トレンドおっちゃん

“トレンドおっちゃん”を自称する現役外務員による、日々の相場観測と 現状の認識を書き綴っています

相場考

トレンド確認のために 《ワイルダーの定義》

「トレンドおっちゃん」では、トレンド確認のために、広く一般に知られている『ワイルダーの定義』を用いております。
定義の前に、まず、その考え方の前提となる、「終値」 「高値」 「安値」のもつ意味を確認しておくことにしましょう。
 ・ 終値: 1日の全てを織り込んだ価格で確定値  将来に一番近い価格
 ・ 高値: 暫定値  明日の相場のレジスタンスになる価格
 ・ 安値: 暫定値  明日の相場のサポートになる価格


【ワイルダーの定義】
 
上昇トレンドの場合
   ・「本日終値」が、
   ・「前々日終値」あるいは「前日安値」のうち、
   ・いずれか安い方の値を、
   ・下まわらなければ、上昇トレンドが続く

下降トレンドの場合
   ・本日の終値が、
   ・「前々日終値」あるいは「前日高値」のうち、
   ・いずれか高い方の値を、
   ・上まわらなければ、下降トレンドが続く



※上昇トレンドでは「下値」を、下降トレンドでは「上値」を確認していくという考え方がポイントになっています。私たちは、とかく 「どこまで上がるか」 「どこまで下がるか」、と考えがちですが、トレンド確認では逆なのですね。

  
   

  

相場に取り組む上での優先劣後 2

ワイルダーの定義について記す前に、トレンドを見ていく上での「終値」、「高値」、「安値」という言葉を定義しておく必要があります。

終値: 1日のすべてを織り込んだ値段で、将来に一番近い値段
高値: 暫定値。明日の「抵抗」になる値段
安値: 暫定値。明日の「指示」になる値段

上の意味を確認した上で、ワイルダーの定義です。これは、上昇局面と下降局面でそれぞれ2種類ずつあり、合わせて4種類あるのですが、2種類にまとめて記します。

 現在のトレンドは

上昇局面の時: 本日の終値が、前々日の終値・前日の安値いずれか安い方を 下まわった場合
下降局面の時: 本日の終値が、前々日の終値・前日の高値いずれか高い方を 上まわった場合

に、トレンドの転換となる、というものです。

 この定義の、視点としての特徴は
 
 …抄瓩梁3本を見る ◆〜亜稿の足では確定値である終値を、前日の足では暫定値である高値あるいは安値を、本日の足では確定値である終値を見る ということです。

 加えてもう一点、大事なことは、

 トレンドの転換は、「上昇局面では、○○を下まわった場合」 「下降局面では、○○を上まわった場合」と定義されているように「上昇局面では安値を、下降局面では高値を押えていくということです。
 当たり前のように思われますが、果たして私たちはそういう見方をしているでしょうか?上昇局面ではどこまで上がるか、下降局面ではどこまで下がるかと考えているケースが多くないですか?よく、投資家でも、また外務員でさえも、ついそのように考えてしまいがちなのです。

自分の持っているポジションが、現在のトレンドに合っているなら、ポジションは維持
自分の持っているポジションが、現在のトレンドに合ってないなら、ポジションは清算

 という、リスク管理を徹底するなら、

上昇トレンドなら、どこまで下がったら下降トレンドに転換するか
下降トレンドなら、どこまで上がったら上昇トレンドに転換するか

 という事こそ、日々に押えてゆく必要があるわけです。

 リスクを最小限に限定するという行為が出来ない投資家で、現実に儲けている投資家はいません。売りから入ろうが買いから入ろうが、大して問題ではありません。100%確実に相場を当てられる人はいません。しかし、毎年利益をくり返し計上している人もいれば、反対に毎年損失をくり返し計上している人もいます。その違いは、重ねて言いますが、「早いうちの損切りが、実際に行為として為されるかどうか」に係っていると言っても過言ではないと思います。

