ケンチク
September 20, 2007
■たまには建築の話をしたっていいじゃない。
■ソフィテル東京解体中。至極残念。もはや上野の風景にはかけがえのない存在になっていたとおもうのにな。なかに入って上野を一望したことのある彼を非常にうらやましく思います。
■コル展を見に行く。全体に的には一般向けのを意識しているだけあって、まあ、こんなもんかと。模型が楽しく見ることができました。いや、なんといっても、実物大のユニテのユニットが非常に興奮しました。日曜日に行ったのでカップマルタンは激混みで並んでいたので、迷いなくスルー。ユニテのスケールは間違いではなかった。住みてぇ。っつーか、思ったよりでかい。縦に。
■横須賀美術館に行った感想を、ある人と、また別のある人に聞いたら、二人とも「ロケーションはすごく良かった」と言う感想をいただく。あらら。なんだか一気に行く気が失せてしまった。何はともあれ、それだけを目標に横須賀くんだりまで行くことはもうないと思います。きっと何かのついでにそのうち行くことになるでしょう。かの工場で設計されたものをそれほど多くは見たことはありませんが、モノとしての経年変化が残念なものばかりだったので、今回はどうかしら？見た感じ・・・とりあえず、一年後ぐらいに行ってみたいな。
一年後に
「海の近くだし仕方ないよね。」
との感想以外の発見があることを望みます。
http://www.yokosuka-moa.jp/
■いままでのバイトの中で一番楽しい季節になっております。しかし激務。ディテールの楽しさと難しさを少しだけ体感。スタディ模型1/50,1/20,1/1を行ったり来たり。主宰の目の前で模型を作っているので、いろいろ質問されたり、いきなり検討が始まったりで非常に楽しいのは間違いない！
■最近、建築関係ではない友人たちと、家を建てることについての話をする機会が非常に多い。多くの人が、家を買おう→まずハウスメーカーの住宅展示場に行く。という図式にはまっており、もちろん選択肢がそれしか示されていないことに問題がある。とは言え、やはり個人に頼むことと、ハウスメーカーという資本そのものが大きな会社に頼むのとは、単純にそのリスクは個人に頼むことのほうが大きいに決まっている。
■そして、建築の世界にいないヒトと住宅の話をする際には、それはハウスメーカーのカウンターパートとしての存在でしか、建築家の建てる家の説明ができない僕が不甲斐ない。と、とりあえず反省。やはり何事に対しても既成のものやメインカルチャーを疑うような友達のほうがその点では、面白い話ができるので、それはそれで非常に刺激的である。
■建築の話はここまで。
■HMVのネットショップがしっかりしてきました。カードにポイントも溜まるし、基本的にCDはamazonではなく、HMVとヤフオクになるでしょう。最近、立て続けに５枚購入。なぜ、お金は減っていくのかしら？なぞ。
■ソフィテル東京解体中。至極残念。もはや上野の風景にはかけがえのない存在になっていたとおもうのにな。なかに入って上野を一望したことのある彼を非常にうらやましく思います。
■コル展を見に行く。全体に的には一般向けのを意識しているだけあって、まあ、こんなもんかと。模型が楽しく見ることができました。いや、なんといっても、実物大のユニテのユニットが非常に興奮しました。日曜日に行ったのでカップマルタンは激混みで並んでいたので、迷いなくスルー。ユニテのスケールは間違いではなかった。住みてぇ。っつーか、思ったよりでかい。縦に。
■横須賀美術館に行った感想を、ある人と、また別のある人に聞いたら、二人とも「ロケーションはすごく良かった」と言う感想をいただく。あらら。なんだか一気に行く気が失せてしまった。何はともあれ、それだけを目標に横須賀くんだりまで行くことはもうないと思います。きっと何かのついでにそのうち行くことになるでしょう。かの工場で設計されたものをそれほど多くは見たことはありませんが、モノとしての経年変化が残念なものばかりだったので、今回はどうかしら？見た感じ・・・とりあえず、一年後ぐらいに行ってみたいな。
一年後に
「海の近くだし仕方ないよね。」
との感想以外の発見があることを望みます。
