Topological Life

位相幾何学的人生

数学の一分野に"位相幾何学", 別名"トポロジー:Topology”というものがあります.
本当は”位相”のことを"トポロジー:Topology”というので, ”位相幾何学”は正確には英語でTopological Geometryですが, 略してTopologyというのが一般的です.
"位相:Topology"とは, ざっくり言えば図形の連続性の源です.
これに"幾何学:Geometry"がつくと, 図形を連続的な変形(同相写像:Homeomorphism)では変わらないその図形の位相の性質を調べることにより,
図形の本質, 魂のようなものを研究する幾何学の分野を表し,
柔らかい幾何学とも呼ばれている比較的新しい数学です.

人生, 毎日色々なことがあって, 人間は日々変化をしていかなければ生きていくことはできません.
心も, 体も, 周りの環境も日々変わっていくまさに"諸行無常"の世の中です.
しかし, 姿形が変わっても自分にとって永遠に変わらない"芯"とか”魂”のようなもの、数学的に言えば"位相:Topology"とでも言いましょうか,
それをいつでも大切にしたいとおもいます.

そんな"位相幾何学的", "トポロジカル:Topological"な人生を送ることができたらいいなあ, と思いこのブログ名にしました.
よろしくお願いしますm(_ _)m

また痔瘻手術してました & 肛門科についての質問 & 少しだけ自己免疫肝疾患(Auto-immune Liver Diseases:AiLDs)について

お久しぶりです、Naokiです(^^)



いきなりの報告になりましたが、実はミニ痔瘻をまた手術で取ってしまいました。僕のTwitterを見ていただいている方はわかっていらっしゃると思いますが(^^)



どうしてまた手術したのかというと、3月に入るまで千金内托散でミニ痔瘻は2ヶ月近くふさがっていたのですが、3月に入ったくらいからまたちょっとしこりのようなものができたんですね。別に下痢になったわけでもなかったのですが、それで「あ、これは漢方では治せないな。治せるにしても2ヶ月ふさがってまたしこりができるくらいだから、ものすごく時間がかかるな。」と思って、僕の誕生日の3月7日の1日前にまた多摩大腸肛門科を受診したんです。その時に「このしこりは手術でしか取れませんから、手術してください。」と言って3月8日から入院して手術の予約をしました。

しかし、全く痛くもないしで、3月8日入院当日にやっぱり一度キャンセルしました(笑)痛くもないのに手術で痛い思いするなんて…と思って踏み切れなかった、心の弱い人間です。。まあ、入院当日の朝にしこりを触ってみたら、しこりが少し小さくなっていたのも当日キャンセルに拍車をかけたんですが。その時の帰りに多摩大腸肛門科の近くの映画館ですごいラッキーなことにキャンペーンをやっていて「君の名は。」を無料で観れたんです!
3回目でした!この映画はなんかよく分からないけどすっごいシンパシーがあって何回でも観れますね〜〜でも、家に帰って一日経って、やっぱり頭からしこりのことが離れません。で、このまま気にしているより手術をした方がメリットは大きい!と判断し、本当に本当に迷惑なことに電話して「やっぱり3月12日日曜から入院して、翌日手術してください!」と頼んで、手術しました。それから一週間入院して、昨日退院してきた、という感じになってます。

ちなみにこのミニ痔瘻は、1回目の痔瘻を手術で取った時に、肛門ポリープがあってそれも一緒に取ったのですが、運の悪い(?)ことにその肛門ポリープの傷が治る時に細菌を巻き込んで治ってしまい、それがまた痔瘻になってしまったのです。浅いところを通過する最も軽い痔瘻と手術時にも言われました。







てなわけで、入院してから痔瘻手術、入院中のことをさっくりと書いときましょうか。

ちょうど一年くらい前に、しっかりした痔瘻(複雑ではないですが)をここで手術したことがあるので、それについての記事もみていただけると良いかと思います!
『実は…報告遅れました(わざと遅らせたのですが)』
『術後一ヶ月経ちました』
『通院終了(^-^)/』

まず、大前提なのですが、僕は本当に運のいいことに松本医院の漢方治療を理解してくれる「多摩大腸肛門科」という、しかもものすごい腕のいい医者が家の近く(車で30分以上かかりますが)にあるというものすごく恵まれた人間であるということを先に断っておきます。この記事の後半で、ちょっとここの話題について話したいことがあるので。











2017年3月12日(日曜)のお昼に入院しました。この入院日から、クローン病の大大大先輩であるzubunさんにいただいたJaneway's Immunobiology 9th edition(最新版英語原書第9版)を最初から読んで、免疫学を松本先生に負けないレベルで理解しようと決心し(そもそも普通の医者は免疫学なんて難しいのでやりませんが)、読み始めました!左側の日本語訳の免疫生物学(原書第7版)は結構読み込んでるんですがね、こんな感じに付箋がたくさん貼ってあります。
分からない単語や用語を書き込みながら、よちよちペースですがこれからもゆっくりと読んでいきたいと思います。こっちが最新版の英語原書第9版です(^^)
僕は英語も塾のアルバイトで指導していますが、免疫学の専門用語に関してはまだまだなので、読むスピードは遅いですが、免疫学の英語での専門用語が分かるんで、これから英語で記事を書いていくときの役に立ちそうな気がしますね(^o^)

松本先生にも、「わしの言ってることを確認するような人間は君くらいのもんやわ。」と言われていますがね、僕は例え松本先生の言っていることでも証拠を確認しないと納得しない人間なんです、数学やってる人間の悪いところです(笑)実際、僕はいくつか松本先生のおっしゃることの論理的な不備をいくつか発見しているので、それを補強することもしたり松本先生にそれを指摘しています。まあ医学論文や免疫学の本などで確認すると、松本先生のおっしゃることは100%合ってますのですごい方なんですがね(たまに論理の不備がありますが、それは松本先生は数学をしっかりやっていないので仕方のないことです)。



顔なじみの看護士さんたちに「またお世話になります(照)」と言いまして、2回目だったのでオリエンテーションなしでそのまま病室に入りました(僕は看護士さんに非常に可愛がられるという才能を持っているので(冗談)、Naoki君よろしくねって感じで照れました)。前と同じく2人部屋の窓際にしてもらいましたが、結局入院中誰も廊下側には入院して来なくて、ほぼ個室と言っていい状態でした(笑)

下の写真は入院初日(手術前日)の食事です。ここの病院の食事は味付けもしっかりしていて美味しいです(^^)
例え2回目とは言っても、人間手術には緊張はするもので、なかなか早くは寝れずに入院初日は終わりました。。












ここ(多摩大腸肛門科病院)の手術当日の流れを写真で撮っておきました。もちろん、僕はステロイド系の軟膏や免疫を抑制する消炎剤は使わないようにと言って了承を得てあります(漢方は普通に飲んでいい、お茶みたいなものですと言っておきました)。

普通、痔の手術となると前日から低残渣食で、当日下剤を飲んで、みたいのがメジャーだと思います。しかし、ここの病院の痔瘻手術方法は主に『切開開放術(レイ・オープン法:lay-open method)』という術後の排便コントロールがあまり要らない術式(しかしある程度の腕が要求される術式だそう)をやっているので、当日朝も食事できるのだと思います。まあ、僕は現在1日1回の便にアシクロビルを飲んでれば全然なるので、クローン病を持ってはいるが、ないものと考えてもらっていいということで手術してもらえました(ここら辺の話で話したいことがありますので、後半で書きますが)。

手術当日(2017年3月13日(月曜))朝の食事です。固形のものは次の日(術後1日目)の朝まで食べられないので、味わって食べます!モグモグ…
手術当日の朝の診察で座薬を入れて、便をしっかり出しておきます。

手術当日お昼は抜きです。普通13:30から手術が開始する(一日あたり5人くらいやるそうです?順番は先生たちが決める)のですが、その日は外来が混んでいたようで、最初の手術の人の開始時間が14:30からと、少し遅れていました。

僕は15:00からでした。ベットに寝たまま手術室に運ばれました。手術前室で、看護師さん達が準備している時に、僕が看護士界の女神と思っている(笑)看護士士長さんにこの病院についての歴史を聞きました。

まずここの病院は、大学病院に特有にあるなんか冷たい感じ・無機質な感じってのがないんですよね。すっごくアットホームな感じ・あったかい感じがあります(松本医院もそうですが)。その理由はやはり「肛門病変を専門にやっているからなんだよね〜」とのことでしたね。やっぱり大学病院だと緊急の患者さんがいらっしゃって、医師にも看護師にも余裕がない。対してこの病院は、お尻専門ですから、看護師さんにも医師にも余裕がある。患者さんも緊急の方がいないので、看護師と患者も楽しく談笑できると。すごく自由だから、スタッフの間の仲も良い。

その看護士士長さんは、多摩大腸肛門科病院がまだクリニック時代だった頃から勤務しているそうで、「この病院はNaoki君の年齢より古いかもしれない〜」っておっしゃっていました。クリニック時代は病床数は少なかったけれども、需要が大きくなってきて病院になったのが平成元年だったとのこと。僕より年上ですね!

クリニック時代の面白い話が、ある患者さんがどうしても外食したくて夜中に病院を抜け出し近くの食事処で食事をしようとしたら、隣の席に院長が座ってきたということがあったそうです(笑)でも、自由な病院だったから、お咎めなしだったそうで(笑)

そんなことを話していたら、手術の本番になりました。もう看護士さん達は手際が良くてスパスパ僕を動かします。そして腰椎麻酔(下半身麻酔)を打ちます。これが痛いという方多いですが、そんなに痛いですかね?まあ全く痛くないということはありませんよ、でもチクッというよりは引き攣る?ような変な感じですかね。

麻酔が効いてくると、下半身があったかくなって感覚がなくなります。それで動きがノロイ癒し系の院長先生がまた痔瘻を手術してくれました(動きはノロイおじいちゃんですが腕はピカイチです)。院長先生は手術中ずっと喋ってまして、僕の母親が手術に立ち会ったのですが「最初のメスお母さん入れなよ」とか冗談ばっか言ってました(笑)

一回手術をキャンセルしなければ仕事の都合上、父親が手術に立ち会う予定でしたが、キャンセルしてしまってまた手術をやることにしたので、仕事の都合上母親が手術に立ち会ってくれました。

院長先生「痔瘻があるといいことないよねぇ、女の子とも遊べないでしょぉ〜?」「お母さん優しいねぇ、俺の母さんはクソババアだったんだぁ」
看護士士長さん「最近のお母さんは優しいんですよ、自分の子供のこととなると自分より痛いんですよ院長」
院長先生「昔の母ちゃんはみんなクソババアだったんだよぉ?俺はいじめられたんだぁ」

他にも色々喋っていたと思いますが、とにかくずっと喋ってます院長先生。独り言に近いくらいですね(^^)

院長先生「筋肉を避けながら切ってるんだよぉ」「はい、お〜〜〜わり。」
看護士士長さん「院長点検してください」
院長先生「あ、そうだった、点検点検…オッケー」

で、ミニ痔瘻を取れました。見せてもらいましたが意外と想像してたより瘻管自体は長いです。

院長先生は「今回のは自信作だよぉ」「もっと血がいっぱい出ればよかったのにねぇ〜」とドSなことを言ってきます(笑)「あまり痛くないだろうから、痛み止めはなしでいけるよぉ」「痔瘻の中では軽い方だねぇ」

看護士士長さん「院長今日は手術これで終わりです」
院長先生「えぇ〜これで終わりかぁ〜もっとやりたかったなぁ〜」のそのそとオペ室から出て行く
僕「院長先生物足りないんですかね?」
看護士士長さん「院長ね、手術好きなの」

院長先生は確かに普段はただのおじいちゃんですが、手術中だけ若返ります(笑)お尻の悩みを解決するためにこの世に生まれてきたのでしょうね。かなりの症例数をこなしていらっしゃるので、腕は確かです。確か複雑痔瘻でも難しい切開開放法(レイ・オープン法:lay-open method)をしてしまうくらいだとお聞きしましたので。シートン法やくりぬき法は、再発率が多少なりともあるそうですが、切開開放法は再発率は限りなく0に近いとのことですからね。新しい痔瘻ができてしまったらそれはまた別の話ですが。

そんなこんなで手術それ自身は麻酔が効いてるので、全くの無痛です。ちなみにここの院長先生はタモリ倶楽部の痔特集で出演された経験がおありです(笑)
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(出典:Gメン2002
手術後はベット上安静です。夕食は重湯と味噌汁で、流動食です。麻酔が22:00くらいから切れてきましたが、前回の痔瘻に比べたらあまり深いところは切開していないのか、そんなに痛くありませんでした。もちろん痛み止めはなしです(麻酔が切れた術後が一番痛いので、これを乗り切れば後は大丈夫です)。

ちなみに手術というのはストレスはかかりますので、ストレスで免疫が抑制されている時にヘルペスウイルスは増えますので、アシクロビルを多めに手術当日は28錠を分けて飲みました。








次の日(術後1日目)から普通に食べられます。なるべく手術創の安静を保つためにこの日は排便しない方がいいらしいです(まあ前日朝食しか食べてないのでしたくならなかった)。朝に診察はしますが、お風呂はまだ入れません。院長先生曰く「自信作だから、痛みはあまりないと思うよぉ、もっと痛かった方が良かったねぇ。」とのこと(笑)紫雲膏(赤い漢方塗り薬)とエルタシン軟膏(抗生物質外用剤)を看護士さんに塗ってもらいました。普通はここでステロイドの入った強力ポステザリン軟膏を塗ってもらうのですが、僕は免疫を抑制するステロイドは嫌なので塗りません。

確かに前回に比べて痛みも少なかったので、ちょっとJaneway's Immunobiologyを読んで勉強したり、テレビを見たり、Twitterしたりで終わった1日でした。

術後1日目の朝食です。 納豆おいしいよねー(^^)納豆大好きです!日本人でよかった!漢方のある日本に生まれて本当に良かったと思います。。
術後1日目の昼食です。洋食が出た時にちょっと嬉しいですね、まあ基本は和食がいいなと思いますが。このシチュー?が美味しかったです。
術後1日目の夕食です。お魚香味焼き?が美味しかったです。
写真にはありませんが、もちろんアシクロビルや漢方も飲んでます。抗生物質を細菌感染予防に飲みますが、この病院で処方されるのはフロモックスでこれは僕下痢してしまうので、松本医院で処方してもらったクラリスを代わりに飲んでました。あと止血剤(カルバソクロムスルホン酸ナトリウム)です、止血剤は副作用はなく免疫抑制しないのでOKです!

この日の夜に手術創を鏡で見てみましたが、予想以上に大きかったです(汗)ミニ痔瘻だったのに前よりちょっと大きい?同じくらい?ですが、まあ院長先生が自信作とおっしゃるので良いのでしょうネ。自分で紫雲膏とエルタシン軟膏を塗って、ガーゼと紙おむつを変えます(術後、手術創から滲出液が出るので、1日に2~3回はガーゼと紙おむつを変えなくてはなりません)。








術後2日目の朝に排便指導と言って、排便をしっかりします。朝の診察の時に浣腸をして、強制的に排便させます。怖いですが、しっかり排便しなくてはなりません、大切なのは怖がらずしっかりいきんで便を出すことです。その後しっかりウォッシュレットでしっかり手術創を洗います。

前回の痔瘻手術の時は、排便した後「イテテテ…」って感じでしたが、今回は手術創が浅いのか、あんまり痛くありませんでした。さすが院長先生の自信作なだけあります、院長先生ありがとうございます(^o^)

その後、お風呂に入れます。しっかり手術創をシャワーで綺麗に洗います。3日ぶりのシャワーなので気持ちいい!髪の毛も体もしっかり洗って気分一新です!

術後2日目の朝食です。温泉卵うまー
術後2日目の昼食です。炊き込みご飯美味しかったですねえ。鯛の煮付け?も美味しかったです(^^)
術後2日目の夕食です。豚の生姜焼き美味しかった!肉はたまに食べるにはいいですね〜!肉の白身が苦手なので、肉はあまり食べる方ではありません。
ガーゼなどもしっかり変えて、ちゃんと紫雲膏・エルタシンを塗ります。


 




術後3日目以降はだいたい同じです。朝にしっかり怖がらず1回排便、診察、お風呂、あとは自由です。テレビ見る・音楽を聴く・Janeway's Immunobiologyで免疫学勉強・間食(売店で色々売ってる)・寝る…

ガーゼもしっかり交換、紫雲膏・エルタシンを手術創に塗ります。ここまでくると、楽しみは食事くらいしかありませんネ〜〜〜

術後3日目の朝食です。ちくわうまし〜
術後3日目昼食です。たまにアクセントで洋食が出ると嬉しいですね!ミートソース・かぼちゃスープ美味しかったです!
術後3日目夕食です。鶏肉グリル?美味しかったです!B'zの稲葉さんは鶏鍋好きです。




術後4日目の朝食です。切り干し大根美味しいですよね!
術後4日目の昼食です。肉巻き野菜?が美味しかったです(^^)
術後4日目の夕食です。この白身魚のフライ?がとっても美味しかったです、美味しいものは後に残すタイプです、僕は。




術後5日目の朝食です。逆光で暗いな…
術後5日目の昼食です。右上のかんぴょうで締めた奴?が美味しかったです(^^)
術後5日目の夕食です。右上のカジキの焼き物?が美味しかったです(^^)




そして退院日(昨日)の術後6日目の朝食です。美味しくいただきました(^^)
ちゃんとテレビカードを残りなく使い切りましたよ(^^)
今回もお世話になりました。悪いところは全部取ったので、もう二度とお世話にならないことを祈ります(>人<)

この病院の雰囲気は大好きなんで、もし僕が看護士だったとしたら絶対にここで働きたいな〜って思います(^^)この病院は夜歩いても怖い感じがないんです、大学病院とかで夜歩くの怖いじゃないですか、なんか分かりますよね?とにかくあったかい感じの病院なんでここはすごいいい病院です。これから何回か定期的に通院して、手術創がしっかり治れば通院終了です、しっかり治るまでは1〜2ヶ月かかりますが。。

診察室前はこんな感じになってます。いい感じでしょ?明るいあったかい感じ、しませんか(^^)



入院中に実はJaneway's Immunobiologyの出版社であるGarlandScience社のTwitterアカウントからファボ(お気に入り)されました(笑)
これはJaneway's Immunobiology頑張って読みなさい!ってことなのかな?(笑)


これは頑張って読むしかないですね〜〜〜笑笑笑






家帰ってから、久しぶりに煮出したての漢方薬を飲みました、やっぱり煮出したては美味しいですね〜〜入院中は親に煮出してもらって、冷えたものをペットボトルからお茶のようにして飲んでいただけなので、あったかい漢方はやっぱり美味しいものです(^^)
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ちなみにこの漢方薬はヘルペスウイルス討伐の免疫を上げる『治打撲一方湯』です、松本先生はヘルペスウイルスに有効な漢方としてこれを処方しますが、他の漢方医は所詮「外傷をよくする」くらいの認識しかないでしょう、免疫学・漢方医学両方に卓越した松本先生は、気まぐれな人ではありますが本当にすごい方だなあ。。と思います。。

ミニ痔瘻は近いうちに完全にクリアできる(?未来のことは分かりません)と思うので、残るはヘルペスウイルスのみです!結局IBDの症状が良くなっても、標準治療時代や急性喉頭蓋炎の緊急事態時にステロイド系抗炎症剤(Steroidal Anti-Inframmatory Drugs:SAIDs)を僕はいくらか使ってしまったので、その免疫抑制をしている間に、免疫に殺されなくなった単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex virus:HSV)水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster virus:VZV)が日和見増殖してしまったので、これが後遺症のように残ってしまいます。
ストレスをかけたら、副腎から免疫が抑制する副腎皮質ステロイドホルモンが分泌され、ヘルペスウイルスを殺してくれるリンパ球が減り、ヘルペスウイルスが増えるだけなので、ヘルペスウイルスが標準治療などで増殖してしまった人間は『無理をしない・欲を諦める・強がらない・ありのままの自分を受け入れる・エゴを捨てる』などと、自分にストレスをかけない生き方が非常に重要になってきます。自分に新たな何かを足して生きる『足し算』の生き方ではなく、自分の余計なものを捨てる・人間の汚れを洗い流していく・エゴイズムやナルシシズムの克服といった『引き算』の生き方を心がけねばなりません。日本人は『引き算の美学』を持っているので、まあ、ちょうど良いでしょう!華道なんかも『引き算の美学』らしいですからね!

まさに『身を捨てて 浮かぶ瀬もあれ この世の中』です!(^^)

 

僕はよくハーフに見られますが親は二人とも純日本人です。兄弟の中でも僕だけ肌が白くなんか突然変異体みたいな感じです、実際入院中に看護士さんにまたハーフじゃないの?って間違われましたが、僕は日本人で本当に良かったと思ってます!納豆 & 松本先生のいる日本で本当に良かったです(^^)

まあ、まだ難治性IBDの原因ヘルペスウイルスのEBウイルス(Epstein-Barr virus:EBV)サイトメガロウイルス(Cytomegalovirus:CMV)が大量増殖しなかっただけ僕は運がいいですがね。EBウイルスやサイトメガロウイルスは本当に本当に難儀です。早めに標準治療やめたから、IBDが良くなっても残ったヘルペスウイルスがHSVやVZVといった人を殺さないヘルペスウイルスで済みました。顔にたまに単純疱疹ができるくらい、どうってことありませんよね。

ヘルペスウイルスは、免疫から回避する機構をいくつも持っており、免疫でも非常に殺しにくいので一度感染すると生体から完璧に排除するということはできないので、アシクロビルで増殖を抑えつつ、ある程度数を免疫で減らして共存レベルに持っていくしかありません。





















そして、実はここからが本題なんです。

それは何かと言いますと、この記事の最初に書いたように、僕は本当に運のいいことに松本医院の漢方治療を理解してくれる「多摩大腸肛門科」という、しかもものすごい腕のいい医者が家の近く(車で30分以上かかりますが)にあるというものすごく恵まれた人間であるということです。

なぜこんなことを書いているのかと言いますと、実は僕がミニ痔瘻手術をする前に、名古屋の若い松本医院クローン病患者の男の子(とそのお母様)が、痔瘻を手術したくて一回ここ多摩大腸肛門科病院に来てくれたんです。その時に僕はお二人にお会いしましたが、断られてしまったとのことでした。

まず、どうしてわざわざ遠い名古屋から東京まで来て診察されたのかと言いますと、関西の方では松本医院の漢方治療を理解してくれる肛門科は皆無なんだそうです。
 
大体が「レミケード・ヒュミラやらないと手術はできない」と言われてしまうんだそうです。しかし、松本医院のIBD患者というのは、僕みたいな標準治療に疑問を感じて早めに松本医院の治療を始める人間はむしろレアケースで、ほとんどが標準治療に限界を感じられて最も難儀なヘルペスウイルスのEBウイルス(EBV)やサイトメガロウイルス(CMV)が増えている患者さんが多いのです。例えレミケードやヒュミラであっても、これらの難儀なヘルペスウイルスが増殖した状態だと、レミケードやヒュミラで免疫を抑制して症状を取ろうとしても、その間に免疫に殺されなくなったEBウイルスやサイトメガロウイルスが増えるだけで、レミケードやヒュミラでも全く手が出ない故に、どうしても松本医院でしか治療できない方々なのです。さらに悪いことに、難儀なヘルペスウイルス増殖だけでなく、ステロイドや免疫調節薬で免疫細胞だけでなく体細胞の遺伝子の働きが変えられているが故に訳のわからない症状が出現したり、リンパ球の幹細胞が殺されているが故にリンパ球が上がらなかったり、クラススイッチしにくかったりと、しっちゃかめっちゃかです。

松本先生がよく「わしの仕事は薬害の後始末や、それで飯を食ってるんや。」とおっしゃるように、僕のような単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)程度で済む患者は松本医院では少ない方です。ちなみにその名古屋の若い松本医院クローン病患者の子は、標準治療は全くしていないのですが、メンタルストレスでサイトメガロウイルスが多いというレアケースなのですが。

特に松本先生曰くは、サイトメガロウイルスが多い患者に複雑痔瘻を持っている患者さんが多いことを臨床的に見ているそうです。痔瘻は基本的には免疫が落ちた時に腸内細菌の中でも最悪のグラム陽性菌、クロストリジウム・パーフリンジェンス(ウェルシュ菌)が増えて、そのクロストリジウム・パーフリンジェンスの出す外毒素(トキシン:toxin)が肛門の歯状線に穴をあけ壊死させることで起きます。
Wikipedia「クロストリジウム・パーフリンジェンス(ウェルシュ菌)」

僕の痔瘻も結局はリバウンド時に免疫細胞の中のエリートであるリンパ球が低くなり、その時にできたんです。リンパ球が低いと、肛門近くの粘膜でウェルシュ菌の出す外毒素(トキシン:toxin)に対するIgA抗体などを分泌するBリンパ球が少ないということですから、外毒素が肛門の歯状線から穴を開けて痔瘻になりやすいんです。もうリンパ球は十分に回復したので、もう痔瘻になることはないと思います(そう祈ります)。
上の写真のIgA分泌細胞というのは、Bリンパ球の活性化型です。過剰なストレスで免疫を抑制する副腎皮質ステロイドホルモンが大量に分泌されたり、ステロイド・免疫調節薬・生物学的製剤などでリンパ球を殺してしまうと、IgG→IgE・IgAクラススイッチが阻害されたり、そもそもIgA分泌Bリンパ球が少なくなって、粘膜防御で最も重要なIgA抗体が分泌されなくなります。
上の写真の様にして、IgA抗体は粘膜防御で最も重要な役割を果たしています。肛門の歯状線の粘膜に溜まったウェルシュ菌の出す外毒素をIgAは中和してくれるのですが、リンパ球が低くなるとそのIgAの外毒素中和作用がなくなり、粘膜が破壊され痔瘻の管ができていくというわけなんです。リンパ球はめちゃくちゃ大切です!!!

