4%超下げた。地銀も構成銘柄に含むKBW銀行株指数は7.7%安。 
 この日発表された先週の米新規失業保険申請件数は21万1000件に増加。市場予想の19万5000件を上回り、昨年12月以来の高水準となったシティー・インデックスのシニア金融市場アナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「これは米労働市場が他のデータ示唆されているほどは逼迫(ひっぱく)していないかもしれないという、ごくわずかな希望の兆しだ」と指摘。「メインイベント前の前座だ」と述べた。10日に公表される2月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は22万5000人増の予想。伸びは1月のペースの約半分となる見込みだが、雇用増加は堅調なペースで続いていることを確認する内容になりそうだ。

米国債
 米国債は短期債中心に上昇。米失業保険統計で労働市場の弱さが示唆されたことなどが背景。好調な30年債入札や米銀行株の下落も米国債の買いにつながった。
国債 直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り 3.85% -3.9 -1.01%
米10年債利回り 3.91% -8.6 -2.16%
米2年債利回り 4.88% -19.4 -3.82%
米東部時間 16時52分
 ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏は、失業保険統計は労働市場が軟化しつつあることを示唆している可能性があるほか、「雇用統計をあすに控えていることを踏まえれば、短期債弱気派は神経質になっている」と指摘。「米金融当局が積極的な引き締めを進めるときに、何かが壊れるのは当然だ」と話した。

外為
 外国為替市場では円やスイス・フランが上昇。米株式相場が大きく売られる中、リスクセンチメントが悪化したことが背景。米雇用統計発表を控え、ドルは下げ幅を縮小した。円が対ドルで一時は1ドル=135円95銭を付けた。10日には日本銀行の黒田東彦総裁にとって最後の金融政策会合も控えている。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1258.60 -1.07 -0.08%
ドル/円 \136.13 -\1.23 -0.90%
ユーロ/ドル $1.0582 $0.37 0.35%
米東部時間 16時52分
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシニア通貨アナリスト、リー・ハードマン氏はこの日の円持ち直しについて、10日の日銀政策会合を控え、一部のポジション調整を反映している可能性があると指摘。「今回は黒田総裁にとって最後の政策会合で、来月に植田新総裁が就任するまでイールドカーブ・コントロール(YCC)へのさらなる調整は予想されていないが、10日にYCCに一段の微調整が加えられる可能性を完全には排除できない」と述べた。ラボバンクのストラテジスト、ジェーン・フォリー氏は日銀の政策変更に向けた状況が整いつつあり、それはYCCの調整で始まる可能性が高いとリポートで指摘。「YCCの変更があるとすれば、ドル・円相場は今後6カ月に1ドル=132円に戻る余地がある」と記した。

原油
 ニューヨーク原油先物は3日続落、約1週間ぶりの安値で引けた。米雇用統計の発表を翌日に控えて慎重ムードが広がる中、取引終盤にかけて下げが拡大する展開だった。予想を上回る新規失業保険申請を受け、利上げに向けた米金融当局のアプローチが弱まる可能性があるとの見方から上値を伸ばす場面もあった。しかしその後、不透明なマクロ経済環境の中で利益を確定する動きとなり、センチメントが弱まった。TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者、バート・メレク氏はこの日終盤の下げについて、利益確定の売りに加え、リスクテーク意欲が全般的に薄れていることが原因だと指摘した。USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「週次統計の新規失業保険申請件数が本当の意味で状況を変え始めるには、もっとずっと高い水準へとトレンドが変わり始める必要がある」と述べた。ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前日比94セント(1.2%)安い1バレル=75.72ドルで終了した。ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.07ドル安の81.59ドル。


 ニューヨーク金先物相場は反発。米新規失業保険申請件数が市場予想以上に増加したことを受け、米金融当局が積極的な利上げを続けるとの見方が後退した。10日に発表される雇用統計について、オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「何かしら上方向への大きなサプライズがあった場合、オンス当たり1800ドルの水準を容易に割り込む可能性が高い」と述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前日比16ドル(0.9%)高の1オンス=1834.60ドルで終了した。
◆ドルさらに上昇も、物価目標へのコミットが為替市場動かす−BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR9BWET0AFB801?srnd=cojp-v2

■バイデン米大統領、24年度歳出額6.9兆ドルの予算教書を公表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR9JN3T0G1L101?srnd=cojp-v2
■米人員削減、年初としては2009年以来の多さ−2月は前年比5倍
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR9HBPT0AFB401?srnd=cojp-v2
■米印、半導体に関する覚書署名へ=レモンド商務長官
https://jp.reuters.com/article/india-usa-semiconductors-idJPKBN2VB1E3
■EUの国や企業、ロシア産LNGの新規購入契約すべきでない=シムソン委員
https://jp.reuters.com/article/eu-energy-ukraine-gas-idJPKBN2VB1KR
■半導体製造装置の対中輸出規制、オランダが対象拡大を準備
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-08/RR7X78T1UM0X01?srnd=cojp-v2
■【ウクライナ】ロシアが再びミサイル攻撃、修復急げとゼレンスキー氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR9HU9T0AFB501?srnd=cojp-v2
■北欧2カ国、NATO加盟巡りトルコと協議再開 対話継続で合意
https://jp.reuters.com/article/nato-nordics-sweden-official-idJPKBN2VB1WF
■ロシア高官、穀物輸出合意「半分しか実施されず」 延長を疑問視
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-grain-idJPKBN2VB1KP
■中国、水際対策緩和の広がり期待 豪は検査義務撤廃
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-idJPKBN2VB0R0

●米失業保険申請、予想以上に増加−NYとカリフォルニアで急増
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR99KVT0AFB401?srnd=cojp-v2
●FRBの利上げ再加速、雇用統計が強ければ十分条件とエコノミスト
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR841IT0G1KX01?srnd=cojp-v2
●米家計純資産、10−12月に2%増加−不動産低迷も株高が寄与
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR9JOTT1UM0Y01?srnd=cojp-v2
●ECBはインフレ率を2%目標に戻すため必要な措置取る−仏中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-09/RR8V38T0AFB401?srnd=cojp-v2



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