http://www.yokosuka-moa.jp/
■いままでのバイトの中で一番楽しい季節になっております。しかし激務。ディテールの楽しさと難しさを少しだけ体感。スタディ模型1/50,1/20,1/1を行ったり来たり。主宰の目の前で模型を作っているので、いろいろ質問されたり、いきなり検討が始まったりで非常に楽しいのは間違いない！
■最近、建築関係ではない友人たちと、家を建てることについての話をする機会が非常に多い。多くの人が、家を買おう→まずハウスメーカーの住宅展示場に行く。という図式にはまっており、もちろん選択肢がそれしか示されていないことに問題がある。とは言え、やはり個人に頼むことと、ハウスメーカーという資本そのものが大きな会社に頼むのとは、単純にそのリスクは個人に頼むことのほうが大きいに決まっている。
■そして、建築の世界にいないヒトと住宅の話をする際には、それはハウスメーカーのカウンターパートとしての存在でしか、建築家の建てる家の説明ができない僕が不甲斐ない。と、とりあえず反省。やはり何事に対しても既成のものやメインカルチャーを疑うような友達のほうがその点では、面白い話ができるので、それはそれで非常に刺激的である。
■建築の話はここまで。
■HMVのネットショップがしっかりしてきました。カードにポイントも溜まるし、基本的にCDはamazonではなく、HMVとヤフオクになるでしょう。最近、立て続けに５枚購入。なぜ、お金は減っていくのかしら？なぞ。
(01:32)
February 24, 2007
■「プライスレスって要はタダでしょ？」どうも、まつえだです。修論が終わったら終わったで日々は足早に過ぎていきます。「今日は何をやった日」といえる日々を送らねばなりません。たとえプライスレスな日々だとしても。
■んで、何をしているのかって言うと、模型バイトと資格の勉強。模型バイトなんてもうしばらくしないんだろうと思ってたけど、建築を頑張る気になったのも、初めは模型バイトがきっかけみたいなものだから、もう一度バイトをしてみてもいいか、と前向きにバイトをしています。
■バイトをしていてつくづく感じることは、やはり指示を出す上の人が、作ったものに対して驚き喜んでくれるのがなにより楽しい。だから、求められたことを理解し、思考し、オリジナルな結果を残すことに意識しなければならない。ただ模型を作るだけなら、建築の学生でなくとも、まぁ可能だ。日々試されているし、試さねばなるまい。
■バイトのときに自分の作業でより強く意識するのが、時間の管理である。いつまでに何のために使う資料や模型なのかを理解し、そこに目標をあわせてそこまででできるベストなものを目指す。時間を掛ければもっとクオリティの高いものができるのかもしれないが、時間を守らないのは無に等しい。もしくは有限な時間は、そのクオリティを高める。でも、時給制のために結果ではなく掛けた時間に対して労働報酬がなされる。うーむ、これこそプライスレス。
■昨日までに、全体を組み上げたかったのだが終わらなかった。まあ、想定の範囲内。しかし、建築を始めて6年目になるけどやはり図面だけからは、空間は想像しきれない。つくって形になり始めて初めて、「あーこういう空間だったんだ」と納得する。CGからも判断できない。もちろん模型も縮小されているわけだから、本来の建築とは違うけど、いまだにこの発見の瞬間は新鮮。やはりスタディに模型は必要である。
■45度に振られたあの天井の構造は、きっとパースのかかった素敵な空間を作り上げるに違いない。そんなことをニヤニヤ想像しています。
■んで、何をしているのかって言うと、模型バイトと資格の勉強。模型バイトなんてもうしばらくしないんだろうと思ってたけど、建築を頑張る気になったのも、初めは模型バイトがきっかけみたいなものだから、もう一度バイトをしてみてもいいか、と前向きにバイトをしています。
■バイトをしていてつくづく感じることは、やはり指示を出す上の人が、作ったものに対して驚き喜んでくれるのがなにより楽しい。だから、求められたことを理解し、思考し、オリジナルな結果を残すことに意識しなければならない。ただ模型を作るだけなら、建築の学生でなくとも、まぁ可能だ。日々試されているし、試さねばなるまい。