 ワイルダーの定義は、自らのポジションの損切りポイントを定める考え方として、大変有用な定義だと思います。もちろん、損切りのポイントとして有用なのは、ワイルダーの定義だけではありません。自らがポジションを持つに至った動機が、どんなことだったかを常時意識しておくことでしょう。そしてその動機となった事柄が否定されるような何かが発生してきたのなら、その動機が間違っていたのですから、損切りすべきでしょう。これは別にファンダメンタルズのことだけを言っているのではありません。テクニカルについても然りです。

 ポジションを持ったら、是非にも、その時点で「負けとなるポイント」「損切りのポイント」を定めておきたいものですね。

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相場に取り組む上での優先劣後 1

 相場に取り組む上で、優先的に重要なことはどんなことでしょうか。

 ポジションを持つ前なら、当たるポジションを持つようにすることでしょう。ところがこれがむずかしい。
値段は市場で決まるものなので、なかなか各々が予測した様にはなってくれない。当たって当たり前、はずれて当たり前の「予測」というものなのです。
 何とか当たる情報を求めようと、あちこち当たってみることになります。様々なメディア情報に当たったり、他者に意見を求めたりします。
 
 そして、何かしらの動機によってポジションを持ちます。

 さて、ポジションを持った投資家は、その後何が「出来る」でしょうか?思惑どおりになってくれるのを、祈りながら待つぐらいしかありませんね。でも、待つのは、「出来る」ことではありませんし、意味のあることでもありません。

 ポジションを持った投資家がその後に出来ることは、ポジションを清算することだけに限られると言ってもいいでしょう。思惑どおりになったポジションを清算すれば利益が発生します。思惑どおりにならなかったポジションを清算すれば損失が発生します。

 そう考えると、ポジションを持った投資家にとって重要なことは、
・値洗い益の発生している現状ポジションの維持、利益の最大化
・値洗い損の発生している現状ポジションの清算、損失の最小化
 となります。

 当たり前のことなのですが、概してこれがなかなか出来ません。どうしても、値洗い損のあるポジションをいつまでも抱えてしまい、値洗い益のあるポジションにはどこで利喰うかで血眼になり、利益を逃すのではとの恐怖からすぐに利喰ってしまいがちです。でも、これはまったく逆ですね。恐怖は、利益にある訳じゃなく損失にある訳ですからね。
 上に記した「利益の最大化」は、益のあるポジションは放っておくということ。一方で「損失の最小化」は損のあるポジションは損の小さいうちに損を清算・確定してしまうということになります。

 さて、相場に取り組む上で重要なことは「損失の最小化」、つまり一般的に言われる「リスク管理」ということは理屈の上では理解できます。では、どうしたら?ということになります。

 実際の「行為」が決定的に重要でしょう。損失を最小に限定してしまう「行為」が。
 上で、ポジションを持った投資家が出来ることは、唯一ポジションの清算だと記しました。つまりは「損切りという行為」になります。そして、「損切り」が優先、「益出し」は劣後という対処が求められることになります。

 損が小さいうちに、仕切りなおしの効くうちに、損切りしてしまう−その損切りポイントが何より重要なことになってきますね。

 損切りポイントを客観的に見るために、おっちゃんの場合は一般に知られる「ワイルダーの定義」を使っています。ローソク足の直近3本からトレンドの変化を観測してゆくもので、とても簡単な観測方法です。WEBでも簡単に調べられます。
−続きはのちほど−鬼婆が呼んでる!