クロストリジウム・パーフリンジェンスはフラジール(メトロニダゾール)という抗菌物質で殺せるので、これを投与することで痔瘻・膣瘻が良くなる松本医院IBD患者さんもいらっしゃるそうです。しかし、複雑痔瘻を持っている松本医院IBD患者さんはなかなかよくならず、みなさんサイトメガロウイルスを臨床的に持っている様です。事実、痔瘻ではないですが、小腸結腸瘻からサイトメガロウイルスが検出されたという医学論文もあります。

その名古屋の子も例外ではなく、サイトメガロウイルスの値が高いゆえに複雑痔瘻を持っていて、下痢回数も1日4~5回で、遠方ゆえに漢方治療は理解できるが、手術したとしても通院できないので責任持てないとのことで断られてしまったそうです。

また、ここの病院の看護師さんにもお聞きしましたが、クローン病や潰瘍性大腸炎といった基礎疾患を持った患者さんは、下痢のコントロールができないとさすがに手術できないのだとおっしゃっていました。僕はアシクロビル飲んでれば、便は1日1回になりますので、手術やってもらえたと言っても過言ではありません。漢方治療でも下痢が2〜3回程度なら良いですが、下痢が10回くらいだとさすがにしてあげたくてもできないのだということです。サイトメガロウイルスの多い方は本当に大変です。。

しかし、ここ多摩大腸肛門科の院長先生は以下のブログを見てもらってわかる様に、複雑痔瘻でも熟練の腕が要求されると言われる切開開放術を行ってしまう(というかここの院長先生はそもそも切開開放術しかやらない、切開開放術は保険が効くので手術代も比較的安く済みます)くらいなので、便回数が2〜3回にコントロールできさえすれば、複雑痔瘻でも再発率のほぼない切開開放術をやってくれる可能性はあります。
入院2日目 手術当日 午後編|痔ろう(肛門周膿瘍)手術体験記
僕はシートン法やくりぬき法をやったことがないのでわからないのですが、ゴムを締める必要もなく、くりぬき法みたく再発率の高いわけでもない、 切開開放術(レイ・オープン法)は原始的ですが腕の良い医師にやってもらえれば本当に良い術式だと個人的には思っています(^^)
(解説)

後方(背中側)のII型痔ろうや、前方側方のII型痔ろうであってもごく浅い場合には、通常切開開放術が行われます。 (参考:低位筋間痔ろうの手術)  

切開開放術はもっとも単純確実な痔ろうの術式であり、再発率が一番低い(1~2%)という長所があるので、切開しても変形の起こるリスクが低い痔ろうの場合に用いられます。

 術後も排便コントロールを厳密に行う必要はないので、短期入院手術にも対応できるというメリットもあります。  

いっぽう前方側方のII型痔ろうや、III型痔ろう・IV型痔ろうといった複雑なタイプの痔ろうにこの術式を用いると、肛門が変形して便漏れが起こる可能性が高くなります。  

こういった複雑な痔ろうの手術は、肛門科の専門病院とそれ以外の病院では結果の差が大きく出ます。 痔ろうの手術は、肛門科を専門とする病院で受けられることをおすすめします。  

(マニアックな蛇足・・・)  

この痔ろうの切開開放術は、数ある肛門科の手術の中でももっともシンプルなものと考えられており、肛門科手術に熟達した医師であればものの数分で終わってしまいます。  

手術書を読んでみても、この「痔ろう切開開放術」はいかにも簡単にできそうな記載がなされているので、肛門科を専門家としない医師が手がけることも多いようです。  

でも実際には、肛門科を専門としない医師が切開開放術を手がけて、経過が悪くて肛門科専門病院を受診してくる方がけっこういます。  

診察してみると、本当に色々なトラブルのパターンがあります。たとえば・・・  

痔ろうのトンネルを正確に切開できていなかったり・・・
切開した左右の皮膚がくっついて浅い痔ろうを再びつくっていたり・・・
傷の形が悪くて治らなくなっていたり(難治創といいます)・・・
奥に向かう痔ろうのろう管(高位筋間痔ろう:IIH)を見逃して再発したり・・・
「III+IIL型痔ろう」という深くて複雑な痔ろうなのに、浅いところだけ切開開放して終わっていたり・・・  

実を言うと私も肛門科の手術を始めた10年ほど前には、ベテラン肛門科医師の手術助手を行いつつ、「痔ろうの切開開放術って簡単な手術じゃないか」と思っていました。  

でも正直言って当時の私は、
ベテラン肛門科医師がこれらのトラブル対策をすべて押さえた手術をわずか数分でやってのける匠の技がまったく見えていませんでした。  

こんな経験を色々としてからというもの、私はどんな手術も「簡単だ」とは思わないようになっています。  

肛門科を専門としない外科医の中には、「肛門科の手術なんて簡単じゃないか」という人がいます。 でもたぶんそれは経験が少ないために、たまたまマグレでトラブルに遭遇しなかっただけということです。  

いっぽう肛門科専門の医師は、ベテランの先生ほど、「肛門科の手術は難しい」といった発言をされます。 多くの失敗パターンを経験するほど、手術の奥深さが分かってくるのだろうと考えています。
多摩大腸肛門科の院長先生は、見た目は普通のおじいちゃん(笑)ですが、複雑痔瘻でも切開開放術をやってのけるくらい腕は超ベテラン(タモリ倶楽部に出るくらい有名)なので、痔瘻に悩まれているIBD患者さんは、ここでの手術というのも検討されてみては如何でしょうか?

事実、僕が1年前に手術した時の記事を見て、1人関西の漢方治療している方がここの手術をされに来て、茨城の方から手術はしなかったが相談しに来られた方がいらっしゃるそうです。看護士士長さんから「Naoki君のことを知ってここに来られる患者さん多いんですよ〜」って言われて感謝されました(←僕は多摩大腸肛門科と癒着しているんでしょうか笑)。癒し系院長先生が存命の間に受けておいた方が良いのではないでしょうか〜(笑)





僕が聞きたいのは、『関西の方面で漢方治療を理解してくれる肛門科はないか?』ということです、これを知りたがっている松本医院患者さんは多いと思います。関東ではまずこの多摩大腸肛門科は一つ、理解してくれる病院として確実です。また広く地域を問わず、『この肛門科は漢方理解してくれました!』とかありましたら、コメント等で教えていただけると幸いです(^^)

よろしくお願いしますm(_ _)m

これからまたしばらくこの病院の通院記録を書いていくことになりそうです、体力が復帰して来たらソリブジン復活・ブリブジン承認活動やYouTube松本理論解説などもやっていこうと思っています、本当にお待たせしてすいません!まずは自分のことをなんとかしなければなりませんね!まあ、一刻も早くEBウイルスの治療を始めないと、日和見リンパ腫を防げないので本当は1日も早くソリブジン復活・ブリブジン本邦承認をやらなければならないと思っていますが!

もうしばらくお待ちくださいm(_ _)m

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おまきさん(ちゃまはらさんの娘さん)の4コマ漫画がまた出ました(^^)おまきさんの絵の才能をなんとか生かせないかと思い、最近色々考えてます!お待ちください! おまきさんを漫画家にしてお金を稼げる様にしたいと目論んでます!笑
ちゃまはらさんの娘さんの倦怠感ですが、これもまたヘルペスウイルスが関わっています。EBウイルスは慢性疲労との関連も指摘されているほどです(最近ではヒトヘルペスウイルス6型との関連も指摘されています)。
この後何があったかというと、ちゃまはらさんの娘さんは無理をして免疫を抑制する副腎皮質ステロイドホルモンが過剰に分泌されたことにより、免疫が抑制されたことでEBウイルスが増殖し、EBウイルスが胆管の上皮細胞に感染することによって、クローン病の合併症として名高い原発性硬化性胆管炎(Primary Sclerosing Cholangitis:PSC)を発症されたのです。
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上の写真の灰色の細胞が、胆管上皮細胞で、ここにEBウイルスが感染してしまったのです。PSCはよくクローン病の合併症と言われますが、実は結局のところ医原性の免疫抑制による日和見EBウイルス・サイトメガロウイルス胆管上皮細胞感染が原因なのです。ほとんどの医者は原因不明で予後不良というのですが、松本先生はPSCがEBウイルスやサイトメガロウイルスによるものであると長年の臨床でわかっているので、ちゃまはらさんの娘さんに免疫を抑制しない状態では多少なりともEBウイルスに有効なアシクロビル大量投与と、ヘルペスウイルスに対する免疫を上げる(つまりヘルペスウイルス感染細胞を殺すキラーTリンパ球やナチュラルキラーリンパ球の働きを上げる)治打撲一方湯を処方することで、ちゃまはらさんの娘さんは一命を取り止めた、ということです(ここまでしつこくヘルペスウイルスにこだわっている医者は松本先生くらいしかいませんから、予後不良と言われるPSCに対しても松本先生はこんなことができてしまうのです、すごい医者です)。アシクロビル高いですが、EBウイルスは人を殺すヘルペスウイルスですので、ちゃんと飲まなければなりませんヨ!ちゃまはらさんちゃんと娘さんのお尻叩いておいてくださいね!

難病情報センター|原発性硬化性胆管炎(指定難病94)
Wikipedia「クローン病:合併症」

EBウイルス原発性硬化性胆管炎(Primary Sclerosing Cholangitis:PSC)原発性胆汁性肝硬変(Primary Biliary Cirrhosis:PBC)自己免疫性肝炎(Auto-Immune Hepatitis:AIH)といった自己免疫肝疾患(Auto-immune Liver Diseases:AiLDs)の関係の医学論文(Reviewですが)で最も良いのは以下の論文でしょう(この論文はAiLDsとEBウイルスの関係のみに焦点を当てており、サイトメガロウイルスに注目していないことを一つ忠告しておきます、EBウイルスのみがAiLDsを引き起こすわけではありません、サイトメガロウイルスもAiLDsを引き起こします!この論文の結論は、EBウイルスとAiLDsの関連はあるけれどもEBウイルスそれだけではAiLDsの病態を説明できないとなっていますが、何がそれだけではないのかと言いますとサイトメガロウイルスによるAiLDsもあるということを調べていないだけです。)

医学論文(2012年)
"Epstein-barr virus as a trigger of autoimmune liver diseases."
『自己免疫肝疾患(AiLDs)の引き金としてのEBウイルス』
Rigopoulou EI, et al. Adv Virol. 2012.
全論文(PDFファイル)は→こちら

いつかアブスト・内容を解説したいとは思います。ちゃまはらさん曰くは娘さんがPSCを発症された時に、娘さんを緊急的に連れていった先の肝臓の専門医でもEBウイルスがPSCの原因になりうるということを知らなかったらしく(つまりこの論文の存在を知らない)、ホントに医者はもっとヘルペスウイルス感染症なり免疫学を勉強すべきだと強く思います。全ての医者に言いたいことですが、患者さんは教科書に乗っていることだけ勉強していたら救えるなんてそんな甘いものではありません、最新の医学論文も勉強しないとダメです、患者さんは教科書通りではないですから(この言葉は僕の好きな3人目の主治医(C◯JAPANでコラム書いていた)の言葉でもあります、僕にステロイド処方することを断固拒否した標準治療の医者の中では唯一の医者です)。医者には教科書だけでなくもっと広く勉強してほしいものです。。

松本先生は自己免疫肝疾患(AiLDs)とEBウイルス・サイトメガロウイルスの関わりについて、コラムの中で詳しく解説されていますからこちらもぜひ参考にしてください(^^)
松本医院『補体について』

また、一度『全難病患者の救世主になり得た、ソリブジン(Sorivudine)について〜その①〜』の中でAiLDsとEBウイルスとサイトメガロウイルスの関係についての松本先生の記述を抜き出していますので、こちらでも構いません。

そもそも自己免疫疾患というもの自体存在しないのですがね、EBウイルス感染Bリンパ球の勝手に分泌する抗体によるクロスリアクションで、見た目には自己免疫疾患みたいのは存在しますがね!「あなたの免疫は強すぎるから」というのが、現代医療においてステロイドや免疫調節薬・生物学的製剤を使用する最大の根拠になっていますが、いつか図解を書きますが決して免疫が強すぎるんではなく、95%の人間が保有しているEBウイルスに感染したBリンパ球の勝手に分泌する抗体がクロスリアクションを起こしているだけです。さらに化学物質(ハプテン)に対するIgGでの止まらない殺しの戦いの飛び火もです。

「あなたの免疫は強すぎるから」と言ってステロイド・免疫調節薬・生物学的製剤を用いて免疫を抑制し一時的に症状をよくしても、実態はその間にEBウイルスは免疫に殺されなくなり増えて、再燃時にはEBウイルス感染Bリンパ球のクロスリアクションはより激化し症状は前回より悪くなるばかりなんですがねぇ。。

EBウイルスについては、以下の僕の図解の最後の28枚目をみてくださいね、無断転載は禁止です。
常に免疫というのは化学物質(ハプテン)やウイルスや細菌といった「異物」に対して攻撃するのであって、自己の細胞を攻撃するなんて馬鹿げたことはしません。IBDなんかも絶食すれば症状が消えるというのが自己免疫疾患ではないという最大の証拠です、IBDが自己免疫疾患だとしたら絶食しても自己の腸管細胞を免疫が攻撃し続けるはずですから症状は消えないはずです。食事中の化学物質(脂質抗原など)に対する、過剰なストレスや免疫を抑制する薬によるIgG→IgE・IgAクラススイッチ阻害によるいつまでも終わらない化学物質に対する殺しの戦いの飛び火が原因の一つです。さらに免疫を抑制する薬や過剰なストレスにより、免疫に殺されなくなったEBウイルスやサイトメガロウイルスといった9割の人間が保有している人間の常在ウイルスであるヘルペスウイルス、腸内細菌の中で最も最悪なウェルシュ菌の出す外毒素などにより、難治化して狭窄・穿孔・痔瘻・瘻孔ができていくだけです。

こうなると、やはり一刻も早くブリブジン承認・ソリブジン復活・アシクロビル保険適応疾患拡大・副作用のない抗サイトメガロウイルス剤の開発とその保険適応をしなければならないなと思うわけです!標準治療でやっていきたい方々の気持ち(社会生活を優先させたい)も分かりましたから、EBウイルスやサイトメガロウイルスといった最も怖い人を殺すヘルペスウイルスの日和見感染制圧に真摯に取り組むことを現代医療に要求したいです。

自己免疫疾患が存在しないというここら辺のお話はしっかり証明するとなると免疫学的にも登場人物が多くなり(免疫細胞が全員出てくるだけでなく、病原体関連分子パターン(PAMPs)、パターン認識受容体(PRR)、Toll様受容体・NOD様受容体、共刺激分子・共刺激などなどが勢ぞろいする)かなり難しいので理解してくれるか心配なのですが、いつか図解描きますんでお楽しみに!



まあ、おまきさん(ちゃまはらさんの娘さん)の4コマ漫画の、おまきさんと松本先生の初めての出会いの漫画は松本医院や松本先生の特徴をうまく捉えていていつ見ても笑ってしまいます、いい漫画です(笑)
ステロイド禁止は本当に貼ってあります(笑)
おまきさん(ちゃまはらさんの娘さん)の場合は、レミケ・ヒュミラでEBウイルスが増えてしまったが故に標準治療に適さなかっただけです。EBウイルスやサイトメガロウイルスがどれほど難病患者を殺しているかを知らない医者の方が多いですから、今の現代医療の現状は仕方のないことです。自分の身は自分で守らねばなりません。







なんとなんと!!!!!B'zが再始動する様です!!!!!これは嬉しい〜〜〜〜!!!!!手術頑張ってよかった〜〜〜〜!!!!!
100年に一度の
恋が実るようなEPIC DAY 
I'm waiting for you…

「A LIFE〜愛しき人〜」のEDの "Still Alive" 発売してほしいなぁ〜〜笑









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ブログ村の記事がダブっていて変ですが、どうしてこうなったかよくわかりません(^^;
見逃しておいてください(^^; 

『ソリブジン復活を願う会』Twitterアカウント作成しました

お久しぶりです、Naokiです(^^)



前回と前前回と前前前世ならぬ前前前回(笑)の記事で書いたように、『ソリブジン復活を願う会』のTwitterアカウント作成いたしました!

こっちは本物の前前前世です(笑)


アカウント名はそのまま、@sorivudine です!!!誰も使ってなかったみたいで、運が良かったです!!!

前前前世ならぬ前前前回(笑)の記事→『近況報告:「君の名は。」& ヘルペスウイルスとIBDの関係』
前前回の記事→『全難病患者の救世主となり得た、ソリブジン(Sorivudine)について〜その①〜』
前回の記事→『全難病患者の救世主となり得た、ソリブジン(Sorivudine)について〜その②〜』

ホーム画面は自己満足ですが、「君の名は。」の隕石が落ちるところにしました。僕にとっては『隕石=EBウイルス』で、ソリブジンが復活すればリアル「君の名は。」を起こせると思っているからです\(^O^)/
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「君の名は。」を一度観たことがある方ならば、分かる話だと思います!ネタバレはダメだからあまり書けません!笑

だって僕は一度EBウイルス(僕にとっての隕石)の急性喉頭蓋炎で死にかけたから、三葉ちゃんが隕石で一度死んでしまったこととも一致します!(←ネタバレ笑)





このアカウント、@sorivudine「ソリブジン復活を願う会」はフォロバ(フォローを返す)ことは基本的にいたしません。

もし、僕の提起する『ソリブジン復活・アシクロビル保険適応疾患拡大・副作用の少ない抗CMV剤の開発嘆願』に賛同していただけるならば、Twitterアカウントを作成し(無料で作れます)、フォローしてください(^^)

まあ、すぐに大きなムーブメントになるとは考えにくいですが、草の根活動で少しづづ少しづづ、ですかね(^^)

僕としては、明日からでもソリブジンを復活させ、レミケードやヒュミラ投与時のEBウイルスの増殖を抑えて、若い子の日和見EBウイルス感染悪性リンパ腫を防ぐべきだと思っているんですけどね!!!ちゃまはらさんの娘さんと同じ子を二度と出してはならないと思います。。





このアカウントは、botではなく手動で、僕が気が向いた時にソリブジンやアシクロビルをはじめとする、抗ヘルペスウイルス剤の有用性をつぶやこうと思います。一応、1日1呟きを目標にします。

もう一度、ソリブジン復活の恩恵を書いておくと、

IBD治療に対するソリブジンの恩恵は、 
  • 腸管神経に感染する単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)の増殖をソリブジンで強力に抑制することにより、蠕動運動異常・下痢・腹痛を改善する。
  • レミケード・ヒュミラなどの生物学的製剤・免疫調節薬使用時におけるEBウイルスの増殖をソリブジンで強力に抑制し、日和見EBウイルス感染による種々の悪性腫瘍(悪性リンパ腫・胃癌・乳癌・上咽喉癌・もしかすると大腸癌も)の発症リスクを健常者レベルに下げる。
  • 全ての標準治療不適応な難治性IBDの原因に、EBウイルス腸管感染があった場合、EBウイルスの増殖をソリブジンで強力に抑制することによって、EBウイルス腸炎による深掘れ潰瘍・狭窄・穿孔を未然に防ぎ、手術を回避ないし症状を改善する。
IBDに限らず、
  • 単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が関わっている疾患の症状を劇的に改善できる。(例:頭痛、片頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛、風邪に際して見られる頭痛や肩こり、 生理に際する頭痛、顔面神経麻痺、ベル麻痺、三叉神経痛、耳鳴り、難聴、突 発性難聴、メニエール病、熱性痙攣、めまい、立ちくらみ、吐き気、原因不明の嘔吐、車酔い、船酔い、慢性疲労症候群、五十肩、四十肩、肩こり、首こり、 倦怠感、疲れやすさ、口内炎、口唇炎、口角炎、しわがれ声、いつまでも続く 喉の痛み、慢性的な喉の詰まり・違和感、寝汗、異常な汗かき、こむら返り、 顎関節症、歯肉炎、歯周炎、筋肉の痙攣、目の結膜の痛み・違和感、目の奥の 痛み、ブドウ膜炎、目の強膜炎、目の脈絡膜炎、虹彩炎、細菌感染によらない角結膜炎、視神経炎、リウマチの痛みの一部、リウマチ性多発筋痛症の筋肉の痛み、線維筋痛症の筋肉の痛み、漢方で梅核気といわれる喉の詰まる症状、い わゆる自律神経失調症、熱の出ないあらゆる種類の腹痛、クローン病や潰瘍性 大腸炎の腹痛、原因不明の腹痛、坐骨神経痛、腰痛症、腱鞘炎、性器の痛み、 ペニスの痛み、放射線治療後の痛み、抗癌剤を使用している時の様々な痛み、 糖尿病性神経障害の痛み、変形性膝関節症の痛み、変形性股関節症の痛み、原因不明の股関節の痛み、痛風といわれる時の痛み、あらゆる神経の痺れ感、心因性多汗症、心因性排尿障害、発作性動悸、発作性頻脈、発作性高血圧症、発作性心房頻拍の一部、狭心症の一部、心因性疼痛、小脳性運動失調症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の一部、てんかんの一部、多発性硬化症やその他の中枢神経系脱随性疾患、チック障害、Hunt 症候群、レイノー病の一部、多くの逆流性食道炎、多くの慢性胃炎、原因不明の肝炎、原因不明の膵炎、前立腺炎、アト ピーのピリピリ感やチクチク感や不愉快な痛み、椎間板ヘルニアの痛み、脊柱管狭窄症の痛み、脊椎すべり症の痛み、不眠症の一部、振戦、筋肉の筋膜性疼痛、過喚起(ハイパーベンチレーション症候群)の一部、しゃっくり、原因不明の発熱、原因不明の下痢...)
  • EBウイルスが病態の裏に関わっている種々の難病の治癒ないし改善。(例:全身性エリテマトーデス(SLE)、混合性結合組織病(MCTD)、関節リウマチ(RA)、シェーグレン症候群、橋本病、バセドウ病(グレーブス病)、自己免疫性肝炎(AIH)、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、間質性肺炎(IP)、悪性貧血、などなど…)
  • EBウイルスが関わる癌の治癒ないしは予防・改善。(例:悪性リンパ腫、胃ガン、乳ガン、上咽喉ガン、肝臓ガン、大腸ガン(?)、肺ガン(?))
といった恩恵があります。



アシクロビルの保険適応疾患拡大の理由は、単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex virus:HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster virus:VZV)の関わる上記のような症状を、保険適応したアシクロビルによって治療法の如何にかかわらず誰でも改善することができること。松本先生がEBウイルス性悪性リンパ腫をアシクロビル投与によって治したことがあるということ。



副作用の少ない抗サイトメガロウイルス剤の開発 & その難病治療保険適応嘆願の理由は、例えばIBDにおいては何度も何度も腸管を切ることになる原因はヘルペスウイルスの中でも最も難儀なサイトメガロウイルス(Cytomegalovirus:CMV)ないしEBウイルス(Epstein-Barr virus:EBV)の日和見腸管感染にあるのですが、ソリブジンとアシクロビルはEBウイルスには有効だけれども、サイトメガロウイルスには無効で、現時点では抗サイトメガロウイルス剤は骨髄抑制などの副作用の強いガンシクロビル(Ganciclovir)しかないので、ガンシクロビルをサイトメガロウイルス増殖を未然に防ぐために常用するということは不可能だからです。もし、副作用の少ないサイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペスウイルス剤があれば、サイトメガロウイルスによる深掘れ潰瘍・狭窄・穿孔を未然に防ぐことが可能になると思います!!!










前回の記事を見た方(kさん)から、メールをいただきました。

naoki様 

こんにちは!­
日頃の記事に勉強させて頂いております。­

さて、ソリブジンの復活活動を応援する次第で­すが、現在日本以外で
存在するブリブジン(­Brivudine­)と言う薬は代用できない物でしょうか?­
 

ソリブジンに極めて似ているように思いますが­、いかがでしょうか?
 

https://en.wikipedia.­org/wiki/Brivudine

全く関係なかったら申し訳ありません。

少しでもお役に立てればと思い取り急ぎメール­いたしました!