■バイトのときに自分の作業でより強く意識するのが、時間の管理である。いつまでに何のために使う資料や模型なのかを理解し、そこに目標をあわせてそこまででできるベストなものを目指す。時間を掛ければもっとクオリティの高いものができるのかもしれないが、時間を守らないのは無に等しい。もしくは有限な時間は、そのクオリティを高める。でも、時給制のために結果ではなく掛けた時間に対して労働報酬がなされる。うーむ、これこそプライスレス。
■昨日までに、全体を組み上げたかったのだが終わらなかった。まあ、想定の範囲内。しかし、建築を始めて6年目になるけどやはり図面だけからは、空間は想像しきれない。つくって形になり始めて初めて、「あーこういう空間だったんだ」と納得する。CGからも判断できない。もちろん模型も縮小されているわけだから、本来の建築とは違うけど、いまだにこの発見の瞬間は新鮮。やはりスタディに模型は必要である。
■45度に振られたあの天井の構造は、きっとパースのかかった素敵な空間を作り上げるに違いない。そんなことをニヤニヤ想像しています。
(22:16)
January 21, 2007
■Liberty without learning is always in peril; learning without liberty is always in vain.ジョン・F・ケネディの名言である。つまりはそういうことなんだ。学びなき自由が蔓延している。本業の学業はなかなか自由を伴わないように感じている。（本来はもっと大きな意味だが。）
■建築はリベラルアーツであるべきであり、そこに未来もあるはずだ。せめてリベラルアーツという言葉も聞いたことぐらいはあってほしい。いや、私もまだまだ若輩ですが。
■修論に自由を！（と、自分に言い聞かせてみる。）
修論が終わったら、自由にいろいろなことができるなー、などと思っている時点で失格です。
■建築はリベラルアーツであるべきであり、そこに未来もあるはずだ。せめてリベラルアーツという言葉も聞いたことぐらいはあってほしい。いや、私もまだまだ若輩ですが。
■修論に自由を！（と、自分に言い聞かせてみる。）
修論が終わったら、自由にいろいろなことができるなー、などと思っている時点で失格です。
(23:41)
January 17, 2007
■修士論文の梗概の提出を終える。本論の提出３週間前に梗概を提出するのだが、僕にとっては話を組み上げる作業として、かなり重かった。おかげで、いくつかの新しい方向性が見えたのだが、あまりにも基本的なキーワードと参考文献を自分の研究に重ねるということになった。基本は軽いのではない。そこを信じたい。
■基本的な言葉と絵で、ストレートな表現を心がけたい。論文も設計とは違わず、プロセスと結果を簡潔にプレゼンテーションするデザインである。創造的な行為であることを忘れてはいけない。
■そして、この論文が提出されれば（たぶん）晴れて修士号を取得となるのだが、修士号なんてのは、１級試験受験会場まで切符のようなものでしかない。が、大学で修士としての立場でいたことはそれなりに面白かった。僕の学科には博士等、修士以上の人がいないために、先生を除けば最上級生に当たる。後輩たちを少しの距離をもってみていると、学士ってのはこんな雰囲気だったかな、とちょっと懐かしく思う。
■大学院ってのは金で環境と時間を買っているようなものだとよく言うが、それによって買っている環境とは、学友と先生すべての人々であろう。後輩も含めたすべての人々に囲まれて、侃々諤々としていた環境は非常に有意義であった。大学院に行く価値はそれしかないと言っても過言ではない（建築学科においては）。知識の多さなどはったりでしかなくなってしまう可能性を多く孕んでいる。
■来年以降もどのような環境に身をおくか。重要だ。
■そのまえに、修論を提出しなければならないのだよ。と、誰かが言った。
■基本的な言葉と絵で、ストレートな表現を心がけたい。論文も設計とは違わず、プロセスと結果を簡潔にプレゼンテーションするデザインである。創造的な行為であることを忘れてはいけない。