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相場の現状認識ということ (再掲)

 当ブログでは、当初から「現状認識」というタイトルを多く用いています。
 今回は、このことについて少し書いてみたいと思います。

 私たちは、よく相場の将来の動きを「予測」しようとします。また、現に「予測」しております。「○○なのだから○○になるだろう」「○○になったら○○になるだろう」「○○までは上がるだろう、○○までは下がるだろう」などと予測します。そしてその結果は、多くの場合そういうふうにはなりません。そして「はずれた」ということになります。

 考えるに、相場の先行きを予測するということは、大局的にはファンダメンタルズを的確に分析・判断して行うものであることには、まったくもって異論はありません。自身でもファンダメンタルズに関する事項については、当ブログで触れる事は少ないのですが、自身では押えているつもりではおります。それでも、日々の値動きの予測ともなると、少なくとも自身にとっては、とてもむずかしいところです。

 日々の値動きというものの本質は何なのでしょうか。それは少なくとも市場参加者の、そのときどきの投機行動によるものです。そして、そのときどきの行動の動機というものは、市場参加者の数だけあると言っても過言ではないでしょう。日々の値動きは、「投機家による、そのときどきの投機行動の帰結」と言えるわけです。それだからこそ時々、一般的には解釈出来にくい値動きが見られることにもなります。たとえば、強い勢力をもつ市場参加者が、ファンダメンタルズの側面から強気に解釈される材料が出現したその瞬間から、自らの強気ポジションを解消する投機行動をとるなどということは、私たちはたびたび目にしてきました。

 ○○だから○○となっただとか、○○になるはずだなどという「気持ち」は、市場参加者にとって、時には有害でもあり、危険ですらあります。後(あと)付けの解説などを読み聞きして、それで納得できたとしても、自分のとっているポジションにとって何の意味もなさない類いのものと言えるでしょう。また、後付けなら如何様にも説明出来ます。「相場予測」と言われますが、それは簡単なことではありませんし、そもそもにおいて、それは可能なものなのでしょうか。それとも、相場での損得というものはその時の偶然性の結果なのでしょうか。

 「予測」と言われるものがむずかしいのなら、私たちは、これをどう考えたらよいのでしょうか。

 「多種多様な動機に基づく市場参加者のときどきの投機行動のすべては、その値段・値運びに、すべてが投影されているはず」

 自身、長い間自問自答してきましたが、現時点ではこのように割り切って考えるようにしています。
 このように考えるのなら、市場参加者のときどきの多様な行動の、「動機」ではなく、「行動」の総意が投影されるはずの、「値動き・値運び」をこそ観測してゆけばよいことになってくるでしょう。

 そして、現在の自らのポジションが、「現在の値動き・値運びに合致しているかどうか」ということを日々において「観測」し、「確認」を続けてゆく作業こそが、当たり前のことですが、何よりも重要なことになってきます。
 この事をして、当ブログでは「現状認識」と題し、日々書き綴っているわけです。

 相場に取り組む上で最も重要なことは、「リスクの管理」にあります。このことについては、今や誰しもが異存のないことだと思います。リスクの管理ということは、「損切り」ということにほかなりません。損をしないようにするのではなく、損を仕切り直しがきくうちに確定してしまうことです。日々の相場の現状認識において、自分の持つポジションが、市場の値運びに合致していないと判断したならば、(黙って何かを待っているのではなく)早いうちに、損の小さいうちに、思い切りよく「損切りして解消」してしまう行為こそが何にも増して肝要なことだと常々思わされてきました。

何故なら、私たちは自らの命の次に大事な虎の子を、増やすために、敢えてリスクをとって、時機に乗じるということをしているのですからね。

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相場の現状認識ということ

 当ブログでは、当初から「現状認識」というタイトルを多く用いています。
 今回は、このことについて少し書いてみたいと思います。

 私たちは、よく相場の将来の動きを「予測」しようとします。また、現に「予測」しております。「○○なのだから○○になるだろう」「○○になったら○○になるだろう」「○○までは上がるだろう、○○までは下がるだろう」などと予測します。そしてその結果は、多くの場合そういうふうにはなりません。そして「はずれた」ということになります。

 考えるに、相場の先行きを予測するということは、大局的にはファンダメンタルズを的確に分析・判断して行うものであることには、まったくもって異論はありません。自身でもファンダメンタルズに関する事項については、当ブログで触れる事は少ないのですが、自身では押えているつもりではおります。それでも、日々の値動きの予測ともなると、少なくとも自身にとっては、とてもむずかしいところです。