それでは失礼いたします。­

「ソリブジンに似ているブリブジンはどうなのか?」という提案をいただきました。

ブリブジン(Brivudine:BVDU)というのは、ヨーロッパ圏で用いられているソリブジンにほとんど似た薬です。下の化学構造式がブリブジンです。

Brivudine - Brivudin.svg
By Yikrazuul - Own work, Public Domain, Link


下の構造式がソリブジン(Sorivudine:BV-araU)です。

Sorivudine.svg
By Yikrazuul (talk) - Own work, Public Domain, Link


水酸基(OH)がブリブジンに比べ、ソリブジンが一つ多い(2'位にある)だけの違いとなっています。

ブリブジンは、現行の抗ヘルペスウイルス剤のアシクロビルに比べて、200~1000倍近い水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)に対する活性を持つ抗ヘルペスウイルス剤でありますが、やはり調べるとソリブジンの方がVZVに対し2000~3000倍の活性を有していますので、ブリブジンの承認だけでなくソリブジンも復活させたいところではあります。

しかし、kさんに強力な情報をいただけたと僕は思っています。

実は「公知申請」という手続きがあり、それは何かと言いますと、日本では保険適応が認められていないが海外で認められているある薬の適応を公知申請という手続きで、治験なしに適応拡大の審査申請をすることができるのです。
 
しかし、この公知申請は、例えば日本ではアシクロビルは帯状疱疹・単純疱疹・造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制に対してしか保険は適応されませんが、例えば海外で腹痛に対してアシクロビルの保険が効いていた時に、腹痛に対しての保険適応を治験なしに審査申請できる、というシステムなのです。

故に、そもそも日本において承認されていないブリブジンという薬を、ヨーロッパ圏のブリブジン保険適応疾患に対して公知申請し、ブリブジンを承認させるとともにブリブジンを本邦で使用できるかというのはなかなか分からないところなのです。

まず、なぜヨーロッパ圏でブリブジンは使用できて、日本では使用できないのかと言いますと、ブリブジンとソリブジン両方ともブロモビニルウラシル(Bromo-Vinyl-Uracil:BVU)というものに腸内細菌によって分解され、これが抗がん剤5-FUの代謝酵素であるDPDに結合し、5-FUの代謝を阻害してしまいます(これがソリブジン薬害事故の原因)。故にソリブジン薬害事故のおきた日本では、ソリブジンの類似品であるブリブジンであっても、流れ的に使えないということがあるのでしょう。

下の絵がブロモビニルウラシル(BVU)です。

Bromovinyluracil skeletal.svg
By Anypodetos - Own work, CC0, Link


ソリブジンもブリブジンもこれ(BVU)を化学構造式の中に含んでいることは見て取れるかと思います。このBVUが抗がん剤5-FUの代謝酵素であるDPDに結合して5-FUの代謝を阻害し、5-FUの血中濃度をあげてしまうことによって、5-FUの毒性が増し、ソリブジンと5-FUの併用により薬害事故が起きてしまいました(併用しなければソリブジンそのものは非常に有用な薬剤です!!!)

しかし、ブリブジンに関しては、ヨーロッパで用いられているためにソリブジンよりも承認させやすいとは考えます。

そして、日本でブリブジンを復活させることはソリブジンを復活させることにほぼ同義(化学構造式がほぼ同じ)ですから、一緒にソリブジンも復活させられたらなあ、と思います。

ちなみに、以下の論文でブリブジンとソリブジンの、日和見リンパ腫の原因・難治性IBD患者の最大の敵の一つであるEBウイルスの増殖抑制能力は、アシクロビルに優ると証明されています。しかもこれはソリブジンの開発者であられる町田治彦さんが参加している論文です!!!

医学論文(1988年)
"Comparison of two bromovinyl nucleoside analogs, 1-beta-D-arabinofuranosyl-E-5-(2-bromovinyl)uracil and E-5-(2-bromovinyl)-2'-deoxyuridine, with acyclovir in inhibition of Epstein-Barr virus replication."
『2つのブロモビニルヌクレオシドアナログの比較:1-beta-D-arabinofuranosyl-E-5-(2-bromovinyl)uracil(ソリブジン:BV-araU)とE-5-(2-bromovinyl)-2'-deoxyuridine(ブリブジン:BVDU)の、アシクロビルと比べたEBウイルスの複製抑制の比較』
Lin JC, H Machida. Antimicrob Agents Chemother. 1988 Jul;32(7):1068-72.
全論文はこちら(PDFファイル)

この論文のアブスト(概要)だけですが、ささっと和訳して紹介します。

Abstruct:The effect of 1-beta-D-arabinofuranosyl-E-5-(2-bromovinyl)uracil (BV-araU), a new antiviral drug, on Epstein-Barr virus (EBV) was studied and compared with those of E-5-(2-bromovinyl)-2'-deoxyuridine (BVdU) and acyclovir (ACV).
概要:新しい抗ウイルス剤の 1-beta-D-arabinofuranosyl-E-5-(2-bromovinyl)uracil(BV-araU:ソリブジン)のエプシュタイン・バール・ウイルス(Epstein-Barr virus:EBV:EBウイルス)に於ける効果が研究され、そして E-5-(2-bromovinyl)-2'-deoxyuridine(BVdU:ブリブジン)と acyclovir(ACV:アシクロビル)の抗EBウイルス効果と比較された。

BV-araU effectively inhibited EBV replication both in superinfected Raji cells and in virus producer P3HR-1(LS) cells, as determined by density gradient centrifugation, in situ cytohybridization with an EBV DNA probe, and cRNA-DNA hybridization.
BV-araU(ソリブジン)は、密度勾配遠心分離法・EBウイルスDNAプローブの in situ 細胞ハイブリダイゼーションと cRNA-DNA ハイブリダイゼーションで決定した時に、EBウイルスに重複感染したラージ細胞とEBウイルス産生細胞である P3HR-1(LS) 細胞の両方において、EBウイルスの複製を効率よく阻害した。
Wikipedia「ラージ細胞(Raji cells)」
Wikipedia「in situ ハイブリダイゼーション」


The 50% effective doses for viral DNA replication were 0.26, 0.06, and 0.3 microM for BV-araU, BVdU, and ACV, respectively. The relative efficacy on the basis of the in vitro therapeutic index was BVdU (6,500) greater than BV-araU (1,500) greater than ACV (850). Synthesis of EBV-induced polypeptides with molecular weights of 145,000 and 140,000 was inhibited by these drugs. Kinetic analysis of reversibility of inhibition of EBV DNA replication after removal of the drugs indicated that BV-araU, like BVdU, has a more prolonged inhibitory effect than ACV.
50%がEBウイルスのDNA複製の阻害に対して有効となる薬の服用量(50% effective doses)は、ソリブジン(BV-araU)・ブリブジン(BVdU)・アシクロビル(ACV)それぞれに対して0.26・0.06・0.3μMであった。in vitro(試験管内での)その治療指数に基づいた相対的効能はブリブジン(BVdU)が最も高く6500で、次にソリブジン(BV-araU)の1500、最後にアシクロビル(ACV)の850であった。分子量が145000〜140000のEBウイルスによって誘導されるポリペプチドの合成はこれらの薬剤によって阻害された。この薬(ソリブジン)の除去後のEBウイルスDNAの複製の阻害の可逆性についての動的な分析は、ブリブジン(BVdU)に似たソリブジン(BV-araU)は、アシクロビル(ACV)に比べてより長期的な阻害効果を持っているということを示した。
Wikipedia「治療指数」

These results indicate that the 2' OH group in the arabinosyl configuration of BV-araU results in marked reduction in anti-EBV activity while slightly diminishing cytotoxicity.
これらの結果はソリブジン(BV-araU)のアラビノシル立体配置に於ける2' 位の水酸基(OH group)は、細胞毒性を僅かながら減少させつつも、抗EBウイルス活性の顕著な減少の結果となるということを示唆する。

この論文によると、ブリブジンの方がEBウイルスの増殖抑制力はソリブジンに勝るようです。むしろソリブジンよりブリブジンの方がEBウイルス増殖抑制には有効そうです!アシクロビルに比べて、ブリブジンは約7倍、ソリブジンは2倍の抗EBウイルス活性を有するんだそうです。

しかし、ソリブジンの方がブリブジンに比べて肝臓抽出液や体内の酵素によって分解されにくい(ブリブジンの生体使用率は約30%と低い、ソリブジンはほとんど生体内で利用されるそう)ので、ソリブジンの方が少ない服用量で済みます。かつ細胞毒性はブリブジンよりソリブジンの方が少ないそうです。

故に、ブリブジンとソリブジン両方承認・復活させるのが良いでしょうね!ソリブジンはVZVに対しアシクロビルの2000~3000倍の活性を持ち、対してブリブジンはVZVに対しアシクロビルの200~1000倍ですから、あらゆる神経の痛みの原因となるVZVに対する活性はソリブジンの方が勝りますからね。

kさん、貴重な情報ありがどうございました!!!よりソリブジンを復活させやすくなったと思います!!!言ってみれば、現時点レミケード・ヒュミラでEBウイルスによる日和見リンパ腫になってしまったとしても、ヨーロッパでブリブジンを投与すれば助かる可能性があるということです!!!

あと個人的な思いとして、ブリブジンはヨーロッパで、ソリブジンは日本で開発された薬剤ですので、ソリブジンが復活したら日本人として嬉しいな〜と思うところもあります。ヤマサ醤油にもう一度頑張っていただきたいです、美味しい醤油いつもありがとござんすですからね!笑

ソリブジン復活に加えて、ブリブジンの日本での承認も一緒にやってしまいましょう!!!

あと、アシクロビルの保険適応疾患を見ると、『造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制』があるんですが、これに保険適応されるんならレミケード・ヒュミラ投与時や免疫調節剤投与時、ステロイド系抗炎症剤投与時の強力な免疫抑制時における医原性の日和見ヘルペスウイルス感染症の発症抑制に是非とも保険適応して欲しいんですがね〜というか標準治療にアシクロビルをメサラジンと同じように入れるべきだと強く思いますわ…

造血幹細胞移植っていうのは、ざっくりいうと骨髄移植なんですが、免疫細胞の工場に当たる骨髄の幹細胞を移植する時に自分の骨髄を殺してから移植するので、一時的に免疫が全くいなくなるんですよ。それ故にヘルペスウイルスが免疫に全く殺されなくなって、ヘルペスウイルスがとんでもなく増殖するんですよ。

日和見リンパ腫はEBウイルスが原因なのに、EBウイルスに対してアシクロビルは少しなりとも有効なのに、EBウイルスの存在を無視していいんですかねえ〜医者は全く勉強してないのか、ヘルペスウイルスに全く興味がないのかわかりませんが、おかげで若い子に癌ウイルスのEBウイルスが増殖し放題ですよ…ちゃまはらさんの娘さんはまさにそのパターンです。EBウイルスは多種多様な癌の原因になりますから、未来ある若い子にEBウイルスを増殖させていいんですかねえ〜早死しちゃいますよホント。。EBウイルスなんて全人類の95%が保有してるすごい普遍的なヘルペスウイルスなのに…

まあ、患者がヘルペスウイルスに対して意識を持ち変わらないと、医者は勉強してないのか興味ないのかわかりませんが、全くヘルペスウイルスに対する対策をしてくれそうにないので、患者が対策を打って欲しい!って言わなきゃならんのですね〜困ったもんだ。。現在の医療の現場に呆れそうです、本来は医者が先に気づいて対策を取るべき('д` ;)

まあ、それに耐性ヘルペスウイルスの出現もあります。免疫を抑制し症状を取る対症療法である標準治療の範囲では自分の免疫でヘルペスウイルスを殺しにくくなるので、たとえブリブジンやソリブジンが使えたとしてもヘルペスウイルスの増殖抑制しかしないので、ヘルペスウイルスの数が減るということはなかなかありません。免疫を抑制しない治療ならば自らの免疫でヘルペスウイルスを殺せますから、いつかは抗ヘルペス剤を中止できますが、免疫を抑制する治療法だと抗ヘルペス剤を中止することなく継続的に投与しなければならないので、いずれ耐性ヘルペスウイルスが出現してきます。ブリブジン・ソリブジン以外の抗ヘルペス剤を投与しないと耐性ヘルペスウイルスに対しては対策ができなくなります。





あと、最近知ったのですがグラクソ・スミスクライン(GSK)がサイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペス剤のMaribavir(マリバビル)を開発してる途中なのかわかりませんが、あるそうです。副作用が少なかったらいいな〜って思います。最近知ったばかりなのでなんとも言えませんが…

Maribavir.svg
By Yikrazuul (talk) - Own work, Public Domain, Link


サイトメガロウイルス(Cytomegalovirus:CMV)は何度も何度も腸を切る羽目になる難治性IBDの2大原因の一つですが(もう一つはもちろんEBウイルス)、もっと広くいろんな難病の黒幕にもなっているんですよ。CMVの間質性肺炎もありますし、CMVの原発性硬化性胆管炎もありますし。









そんなわけで、ソリブジン&ブリブジン承認復活活動・アシクロビル保険適応疾患拡大・副作用の少ない抗サイトメガロウイルス剤の開発&その難病治療保険適応嘆願に賛同してくださる方は、Twitterアカウントを作って@sorivudineをフォローしてくださいネ!

そのうちYouTubeにて僕の言葉でも直接働きかけたり、提言を発表するつもりなので、宜しくお願いします!みなさんも有望な抗ヘルペス剤を調べて教えてください!アシクロビルの日本では保険適応されていないが、海外では保険適応されているとかも教えていただけると、公知申請の役に立ちますので教えてください!

何か伝えたいことでもありましたら、「ソリブジン復活を願う会」関係に関しましては、
sorivudine?gmail.com
にメール(?を@に変えてください)宜しくお願いします(^^)

リアル「君の名は。」起こしましょう!








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日本での承認 & 復活に向けて一致団結しましょう!

全難病患者の救世主になり得た、ソリブジン(Sorivudine)について 〜その②〜

『全難病患者の救世主になり得た、ソリブジン(Sorivudine)について 〜その①〜』の続きです。









5. 新村眞人先生の「ヘルペスウイルス感染症」

まず、ソリブジンの開発指導をした、新村眞人(にいむら まこと)先生とはどのような人物なのか、お伝えしましょう。ちなみに「君の名は。」の新海誠(しんかい まこと)監督のことではありません(笑)



こっちは「君の名は。」の新海誠監督です、お間違えのないよう、みんなこっちのお方の方が有名なんで、間違えそうです(笑)
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新村眞人先生は、現在では東京慈恵医科大学の名誉教授をしておられます。こんな感じの方です、優しそうなおじさん、って感じですね(笑)あごひげがふさふさしていて気持ち良さそうです(笑)新村先生のあごひげに触ってみたいです(笑)ソリブジン復活できたら触らせてもらおうかな(笑)
ちなみに、下の写真はこのブログの主である、IBD界の最悪の闇のテロリストであるNaoki(左) & 医療業界の闇の帝王こと松本仁幸先生(右)です(笑)
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新海誠監督を除いて(笑)、世界におけるヘルペスウイルスの3大専門家である新村眞人・松本仁幸・Naoki(←?ただの素人なのに笑)の写真が載りました(笑)B'z LIVE-GYM 2015 "EPIC NIGHT"の赤い風船もここに加わって来るのかな?(←何じゃそりゃって感じですね)







脱線しました、真剣な話に戻ります。

この新村眞人先生は、ソリブジン薬害事故が起きるまでは、皮膚科の権威であり、ヘルペスウイルスの研究において世界の第一線を走っていた非常に有能な研究者かつ医者だったのです。しかし、ソリブジン薬害事故で、ソリブジン開発指導者の新村先生の名前が国会で取り沙汰になり学問的名誉に傷がつき、以降新村先生のヘルペスウイルスに関する非常に優秀な研究が廃れていってしまったのです。僕も持っている「ヘルペスウイルス感染症」は新村先生が監修されていますが、本当に尽く全ての病気の原因はヘルペスウイルスであると言い切っているような文章に何度も出会うことができます(難病についてはあと化学物質(ハプテン)も原因であることをお忘れなく!ヘルペスウイルスを制圧すれば難病は全て良くなるなんて、そんな甘いものではありませんよ、ヘルペスウイルスはより難病を難病にする役割を最も果たしているということです)。
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この本は、もう20年くらい前の本なのですが、当時のヘルペスウイルスの専門家の英知を結集させて作った本なのです。ソリブジン薬害事故をきっかけに新村先生の研究が廃れて言ってしまったのが残念でたまりません。序文を紹介しましょう。
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序文

 ヘルペスウィルス科のウィルスは、ヒトを宿主とするものとして既に7種が確定しているが、 現在、1994年にAIDS患者のカポジ肉腫より見出されたDNA断片が 8番目のヒトヘルペスウィルスとして加わろうとしている。 この8番目のヒトヘルペスウィルスは、PCR法を応用してDNAの引き算を行うという、 これまでのウィルスの発見法とは全く違った方法により発見されている。 これを代表として、近年、分子生物学的手法の向上に伴って 新たな事実が明らかになりつつある。

 我が国で抗ヘルペス化学療法薬が使用されるようになってから、 十年余を経過したが、ヘルペスウィルスは潜伏感染するという共通の特徴を持っており、 回帰発症により再発を繰り返すという性質上、患者数が急激に減少するということは考えにくい。 また、潜伏感染したウィルスを排除する方法の確定しない限り、 ほとんどの人は何らかのヘルペスウィルスの再活性化の可能性を持っていることになる。 さらに、初感染年齢の上昇や、高齢化による帯状疱疹の増加、 医療技術の進歩による医原性の免疫抑制状態やAIDSなど、 ヘルペスウィルス感染症をめぐる問題はいまだに山積している。

 これらの観点から、本書「ヘルペスウィルス感染症」は、 ヘルペスウィルス感染症に関する知見を一冊にまとめることにより、 ヘルペスウィルスが感染症の診断、治療などにおける課題がより明確になり、 今後の進展の一助となることを期待するとともに、 実地臨床家の日常診療に益するところが多いものと信じている。  

平成8年7月 新村眞人 山西弘一
序文に書いてある通り、「医療技術の進歩による医原性の免疫抑制状態」は、IBD治療でいうとまさにレミケード・ヒュミラをはじめとする生物学的製剤、アザチオプリン(イムラン・アザニン)やメルカプトプリン(ロイケリン)などの免疫調節薬、ゼンタコートやプレドニンなどのステロイド系抗炎症剤(SAIDs)の強力な免疫抑制状態を指します。

結果僕の紹介した医学論文のいう通り、人間なら健康であるかないかに関わらず誰でも持っているヘルペスウイルスが免疫によって殺されず、単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が増えて不快な症状の数々が出現するばかりではなく、難治性IBD患者の腸管にはEBウイルス(EBV)・サイトメガロウイルス(CMV)といった最も難儀なヘルペスウイルスが大量増殖し手術地獄になったり、EBウイルス(EBV)が悪性リンパ腫を引き起こしてしまっている状態が、今の標準治療の現状なのです。

実を言うと、レミケードの添付文書には副作用として単純ヘルペスウイルス(HSV)、水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)、サイトメガロウイルス(CMV)感染が起こると書いてあるんです。しかし、最も重要なヘルペスウイルスを忘れています、それがEBウイルス(EBV)です。EBウイルスこそ悪性リンパ腫や様々な悪性腫瘍の原因にもなる癌ウイルスでありながら、脱髄疾患などの原因にもなる、レミケードの重篤な副作用に最も寄与しているウイルスなのに関わらず、レミケードの添付文書には書いてないんです。。

しかも、サイトメガロウイルスは全人類の7割が保有している常在ヘルペスウイルスなのに対し、EBウイルスは全人類の9割が保有している常在ヘルペスウイルスなので、サイトメガロウイルスより保有率は高いにも関わらず、です。しかもEBウイルスは癌ウイルスの中でも最も有名(子宮頸がんの原因ウイルスのヒトパピローマウイルスより有名)なのにも関わらずですよ?医学論文を検索すると、レミケードの副作用はサイトメガロウイルスが関わっているものより圧倒的にEBウイルスが関わっているという論文の方が圧倒的に多いにも関わらずですよ?臭いものに蓋をしているとしか思えません。。

最も難儀な、難治性に関わっているヘルペスウイルスのEBウイルスとサイトメガロウイルスのうち、EBウイルスをソリブジンで制圧できるだけでも、これはこれは大きな進歩になることは容易に想像できるでしょう(もっと言えば、副作用のないサイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペス剤があれば、常用することで標準治療の範囲でも手術地獄を未然に防げるんですが…サイトメガロウイルスが検出されてからしか抗サイトメガロウイルス剤のガンシクロビルは使えませんので(副作用が強い故:骨髄抑制など)、狭窄・穿孔予防にガンシクロビルを常用するということは絶対に不可能なのです)。
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上の写真は、新村先生の「ヘルペスウイルス感染症」の免疫不全と単純ヘルペスの項目の序文です。紹介しましょう。
はじめに

 免疫不全状態には先天的なものと後天的なものがあり、先天性免疫不全症の発病頻度には時代による変化はない。一方、医療技術の進歩とともに医原性の免疫不全状態に陥る患者の数が増加し、免疫能低下に伴う日和見感染症を経験する機会が増している。ウイルス感染症の中ではヘルペスウイルスに属する単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex Virus:HSV)水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)サイトメガロウイルス(Cytomegalo Virus:CMV)、ヒトヘルペスウイルス6型(Human Herpes Virus-6:HHV-6)、EBウイルス(Epstein-Barr Virus:EBV)などによるものが頻度が高い。
 本項では、免疫低下状態におけるHSV感染症の臨床像と、その予防と治療について記述する。 
新村先生のようなヘルペスウイルスの専門家ならば、レミケード・ヒュミラ投与時の悪性リンパ腫が日和見EBウイルス感染によるものだということはすぐにわかるでしょう。しかし殆どのIBDの専門家はヘルペスウイルスに関しては無知でしょうし、「ヘルペスウイルス?口唇ヘルペスや帯状疱疹くらいしかヘルペスは病気に寄与してないんじゃない?そんなに重要視すべきものなんかいな。」と思っているでしょうから、今のヘルペスウイルス完全無視の標準治療の状態は仕方がないのかもしれませんが、ヘルペスウイルスがIBDの病態の全てに深く関わっていると知っている一患者としては非常に困ったものです。

IBDと単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex Virus:HSV)、水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)、サイトメガロウイルス(Cytomegalo Virus:CMV)、EBウイルス(Epstein-Barr Virus:EBV)の関わりに関しては今まで書いてきました。

しかし、もしかすると、ヒトヘルペスウイルス6型(Human Herpes Virus-6:HHV-6)、ヒトヘルペスウイルス7型(Human Herpes Virus-7:HHV-7)、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(Kaposi's Sarcoma-associated Herpes Virus:KSHV)も免疫抑制下のIBDの病態に関わっているかもしれないことを予言しておきます。これらのヘルペスウイルスはまだ発見されて間もないヘルペスウイルスであり、十分に研究がなされていないだけで、予想外の病態に関わっている可能性があります。例えば、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)は腎臓に感染することが最近分かってきました。難治性IBDにこれらの発見されて間もないヘルペスウイルスが関わっている可能性も否定できません。

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6. ソリブジン薬害事故

さて、ソリブジン薬害事故について、話していきましょう。ソリブジン薬害事件はかなり有名なので、検索すれば色々な記事が見つかります。こちらもぜひ参照してください。
ソリブジン物語:この世から消えた有用な医薬品(←素人向け) 
ソリブジン薬害事故とその後 開発者からの回顧(←ソリブジンの開発に携わった町田治彦さんの、ソリブジン薬害事故の真実を訴えるためのささやかな記録、これは是非とも見ていただきたいです!)
ソリブジン事件 - クール・スーサン(音楽 芸術 医学 人生 歴史)



5-FUとの併用ソリブジンの一部は腸内細菌の作用でブロモビニルウラシルに代謝分解される。このブロモビニルウラシルはフルオロウラシル(5-FU)の代謝酵素であるDPD(dihydropyrimidine dehydrogenase)と結合して、不可逆的に阻害し、5-FUの血中濃度を上げ、5-FUの副作用である白血球減少、血小板減少などの血液障害や重篤な消化管障害を引き起こす。後述する薬害事件の生じる原因である。構造式からは、相互作用の生じることは予測可能ではないが、開発途中で実施した5-FUとの併用毒性の動物実験の結果を十分考慮し、5-FU系薬剤を併用禁忌にし、使用する医師や薬剤師がこれを遵守すれば発売後の薬害事件を防ぐことができた。