■そして、この論文が提出されれば（たぶん）晴れて修士号を取得となるのだが、修士号なんてのは、１級試験受験会場まで切符のようなものでしかない。が、大学で修士としての立場でいたことはそれなりに面白かった。僕の学科には博士等、修士以上の人がいないために、先生を除けば最上級生に当たる。後輩たちを少しの距離をもってみていると、学士ってのはこんな雰囲気だったかな、とちょっと懐かしく思う。
■大学院ってのは金で環境と時間を買っているようなものだとよく言うが、それによって買っている環境とは、学友と先生すべての人々であろう。後輩も含めたすべての人々に囲まれて、侃々諤々としていた環境は非常に有意義であった。大学院に行く価値はそれしかないと言っても過言ではない（建築学科においては）。知識の多さなどはったりでしかなくなってしまう可能性を多く孕んでいる。
■来年以降もどのような環境に身をおくか。重要だ。
■そのまえに、修論を提出しなければならないのだよ。と、誰かが言った。
(15:54)
December 01, 2006
September 16, 2006
July 31, 2006
とりあえず沈黙を守るのも、そろそろ限界なのかもしれないな、とか思ったのでブログを書きます。
といつもどおりに書き出しを始める。
やはりコンスタントに書いていくのは、難しい。
この一ヶ月何があったかというと、いろいろあったんですが、
結局のところ最終的にどのような決心にいたったかというと、期待されていることにはそろそろ応えなきゃならない。っていうことと、本当に自分の興味の範疇に素直にしたがって突っ走れということです。
建築を学生という立場で考えられるのもあと半年。
この「建築」という分野の広さと儚さばかりに、とてもやりきれなくなってしまうこともあるんだけど、結局建築と人間の関係はもっとダイレクトな感覚の部分にあることが救いというか。
相変わらずもっと楽観的にいきたい。
飄々としている人がうらやましく思います。
最近、僕の周りの人たちが、どんどん社会人になっていく。
特に地元の友達に対してものすごく「おいてきぼり」をくらった感が否めない。（なぜか大学の友人に関してはそれほどそれは感じない。）
携帯を売る契約社員だったり、警備会社の管理だったり、ヨガのインストラクターだったり。
それぞれがそれぞれに、働いているということに対してうらやましいというか。しかも、たいていそれぞれが、次のステップの目標を持っている人ばかり。ま、まぶしい。
俺は、って言うと
まあ、なにだ。あれだ。修論とか書かないと卒業できないらしい。
なんて小さい問題なんだろう。（大小の問題ではない）
とりあえず、卒業一年目で一級建築士をとるのはおそらく義務だ。
そんなところ。
といつもどおりに書き出しを始める。
やはりコンスタントに書いていくのは、難しい。
この一ヶ月何があったかというと、いろいろあったんですが、
結局のところ最終的にどのような決心にいたったかというと、期待されていることにはそろそろ応えなきゃならない。っていうことと、本当に自分の興味の範疇に素直にしたがって突っ走れということです。
建築を学生という立場で考えられるのもあと半年。
この「建築」という分野の広さと儚さばかりに、とてもやりきれなくなってしまうこともあるんだけど、結局建築と人間の関係はもっとダイレクトな感覚の部分にあることが救いというか。
相変わらずもっと楽観的にいきたい。
飄々としている人がうらやましく思います。
最近、僕の周りの人たちが、どんどん社会人になっていく。
特に地元の友達に対してものすごく「おいてきぼり」をくらった感が否めない。（なぜか大学の友人に関してはそれほどそれは感じない。）
携帯を売る契約社員だったり、警備会社の管理だったり、ヨガのインストラクターだったり。
それぞれがそれぞれに、働いているということに対してうらやましいというか。しかも、たいていそれぞれが、次のステップの目標を持っている人ばかり。ま、まぶしい。
俺は、って言うと
まあ、なにだ。あれだ。修論とか書かないと卒業できないらしい。
なんて小さい問題なんだろう。（大小の問題ではない）
とりあえず、卒業一年目で一級建築士をとるのはおそらく義務だ。
そんなところ。
(17:58)