 日々の値動きというものの本質は何なのでしょうか。それは少なくとも市場参加者の、そのときどきの投機行動によるものです。そして、そのときどきの行動の動機というものは、市場参加者の数だけあると言っても過言ではないでしょう。日々の値動きは、「投機家による、そのときどきの投機行動の帰結」と言えるわけです。それだからこそ時々、一般的には解釈出来にくい値動きが見られることにもなります。たとえば、強い勢力をもつ市場参加者が、ファンダメンタルズの側面から強気に解釈される材料が出現したその瞬間から、自らの強気ポジションを解消する投機行動をとるなどということは、私たちはたびたび目にしてきました。

 ○○だから○○となっただとか、○○になるはずだなどという「気持ち」は、市場参加者にとって、時には有害でもあり、危険ですらあります。後(あと)付けの解説などを読み聞きして、それで納得できたとしても、自分のとっているポジションにとって何の意味もなさない類いのものと言えるでしょう。また、後付けなら如何様にも説明出来ます。「相場予測」と言われますが、それは簡単なことではありませんし、そもそもにおいて、それは可能なものなのでしょうか。それとも、相場での損得というものは時の偶然性の結果なのでしょうか。

 「予測」と言われるものがむずかしいのなら、私たちは、これをどう考えたらよいのでしょうか。

 「多種多様な動機に基づく市場参加者のときどきの投機行動のすべては、その値段・値運びに、すべてが投影されているはず」

 自身、長い間自問自答してきましたが、現時点ではこのように割り切って考えるようにしています。
 このように考えるのなら、市場参加者のときどきの多様な行動の、「動機」ではなく、「行動」の総意が投影されるはずの、「値動き・値運び」をこそ観測してゆけばよいことになってくるでしょう。

 そして、現在の自らのポジションが、「現在の値動き・値運びに合致しているかどうか」ということを日々において「観測」し、「確認」を続けてゆく作業こそが、当たり前のことですが、何よりも重要なことになってきます。
 この事ことをして、当ブログでは「現状認識」と題し、日々書き綴っているわけです。

 相場に取り組む上で最も重要なことは、「リスクの管理」にあります。このことについては、今や誰しもが異存のないことだと思います。リスクの管理ということは、「損切り」ということにほかなりません。損をしないようにするのではなく、損を仕切り直しがきくうちに確定してしまうことです。日々の相場の現状認識において、自分の持つポジションが、市場の値運びに合致していないと判断したならば、(黙って何かを待っているのではなく)早いうちに、損の小さいうちに、思い切りよく「損切りして解消」してしまうことこそが何よりも肝要なことだと常々思わされてきました。

何故なら、私たちは自らの命の次に大事な虎の子を、増やすために、あえてリスクをとって、機に乗じるということをしているのですから。


























トレンドについて

当ブログでは最近、「目先のトレンド」として「上向き」とか「下向き」とか記述しておりますが、トレンドの変わり目を見る定義として有名な「ワイルダーの定義」に基づいて書いております。極めて基本的な定義ですので、以下に紹介したいと思います。


〈上昇トレンドの場合〉
 ・本日の終値が
 ・「前々日の終値」か「前日の安値」のうち、安い方を下回らなければ上昇トレンドは続く

〈下降トレンドの場合〉
 ・本日の終値が
 ・「前々日の終値」か「前日の高値」のうち、高い方を上回らなければ下降トレンドは続く


―というものです。つまり、
 ・上昇トレンドではどこまで上がるかではなく、どこまで下がったら上昇トレンドが転換するか
 ・下降トレンドではどこまで下がるかではなく、どこまで上がったら下降トレンドが転換するか
―という考え方で、上昇局面では下値を、下降局面では上値を、日々押さえておくことが重要なことだと云われます。




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