上に書いてあることそのままなので詳しいことは省きますが、ソリブジンは抗がん剤治療の中で最も熾烈を深めると言われるFEC治療(F:Fluorouracil『フルオロウラシル』・E:Epirubicin『エピルビシン』・C:Cyclophosphamide『シクロホスファミド』)の中のFことフルオロウラシル(5-fluorouracil:5-FU)の代謝を阻害してしまうので、5-FUの血中の血中濃度を上げ、5-FUの最も怖い副作用を引き起こしてしまうのです。
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抗がん剤5-FUというのは、がん細胞の増殖を止めることを目的としていますが、同時に正常細胞の分裂も阻止してしまうので、非常に副作用が強すぎるのです。そのため、体の中の酵素で代謝され無毒化されることが必須となりますが、ソリブジンはこの酵素の働きを阻害してしまうので、抗がん剤5-FUの血中濃度が下がらず、ずっと毒性が消えずに、結果ソリブジンと5-FUの併用により正常細胞を殺しまくることが起きてしまい、薬害事件へと繋がったのです。
Wikipedia「フルオロウラシル」

しかし、ソリブジン開発途中における、抗がん剤5-FUとの併用の動物実験での結果(全てのラットが死亡した)を十分考慮に入れれば、ソリブジンは安全に使用され、IBDを含め全難病患者の救世主となっていたはずだったのです。




ソリブジン薬害事件1979年(昭和54年)ヤマサ醤油がソリブジンを新規に合成し、上述の如きヘルペスウイルス、特にHSV-1とVZVに対する選択性の高い強力な抗ウイルス作用を確認した。1985年(昭和60年)から日本商事と経口帯状疱疹薬として共同開発を進めた。1988年ヤマサ醤油は、米国のスクイブ社(後に合併によりブリストールマイヤーズ スクイブ)に、海外の開発及び販売権をライセンスした(商品名Bravavir)。

1993年(平成5年)9月3日、抗ウイルス剤として、商品名ユースビル錠として、日本商事から発売される。しかし、発売後1ヶ月足らずでフルオロウラシル系抗癌剤との併用で重篤な副作用が発生する。9月20日エーザイ側から市販後最初の1例目の副作用情報が日本商事に寄せられたと報告されている。

1994年9月に、厚生省(現・厚生労働省)から公表された「ソリブジンによる副作用に関する調査結果」によれば、1993年10月8日に中央薬事審議会の副作用報告調査会が開催され、その諮問を受け厚生省は「緊急安全性情報(ドクターレター)」の医療機関への配布を指示した。10月12日、厚生省はソリブジンと5-FU系薬剤との相互作用による死亡3例を含む7例の重篤な副作用発現を記者発表した。同日、日本商事も大阪証券記者クラブにて「重篤な副作用の発現」と 「製品の出荷停止の措置」を発表した。12日に「自主的安全性情報」、13日に「緊急安全性情報」を医療機関に配布し、11月19日より自主回収を実施した。 日本商事の調査の結果、23例で副作用発現(うち死亡14例)となった。

さて僕は、ここでわざとヒュミラを販売しているエーザイの文字を大きくしました。ここで、次の文を引用しましょう。
Ⅰ. ソリブジン薬害事故とその後の動向
(中略)ユースビル錠の承認申請において、資料が提出されていなかったと云われる ことが多いが、ケースカードは全て厚生省に提出されている。冒頭に述べた、 ソリブジン薬害事故に関して正しく理解されていないことの具体例としてイン ターネットに次のような書き込みがある:抗がん剤をめぐる3つの薬害事件; ソリブジン、『この不幸を招いた最大の原因は、副作用の臨床試験データの隠ぺ いでした。・・・・この事件の後、ソリブジンは医療界から追放されました。』 試験薬剤との因果関係なしと判断されたため、死亡が症例一覧表の備考欄など に記載されていないが、ケースカードは提出されており、隠ぺいは行われてい ない。"調査結果"にも隠ぺいしたとの記載はない。この事実を把握していれば、 一方的に隠ぺいしたと決めつけることはできない筈である。
なお、医療界から追放された(姿を消した)のは原薬のソリブジンではなく、ユースビル錠である。  
 文献+2:新村眞人ほか:抗ウイルス剤YN-72 (BV-araU,プロパビル)の初期第二相 臨床試験,臨床医薬 6巻,455-468,1990年  

4) エーザイの関与
  ソリブジンの承認が決まった後、多くの製薬会社から共同販売の打診があり、 その数は十数社に上ると記憶している。エーザイからも筆者と懇意にしていた 研究部長から共同販売について問い合わせがあった。ヤマサ醤油は、日本商事 が販売権を持っているので、日本商事と折衝するようエーザイも含めて打診し てきた全ての会社に説明し、仲介を断った。当時販売すべき有力な新薬を持っ ていなかったエーザイは、他の製薬会社と同様、所有する販売戦力を有効に行使しようと考えたのであろう。日本商事は共同販売の申し出を全て断っていた が、筆頭株主のエーザイには断れきれず、プロモーション契約を結んだと聞く。 これが、エーザイが販売プロモーションを行うようになった経緯である。後年、 筆者がソリブジン外用剤の開発を行うためにベンチャー企業に移って間もなく、 社長から「エーザイは悪くないよね。」という言葉を聞いた。ソリブジン事故に 対するエーザイのとらえ方とか言い分が、意外なところまで浸透していると感 じた。誰の話を聞いて、また、何を以って悪くないと云うのか分からないが、 エーザイはこの薬害事故に無関係だと世間に主張していたのだろうか。しかし、 以下述べるように、ユースビル錠販売へのエーザイの関与は決して小さくない。  ユースビル錠発売後最初の死亡報告が9月 20 日にエーザイから日本商事に入 った。これは、エーザイのプロモーションによって販売されたユースビル錠が この患者さんに投与されたことを示す。この事例は、ソリブジン発売後 5-FU系 製剤との併用毒性を発症した患者さんのうち、処方した医師が訴えられた唯一 の例である。5-FU系抗がん剤の常用を医師に伝え、一方、医師は添付文書を読 んでいたにもかかわらずユースビル錠を処方したのが訴えの理由であった。一 方、添付文書の注意書きからはどれほど重篤な副作用かは想定できない、とい うのが医師の言い分である。この医師は医薬情報担当者(MR:恐らくエーザイ の)から正しい説明を受けなかったのであろう。その他の状況からも、エーザイ の協力によって発売直後から大量のユースビル錠が販売されたことが窺える。 この事実は、薬害事故にエーザイも関わっていることを示唆する。見方を変え れば、エーザイの関与がなければ事態は変わっていたかもしれない。  エーザイは日本商事から副作用による死者が出るまで、動物試験結果を知ら せられなかったと報じられている。同様のことが、厚生省の"調査結果"にも記 載されている。筆者も毒性試験報告書を含む申請資料は開示されなかったこと を前述の部長から直接聞いた。しかし、添付文書にはソリブジンと 5-FU系製剤 の相互作用が記載され、それを(エーザイは:Naoki註)日本商事と共有していた。筆者も、発売前にエ ーザイの学術の元締め部門でMRを指導する立場の社員にソリブジンについて 説明をしているので、併用毒性のことは伝えてある。また、発売前の千葉県の 医師会での説明会でも相互作用について説明したが、この説明会にはエーザイ からも参加している。従って、エーザイが 5-FU系薬剤との重篤な併用副作用を 知らなかった訳ではなく、試験結果が知らせられなかったというのはエーザイ の言い訳に過ぎないであろう。一流の製薬会社である以上、販売プロモーショ ンを行うなら、概要や試験報告書などの主要な申請資料の内容を事前に確認で きる内容の契約を結び、それを事前に吟味するのが常識であろう。   副作用死公表の直前に日本商事の株を売却したとのインサイダー取引の疑い が多くの日本商事社員に持たれ、話がエーザイ社員にも及んだとき、エーザイの広報は私的な株式の売買を個々に掌握することは不可能と伝えたが、エーザ イも約10人とか23人とか、売り抜けた社員の具体的な数字が全国紙で報じられ ている。また、ソリブジン事故でマスコミが賑わっている頃、ヤマサ醤油の診 断薬部のMRが同じ地域担当のエーザイの診断薬のMRから『ヤマサのおかげで えらく迷惑している』と言われ、このことを上司に報告した。報告を受けた診 断薬部長が社長臨席の部長会で報告したため、この話は直ちに社内に広がった。 エーザイが後から加わってきた上、ヤマサ醤油はエーザイと日本商事のビジネ スの契約には一切かかわっていないので、ヤマサ醤油が非難される筋合いはな い。ヤマサ醤油はどのようにして事故が起きたか、事実関係を確認しないまま 外部から云われたことを何も疑うこともなく、ごもっともと素直に聞き入れた。  事故の翌年、厚生省のソリブジン薬害事故調査後、日本商事に対して業務停 止の行政処分が出された時、販売をプロモートしたエーザイとヤマサ醤油に厳 重注意が出された。しかし、それ以降ソリブジン事故に関してエーザイの名前 はマスコミの舞台から姿を消し、エーザイを追及する言葉は聞かれなくなった。 

ソリブジン薬害事故とその後 開発者からの回顧 
なんという偶然でしょうか、標準治療を受けているIBD患者がレミケ・ヒュミラを受ける上で最も恐れている副作用、悪性リンパ腫の発現頻度増加の原因はレミケ・ヒュミラの強力な免疫抑制による日和見EBウイルス感染にあるのですが、その最悪のヘルペスウイルスであるEBウイルスを制圧できるソリブジンを、ヒュミラを販売しているエーザイが一度販売していたという事実です。

しかも、エーザイが当時有力な販売薬を持っていないが故の、抗がん剤5-FUの併用毒性を軽視したプロモーションによって、ソリブジンと5-FUの併用による死者が出たと、ソリブジンの開発者(町田 治彦さん)はエーザイを断罪しています。

今はどうでしょうか?レミケード・ヒュミラの強力な免疫抑制によるEBウイルス大量増殖を無視し続けることによって、これから何人もの若いIBD患者が悪性リンパ腫になってしまったり、EBウイルス腸炎で何度も手術することになってしまうかもしれません。



ちゃまはらさんの娘さんは、まさにレミケ・ヒュミラ倍量投与によってEBウイルスが大量増殖(血液検査結果は正常範囲の16倍)してしまったのです。松本医院のアシクロビル & 治打撲一方湯によるヘルペスウイルス治療がなければ、今頃悪性リンパ腫を発症されていたのだと思うと、本当に運が良かったと思います。標準治療は、正直言ってしまえばヘルペスウイルス完全無視の医療ですからね。

さらに、ちゃまはらさんの娘さんに限らず、標準治療に限界を感じて松本医院を受診される方々はみんな絶対にEBウイルスやサイトメガロウイルスの抗体価が高いのです(ゆえに必然的に松本先生はヘルペスウイルスの専門家になってしまう)。全ての標準治療不適応で松本医院を受診されるIBD患者さんは、手術回数4~5回はたくさんいらっしゃいますし、最高記録は7回ですが、皆めちゃくちゃEBウイルスとサイトメガロウイルスの抗体価が高いです。手術回数の多い方は皆、血液検査でサイトメガロウイルス抗体価は皆んな高いです(正常範囲の20〜30倍以上の方は手術を何度も経験されている方が多い、松本医院の患者さんの中の最高記録は正常範囲の約667倍です)。何度も何度も手術をせざるを得なくなる原因は完璧にEBウイルスやサイトメガロウイルスしかいないのに、それらの治療を無視した標準治療がずっと続いています。

まあ、ヘルペスウイルスを無視した医療が続いているのは、そもそもほとんどの医者がヘルペスウイルスを深く知らないから仕方のないことなのかもしれません。僕の友達のクラスメートの九州の医学生は、僕と医学&免疫談義をした時に「なんでそこまでヘルペスウイルスについて知ってるの?笑、すげえな。」って言われました。そもそも医学科のカリキュラムにヘルペスウイルスなんてないのでしょう、ヘルペスウイルスほど難病患者を苦しめているものはないのに…医学科のカリキュラムに「ヘルペスウイルス」を入れるべきだと強く思います、医者にはもっと勉強してほしいものですね…

ただ、現在ヒュミラを販売しているエーザイは一度ソリブジン(商品名ユースビル)を販売していたので、人間の9割が保有する常在原癌ヘルペスウイルスであるEBウイルスを知らないということは絶対にないと思うのです。しかもEBウイルスは日和見リンパ腫から高頻度で検出されるというのに…ヒュミラを販売するのは百歩譲っていいとして、なぜソリブジンを復活させるなりしてEBウイルスの増殖抑制をし、日和見リンパ腫の予防をしないのでしょうか…?ソリブジンをかつて販売していた時のように、プロモーションばかりに目がいって、重篤な副作用を軽視しているのでしょうか…?昔のエーザイの商売至上主義の結果、全ての難病患者の救世主であるソリブジン(正確には商品名ユースビル)は非常に有用な薬だったにも関わらず、エーザイのせいで葬り去られてしまったのです(商品名ユースビルが葬り去られただけで、原薬のソリブジンはまだ息がありますので、ソリブジン復活の希望はまだ残っています)さらにEBウイルスやサイトメガロウイルスが大量増殖したIBD患者は標準治療では手術以外に治療法はなくなり、これ以上は腸を切りたくない!と松本医院を受診することになるのです。正直に現実を言ってしまうと、全ての標準治療が不適応になってから松本医院に来るんじゃ遅いんですがね、EBウイルスとサイトメガロウイルスを自らの免疫で殺すために地獄のリバウンドを見ることになります、標準治療であれ松本漢方治療であれ、どちらにせよ覚悟せざるを得ません。



1994年3月5日、同社(日本商事)株のインサイダー取引による疑惑が持ち上がる。ソリブジンの相互作用による副作用で死亡事故が発生したことが公表されるまでに、日本商事の役職員・社員と、ユースビルに関わったエーザイ社員、さらには取引先の医師やその家族がそれぞれ自己保有している日本商事やエーザイの株式を売却し、株価下落の損失を回避したことが証券取引法違反(インサイダー取引禁止)に問われた。これにより、日本商事社長の服部孝一が辞任する。

日本商事はユースビル錠の復活を期して、アメリカにおけるソリブジン開発の進捗を注視していた。しかし、1996年7月、ソリブジンのNDAが審査の途中で取り下げられたため、アメリカでの開発は中止となり、これを受けて日本商事はユースビル錠の販売を断念した。

なお、「ユースビル」は薬害と言われながらも日本商事の自主回収であり、当時の厚生省から承認取り消しはされなかった。つまり、厚生省は併用禁忌の徹底や安全性情報の提供など方策を練れば再発売が可能な道筋をつけていたのである。しかし、日本商事側が自主的に承認を取り下げたことにより、ソリブジンは市場から姿を消し、2008年にファムシクロビルの承認が降りるまで長きにわたって日本での帯状疱疹治療薬はアシクロビル系統のみとなっていた。

ここで、次の文を引用しましょう。
II.薬害事故後の動向とアメリカでの開発 
(中略)

2) ユースビル錠復活の試みと承認取り下げ  
 薬害事故後、厚生省は一部変更届けの提出を日本商事に指示し、併用禁忌の 徹底や安全性情報の提供など適切な方策を練れば再発売が可能な道筋をつけて いた。日本商事は再上市に備えて相互作用に関する安全性試験を追加試験とし て行なうとともに、BMS(ブリストルマイヤーズスクイブ:Naoki追加)が行っていたソリブジン開発の進捗状況を注視してい た。ソリブジンがアメリカで承認されれば日本でもユースビル錠が復活し易い と考えたからである。ヤマサ醤油は安全性に関する研究を一部分担し、動物実 験を行った。併用毒性発症の防止策として、筆者は「薬剤を病院や薬局に常備せ ず、患者が出たら電話連絡を貰い、宅急便で送るというシステムはどうか」と 非公式に提案したが、「それは不可能」と日本商事の開発部長に拒否された。流 通が今日のように発達していなかった当時としては、無理からぬことかもしれ ない。このような面倒なシステムでは、医師が使ってくれるかとの疑問はある が、ユースビル錠が生き残るための唯一の方法であったと今でも考えている。  
 1996年7月、BMSから提出された承認申請書,NDAが審査の途中で取り下げ られたため、アメリカでの開発は中止になった。これを受けて、厚生省から一 部変更届けの提出指示があったにもかかわらず、日本商事はこれを提出せず、 厚生省の意向に反してユースビル錠の再上市を断念した。ソリブジンの製造承 認が正式に取り下げられたのは1999年である。承認取り下げの法規上の理由は 発売後の販売実績がないため、6年の再審査期間を過ぎても日本商事が再評価 の資料を提出できず、取り下げをせざるを得なかったことである。 この時ヤマサ醤油は、筆者が厚生省と折衝したところ、ソリブジン原薬の製造承認は取り 下げる必然性はないと担当官から云われたが、再評価資料無くして承認が継続 された例はないとも云われ、薬事法改正前の措置として、止む無く原薬の製造 承認も同時に自主的に取り下げることにした。  このように、ユースビル錠は併用禁忌の徹底や安全性情報の提供など方策を 講ずれば再発売が可能な道筋が、厚生省によってつけられていたが、市場から 姿を消した。しかし、ユースビル錠は薬害事故を起こしはしたが、製造承認を 取り消しされた訳ではなく、市場から追放された訳でもない。あくまで日本商 事側の自主回収と承認取り下げによって市場から撤退したのである。

3) アメリカにおける開発  
 ソリブジンの原薬としての市場は日本国内だけでは小さいかもしれないが、 世界市場を相手にすれば大きな事業となると考え、ソリブジンを世界市場に出 すことを最終目標とし、日本商事には日本国内のみテリトリーが与えられた。 当時、海外では新規抗ヘルペス薬アシクロビルが認可され、欧米の有力な製薬 会社が抗ウイルス剤の研究・開発に乗り出していた。ヤマサ醤油は打診のあっ た海外製薬会社数社のなかから、スクイブ社(後に合併によりBMS)に海外の開 発及び販売権が与えられた。スクイブは製剤検討終了後直ちに治験申請書(IND) を提出し、経口剤の第1相臨床試験を実施した。引き続き第2の製剤型として 注射薬を開発し、INDを提出した。その間、ソリブジンを予防薬としての開発を 視野に入れていたため、発がん性実験を実施した。この試験で、投与後1年以 上経過した時点で、ラットの状態が急に悪くなったので、緊急屠殺し、検査し た結果、肝細胞に腫瘍が認められ、ソリブジンは遺伝子毒性を有しないが、発 がん性陽性と判定された。このため、スクイブは実施中の第2相臨床試験を中 止し、開発規模を縮小して、HIV感染者やがん患者など免疫低下患者での帯状疱 疹を対象に、希少疾病用医薬品 (オーハンドラッグ)の申請を行った。  
 くしくも日本でソリブジン薬害事故が起きた翌年、HIV感染患者に発症した帯 状疱疹に対する治療効果の比較試験の中間分析の結果、皮疹の改善・発疹の出 現など皮膚症状に対するソリブジン(40 mg錠, 1日1回)の効果は、対照薬のア シクロビル(800 mg錠, 1日5回)の効果よりも優れていることがパリで開かれ た国際学会で発表された。この臨床成績は、ヘルペス後神経痛に対する影響を 見極めた後、アメリカ微生物学会の学術誌に発表されている+3。1995年11月に、 免疫能低下患者での帯状疱疹を対象としたNDAが提出された(商品名:Bravavir)。 1日の用量は経口アシクロビル錠の百分の一の40 mgである。しかし、1996年 6月に開かれたFDAのAntiviral Drugs Advisory委員会で、日本での薬害事故発生 を理由に、BMSが提出した申請案の採択に対し反対多数となったため、FDAは 承認には更なる検討が要求され、使用制限も強化されることをBMSに内示した。 これを受け、BMSはこれ以上開発を進める価値はないと判断し、1996年7月承 認申請を取り下げた。承認申請が却下された訳ではない。  BMS の申請が承認されれば、ソリブジンは日本初の新規抗ウイルス薬として 世に出るとの期待はこれで叶わぬ夢と化した。日本での薬害事故が原因である ため、BMS の取り下げに対して反論する余地はなかった。IND や臨床試験を引 き継ぐ意思はないかとの BMS からの問い合せに対し、ヤマサ醤油は開発の後継 者を見つけることは困難と判断し、辞退した。これによりアメリカにおける開 発は終了した。ヤマサ醤油は BMS が提出した IND のコピーを入手した。  
 文献+3:J.W. Gnannほか Sorivudine versus acyclovir for treatment of dermatomal herpes zoster in human immunodeficiency virus-infected patients: Results from a randomized, controlled clinical trial. Antimicrob Agents Chemother; 42: 1139-1145, 1998年 

ソリブジン薬害事故とその後 開発者からの回顧 
何度も何度も強調しますが、まだソリブジンは死んでいません。IBD患者を始めとする難病患者が一体となって、ソリブジン復活に動き出し、ソリブジンを復活できれば現在の難病の現状を先に述べた様に劇的に改善することが可能です。

上の文章を見てわかる通り、ソリブジン40mg錠1日1錠でも、アシクロビル400mg錠1日10錠よりも優れているのですから。しかも悪性リンパ腫・悪性腫瘍や難治性IBD、多種多様な難病の黒幕EBウイルスを制圧することが可能です。

ソリブジンは、薬害事故が起こった20年くらい前でも、厚生労働省は再販売可能な道筋をつけていたのです。しかし、日本商事が自主的に承認を取り下げてしまったが故に、有用な医薬品は葬り去られてしまったのです…
III.開発者の見解
 ソリブジン薬害事故に関わる個々の事象について、開発者の見解を述べる。

1. ラットの併用毒性試験の論文と添付文書

 ソリブジンと 5-FU系薬剤とのラットにおける併用毒性試験の報告書では、第一相臨床試験でBVU(Naoki註:ブロモビニルウラシル、ソリブジンの分解産物)の血中濃度は低いものの消失が緩慢な上、個体間のバラツ キが大きかったことを述べ、「詳細なデータが積み重ねられるまではソリブジン と 5-FU系薬剤との併用は差し控えるべきであると考えられる」と考察されてい る。安全性試験では疑わしき所見はすべて取り上げ、考察し、その後の研究開 発の展開に活かすべきである。然るに、実験結果から相互作用は明らかである のに、安全性試験の考察としては曖昧で、極めて後ろ向きである。この文言は、 厚生省の”調査結果”にも紹介されているが、適切か不適切かのコメントはない。 ヤマサ醤油は申請前にこの報告書の原稿を受領し、考察について、「相互作用は 明らかなので、”併用は禁止すべきである”、と記載すべきではないか」との意見 を書面で日本商事に伝えたが、返事はなく、本文の変更もなかった。日本商事 は本当に、”併用は差し控えるべき”くらいにしか考えていなかったのか、或いは 都合の悪い言葉は避けたのか、今でも疑問である。論文審査のない商業学術誌 では応々にして、いい加減な論旨がまかり通ることがあるが、日本の医薬品開 発のレベルを下げる要因の一つである。ソリブジン開発に対し多くの非難が寄 せられたが、この考察に見られる曖昧な表現に対してはどこからも非難はない。  
 "調査結果"には、「ラットを用いた併用動物試験の結果から、中央薬事審議会 はソリブジンと5-FU系抗がん剤との併用は避ける必要があると判断した」及び、 「添付文書の『使用上の注意,8. 相互作用』の項に『併用によりそれら(筆者注: 5-FU)の血中濃度を高め作用を増強するおそれがあるので、フルオロウラシル系 薬剤との併用を避けること』と記載する申請者の案を了承した。」とある。増強 してどうなるかの情報が重要であるのに、添付文書には、ラットが死亡したとも、併用禁忌とも書かず、『増強するおそれがある』と曖昧に表現し、了承さ れている。この表現が後で大問題となることを日本商事も厚生省または中央薬 事審議会も想像できなかった。はっきり禁止としないで、MRは医師や薬剤師に 重大な副作用を正しく説明できたであろうか?  
 何故始めから禁忌にしなかったか。当時は相互作用による副作用には殆ど注 意が払われていなかった。5-FUの潜在的な重篤な副作用と5-FU系抗がん剤がこ れほど高範囲にかつ安易に使用されていることをソリブジン開発の関係者は誰 も認識していなかった。承認決定後、添付文書案を提出する直前、厚生省の廊 下で添付文書案の原案を見せられた筆者は、「併用毒性の書き方が不十分だ、禁 忌と書くべきではないか」と意見したが、「厚生省がいいと云えばいいのだ、そ んなこと書いたら売れなくなる」と日本商事の開発責任者に云われ、返す言葉が なかった。売上を優先して語気を弱めた感がするが、筆者は併用禁忌を明記し なかったことが大きな事故につながった、一番の原因だと今でも考えている。 

(中略)

5. ソリブジンは飲む必要ない薬?
 抗がん剤の副作用に関する著作活動で著名なある医師は、その解説本(単行本)のなかで、そもそも自然に治ってしまう帯状疱疹にソリブジンは飲む必要の ない薬とし、「ソリブジンは効果が証明されず、既に従来からある薬(帯状疱疹 薬アシクロビル;商品名ゾビラックス錠)と比較していないという、ずさんなデ ータで認可された薬であった。」と記している。また、「治験で117人に偽薬を投 与、既存薬との比較試験を行うべきだったのでは」との1994年8月の全国紙の報 道もある。しかし、帯状疱疹に対する臨床試験はソリブジンが先行し、アシク ロビル錠の臨床開発が追従している。ゾビラックス錠は薬効拡大で臨床試験の 結果のみが審査の対象で、新薬であるソリブジンより審査時間が短く、後から 申請して先に承認されたのである。即ち、これらの臨床試験が実施された時点 では帯状疱疹薬の経口薬は存在せず、いずれの試験でも偽薬との比較が行われ ている。既存薬が存在していたら、既存薬と比較しない限り審査を通過するは ずがない。このような事実を知らないまま、これらの解説記事や新聞報道はソ リブジンの試験を非難しているもので、経緯を正しく理解していれば中傷とも 思われるような解説や報道はでてこない筈である。なお、上述の『効果が証明 されず』というのは、著者が日本の公表論文に載ったデータを独自に解析し、 自分の知識の範囲で評価したもので、ソリブジンの臨床試験の全容が把握され ているものではない。また、”アメリカにおける開発”の項で述べた BMS の試験成績、ソリブジンは1/100の1日服用量で対照薬のゾビラックス錠より優れた臨 床効果を示したという、Gnann らの論文+3を掌握していないことになる。  
 この医師は、5-FU 系経口抗がん剤は不要・有害としているが、帯状疱疹はほ うっておいても2、3週間で治る病気ですから、一時的な痛みと発疹を我慢で きれば自然治癒を待っていればよく、ソリブジンは飲む必要のない薬としてい る。これではアシクロビル錠も同様に飲む必要がない薬ということになる筈で ある。ソリブジンより効果が弱いアシクロビル錠を比較されるべき薬とし、ソ リブジンは飲む必要がないとするのは辻褄が合わない。加えるに、帯状疱疹は 全ての患者で経過観察だけで済む病気ではなく、高齢者や AIDS,がん患者など の免疫不全の患者で発症した場合、症状の重篤化や疼痛が持続し易いことはヘ ルペスウイルス疾患の領域では常識である。ソリブジンの二重盲検試験では、 症状が著しく増悪し、試験の途中で盲検をはずれたケースが偽薬投与群に限っ て認められ、服用量が異なるいずれの実薬群でも1例もなかったことは何を物 語っているか説明には及ばないであろう。この著者は「ソリブジンで起きたよう に、メーカーが重篤な副作用や死亡事故を隠している。」とも述べているが、デ ータの隠ぺいについては、I章の2)で説明したように誤解に基づく批判である。 実情を知らずに、書かれていることをそのまま信じるのは一般読者である。

6. ソリブジンは承認されるべきではなかった?
 「ソリブジンの製造販売は承認されるべきではなかった。ソリブジンが世に出  る条件は当時も今も整っていない」と、1997 年に某薬科大学の教授が学会誌の 総説で明言している。がん告知のないまま、再発予防のために手術後に 5-FU系 抗がん剤を服用することがあるという事故当時の状況を是認した上で、「5-FU系 抗癌剤との致死的相互作用はソリブジンの承認以前の段階で確実に予測でき、 予防できた全くの人災」との見解を述べ、これに対する論拠の一つとして展開さ れた言葉である。ソリブジン開発の経緯の調査とソリブジンと 5-FUの相互作用 の機作に関する研究の成果を要約してソリブジン薬害に関する記録としてとど めるとあるが、厚生省の"調査結果"の後3年後に、第三者が調査結果を発表する こと自体無意味である。その上、調査は単に既存の論文、日刊紙の記事、”調査 結果”の引用とそれらに対する個人的な意見,開発会社に対する非難で目新しい ものは何もない。その後も同様の非難を含む総説が発表されているが、然るべ き調査を行い、遅くとも”調査結果”の後1年以内に発表するべきである。事故発 生後、ソリブジンの開発/発売や薬物相互作用の取り組みに対する評論・批判が 学術雑誌に幾つか発表されているが、いずれも 1993~1994 年のことである。 また、この薬害はソリブジンと 5-FU薬剤との相互作用によるもので、毒性の本 体は 5-FUであるにもかかわらず、ソリブジン薬害と決めつけ強調している。  
 日本商事は予測できなかったから事故が起きたのである。厚生省や審査を行 った中央薬事審議会に対して予測できたというのであろうか。ソリブジンを承 認し、事故後も復活の道が残されるように提案したのは厚生省である。従って、 この論旨は厚生省の判断・対応への批判とも受け止められる。「添付文書や承認 の審査経過にも問題」,「検査異常値の意味を見逃した」等の批判の報道はあるが、 このように厚生省の判断・対応を正面から批判するものは他に見当たらない。 警告欄を設けて併用禁忌としたとしても、ソリブジンを世に出すべきではなか ったとも述べているが、何のための警告欄なのか。その後の総説でも「確実に防 止できたという点で全くの人災であった」と指摘している。防止できたと云うの であれば、防止しなかったことを非難すべきで、「承認されるべきではなかった」 との論旨には繋がらない。5-FU系抗がん剤の使い方については論及せず、それ が無秩序に使用されている状況を是認しているのは薬を研究する者の発言とし て非科学的で、「5-FU先ず有りき」の立場からの個人的な意見としか映らない。 この教授のグループは、1995 年からソリブジンと 5-FUの相互作用の機作の研 究を大手 5-FU系経口抗がん剤メーカーの研究者と共同で行っているが、この会 社の研究者も同様に厚生省を批判しているのだろうか。5-FU系抗がん剤先ず有 りき、との総説での教授の見解はこのメーカーの気持ちを代弁しているのか。  
 1997年~2002年に共同研究の成果として幾つかの総説が発表されているが、 いずれも上述の論旨が含まれている。1997年当時、研究途中という5-FUと BVU(ソリブジンではない)の分子レベルでの相互作用の機序の解明は新しい研 究で、科学的な価値は高い。この研究結果のまとめの総説であれば十分意味が あるが、認可されるべきでなかったという、医事評論家の批判ごとき論旨は作 用機序の研究からは導かれる結論ではない。なお、ヤマサ醤油は共同研究の製 薬会社に、発表時の試料の入手先の明示とヤマサ醤油への連絡、もしくは使用 目的(試験内容)の連絡を条件に、研究用にソリブジンを試料提供している。他 社は皆この約束を守っているのに、この会社からは一切連絡がなかった。
 5-FUは体内で80~90%が異化代謝されるため、副作用が少ない抗がん剤と云 われているが、潜在的に強い毒性を持っていることに変わりはない。にもかか わらず、5-FUの経口剤が幅広く使用されていた。わが国において当時少なくと も20万人の人々が、主として術後の癌の再発予防のために日常的に5-FUの経口 抗がん剤を服用していると云われている。欧米では5-FUの経口剤が使われてい ないので、このようなことはあり得ない。ここに問題があるのではないだろう か。ごく少数であるが、5-FU系経口抗がん剤不要論を唱えるがん治療の著名な 専門医もいる。しかし、インターネットの書き込みの皮膚科医(皮膚科医の独り 言;2007-04-01,2011-01-20)のように、ソリブジンの本質を理解した上、併用 による5-FUの毒性増悪の薬害を正確に論じ、5-FU系経口抗がん剤の使用を批判 する言葉は他に見当たらない。 
 
ソリブジン薬害事故とその後 開発者からの回顧 
上の文を見ると、やはりエーザイ・日本商事(現:アルフレッサ)の商売至上主義で抗がん剤5-FUとソリブジンの併用毒性を軽視したがゆえのソリブジン薬害事故だったのです。ソリブジン開発企業であるヤマサ醤油はプロモーション企業である日本商事に5-FUとソリブジンの併用毒性をもっと強く添付文書に訴えるようにいったにも関わらず、です。

ソリブジンそのものは副作用が殆どない、難病の黒幕となっているEBウイルスさえ制圧できる最強の抗ヘルペスウイルス剤だったのです。抗がん剤5-FUとさえ併用しなければ、非常に有用な薬であった、いやそれどころではなく難病患者全員の救世主であったことは間違いありません。

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最後に、以下の文を引用しましょう。
おわりに  
 ソリブジン事故の原因として、従来から指摘されている通り、添付文書の注 意書きが不適切、死亡理由が特定されていなくても不問にしたなどの審査過程 での吟味不十分,がんの非告知,薬歴管理の不徹底,医師への説明不十分,MR への指導の不行き届き,医師が注意書きをよく読んでいなかった(注意不足)な どが挙げられるが、根本的な問題として開発企業の医薬品開発の知識・経験の 少なさ及び売り上げ至上主義がある。その上、当時の新薬審査担当官庁にも未 熟さがあったと思われる。今後はソリブジン事故で得た経験を生かして、新薬 の開発が科学的かつ合理的に行われることを期待したい。  
 ソリブジンの開発や薬害事故に関する公に知られていなことは、このままで あれば、日の目を見ずに忘れ去られてしまうことであろう。これらを記録とし て残したいと思い、「開発の張本人が今更何を言い出すか」と非難されることを 覚悟の上で本稿をまとめた。ソリブジン薬害事故は日本商事の過失と未熟、秘 密主義と営利主義によって起きたことは明白であり、多くの不満が残る。また、 日本商事の商品名,ユースビルは使わずに一般名,ソリブジンの薬害事故とし て官庁やマスコミに対応したため、ソリブジン事件と云われ、“ソリブジン”そ のものが過度に悪評に晒される羽目となった。一方、ソリブジン誕生の母体で あるヤマサ醤油の判断や措置にも、幾ばくかの納得のいかないものがあった。  
 何故最初から適切な対応が出来なかったかとの非難があるかもしれないが、 安全性試験及び臨床試験は日本商事の担当であり、承認申請とその後の厚生省 との折衝も全て日本商事によって行われたため、ヤマサ醤油勤務の筆者には施 すべきすべがなかったことを御理解頂きたい。厚生省の”調査結果”に、ヤマサ醤 油に対する非難が一つもないことは、筆者にとってはせめてもの救いある。 

ソリブジン薬害事故とその後 開発者からの回顧
この文章を見ると、ソリブジン開発者の町田治彦さんであってもソリブジン(正確には商品名ユースビル)が葬り去られてしまったことは残念でたまらないようですね。。僕も全く同感です。。



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7. ソリブジンの恩恵まとめ

さて、これまでソリブジンが如何にIBD患者の救世主、いやそれだけでなく全難病患者の救世主になりうるかを見てきました。また、ソリブジン薬害事故の実情も見てきました。決してソリブジンそのものが毒性があると言うわけではないと言うことは何度でも強調したいことです!!!抗がん剤5-FUと併用さえしなければ、最強の救世主なのです!!!

『もしソリブジンが復活したら』、をもう一度簡潔にまとめておきましょう!以下に述べることは、治療法の如何に関わらず適用されます(ソリブジンは超強力な抗ヘルペスウイルス薬であるため、免疫がヘルペスウイルスを殺せないくらいの標準治療の強力な免疫抑制下でも効力を発揮すると十分思われます)。

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IBD治療に対するソリブジンの恩恵は、 
  • 腸管神経に感染する単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)の増殖をソリブジンで強力に抑制することにより、蠕動運動異常・下痢・腹痛を改善する。
  • レミケード・ヒュミラなどの生物学的製剤・免疫調節薬使用時におけるEBウイルスの増殖をソリブジンで強力に抑制し、日和見EBウイルス感染による種々の悪性腫瘍(悪性リンパ腫・胃癌・乳癌・上咽喉癌・もしかすると大腸癌も)の発症リスクを健常者レベルに下げる。
  • 全ての標準治療不適応な難治性IBDの原因に、EBウイルス腸管感染があった場合、EBウイルスの増殖をソリブジンで強力に抑制することによって、EBウイルス腸炎による深掘れ潰瘍・狭窄・穿孔を未然に防ぎ、手術を回避ないし症状を改善する。




IBDに限らず、
  • 単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が関わっている疾患の症状を劇的に改善できる。(例:頭痛、片頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛、風邪に際して見られる頭痛や肩こり、 生理に際する頭痛、顔面神経麻痺、ベル麻痺、三叉神経痛、耳鳴り、難聴、突 発性難聴、メニエール病、熱性痙攣、めまい、立ちくらみ、吐き気、原因不明の嘔吐、車酔い、船酔い、慢性疲労症候群、五十肩、四十肩、肩こり、首こり、 倦怠感、疲れやすさ、口内炎、口唇炎、口角炎、しわがれ声、いつまでも続く 喉の痛み、慢性的な喉の詰まり・違和感、寝汗、異常な汗かき、こむら返り、 顎関節症、歯肉炎、歯周炎、筋肉の痙攣、目の結膜の痛み・違和感、目の奥の 痛み、ブドウ膜炎、目の強膜炎、目の脈絡膜炎、虹彩炎、細菌感染によらない角結膜炎、視神経炎、リウマチの痛みの一部、リウマチ性多発筋痛症の筋肉の痛み、線維筋痛症の筋肉の痛み、漢方で梅核気といわれる喉の詰まる症状、い わゆる自律神経失調症、熱の出ないあらゆる種類の腹痛、クローン病や潰瘍性 大腸炎の腹痛、原因不明の腹痛、坐骨神経痛、腰痛症、腱鞘炎、性器の痛み、 ペニスの痛み、放射線治療後の痛み、抗癌剤を使用している時の様々な痛み、 糖尿病性神経障害の痛み、変形性膝関節症の痛み、変形性股関節症の痛み、原因不明の股関節の痛み、痛風といわれる時の痛み、あらゆる神経の痺れ感、心因性多汗症、心因性排尿障害、発作性動悸、発作性頻脈、発作性高血圧症、発作性心房頻拍の一部、狭心症の一部、心因性疼痛、小脳性運動失調症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の一部、てんかんの一部、多発性硬化症やその他の中枢神経系脱随性疾患、チック障害、Hunt 症候群、レイノー病の一部、多くの逆流性食道炎、多くの慢性胃炎、原因不明の肝炎、原因不明の膵炎、前立腺炎、アト ピーのピリピリ感やチクチク感や不愉快な痛み、椎間板ヘルニアの痛み、脊柱管狭窄症の痛み、脊椎すべり症の痛み、不眠症の一部、振戦、筋肉の筋膜性疼痛、過喚起(ハイパーベンチレーション症候群)の一部、しゃっくり、原因不明の発熱、原因不明の下痢...)
  • EBウイルスが病態の裏に関わっている種々の難病の治癒ないし改善。(例:全身性エリテマトーデス(SLE)、混合性結合組織病(MCTD)、関節リウマチ(RA)、シェーグレン症候群、橋本病、バセドウ病(グレーブス病)、自己免疫性肝炎(AIH)、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、間質性肺炎(IP)、悪性貧血、などなど…)
  • EBウイルスが関わる癌の治癒ないしは予防・改善。(例:悪性リンパ腫、胃ガン、乳ガン、上咽喉ガン、肝臓ガン、大腸ガン(?)、肺ガン(?))



上に挙げたソリブジンの恩恵を考えると、むしろ復活させないわけにはいかない薬だということがお分かりになるかと思います!ソリブジンは抗がん剤5-FUと併用さえしなければ、副作用はないに等しく非常に有用な薬であるので、復活させないということは損しかありません!!!



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8. ソリブジン復活・アシクロビル保険適応に向けて

「ソリブジンがIBDをはじめとする難病患者の救世主になることは分かった。じゃあどうやって復活させるのか?」をこれから話していきましょう。





まず、ソリブジン復活のために患者レベルでできる活動は、署名活動が一番かと思います。

そのほかの有効な方法がありましたら、ぜひ教えてください(^^)

そして、ソリブジン復活活動と同時並行して、アシクロビルの諸神経症状・諸難病治療の保険適応と副作用の少ない抗サイトメガロウイルス剤の開発・治療嘆願もやっていきたいと思います。





まず、「なぜアシクロビルの諸神経症状・諸難病治療の保険適応をソリブジン復活活動と一緒にやっていくのか?」と言いますと、この根拠は以下に述べる、松本先生が悪性リンパ腫をアシクロビルで治したという経験が一つです。
が取り上げて今コメントしているニュースでは、死因がはっきり書かれていませんで した。CAEBV 感染症という病名はあくまで病態を示すだけであって死因ではないのです。 後のニュースで彼女の死因はやはり悪性リンパ腫でありました。そのニュース記事の一部 分を掲載しておきましょう。)  

 アニメ『ふたりはプリキュア Splash☆Star』のチョッピや『ひだまりスケッチ』シリ ーズの吉野屋先生の声を務め、10 月 27 日に亡くなった声優・松来未祐さん(享年 38)の 病名が「慢性活動性 EB ウイルス感染症」で、最終的な死因が「悪性リンパ腫」だったことが、わかった。15 日、松来さんの公式ブログで公表された。 →松来未祐日記「松来未祐を応援してくださったみなさまへ」

悪性リンパ腫とは何かについて整理しておく前にリンパとは何かから説明していきま しょう。リンパや悪性リンパ腫という言葉は誰もが知っていますが、ほとんどの人が実態 を知りません。リンパとはなんとなく免疫に関係する言葉であり、悪性リンパ腫はガンの 一つであり、例えば松来未祐や高倉健や、直近では松方弘樹が悪性リンパ腫のために亡く なったという話は知っておられるでしょう。実はこの悪性リンパ腫という病気は、以前か らときにふれていたのですが、病名はいかにも分かりやすいのですが、実態としては何も 示していないと言い続けてきました。それどころか、悪性リンパ腫はガンではないのではないかという疑問を持ち続けてきました。実は大学病院で悪性リンパ腫だと診断され「ガンの治療しなければ死にますよ」と言われ、当院を受診され抗ヘルペス剤のアシクロビルを投与すること によって、リンパ節の腫れも消えていつの間にか良くなった人が何人かいます。つまり悪性リンパ腫と診断された患者の中には、良性のリンパ腫も含まれているのです。それでは、 なぜ悪性リンパ腫の中に良性リンパ腫がふくまれているのでしょうか?なぜこのようなこ とが起こるのでしょうか?これらの疑問を明らかにするためにまずリンパという言葉の定 義をした後で、リンパ系やリンパ管や、最後に EB ウイルス性悪性リンパ腫とは一体何な のかについても説明していきましょう。またどうして悪性リンパ腫が生まれるのかについ ても詳しく書きましょう。  
 結論から言うと、EB ウイルスは世界中のほとんどの人が不顕性感染を起こしています。 言い換えると、EB ウイルスに感染していない人は世界中に誰もいないと言っても過言では ないのです。既に述べたように、ステロイ で免疫を落とすことによって、EB ウイルスが 潜伏感染から増殖感染を起こし、多かれ少なかれ、あるいは軽傷や重症の CAEBV 感染症 になり、その間に増殖した EB ウイルスは次々と隣接する細胞に感染し、ときには血液や リンパ管を通して遠隔の細胞にまで感染していきます。免疫が戻ったときに再び感染した数多くの無数の細胞の核の中で潜伏感染という形に再び戻ります。ところが人体の免疫が 再び低下したときに増殖感染、かつ溶解感染を起こし、これを医者たちは再活性化とか回 帰感染と呼んでいるのです。このサイクルを繰り返している間に、潜伏感染の状態で潜ん でいる細胞が多くなります。その細胞が既に書いたように、形質転換、つまり潜んでいる 細胞の遺伝子を変えることによって不死化するのです。不死化するということは別の言い 方をすれば「テロメアが減っていかない」と言ってもいいのです。少し言い過ぎですが、 いずれガン細胞になる可能性を秘めている細胞と言えます。)


松本医院「慢性活動性EBウイルス感染症で死亡した人気声優について」 
松本医院の治療はあくまで絶対に免疫を抑制しない治療ゆえに、EBウイルス性悪性リンパ腫を漢方薬で免疫を上げて免疫に殺させることができるので、たとえソリブジンに比べ抗ヘルペスウイルス活性の低いアシクロビルであっても、免疫にEBウイルスを殺させながらアシクロビルでEBウイルスの増殖を抑制できて、EBウイルス性リンパ腫を治すことができたのだと思います。

アシクロビルは本来EBウイルスには殆ど有効でないのですが、免疫を抑制しない状態だとEBウイルスに有効ということは、松本医院の臨床実績からわかります。

しかし、標準治療における強力な免疫抑制状態では、EBウイルスを免疫で殺すことはしにくくなるので、標準治療の範囲内でEBウイルスの増殖をアシクロビルで抑制できるかどうかは僕は治験をやってみないとわからないのですが、とりあえず標準治療の患者さんにアシクロビルを投与してEBウイルスの抗体価が下がるかをやってみるのは悪い試みではないと思います。アシクロビルは明日からでも使えますしアシクロビルは副作用なしですし!ソリブジンが復活すれば確実にEBウイルス制圧できますけどね!

もう一つは、ソリブジンの唯一の弱点が単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)には活性が劣ることです。もし腸管神経にHSV-2が感染していて、それが原因の腹痛ならば、ソリブジンではどうしようもできないので、標準治療でもアシクロビルの保険適用疾患拡大(腹痛などの神経症状)は価値のあることだと思います。アシクロビルは単純ヘルペスウイルス2型にも有効です。





もう一つ、「なぜ副作用の少ない抗サイトメガロウイルス剤の開発・治療嘆願をソリブジン復活活動と一緒にやっていくのか?」については、何度も何度も手術をする難治性IBDの黒幕はサイトメガロウイルスとEBウイルス大量増殖であり仮にソリブジンが復活したとしてもソリブジンは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)とEBウイルスにしか有効でないので、サイトメガロウイルスは制圧できないからです。
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上の絵は、難治性IBDの原因はサイトメガロウイルスとEBウイルスであるという医学論文

→医学論文(2015年)"Human cytomegalovirus and Epstein-Barr virus infection in inflammatory bowel disease: need for mucosal viral load measurement." 「IBDにおけるヒトサイトメガロウイルス(HCMV)とエプシュタイン・バール・ウイルス(EBV)の感染:粘膜のウイルス量の測定の必要性」 Ciccocioppo R, et al. World J Gastroenterol. (全論文PDF) 

からスクショした絵です。上3つの絵(upper panels)は、ヒトサイトメガロウイルス(Human Cytomegalovirus:HCMV)の腸管感染量(数字)と粘膜病変のひどさを赤色の濃さで表したものです。下3つの絵は(lower panels)、EBウイルス(Epstein-Barr virus)の腸管感染量(数字)と粘膜病変のひどさを赤色の濃さで表したものです。これらの難治性に関わるヘルペスウイルスの腸管感染量と粘膜病変のひどさは完璧に一致することが容易にみて取れると思います。

現時点、一応サイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペスウイルス剤のガンシクロビル(商品名:バリキサ・デノシン)はあるのですが、副作用が非常に強い(好中球減少、骨髄抑制など)ので、狭窄や穿孔予防に常用するということは絶対に不可能なのです。標準治療でも腸管にサイトメガロウイルス感染があると分かってからしか使えません。

ソリブジンが復活したり、アシクロビルがEBウイルス増殖抑制に保険適用になったら、ソリブジンやアシクロビルは副作用がないに等しい非常に有用なヘルペスウイルス特異的薬剤なので、常用してEBウイルスの増殖を抑制し、悪性リンパ腫やEBウイルス腸炎による狭窄・穿孔を未然に防ぐことはできます。

しかし、何度も何度も腸を切ることになるもう一つの黒幕のサイトメガロウイルスは、ガンシクロビルを常用して増殖を未然に防ぐということは、上述の理由でできないので、副作用のない抗サイトメガロウイルス剤を開発・難病治療に保険適応してもらい、IBDなら常用して狭窄・穿孔を未然に防ぐことができたらなと思います。










上に述べた理由で、「ソリブジン復活・アシクロビル保険適応疾患拡大・副作用の少ない抗CMV剤の開発と治療嘆願」をまとめてやっていきたいと思います。まあ、全てヘルペスウイルスが相手ですからね、全てまとめてやってしまった方がいいなと思います(^^)

この記事を書き終わり次第、根拠となる医学論文もまとめながら提言を書いていきたいと思います。当初はアシクロビル保険適用だけのつもりでしたが、全部ヘルペスウイルスだし、めんどくさいのでまとめてやっちゃいます!笑

提言書き直しです!笑

その提言の中で署名活動用紙も用意できるようにします。また、インターネット上の署名活動にできるように、署名活動用紙をWordファイルとかで作って、誰でもダウンロードできるようにしたいなと思います。

今の時代、インターネットを利用しないという手はありません。家から出ずに活動できるんですから!笑

そしてその署名用紙をメールとかで僕に送っていただく形になるのかな?わかりませんが。そもそも自筆でないインターネット上の電子ファイルが法的な効力を持つのか?そんなところも疑問・不安なところなので、こういうところに詳しい方、教えてくださいm(_ _)m





患者レベルでできる活動としては、知り合いの元厚生労働省の職員さんによりますと、
  1. 治験を行っても採算が取れるほど、患者数が多く、また、長期に渡って服用することになるという事を製薬メーカーに訴える。
  2. 患者の窮状を訴え、医師の善意に期待する。
  3. 医師自らによる治験を経済的に支援するために、公的または私的な治験支援組織 に患者の窮状を訴える。
とのことです。

まず 1. と 2. の条件はIBD患者だけで考えても圧倒的に満たされることは確実でしょう。現時点IBD患者は潰瘍性大腸炎で15万人、クローン病患者は5万人、レミケード・ヒュミラや免疫調節薬で治療している患者さんはみんな絶対に頭のどこかに悪性リンパ腫などの不安は絶対にありますし(現に僕はそれが嫌で標準治療を辞め、松本医院を受診した)、難治性IBD患者は患者の約1割、つまり約2万人はEBウイルスやサイトメガロウイルスが腸管に大量増殖し、今この時点でも手術の恐怖に怯えています。

ソリブジンやアシクロビルは、長期に亘って服用することになることも確実でしょう。だって、標準治療の範囲内では、免疫を抑制して症状を取るがゆえに、免疫に殺されなくなったヘルペスウイルスの増殖天国が常に実現されます。ゆえに標準治療の範囲内では長期的に服用して、単純ヘルペスウイルス(HSV)、水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)、EBウイルスの増殖をずっと抑制し続けることが必要になってきます。製薬企業にとってもソリブジン・アシクロビルを売り続けられるしメリットありすぎだと思います。

僕としては、メサラジンなんかを服用するより、アシクロビルを飲んでいた方が、癌ウイルスのEBウイルスには多少は有効ですから、そっちの方が大腸ガンの抑制効果があると正直思ってしまうんですがねぇ。。

3. の治験支援組織がどのようなものがあるのか、それ自体僕はよくわからないのですが、調べなきゃあかんですね、教えてくださいm(_ _)m





また、おそらく最も重要なのは、僕は標準治療の方々には評判が絶対に悪いので(笑)、標準治療をしている方の協力が不可欠になってきます。松本医院で治療しているIBD患者なんて変態中の変態ですし、怪しい目で見られるのは仕方ないです(笑)。標準治療をしている患者さんの誰かが協力していただければ、標準治療をしているIBD患者さんは多いので、強力な患者レベルの運動になると思います!協力していただけた方は、本物のIBD患者の救世主になること間違いなしです!笑、保証します!笑

免疫学をいくら深く理解していて、正論をいくら言おうが、数の力には勝てません、僕(笑)

松本医院IBD患者のアチさん(女性)曰く、大きな活動のサブリーダーは中年男性がいいとのことです。現実、今の社会は男性社会なんだそうで、女性をサブリーダーに据えるのは現実あまり良くないそうです。なのでアチさんは秘書ということにしてます(笑)

僕としてはある方をスカウトしたいんですがね…笑

そのためにクローン病ブログ村に戻ったようなもんです…笑

リアル「君の名は。」起こしましょうヨ…笑

お互いにメリットはあるはずです、ビジネスみたいなもんです、これは取引です…笑

僕はどちらかというと、暗躍する形で(笑)表立って活動する方は標準治療をしている方の方がいいのかなとも思います(笑)、僕はIBD界の最悪の闇のテロリストなんで(笑)

YouTubeとかでもこの活動をアナウンスしていこうと思っていますが。

あと、この活動をなんか団体?みたいのを作ってやっていく方がいいのかなと思います。その団体名は「ソリブジン復活を願う会」でいいかな?まあ難しいことは考えず、これでいいでしょう。

とりあえず、Twitterで「ソリブジン復活を願う会」アカウントを作ろうと思っています。Twitterアカウントを作って、それをフォローしていただければ、僕の提案したことに賛同したとみなすことにしますので、よろしくデス!『ソリブジンが復活したら…』をツイートしていくことにしましょうか!





また、もし製薬メーカーに勤めておられる方、病院に勤務していらっしゃるドクターの方で、この活動に助言したいという方がいらっしゃれば、
kasagonaoki?gmail.com
まで、ご一報ください(?を@に変えてください)。匿名でも大丈夫です。もしソリブジンが復活したら、それを販売する製薬メーカーはガッポガポであることは保証できます(ゴマスリ笑)










そんなこんなで、実効性のある活動にしていきたいと思っています。とにかく、標準治療の方の協力が不可欠であろうと思うので、そんな勇気のある方の連絡、おまちしております(^^)

IBD患者全員で、全難病患者の救世主ことソリブジン(Sorivudine)を復活させていこうではありませんか。ソリブジンという薬品そのものはまだ死んでません(商品名ユースビルが死んだだけです)。何万人も動けば、必ずや復活させることができると思います。

マトリックスの救世主、ネオ(Neo)ことソリブジン(Sorivudine)を復活させて、増殖しすぎたエージェント・スミス(Agent "Smith")ことEBウイルスを制圧し、悪性リンパ腫 & 難治性IBDの一つの原因の増殖を抑えてしまいましょう!(うまいこと言ったなぁ〜)





そしてマトリックスレヴォリューションズではないけど、難病治療に革命(Revolutions)を起こしてしまいましょう!(うまいこと言ったなぁ〜)

そういえば、標準治療をやっていた時代(高校時代)からマトリックスは大好きだったんですが、まさかまさかこんな形(ソリブジン復活活動)でネオと同じ境遇(スミスさんがEBウイルスにあたる)になるとは思いませんでしたねぇ…マトリックスを最初見たときに「ビビビッ!!!」ってのはありましたがね〜不思議なもんです。。
no title

主役のキアヌ・リーブスは結構な苦労人で、妹さんが白血病で、収入のほとんどを慈善団体に寄付したりしちゃう人なんですよ。こうなんというか、ハリウッドスターなのに影がある感じがなんかシンパシーと言いますか、栄光の道を歩んできただけの人ではないというところが、キアヌの好きなところなんですよね。いつかサインもらいたいと強く思います(^^)

こんな風にぼっち飯しちゃうようなハリウッドスターなんていません!キアヌいい人!鳥がカワイイ!笑

日本人に愛されています、キアヌ。。
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マトリックスはもう全てが好きなんですよ、全てです。トリニティ役のキャリー=アン・モスもカッコ可愛いくて守りたくなっちゃうし、モーフィアス役のローレンス・フィッシュバーンもカッコよくて上司にしたいし笑

増えすぎたエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングも憎めなくて面白いし笑

太鼓やってる人間(今はHSVとVZVを免疫にやっつけてもらうために休んでますが)なので、サウンドトラックが太鼓入ってるのとか、もう大好物なんですよ〜〜オリエンタルな感じがあるところとかね。。



最後はただの僕の大好きな映画の宣伝になってしまい、申し訳ありませんでした(`・ω・´)


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全難病患者の救世主になり得た、ソリブジン(Sorivudine)について 〜その①〜

しばらくぶりです、Naokiです。





前回の記事のちゃまはらさんのコメントに対する僕の返信が、一時期話題になってしまいました、お騒がせしてすいません(^^;

今、頭を冷やして考えると、あそこまで感情的にならんでもよかったなと思います(^^;

治療方法の違いでいがみ合うより、お互いのメリットになること(ソリブジン復活活動・アシクロビル保険適用活動)をやっていった方が、未来を見た方が絶対にいいという標準治療の方(kkさん)からのメッセージもいただきました。kkさんのメッセージも紹介する予定です(許可をいただいております)。その通りですね、結局過去のことを糾弾することで僕一人が満足するだけで、他の患者さんには何のメリットもありません、僕の方こそエゴイストであると反省しました。みんなで一緒に仲良くソリブジンで、標準治療・漢方治療の違いを問わず良くなってしまった方が絶対にいいですね!

まあ、松本理論を用いて標準治療の劇的な改善が図れてしまうという、何ともよくわからない状況が発生していますが…

みんなが一緒に良くなるなら、まあいいことなのかな!笑、いや、いいことなんだきっと!笑





今回の記事から、なんとなんとクローン病ブログ村に戻ってしまいました(笑)

本当はあることが起きてから、にしようと自分の中でも決めていたんですが、ソリブジンについての記事を書いてるにつれ、「標準治療・漢方治療の違いを問わず、IBD治療の救世主となるソリブジンについて、クローン病患者さんも是非知るべきであろう!」と思い始めたので、戻ってしまいました(笑)

フライングです(笑)





卒論審査会は、うまくいきました!

卒業論文で新分野の基礎づけができたので、大学院ではその結果をより深めていければと思っています。単位の計算が間違っていなければ、卒業できるはずです(笑)

この2・3月の春休みで、しっかりアシクロビル & 治打撲一方湯で単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex virus:HSV)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster virus:VZV)を減らして、大学院でしっかり研究できる体に持っていきたいと思っています。ミニ痔瘻は千金内托散でもう塞がりましたので、完璧にミニ痔瘻のトンネルを肉芽で塞げるように、2・3月は千金内托散を飲もうと思います。
難治性IBD・悪性リンパ腫の原因でありながら、9割の人間が保有している、人間の常在ウイルスのヘルペスウイルスの一つ、エプシュタイン・バール・ウイルス(Epstein-Barr virus:EBV:EBウイルス)は多少はいますが(正常範囲の1倍)、多くないので腸管には感染していないのでしょう(ゆえにIBDの症状はほぼない)。EBウイルスは喉の粘膜や唾液腺によくいますので、全くいないというわけではないですが。僕の運命を変えた(?)喉頭蓋炎の原因ですしね!僕はEBウイルスの喉頭蓋炎でヘルペスウイルスに目覚めたといっても過言ではないんですヨ(^^)

もう一つの難治性の原因ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルス(Cytomegalo virus:CMV)はおそらく僕はまだ感染していないのだと思います。感染していたら多少は出るんではないかと思います、まあ人間の7割は保有しているサイトメガロウイルスですが、3割にはいないので。

最終的に残るのは、やはり厄介厄介なヘルペスウイルスですネ(^^;








今日は、炎症性腸疾患(Inframmatory Bowel Disease:IBD)を含めて、すべての難病患者の救世主となる伝説の抗ヘルペス剤のソリブジン(Sorivudine)について詳しく記事にしたいと思います。「ソリブジンはなぜ難病患者の救世主になるのか?」「ソリブジンはなぜ市場から姿を消してしまったのか、ソリブジン薬害事件とは?」「ソリブジンを開発した新村眞人先生って、どんな人?」、こんなことを記事にしていきたいと思います。

記事が長いので、その①、その②、で分けて書いていきます。

ソリブジンについては標準治療の方々にも是非知って欲しいので、リンクなどでの拡散、大歓迎です。

この記事を見れば、ソリブジンが映画「マトリックス」の救世主、ネオ(Neo)に匹敵することがお分かりになるかと思います!!!(僕の一番好きな映画はマトリックスシリーズです。笑)"Sorivudine is The One."って言いたくなります!!!笑


そして、この記事を読み終わった後、読者の皆さんもきっとIBD・諸難病界におけるマトリックスコードが見えるようになって、みんなネオ(Neo)みたいな救世主になれます笑
Thematrixincode99











1. ソリブジンとは?

まず、ソリブジンについて、Wikipediaの内容を拝借しながら説明していきましょう。
Wikipedia「ソリブジン」
Sorivudine
By Yikrazuul (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

ソリブジン(英:sorivudine)は、抗ウイルス薬のひとつで、チミジンのアナログである。ウイルス感染症の治療薬として、特に単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、EBウイルスに有効である。

ソリブジンは抗ウイルス薬というよりは、正確にいうと抗ヘルペスウイルス薬です。チミジンはDNAを構成するパーツ、ヌクレオシドの一つです。ヘルペスウイルスはDNAウイルスなので、人間のDNAと同じくチミジンを利用して、宿主(人間)の感染細胞内で自分(ヘルペスウイルス)のDNAのコピーを作ってもらい、感染細胞内で増殖します。アナログとは類似物質の意味で、後に説明するようにヘルペスウイルス感染細胞内でヘルペスウイルスDNAをコピーするときに、このソリブジンをチミジンと間違って取り込んでしまい、ヘルペスウイルスはそれ以上自分のDNAコピーを作れなくなってしまうのです。ゆえにヘルペスウイルスの増殖を抑制できるのです。

現行の標準的な抗ヘルペスウイルス薬のアシクロビルとほぼ同じく、ソリブジンは単純ヘルペスウイルス1型(Herpes Simplex virus-1:HSV-1)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster virus:VZV)に有効なのですが、ソリブジンが救世主たる理由は、難治性IBDや悪性リンパ腫・多種多様な癌ないしあらゆる難病の一つの黒幕、エプシュタイン・バール・ウイルス(Epstein-Barr virus:EBV:EBウイルス)に有効であることなのです。




1979年にヤマサ醤油により新規合成され、1993年9月3日に日本商事(現アルフレッサ)より商品名ユースビルが販売された。エーザイが販売提携していた。1993年の販売開始からの事故は、ソリブジン薬害事件などとして知られ、日本国内では治験段階で3人、1993年9月の発売後1年間に15人の死者を出し、販売は自主的に停止された。

ソリブジンの販売名はかつてユースビルでした。インフリキシマブの販売名がレミケードであったり、アダリムマブの販売名がヒュミラであるのと同じようなことです。ちょっと頭にいれておいていただきたいのは、ヒュミラを販売しているエーザイがソリブジンをかつて販売していたという事実です。ソリブジン薬害事件についてはこれから詳しく説明しますが、抗ガン剤の5-FUというものとソリブジンを併用した時に死者が出てしまったのです。しかし、抗がん剤5-FUと併用しさえしなければ、難治性IBD患者を苦しめ、悪性リンパ腫や多種多様なガンの原因にもなり、それどころではなくIBD以外のあらゆる難病(SLE・間質性肺炎・バセドウ病・橋本病・関節リウマチ・シェーグレン症候群・多発性硬化症・自己免疫性肝炎・原発性硬化性胆管炎などなど…)の黒幕になっている、人類にとって最悪の敵であるEBウイルスを制圧できるので、ものすごい有用な抗ヘルペスウイルス薬なのです。

実はソリブジンの恩恵というのはこれには止まりません。IBDに関していうとこれから説明するように、狭窄・穿孔を原因とする腹痛を除くあらゆる腹痛・下痢・蠕動運動異常まで改善してしまう力を持つのです!!!

さらに、線維筋痛症、メニエール病・突発性難聴、頭痛、口内炎、etc…もうソリブジンの改善できる病気をあげたらきりがありません。。これから説明します。。





効果・効能:ソリブジンは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)、EBウイルスに効果のある抗ヘルペスウイルス剤で、当時のヘルペス治療の第一選択薬だったアシクロビル(Zovirax、Activir)よりVZVへのウイルス活性は2,000-3,000倍強い。また、有効な治療方法がないEBウイルスにも効果がある。

言葉が出ません。。凄い、すごすぎます。。全部太字にしてしまいました。。文字も大きくしてしまいました。。



帯状疱疹に対する服用量は成人1日50mg3回で、アシクロビル内服(1日4g)の20分の1以下である。アメリカのブリストールマイヤーズ スクイブヤマサ醤油からのライセンスを受けて開発し、FDAに申請した成人服用量は40mg1日1回で、アシクロビル内服の100分の1である。

現行のアシクロビルの帯状疱疹に対する服用量は、アシクロビル400mg錠を1日10錠飲みますが、ソリブジンの場合は50mg錠を1日3錠で済んでしまうのです。それでも、単純計算でリブジン50mg錠はアシクロビル400mg錠の250〜375錠分ですから、とんでもないくらいの抗ヘルペスウイルス活性を有することになります。
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2. ソリブジンによるIBD治療の変革

まず、IBDの関連で話をしていきましょう。この記事の最初の方に僕のヘルペスウイルスの血液検査をのせましたが、単純ヘルペスウイルス(HSV)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)の抗体価が高いのが見て取れると思います。HSVに関しては約60倍、VZVに対しては約25倍です。これは、ステロイド系抗炎症剤総使用量2000〜3000mg程度の人間でさえも、症状を取るために免疫を抑制する対症療法である標準治療では、免疫を抑えている間に人間の常在ウイルスであるヘルペスウイルスが、免疫に殺されないので増殖してしまうということです。

ヘルペスウイルスとIBDの関係につきましては、前回の記事『近況報告:「君の名は。」& ヘルペスウイルスとIBDの関係』で詳しく解説しましたが、重要なところをかいつまんでおくと、単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)は、腸管の蠕動運動や粘液の分泌を支配する神経細胞のネットワークである神経叢(アウエルバッハ神経叢・マイスナー神経叢)に感染し、免疫が神経叢にいるHSVやVZVをやっつけようとしたときに蠕動運動の異常や粘液の分泌過多を引き起こし下痢の原因になります。下の腸管の絵の、黄色い網目みたいのがHSVやVZVが感染する腸管神経叢です。
(出典:夕闇千鳥のお勉強日記「消化管の働き 〜食道から肛門まで・・・(生物学)」

それだけではありません。上の絵の腸管の血管の側を内臓知覚神経というものが通っています。この内臓知覚神経の中には痛覚神経(Aδ繊維やC繊維のこと)があり、ここに感染したHSVとVZVと免疫が戦うと、熱の出ないシクシクするようないやらしい腹痛の原因にもなってしまうのです。

つまり、ソリブジンが復活すれば現行の抗ヘルペスウイルス薬である、抗ヘルペスウイルス活性の弱〜いアシクロビルでは対処しきれないほどの標準治療の強力な免疫抑制状態であっても、腸管の神経に感染した単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)の増殖を強力に抑制することによって、蠕動運動異常・下痢・腹痛を一気に解消してしまうことのできる、まさに特効薬の名前を冠するにふさわしい薬剤がソリブジンなのです!!!だって、VZVに対しては、抗ヘルペスウイルス活性は現行の抗ヘルペスウイルス剤であるアシクロビルの、2000〜3000倍なのですから!!!笑

IBDのベテラン患者さんならば、よくよくご存知であるとは思いますが、標準治療の範囲内においてIBDは進行性の難病であります。なぜ進行していくのかと言いますと、色々な原因があるのですが、一つには再燃時に用いたステロイドや免疫調節薬、生物学的製剤の強力な免疫抑制によって、免疫に殺されなくなったヘルペスウイルスが増殖してしまうことも一つの要因なのです。このヘルペスウイルスの増殖をソリブジンはその圧倒的な抗ヘルペスウイルス活性によって抑えられるので、IBDの進行の一つの原因を標準治療の範囲内であっても食い止めることができてしまうのです!!!VZVに対しては、抗ヘルペスウイルス活性は現行の抗ヘルペスウイルス剤であるアシクロビルの、2000〜3000倍なのですから!!!笑(2回目)

ソリブジンの恩恵はこれだけに止まりません。僕は2016年の後半あたりから、EBウイルスブームが来ておりました。その時に、なぜレミケード・ヒュミラなどの生物学的製剤使用時に、悪性リンパ腫やその他悪性腫瘍の発現確率が増えてしまうのか、その原因・理由は9割の人間が保有している常在ウイルスのヘルペスウイルスでありながら、免疫抑制下では癌ウイルスとしての側面を表してくるEBウイルスにあると色々な記事で訴えてきました。
『レミケード・ヒュミラ等の生物学的製剤と悪性リンパ腫の関係、その予防法①』
『レミケード・ヒュミラ等の生物学的製剤と悪性リンパ腫の関係、その予防法②』
『EBウイルス(EBV:Epstein-Barr virus:エプシュタイン・バール・ウイルス)について』
『近況報告:「君の名は。」& ヘルペスウイルスとIBDの関係』
また、僕の書いた図解の最後の28枚目に、詳しくEBウイルスについて図解しています。無断転載は禁止です。239・240コマ目にEBウイルス感染Bリンパ球がどのようにして不死化・異常増殖をし、悪性形質転換を起こし悪性リンパ腫になってしまうのか、解説されています。
よく「レミケ・ヒュミラ投与時の悪性リンパ腫発現リスクは、健常人とは変わらない。」と言われておりますが、医学論文を探すと健常者に比べて日和見EBウイルス感染による悪性リンパ腫の発症率は高いというものも存在します(それもいずれ紹介します)。特に、免疫調節薬(アザチオプリン・メルカプトプリン)とレミケード・ヒュミラの併用患者の日和見EBウイルス感染悪性リンパ腫の発症リスクは高くなるという医学論文も存在します(そのうち紹介します)。『レミケード・ヒュミラ等の生物学的製剤と悪性リンパ腫の関係、その予防法②』では、レミケードやヒュミラを投与中に、EBウイルスが増えてしまうという研究をした医学論文も紹介しました。

免疫を抑制してはいけない!と思っている僕としてはあまり言いたくないことではありますが、譲歩して言ってしまうと、ソリブジンが復活したとしたら、レミケード・ヒュミラ投与中にソリブジンを投与することによって、EBウイルスの増殖を抑えることができるので、未然に日和見EBウイルス感染悪性リンパ腫を防ぐことができてしまうのです!!!それだけではありません、EBウイルスは胃ガン・乳ガン・上咽喉ガンの原因にもなる癌ウイルスなので、おまけにこれも予防できてしまうのです。レミケード・ヒュミラのもっとも怖い副作用である悪性リンパ腫・悪性腫瘍発症リスクををソリブジンが下げることができたとしたら、それはレミケード・ヒュミラはソリブジンと併用することによって、一生投与することにはなってしまいますが特効薬の地位を与えられるにふさわしいでしょう。しかもソリブジンの強力なHSV・VZVの増殖抑制によって、上で説明したように蠕動運動異常・下痢・腹痛が良くなってしまうというおまけつきです。サイトメガロウイルス感染が起こっていない場合、もうほぼIBDは制圧したに等しくなってしまいます。

これだけ言っただけでも、IBD患者さんは喉から手が出るほどソリブジンが欲しくなってしまうのではないでしょうか。しかし、まだまだあります、ソリブジン恐ろしや、ホンマモンの救世主や。。

僕が『難治性IBDの原因はサイトメガロウイルス(CMV)とEBウイルス(EBV)である』の記事で紹介した医学論文の通り、EBウイルスとサイトメガロウイルスは腸管に感染し、難治性IBDの原因ヘルペスウイルスでもあるのだと説明しました。何度も手術をするような難治性IBD患者さんには、必ずと言っていい程サイトメガロウイルス(CMV)が腸管に感染しているのですが、実はもう一つEBウイルスの腸管感染も何度も手術する原因にもなってしまうのです!!! これはまだIBDの治療ガイドラインにはない最新情報です(サイトメガロウイルス腸炎は難治性の潰瘍性大腸炎に併発すると、標準治療の治療指針に書いてあります)。

これは、実際にその医学論文のEBウイルス腸炎の画像を見ていただければ、百聞は一見に如かずでわかっていだだけると思います。グロテスクな画像が出ますので、苦手な方は飛ばしてください。
→医学論文(2015年)"Human cytomegalovirus and Epstein-Barr virus infection in inflammatory bowel disease: need for mucosal viral load measurement." 「IBDにおけるヒトサイトメガロウイルス(HCMV)とエプシュタイン・バール・ウイルス(EBV)の感染:粘膜のウイルス量の測定の必要性」 Ciccocioppo R, et al. World J Gastroenterol. (全論文PDF)

上の写真が難治性IBD患者さんのEBウイルス腸炎の内視鏡画像です。"EBV colitis"とはEBウイルス腸炎のことで、"Endoscopic features of EBV colitis"とは、日本語で「内視鏡によるEBV腸炎の特徴」と訳します。この画像で黒い矢印が示されていますが、これはEBウイルス腸炎の深掘れ潰瘍の場所を指摘しています。A・B・Cそれぞれ違う患者さんの難治性IBD患者さんの腸管です。

EBウイルスが免疫抑制療法中に、免疫に殺されないので増えてしまってその結果、再燃時にEBウイルスと免疫の戦いが腸管においてさらに激化してしまった、まさにその証拠となる画像です。EBV深掘れ潰瘍を繰り返し、腸管が繊維化し狭窄になったり、穿孔を引き起こしてしまうのです。そして何度も何度も手術してしまうその理由は、症状を抑えようと免疫を抑制した結果、免疫に殺されないEBウイルスが増えすぎてしまった結果なのです。ここまでくると標準治療では、もはやEBウイルスには有効な治療法が存在しない・症状を取るにしろ免疫抑制によりEBウイルスを増やすほかになく、EBウイルスが増殖するという負のスパイラルにはまり、増殖しすぎたEBウイルスによりレミケードやヒュミラでも手が出なくなり、手術不可避となってしまうのです。これが全ての標準治療不適応の難治性IBDの現実なのです。。厳しい現実です。。

ちゃまはらさんの娘さんは、あのまま標準治療を続けていたらEBウイルスがより大量増殖し、何度も手術をせざるを得ない難治性クローン病患者になられていたでしょう。さらに、悪性リンパ腫も発症されていたでしょう。

もしソリブジンが復活したとしたら、このようなEBウイルスがたくさん腸管上皮細胞に感染した難治性IBD患者さんの数も、ソリブジンのEBウイルス増殖抑制により激減することでしょう。もしEBウイルスのみが大量増殖した難治性IBD患者さんだったとしたら、その患者さんの劇症化をソリブジンのEBウイルス増殖抑制によって防ぐことができる・手術を回避することができるのです!!!

少し脱線しますが、難治性IBDの原因ヘルペスウイルスは、もう一つサイトメガロウイルス(CMV)もいることを忘れないでください。ソリブジンであっても、サイトメガロウイルス(CMV)はどうしようもできません。サイトメガロウイルス(CMV)に有効な抗ヘルペスウイルス薬は存在します(ガンシクロビル)が、アシクロビルやソリブジンと違って骨髄抑制などの副作用が強く、なかなか気軽に使える薬ではありません。
上の写真は、ヒトサイトメガロウイルス腸炎(HCMV colitis)を持っている難治性IBD患者さんの腸管の内視鏡写真("Endoscopic features of HCMV colitis")です。A→B→C、D→E→Fの順で、二人の難治性IBD患者さんにガンシクロビルを投与して治療した結果を示しています。A・Dが治療前、B・Eがガンシクロビル投与4週間後、C・Fがガンシクロビル投与後12週間後となっています。

ガンシクロビルとは異なる、副作用の少ない抗サイトメガロウイルス剤が開発されれば、それもまた難治性IBD患者に恩恵をもたらすものになるでしょう!!!ガンシクロビルとは違う気軽に服用できる抗サイトメガロウイルス剤が存在すれば、狭窄・穿孔などで手術することを未然に防ぐことが可能です!!!何度も何度も手術する場合には、黒幕にサイトメガロウイルスがいる場合が非常に多いのです。何度も何度も手術することになるメカニズムは、先ほど説明したEBウイルスの腸管感染の場合と同じです。 
上の写真は、EBウイルス腸炎とサイトメガロウイルス腸炎を併発した難治性IBD患者さんの腸管の内視鏡画像("Endoscopic features of EBV plus HCMV colitis")です。 zubunさんのようなEBVとCMVの抗体価の高い本物の難治性IBD患者さんには標準治療時代にまさにこの状況が起きていたのです。
上の図は、上3つがサイトメガロウイルスの検出量と腸管の炎症の酷さを色で表していて、下3つがEBウイルスの検出量と腸管の炎症の酷さを色で表しているものです。色が濃いほどひどい潰瘍であることを示します。見ればわかると思いますが、サイトメガロウイルス量・EBウイルス量が多ければ多いほど、炎症の熾烈さを示す色の濃さも濃くなっていることがわかるかと思います。

サイトメガロウイルスに脱線してしまいましたが、もう一度言っておきますと、ソリブジンの復活は難治性の一つの原因EBウイルスの増殖を強力に抑制することにより、深掘れ潰瘍・狭窄・穿孔までも未然に防ぎ、何度も何度も手術をすることになる手術地獄でさえも防いでくれるのです!!!

さらに、これは推測ですが、EBウイルスはガンウイルスであるがゆえに、EBウイルスが大腸に感染し増殖することによる大腸ガンなどのリスクも下げることができるんではないか?とも推測します。年数が経ったIBDには、大腸ガンの発症リスクが増えることが知られていますが、これはどちらかというと免疫を抑制することにより増えたEBウイルスが、感染した大腸の上皮細胞を悪性形質転換させてしまったのかもしれない、とも思います。推測の域を出ませんが。

ここまでIBD治療に対するソリブジンの恩恵を書きましたが、まとめると、
  • 腸管神経に感染する単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)の増殖をソリブジンで強力に抑制することにより、蠕動運動異常・下痢・腹痛を改善する。
  • レミケード・ヒュミラなどの生物学的製剤・免疫調節薬使用時におけるEBウイルスの増殖をソリブジンで強力に抑制し、日和見EBウイルス感染による種々の癌(悪性リンパ腫・胃癌・乳癌・上咽喉癌・もしかすると大腸癌も)の発症リスクを格段に下げる。
  • 全ての標準治療不適応な難治性IBDの原因に、EBウイルス腸管感染があった場合、EBウイルスの増殖をソリブジンで強力に抑制することによって、EBウイルス腸炎による深掘れ潰瘍・狭窄・穿孔を未然に防ぎ、手術を回避ないし症状を改善する。
と言った具合に、IBD治療に大きな変革がソリブジン復活によって起きることが容易に推察されます。IBD患者の救世主がソリブジンであることを、嫌という程お分かりになられたかと思います。というか、喉から手が出るほどソリブジンを復活させたくなるのではないでしょうか!!!?

しかし、ソリブジンの恩恵というのは、これに止まりません!!!

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3. ソリブジンによる難病治療の変革

原因不明の難病とされる、線維筋痛症・リウマチ性多発筋痛症というものがあります。これは身体中に痛みが走る、それこそ痛み地獄の病気なのですが、松本理論的に言うと、これは全身の神経細胞に感染した単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)と免疫が戦うことが原因の一つなのです。

僕の書いたヘルペスウイルスに関する図解を参照していただければ、より理解が深まるでしょう。無断転載は禁止です。
Matsumoto's Theory 25
松本医院では、大量のアシクロビルを線維筋痛症・リウマチ性多発筋痛症患者に投与することで、多くの患者が改善しています。しかし、ソリブジンが復活してしまえば、アシクロビルの2000〜3000倍の抗ヘルペスウイルス活性をもつソリブジンを投与することで、一瞬で治ってしまうのです!!!
Symptoms of fibromyalgiaJaPng
By Shellfrozen (Own work) [CC0], via Wikimedia Commons
Wikipedia「リウマチ性多発筋痛症」
Wikipedia「線維筋痛症」



それだけではありません。まだまだ続きます(笑)ソリブジンが如何に恐ろしい救世主であるかをまざまざと見せつけていきましょう…(笑)

ソリブジンを開発指導した東京慈恵会医科大学名誉教授の新村眞人先生(あとで紹介します)のお書きになった「ヘルペスウイルス感染症」と言う本があります。この本は僕も持っているのですが、恐ろしいくらいに、様々な難病の原因にヘルペスウイルスが潜んでいると示唆しています。
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まず一つには、耳鳴り・難聴・めまいを主訴とするメニエール病と言う病気があります。この本の中では、メニエール病は水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が原因であるとはっきり書かれています。

なぜなら、この本の中ではHunt症候群という、
  1. 外耳道及び耳介周囲の帯状疱疹
  2. 顔面神経麻痺
  3. 耳鳴り・難聴・めまいなどの内耳症状
を主訴とする病気が水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が原因であるとはっきり書かれているからです。Hunt症候群はメニエール病の発展系と見て間違いないからです。
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松本先生の、メニエール病・突発性難聴・Hunt症候群に関する記述を抜き出しておきましょう。
メニエール病は、『第8脳神経である内耳神経の平衡感覚を司る前庭神経と、聴覚を司る蝸牛神経に住みついたヘルペスウイルスを殺そうとして免疫が戦うときに生じる炎症が引き起こす疾患である』と書くべきです。めまいは前庭神経炎であり、難聴・耳鳴り・耳閉感は蝸牛神経炎であります。症状が繰り返されるのは、免疫がこれらの神経にヘルペスを見出すために生じるのです。それではなぜ免疫はヘルペスを殺すことができないのでしょうか?答えは簡単です。ヘルペスは免疫の働きが手を出せない前庭神経核や蝸牛神経核に隠れ、免疫の力が落ちると、神経核からノソノソと神経軸索に増殖しようとしたときに、再び免疫に見つかり、そのたびごとに戦いが始まるからです。そのほか、メニエール病の症状としては、頭痛 片頭痛  アロディニア(異痛症)、三叉神経痛、顔面神経麻痺、前庭神経炎、視神経炎、後頭神経痛、片側顔面痙攣、群発頭痛、めまい、耳鳴り、難聴、突発性難聴、ふらつき、脱力感、疲労感などがあります。

松本医院「メニエール病は完治する その理論と根拠」
ソリブジンが復活すれば、メニエール病もHunt症候群も、頭痛も、突発性難聴も全て一挙に良くなってしまうのです。



もっといきましょう。ブドウ膜炎という、虹彩炎、毛様体炎、強膜炎、網脈絡膜炎などの眼科疾患も水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が原因であるともこの本の中で示唆されているのです!!!
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2017-02-24-11-51-04
さらに、眼圧上昇による緑内障、視神経炎による視力低下も水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)であることが示唆されています。ソリブジンが復活すれば、あらゆる眼科疾患も良くなってしまうのです!!!



まだまだいきましょう。レミケードやヒュミラをやっていると、帯状疱疹に悩まれている患者さんは多いと思いますが、その後の神経痛がより辛いという患者さんもいらっっしゃるでしょう。この神経痛のことを帯状疱疹後神経痛(Post-Herpetic Neuralgia:PHN)と言いますが、これはもちろん痛覚神経に感染した水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が増えてしまい、免疫とVZVの戦いが激化し、痛覚神経に傷が入ってしまうことが原因です。
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ソリブジンが復活すれば、このPHNの痛みも一挙毎に取り去ってしまうのです!!!



まだまだ、まだまだ書きたいことの半分も書いていません。。笑

この本の中では、口唇ヘルペスのみではなく、皮膚粘膜のあらゆる湿疹が単純ヘルペスウイルス(HSV)によるものであると示唆しています。
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ちょうどいい症例(僕)があるので、これもついでに紹介しておきましょう笑笑
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この顔にできているのは、前にはアトピーだと思っていましたが、調べて見たら単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)による単純疱疹だったのです笑。ちょうどいい症例が僕です笑。アシクロビルしっかり飲んでるんで、今はあまり顔には出ていませんが。。

単純ヘルペスウイルス(HSV)、特にソリブジンの有効な単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)は、顔面神経の中で最も大きい三叉神経の神経節によく潜伏感染します。僕の場合の単純疱疹はまさにこの三叉神経に感染したHSV-1が神経の外に出てきたときに、免疫が殺したその副事象として発生しているのです笑
Gray778 Trigeminal ja
By Takuma-sa [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

上の三叉神経(黄色いヤツ)の絵を見ると、三叉神経が舌・歯にもつながっていることがお分かりになるのではないでしょうか??虫歯じゃないのに歯が痛いとか、舌が痛いとかも結局ヘルペスウイルスが全て原因なのです。

下の絵は、Janeway's immunobiologyの邦訳「免疫生物学」からとった単純ヘルペスウイルスと三叉神経の関係です。
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女性などでは、外見を気にされる方も多いでしょうから、もしソリブジンが復活したとしたらこれらの単純疱疹が一挙毎に良くなってしまうので、美容にもいいのです!!!笑



まだまだいきましょう。

レミケード・ヒュミラをやっていると、「口内炎がすごいできる…」という方がいらっしゃるでしょう。それは日和見単純ヘルペスウイルス1型感染によるものなのです。
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ソリブジンが復活すれば、レミケード・ヒュミラ投与時の口内炎も一挙に良くなってしまうのです!!!とんでもないでしょう、ソリブジンは。。



このように、単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)の関わる症状は多種多様であり、松本先生は長年の臨床の中でヘルペスウイルスがあらゆる原因不明の病気の原因であることを、アシクロビルを投与することにより良くなることから臨床的に突き止め、以下のような症状が全てヘルペスウイルスによるものであると主張しています。新村眞人先生を超える、日本における、いや世界における最強のヘルペスウイルスの専門家は、意外や意外にも一介の開業医である闇の帝王こと松本仁幸なんです!笑
頭痛、片頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛、風邪に際して見られる頭痛や肩こり、 生理に際する頭痛、顔面神経麻痺、ベル麻痺、三叉神経痛、耳鳴り、難聴、突 発性難聴、メニエール病、熱性痙攣、めまい、立ちくらみ、吐き気、原因不明の嘔吐、車酔い、船酔い、慢性疲労症候群、五十肩、四十肩、肩こり、首こり、 倦怠感、疲れやすさ、口内炎、口唇炎、口角炎、しわがれ声、いつまでも続く 喉の痛み、慢性的な喉の詰まり・違和感、寝汗、異常な汗かき、こむら返り、 顎関節症、歯肉炎、歯周炎、筋肉の痙攣、目の結膜の痛み・違和感、目の奥の 痛み、ブドウ膜炎、目の強膜炎、目の脈絡膜炎、虹彩炎、細菌感染によらない角結膜炎、視神経炎、リウマチの痛みの一部、リウマチ性多発筋痛症の筋肉の痛み、線維筋痛症の筋肉の痛み、漢方で梅核気といわれる喉の詰まる症状、い わゆる自律神経失調症、熱の出ないあらゆる種類の腹痛、クローン病や潰瘍性 大腸炎の腹痛、原因不明の腹痛、坐骨神経痛、腰痛症、腱鞘炎、性器の痛み、 ペニスの痛み、放射線治療後の痛み、抗癌剤を使用している時の様々な痛み、 糖尿病性神経障害の痛み、変形性膝関節症の痛み、変形性股関節症の痛み、原因不明の股関節の痛み、痛風といわれる時の痛み、あらゆる神経の痺れ感、心因性多汗症、心因性排尿障害、発作性動悸、発作性頻脈、発作性高血圧症、発作性心房頻拍の一部、狭心症の一部、心因性疼痛、小脳性運動失調症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の一部、てんかんの一部、多発性硬化症やその他の中枢神経系脱随性疾患、チック障害、Hunt 症候群、レイノー病の一部、多くの逆流性食道炎、多くの慢性胃炎、原因不明の肝炎、原因不明の膵炎、前立腺炎、アト ピーのピリピリ感やチクチク感や不愉快な痛み、椎間板ヘルニアの痛み、脊柱管狭窄症の痛み、脊椎すべり症の痛み、不眠症の一部、振戦、筋肉の筋膜性疼痛、過喚起(ハイパーベンチレーション症候群)の一部、しゃっくり、原因不明の発熱、原因不明の下痢...

松本医院「抗ヘルペス剤 ソリブジン事件について」 
ソリブジンが復活すれば、上に挙げたような不快な症状の数々を劇的に改善することができてしまうのです!!!



まだまだ止まりません。難病中の難病と呼ばれる、全身性エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus:SLE)という病気がありますが、この病気の病態にはEBウイルス感染Bリンパ球の引き起こすクロスリアクション(交差反応)が深く関わっているのです!!!

EBウイルス感染Bリンパ球は、正常な抗体分泌のプロセスを経ずに、勝手に抗体を分泌してしまい、その勝手に分泌された抗体と人体の成分が結びつき、様々な症状の原因になってしまうことを「クロスリアクション(交差反応)」というのでした。

もう一度、僕の書いた図解の最後の28枚目のEBウイルスについての図解を見てください。無断転載は禁止です。237・238コマ目がSLEの病態に深く関わるクロスリアクションについての説明となっています。
Matsumoto's Theory 28
何の目的もなしに EBV が B リンパ球に作らせた膨大な種類の抗体が血中にどんど ん流れ始めると、交差反応(クロスリアクション)が起こり、この無数に作られた抗体と結 びつく人体の成分が必ず存在しますから、結びつくとまさに様々な不都合を生み出し、い わゆる見かけは自己免疫疾患という病気が生じてしまうのです。 SLE の様々な症状は EBV と極めて関わりがあります。例えばルー ス腎炎とよばれる糸球 体腎炎は EBV が関わる腎炎なのであります。ここで SLE に関する病名と症状を掲 ましょ う。 発熱、全身倦怠感、疲労感、食欲不振、体重減少などがみられます。 皮膚・粘膜の症状には、蝶型紅斑(頬にできる赤い発疹で、蝶が羽を広 た形に似ている) が特徴的です。また、顔面、耳、首のまわりなどにできる円形の紅斑で、中心の色素が抜 けてコインのようになる ィスコイ 疹もみられます。日光過敏を認めることが多く、強 い紫外線を受けたあとに、皮膚に発疹、水 くれができ、発熱を伴うこともあります。ま た、手のひら、手指、足の裏などにできるしもやけのような発疹も特有な症状です。その 他、大量の脱毛や、口腔内や鼻咽腔に痛みのない浅い潰瘍ができたりします。 関節の症状には、手指にはれや痛みがあるために関節リウマチと間違えられることもあり ますが、SLE では関節リウマチと異なって骨の破壊を伴うことはほとんどありませんが、 SLE の一症状として関節リウマチの症状が出ることもあるのです。というのは、 存知の ようにSLEのSは英語 の Systemic であり、全身性という意味があります。つまり、SLE は、全身に出る自己免疫 疾患という意味でつけられたのです。従って自己免疫疾患で一番怖い病気は全身性の SLE になるので、訳も分からずに大量のステロイドを使うことを医者は患者に勧めるのです。 ちなみに Lupuserythematosus は、 ドイツ語で Lupuserythematodes といいます。 臓器の症状では、腎症状としては、急性期に蛋白尿がみられ、尿沈渣(ちんさ)では赤血 球、白血球、円柱などが多数出現するのが特徴です(テレスコー 沈渣)。糸球体腎炎(ル ー ス腎炎)と呼ばれる腎臓の障害は約半数に現れ、放っておくと重篤となり、ネフロー  症候群や腎不全に進行して透析が必要になったり、命にかかわったりすることがありま す。 心臓や肺では、漿膜炎、心外膜炎や胸膜炎の合併が約 20%に起こります。間質性肺炎、肺 胞出血、肺高血圧症(はいこうけつあつしょう)は頻度としては低いですが、難治性です。 腹痛や吐き気がみられる場合には、腸間膜の血管炎やルー ス腹膜炎、ルー ス膀胱炎に 注意が必要です。 中枢神経の症状には、中枢神経症状(CNS ルー ス)。多彩な精神神経症状がみられますか ゙、なかでも、うつ状態・失見当識・妄想などの精神症状とけいれん、脳血管障害が多くみ られます。   その他の症状では、貧血、白血球減少、リンパ球減少、血小板減少などの血液の異常もよ くみられます。また、抗リン脂質抗体という抗体がある場合は、習慣性流早産、血栓症、 血小板減少に基 く出血症状などの症状、抗リン脂質抗体症候群などです。 皆さん、この症状の全てが実は EBV が感染した B リンパ球が作り出す抗体によるものなの です。

松本医院「EBウイルスについて」 
ソリブジンが復活したら、難病中の難病である全身性エリテマトーデス(SLE)の症状も劇的に改善することができてしまうのです!!!




まだまだいきましょう。僕は一度、いわゆる自己免疫甲状腺疾患に関して『甲状腺疾患(橋本病・バセドウ病)の原因と治し方・EBウイルスとの関係 & バセドウ病はEBウイルスによって発症・悪化する』の記事で書きました通り、橋本病やバセドウ病(グレーブス病)といったいわゆる自己免疫甲状腺疾患の本態は、何も自己免疫疾患などではなく、EBウイルス感染Bリンパ球が勝手に分泌する抗体による、甲状腺へのクロスリアクションが関わっていると紹介しました。特にバセドウ病(グレーブス病)に関しましては、完璧にEBウイルスが原因になっていることを紹介しましたね。橋本病は、サイログロブリンという巨大なヨードキャリアたんぱく複合体が甲状腺濾胞から漏れ出たときに、HLAの多型・多重性の優れている人はサイログロブリンを異物として処理してしまうことを言いました。
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上の写真は、Janeway's immunobiologyの邦訳「免疫生物学」のバセドウ病(グレーブス病)の図ですが、右上の図にある「自己免疫B細胞」という言い方は正しくなくて、EBウイルス感染B細胞というべきものだと説明しましたね。松本先生のコラムからも、バセドウ病(グレーブス病)と橋本病の記述を抜き出しておきましょう。
さらについでに書けば、バセドウ病は、下垂体から作られる TSH というホルモンが甲状 腺を刺激して、T3、T4 という甲状腺ホルモンを作らせます。TSH というのは、“thyroid stimulating hormone”で、“thyroid”は「甲状腺」で、“stimulating hormone”は「刺 激ホルモン」という意味です。T3、T4 の T3 はトリヨードサイロニンの略であり、T4 はサ イロキシンの略であります。ところがバセドウの人は脳の下垂体から出される TSH という 刺激ホルモンがなくても T3、T4 を作り続けるのです。なぜでしょうか?頭のいい人はおわ かりでしょう。先ほどの SLE の話で述べたように、C3Nef の代わりに EBV に感染した B リ ンパ球が、TSH の代わりをする抗体を作り出してしまうのです。この抗体を TRAb と名付け たのです。TRAb の意味は、“TSH receptor antibody”の略であり、「TSH 受容体抗体」 と訳します。TSH がひっつくレセプターに B リンパ球が作った抗体がひっついてしまうの です。すると、この抗体は TSH と同じ仕事をしてしまうのです。  ここで甲状腺の膠原病には橋本病があることをご存知でしょう。まさにこの橋本病も、 EBV が B リンパ球に作らせた抗体である自然抗体の IgM であり、かつ自然抗体の IgG なの です。橋本病の場合には EBV が感染した B リンパ球に作らせる抗体は、TgAb と TPOAb で あります。TgAb は“Thyroglobulin antibody”の略で、 「甲状腺グロブリン抗体」であり、TPOAb は“Thyroid peroxidase antibody”の略で、 「甲状腺ペルオキシダーゼ抗体」であります。ここで注意しておきますが、TgAb の日本語 で「抗甲状腺グロブリン抗体」と訳されたり、TPOAb は「抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体」 と訳されたりして混乱が見られますが、これは間違いです。「抗」はいらないのです。それ ではこの2つの抗体は誰が作ったのでしょうか?言わずともおわかりでしょう。B リンパ球 です。なぜならば抗体を作るのは B リンパ球だけだからです。それではどんな種類の B リン パ球が作ったのでしょうか?言わずと知れた EBV が感染した B リンパ球であります。TgAb  は甲状腺のグロブリンに結びつくと仕事ができなくなり、TPOAb は甲状腺のペルオキシダ ーゼという酵素に結びついて酵素の働きがなくなって、甲状腺ホルモンが作れなくなるので す。 

松本医院「補体について」  
つまり、ソリブジンが復活したとしたら、EBウイルスが裏に関わっている橋本病、バセドウ病(グレーブス病)を一気に治すことが可能となってしまうのです!!!




まだまだいきます。EBウイルスと難病の関わりについての松本先生の記述をこれでもかというくらいに抜き出していって、コピー & ペーストしていきましょう。

まずは悪性貧血・慢性胃炎・ 胃ガンとEBウイルスの関わりです。
悪性貧血の現在の定義は、胃粘膜の萎縮による内因子(キャッスル因子)の低下によりビ タミン B12 が欠乏することで生じる貧血であり、巨赤芽球性貧血の一種であり、胃粘膜が萎 縮することでビタミン B12 の吸収に必要な内因子が低下するために DNA の合成が障害され るために起こります。内因子(キャッスル因子)の欠乏は他にも胃全摘後などにも起こりま すが、悪性貧血と呼ばれるのは萎縮性胃炎によるものだけであります。「悪性」と呼ばれた のは、ビタミン B12 が発見されるまでは治療法がなく致死的な経過をたどったためでありま す。  さぁ、賢い皆さんは、この文章を読むだけで悪性貧血が自己免疫疾患でないとすぐおわか りなるでしょう。つまりロアットが自己免疫疾患として悪性貧血を提唱した時代には、まだ ビタミン B12 が発見されていなかったのです。だから間違って自己免疫疾患といったのです。 しかしロアットは今なお健在ですが、自分の間違いを訂正していません。皆さん、毎日の新 聞を読んでいると、医学の新しい発見が嫌というほどニュースになっています。ところがそ の発見のほとんどが間違いだらけであるのですが、間違えましたという医学者の訂正記事を 未だかつて一行も見たことがありません。おかしいと思いませんか?  さらに現在の悪性貧血の定義では、胃粘膜の萎縮による内因子(キャッスル因子)の低下 がどのようにして生じるかについても一行もふれていません。この胃粘膜の萎縮は胃の粘膜 の上皮細胞に感染した単純ヘルペスウイルスか、水痘帯状ヘルペスか、EB ウイルス(EBV) によるものなのです。もっと正確に言えば、胃の粘膜に感染した EB ウイルス(EBV)によ るものなのです。どのようにして胃の粘膜の萎縮が起こるのでしょうか?簡単に言えば、 EBV に感染した胃の粘膜上皮細胞をキラーT 細胞が直接に細胞とヘルペスを殺します。一方、 ナチュラルキラーT 細胞は ADCC(抗体依存性細胞傷害)によって細胞もろともヘルペスウ イルスを殺します。すると、その際に、胃粘膜に炎症が起こり胃炎となり、さらに慢性胃炎 となり、最後は萎縮性胃炎となるのです。もっと詳しく慢性胃炎について説明しましょう。 ついでにピロリ菌のみならず、ヘルペスウイルスによって、とりわけ EBV によって胃ガン が発生する機序についても書いておきましょう。  慢性胃炎とは、胃の粘膜に感染したEBVを殺すために白血球(キラーT細胞とNK細胞) が集まって、常に慢性的な炎症を起こしている状態をいいます。なぜ慢性的な炎症が起こる のでしょうか?それは一旦人体に入ったヘルペスウイルスは殺しきることができないからで す。殺しきれないヘルペスウイルスは、人間の免疫が落ちるたびに増殖し、上に述べたよう  な免疫とヘルペスの戦いが胃の粘膜細胞で続き、炎症が長引くと胃粘膜の障害も進みます。 すると胃酸を出す胃腺がひどく縮小して、胃の粘膜がうすくぺらぺらになってしまいます。 すなわち、慢性胃炎が長く続いた結果として、胃の粘膜が萎縮した状態を「萎縮性胃炎」と いうわけです。 ここで胃腺について説明しましょう。胃腺は別名、胃底腺ともいいます。英語で“Fundic glands”といいます。胃腺は胃粘膜を構成する外分泌腺の一種であり、固有胃腺とも呼ばれ ます。胃液成分である胃酸(塩酸)、ペプシノーゲン、粘液を産生する3種類の細胞からな る複合管状腺であります。胃酸分泌細胞は壁細胞(英語:parietal cell)、ペプシノーゲン 分泌細胞は主細胞(英語:chief cell)、粘液分泌細胞は腺頚部粘液細胞(英語:mucous neck cell)と呼ばれます。胃底腺の分布する領域は、胃の上部を構成する胃底部から、胃の 中部を構成する胃体部までであり,胃全体の2/3を占めています。実は胃の細胞に最も感染 しやすいのはEBVなのであります。エプシュタイン・バール・ウイルス(EBV)は、人体の 細胞の中で外分泌腺といわれる粘液を作る腺細胞に感染しやすいのです。例えばシェーグレ ン症候群という病気も、粘液を作る涙腺や唾液腺の細胞に感染し、目の渇きや口の渇きをも たらすのです。一方、単純ヘルペス(HSV)や水痘帯状ヘルペス(VZV)は、末梢の神経細 胞に感染しやすいのです。ヘルペスは仲間同士で縄張りを侵さないようにしているのです。  内視鏡で観察すると、正常な胃はきれいなピンク色をしていますが、上に述べた慢性胃炎 が長く続き、萎縮性胃炎になってくると、胃は色あせ(退色)、粘膜の下にある血管が透け て見えるようになって来ます。このような慢性胃炎の原因は、ほとんどがヘリコバクター・ ピロリ菌という細菌によって引き起こされていることは既に分かっているのですが、実は EBVによるものであるということは世界中の医者の誰一人も知らないのです。私は、世界中 の医者が知らないことを明らかにするためにこのホームページを作成しているのです。  50歳以上の日本人は、大多数がこのピロリ菌やヘルペスウイルスに感染していますが、感 染時期は、5歳未満の幼少期であります。幼少期にピロリ菌やヘルペスウイルス(EBV)に 感染した胃は、常に炎症があるのです。なぜでしょう?ピロリ菌もEBVも殺しきれないから です。ピロリ菌は胃の粘膜細胞の膜に付着し、一方、EBVは粘膜細胞の中に住み着きます。 人間の免疫が強くなると、常にこれらのピロリ菌とEBVを殺そうとして戦い続けるのです が、殺しきれずに細胞は次第に傷んでゆき、殺されて少なくなっていきます。その結果、30 歳位から萎縮性胃炎に進行します。このせいで、生まれたときはきれいなピンク色だった胃 も、次第に粘膜が薄くなって、色あせてしまうのです。  さらに、萎縮が進行した胃には、30歳後半から、大腸や小腸の粘膜に似たような粘膜が胃 にデコボコと生えてきます。つまり胃の細胞の遺伝子が少しずつ変異していくのです。これ を胃の粘膜の「腸上皮化生」と呼びます。この腸上皮化生粘膜から胃ガンが発生するので す。「慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃癌」という道すじの中で、慢性胃炎は「前癌 病変」(癌になりやすい状態)として据えられており、萎縮の進行度に応じて胃癌発生が高 くなるのです。胃の腸上皮化生の段階の胃の粘膜の細胞の遺伝子がガン化していくのです。  またまた道草を食ってしまいました。悪性貧血の話に戻りましょう。回腸末端には内因子 受容体(キャッスル因子受容体)が存在し、ビタミン B12 は内因子と複合体を形成すること で吸収されやすくなります。潰瘍性大腸炎やクローン病には出血があるので貧血がつきもの です。このときに造血剤(鉄剤)と一緒にメチコバールを同時に投与しますが、このメチコ バールがまさにビタミン B12 であるのです。内因子(キャッスル因子)が欠乏すると複合体 ができなくなり、ビタミン B12 の吸収が低下します。  ビタミン B12 は、身体のすべての細胞の代謝に関与しており、特に DNA 合成に加え脂肪 酸の合成とエネルギー産生に関与しています。しかしながら、体内でビタミン B12 が葉酸 (ビタミン B9)の再生産に利用されているため、多くのビタミン B12 の機能は十分な量の葉 酸によって代替されています。DNA の一部であるチミンやプリンの合成のための十分な量 の葉酸が体内に存在しない場合には DNA 合成障害を引き起こし、その葉酸(ビタミン B9)  欠乏症状は悪性貧血症状や巨赤芽球性貧血を引き起こすため、ほとんどのビタミン B12 欠乏 症状は実際には葉酸欠乏症状であることも付け加えておきましょう。いずれにしろ、ビタミ ン B12 欠乏により、赤血球の DNA の合成が障害されて造血ができなくなることがあります。 DNA の合成が障害されて無効造血となるのは、赤血球のみならず白血球なども同じであり ますから、汎血球減少をきたすこともあるのです。  内因子によるビタミン B12 の結合障害の原因は、タンパク質である内因子が自己免疫の攻 撃を受けてビタミン B12 と結合できなくなるのと同様に胃の壁細胞も自己の免疫によって攻 撃されて自己免疫性萎縮性胃炎によるものといわれていますが、間違いであることはおわか りでしょう。壁細胞は英語で“parietal cell”といいます。この壁細胞は、固有胃腺に存在 する細胞の 1 つで、傍細胞とも呼ばれます。胃酸を作る仕事に関わっています。従って、萎 縮性胃炎になれば消化力が弱くなるのも当然なのです。老人が年をとると、若いときほど食 事が摂れないのは、萎縮性胃炎によるものです。  悪性貧血の治療ですが、悪性貧血は自己免疫疾患ではないので、ステロイドは一切必要と しません。不足したビタミン B12 の非経口投与を行えば悪性貧血は治るのです。内因子(キ ャッスル因子)が存在しなくても微量ながらビタミン B12 は腸管から吸収されるため、大量 経口投与を行うだけで悪性貧血が治ることもあります。

松本医院「補体について」 
先ほども言いましたが、もしソリブジンが復活したら、ソリブジンのEBウイルス抑制により悪性貧血・慢性胃炎を予防できるとともに、EBウイルス性の胃ガンの数も激減させることができるのです!!!




次に、原発性胆汁性肝硬変(Primary Biliary  Cirrhosis:PBC)最近では原発性胆汁性胆管炎(Primary Biliary Cholangitis:PBC)と呼ばれるようになりましたが、それとEBウイルスの関係についても抜き出しておきましょう。途中、シェーグレン症候群や関節リウマチとEBウイルスの関連も指摘されています。
原発性胆汁性肝硬変(Primary biliary cirrhosis: PBC)は、中年以降の女性に好発する慢 性進行性の胆汁うっ滞性肝疾患であります。(Primary というのは原発性、biriary というの は胆汁性、cirrhosis というのは肝硬変の意味であります。なぜ中年女性に多いのでしょう か?後でわかることですが、自己免疫性肝炎も同じように中年の女性に多いのはなぜでしょ うか?結論を先に言いましょう。女性は思春期から中年、さらに老年期の始まりまで、女性 ホルモン、とりわけ黄体ホルモン(プロゲステロン)を生理前2週間にわたって妊娠の準備 のために毎月 40 年近く作り続けます。妊娠すれば、胎盤から妊娠継続のために 10 ヶ月間、 大量に作られ続けます。その間作られた黄体ホルモン(プロゲステロン)は必ずステロイド ホルモンであるコルチコステロンに変えられて代謝されます。その経路は、プロゲステロン → 11-デオキシコルチコステロン → コルチコステロンになるのです。男性は、妊娠しないの で、黄体ホルモンを作ることもないのです。従って、女性の方が男性よりもはるかに長年に わたって免疫を抑制することになります。ついでに言えば、女性の方が男性よりもステロイ ドホルモンであるコルチコステロンが多いので、ストレスに強いとも言えます。男は暴力で 女に勝りますが、耐える力は男よりも女が強いのです。  ちなみに皆さん、胎盤エキス(プラセンタエキス)の中に大量のプロゲステロンが入って いるのをご存知ですね。テレビで毎日毎日胎盤エキスが美容のために宣伝されていますが、 実は胎盤エキスを使うことはコルチコステロンを使っていることを知っておいてください。  既に結論で述べたように、自己免疫疾患というのは、化学物質か8種類のヘルペスウイル ス、とりわけ EB ウイルスかサイトメガロウイルスかのどちらか、もしくは両方と自分の免 疫が戦って出現する病気であります。化学物質とは免疫寛容を起こせば共存できますが、ヘ ルペスウイルスは共存どころか殺しきることができないので、一生つきまといます。全地球 の 73 億人が死ぬまで苦しまなければならないこの世の最後の敵は、ヘルペスウイルス8種 類だけです。)

病理組織学的には慢性非化膿性破壊性胆管炎であり、(“chronic non-suppurative destructive cholangitis”と英語で書き、略語はCNSDCであります。Chronicは慢性であ り、non-suppurative 非化膿性であり、destructiveは破壊性であり、cholangitisは胆管炎と いう意味であります。)肉芽腫の形成を特徴とし、(肉芽腫を作るのはEBウイルスでありま す。肉芽腫で有名な病気は、ウェゲナー肉芽腫症であります。鼻の形がなくなる病気で す。)胆管上皮細胞の変性・壊死によって肝内小型胆管が破壊され消失することにより慢性 進行性の胆汁うっ滞を呈します。(EBウイルスが一番住みたがるのは、Bリンパ球やTリン パ球やNK細胞などの免疫細胞の他に、あらゆる組織の上皮細胞に住みたがります。さらに EBウイルスは外分泌腺に住みたがります。)胆汁うっ滞に伴い肝実質細胞の破壊と線維化 を生じ、究極的には肝硬変から肝不全を呈します。自己抗体の一つである抗ミトコンドリア 抗体(Anti-mitochondrial antibody: AMA)が90%以上の症例で検出され、診断的意義が高 いといわれています。(人体の60兆個の細胞のひとつひとつに数十個以上のミトコンドリア が存在しています。ミトコンドリアは、ご存知のようにエネルギー通貨といわれるATPとい うエネルギーを作っています。AMAは、ほとんどがIgM抗体であります。この意味を解釈し てあげましょう。胆管の上皮細胞に感染したEBウイルスは、患者の免疫が落ちると潜伏感 染から、溶解感染といわれる増殖感染を始めます。なぜ溶解感染といわれるかというと、 EBウイルスは、感染した上皮細胞を破って隣の上皮に感染していくときに、もともと潜伏 していた細胞を溶解破壊してしまうのです。従ってこれを溶解感染というのです。難しいで しょう。すると溶解破壊された細胞からミトコンドリアも放出され、これを認識した自然抗 体IgMがこのミトコンドリアと結合するのです。自然抗体IgMとは既に述べましたが、無限 に骨髄で作られる多種類のIgM抗体というのは、この世の中のあらゆるタンパクのみなら ず、あらゆる種類の炭水化物や脂肪とも結びつくことができるのです。IgM抗体というの  は、別名、Bリンパ球のレセプター(BCL)と言ってもいいのですが、さらにBリンパ球か ら離れてしまうと、分泌されたBCLと言ってもいいのです。ところが、異物でないミトコン ドリアと結びつくIgMは、絶対にIgGに抗体のクラススイッチすることもないし、さらに抗 体のsomatic hypermutation(体細胞高頻度突然変異)もしないのです。皆さん、抗体はY 字型になっているタンパクであることをご存知でしょう。しっぽの形が抗体のクラス(種 類)を決め、IgM、IgG、IgE、IgA、IgDの5種類があります。一方、上方の両手は抗原を 捕まえる手ですね。この捕まえる力を強めるための突然変異を体細胞高頻度突然変異という のです。   人間の細胞の遺伝子が正しく突然変異(組み換え)するのを世界で最初に見つけた人は誰 だかご存知ですか?いわずと入れたノーベル医学賞受賞者の利根川進です。免疫の細胞の遺 伝子だけが常に突然に組み換えをするのはなぜでしょうか?他の細胞では絶対起こり得ない 遺伝子の組み替えであります。答えは、敵が無限種類であり、それを捕まえるために無限種 類の抗体を作る必要があるからです。 ミトコンドリアは決して異物ではないのです。自分の成分ですから、絶対に異物になりえ ないのです。従ってAMAという抗体も、実を言えば自然抗体IgMであるのです。ところが、 もしミトコンドリアが異物であれば免疫はどのような働きをするでしょうか?まずミトコン ドリアを食べた大食細胞や樹状細胞が、サイトカインのひとつであるインターフェロンγを どんどん作ってナイーブT細胞に引っ付いてTh1にしてしまいます。ミトコンドリアが異物 であれば、さらにTh1はインターロイキン2をだして、Bリンパ球にIgMをIgGに作り変えな さいと命令するのです。従ってミトコンドリアに対する抗体ができたからといって、自然免 疫である大食細胞や樹状細胞がインターフェロンγをつくらない限りは、絶対に自然抗体で あるIgMをIgGに作り変えることができないので、ナイーブT細胞もTh1になることができな いわけですから、インターロイキン2(IL-2)も作られず、従ってIgMをIgGにクラススイ ッチさせることもできないのです。難しいですが、ついてきてください。インターロイキン 2(IL-2)は、Th1細胞から作られることを確認しておいてください。ついでに言えば、イ ンターフェロンγを作るのは、単に大食細胞や樹状細胞だけではなく、他にもNK細胞もあ ることを知っておいてください。 )

臨床的には胆汁うっ滞に伴うそう痒感が特徴的である が、臨床症状が全くみられない無症候性PBCの症例も多く、(このような症例は長年無症状で 経過し予後もよいのです。ミトコンドリアに対して、抗体検査の結果が自然抗体IgMだけ であるときには、長年無症状で経過していくのです。)シェーグレン症候群、慢性甲状腺 炎、関節リウマチなど、種々の自己免疫性疾患を合併することが多い。(シェーグレンも完 全にEBウイルスによるものであることは次回説明します。慢性甲状腺炎は橋本病のことで ありますから、説明は不必要でしょう。関節リウマチも原因は二つあるのです。ひとつは化 学物質をIgGで戦う場合と、滑膜の滑膜細胞に感染したEBウイルスが引き起こす場合の2つ があります。ひとつめの化学物質をIgGで戦う関節リウマチは、免疫を上げていくと必ず IgGがIgEにクラススイッチして、あるいはIgMがIgEにクラススイッチしてしまうと、アレ ルギーになります。関節リウマチについては次回もっと詳しく書きます。  さらにPBCは、種々の自己免疫性疾患を合併するのはなぜでしょうか?もちろん化学物質 を様々な組織でIgGで戦って膠原病になることもありますが、同時にいわゆる自己免疫疾患 が違った組織で起こっている場合はEBウイルスとの戦いで生じているのです。EBウイルス がBリンパ球に感染し、増殖するために様々なEBウイルスの遺伝子を発現するときに、自然 抗体IgGを作り、さらに治療と称して医者はステロイドを使い続けるので、いつまでも免疫 によってEBウイルスを殺しきることができないために、あちこちの組織の細胞に入り込 み、新たなる自己免疫疾患を作っているのです。ついでに述べておきますが、実はEBウイ ルスが増殖を始めるときには、同時にナイーブT細胞をTh2に変えるインターロイキン10を 作る遺伝子まで発現してしまうので、殺しの世界であるTh1の働きがなくなり、ますますEB ウイルスは跳梁跋扈してしまうのです。その結果、様々な自己免疫疾患が生じ、その最たる  ものが、いわゆるSLEといわれる全身性狼瘡性紅斑であります。すでにSLEについては述べ ました。)

発症の原因はまだ不明でありますが、(原因は、化学物質か、EBウイルスが感染したBリ ンパ球に作らせた自然抗体IgGか、本来の自然抗体IgGか、他の異物に対して作られた抗体 のクロスリアクションか、最後は間違った自己抗体検査によるものです。難しいでしょう が、私の論文を読み返してください。)自己抗体の一つであるAMAが特異的かつ高率に陽 性化し、また、慢性甲状腺炎、シェーグレン症候群等の自己免疫性疾患を合併しやすいこと から、胆管障害の機序として自己免疫学的機序が考えられています。組織学的にも、肝臓の 門脈域、特に障害胆管周囲は免疫学的機序の関与を示唆するような高度の単核球の浸潤がみ られ、胆管上皮細胞層にも単核球細胞浸潤がみられます。(単核球(mononuclear cell)と は、円形に近い核を有する白血球という意味で、リンパ球と単球の総称名であり、Bリンパ 球、Tリンパ球、NK細胞、大食細胞であります。これら単核球がどうして胆管上皮細胞に集 まってくると思いますか?上皮細胞に住むことが好きなEBウイルスを殺すためです。「関 節リウマチ、慢性甲状腺炎、シェーグレン症候群等の自己免疫性疾患を合併しやすいことか ら、胆管障害の機序として自己免疫学的機序が考えられています」と書かれていますが、実 は病名はもとより、合併しているという表現も正しくはないのです。自己免疫疾患の原因は 化学物質を単独でIgGで戦うか、もしくはヘルペスウイルス(とりわけEBウイルス)と戦う か、それとも同時に両者と戦っているか、だけなのです。従って、どの組織で戦うかによっ て病名がつけられているに過ぎないのです。2つ以上の組織で戦うときに合併症といわれる だけなのです。関節リウマチについても、シェーグレン症候群についても、のちに新たに詳 しく書く予定です。)免疫組織学的に、浸潤細胞はT細胞優位であり、小葉間胆管上皮細胞 表面にはHLAクラスII抗原の異所性発現がみられ、小葉間胆管上皮細胞表面にはクラスI抗 原の発現が増強している、また、接着因子の発現がみられるとともに、AMA(抗PDC-E2抗 体など)が認識する分子が小葉間胆管上皮細胞表面に存在するなど、自己免疫反応を特徴づ ける所見が認められることより、胆管障害機序には免疫学的機序、とりわけT細胞(細胞傷 害性T細胞)が重要な役割を担っていることが想定されています。(まさに、細胞傷害性T 細胞(CTL)が胆管上皮細胞に集まっているのは、上皮細胞に増えようとしているEBウイ ルスを殺すためであります。EBウイルスが潜伏感染しているときには、80種類のEBウイル スの遺伝子は、ほとんど発現していないのです。免疫が落ちて増殖しようとするとき、つま り溶解感染を起こして細胞を殺して、隣の細胞に感染しようとしたときに初めて様々なEB ウイルスの遺伝子が発現するのです。するとこのEBウイルスの遺伝子が発現して、タンパ クを作れば作るほど免疫に見つけられやすくなり、EBウイルスと免疫との激しい戦いとな り、症状がますます激しいものになるのです。難しいことを書けば潜伏感染のときにEBウ イルスが発現している遺伝子はLMP-1と、LMP-2AかLMP-2Bであります。このLMP-1  “Latent membrane protein-1”の略であり、日本語では「潜伏感染膜タンパク」であり発 がん活性を持っているのです。しかもなんとBリンパ球が持っているCD40を発現し、かつB 細胞がリンパ芽球様細胞、つまり潜伏感染細胞にさせることができるのです。このCD40か らのシグナルが持続的に活性化されると、転写因子であるNF-κBがONになり、Bリンパ球 の働きがトランスフォームしてしまうのです。トランスフォームというのは、形質転換とも いい、Bリンパ球に自然抗体IgMから自然抗体IgGを作らせてしまうのです。前回私はEBウ イルスが感染したBリンパ球が自然抗体IgGを作らせると書きましたが、その根拠は書きま せんでした。まさにLMP-1がBリンパ球にCD40を発現させることによって、無理やりクラ ススイッチを行わせたのです。本来、Bリンパ球が持っているCD40というのは、Th1リンパ 球が持っているCD40Lと結びついて初めて活性化され、クラススイッチが行われるのです。 これだけの話でもEBウイルスがいかに難解な敵であるかがおわかりでしょう。おそらくEB ウイルスの全てを書こうと思えば、5年はかかるでしょう。いや、10年以上かかるでしょ う。)PBCの特殊な病態として、肝炎の病態を併せ持ちALT(GOT)が高値を呈する病態 があり、PBC-AIHオーバーラップ症候群と呼ばれています。AIHは、auto immune hepatitisで、日本語では自己免疫性肝炎のことであります。副腎皮質ステロイドの投与によ りALTの改善が期待できるため、PBCの亜型ではあるが、PBCの典型例とは区別して診断す る必要があります。  病初期は長期間無症状であるが、ある程度進行すると本疾患に特徴的である胆汁うっ滞に基 づく皮膚そう痒感が出現していきます。(この皮膚掻痒感は、Bリンパ球に感染したEBウイ ルスがBリンパ球を無理やりクラススイッチさせ、自然抗体IgEを作らせるためです。この IgEが肥満細胞にひっつき、化学物質と結びつくとヒスタミンが放出されて痒くなるのはお わかりですね。)特徴的な身体所見として、そう痒感に伴う掻き疵や高脂血症に伴う眼瞼黄 色腫がみられる症例もあります。通常肝硬変に伴って出現する食道・胃静脈瘤が、肝硬変に 進展していない早い段階からみられることもあるので注意が必要です。さらに進行すると、 黄疸や腹水、肝性脳症など、肝硬変に伴う症状が出現します。近年ではPBCの生命予後の改 善、患者の高齢化に伴い、以前はPBCには稀と考えられていた肝細胞癌が発症することも少 なからずみられます。
(肝細胞癌もEBウイルスが関与しているのです。これについては次 回詳しく書きます。EBウイルスがいかに難敵かがおわかりでしょう。) 

松本医院「補体について」 
次に、いわゆる自己免疫肝炎(Auto-Immune Hepatitis:AIH)とEBウイルス・サイトメガロウイルスの関係の記述を抜き出しておきます。
(今日は、PBC と同じ病気である自己免疫性肝炎について書きます。「公益財団法人 難病 医学研究財団/難病情報センター」が出している記事を批判しながら、自己免疫性肝炎が実は 自己免疫疾患でないことも証明していきましょう。 ) 自己免疫性肝炎(Autoimmune hepatitis: AIH)は中年以降の女性に好発する原因不明の 肝疾患で、その発症進展には遺伝的素因、自己免疫機序が関与することが想定されている。 (PBCと同じくAIHも中年以降の女性に好発するのは、女性が妊娠のために男性が作らない 黄体ホルモンを作り、そこから副腎皮質ホルモンであるコルチコステロンを作り、免疫を毎  月繰り返し抑制するためであることは皆さんご存知でしょう。)臨床的には1抗核抗体、抗  平滑筋抗体などの自己抗体陽性、2血清IgG 高値を高率に伴う。発症には急性、慢性のいず れも存在するが、無症候性で何らかの機会の血液検査でAST、ALT の上昇により発見される ことがある。急性発症の場合には、1、2の特徴を示さず急激に進展、肝不全へと進行する  場合がある。 多くの症例では、副腎皮質ステロイド投与が極めて良く奏効し、多くは投与によりAST、 ALT は速やかに基準値内へと改善するが、治療開始が遅れた場合、有効性は低下する。また  少数例では副腎皮質ステロイド抵抗性を示す。(PBCでは、ミトコンドリア抗体が高いので ありますが、AIHでは抗核抗体、抗平滑筋抗体などの自己抗体が高くなるのはなぜでしょう か?「なぜ自己免疫疾患はないのか?Part1〜3」の論文を繰り返し読まれればお分かりのよ うに、まずこの自己抗体といわれる抗体検査というのは、自分の血液に含まれる抗体を用い ているのは確かでありますが、検査試薬である人工的な抗原は、自分の組織や成分の一部で はないということで、まず自己抗体でないことが証明できます。なぜならば自己免疫疾患と いうのは、自分の免疫が自分の成分に対して抗体を作って初めて自己抗体ということができ るからです。  それではどうしてこのような抗体が陽性になるのでしょうか?自然抗体IgMの多様性があ る人です。ということは、自然抗体IgMというのは、骨髄で最初に作られるBリンパ球には BCRという自然抗体IgMがBリンパ球の膜にひっついています。このBCRは父親と母親から 受け継いだ14番目の染色体に運ばれている遺伝子の組み換えによって、ひとつひとつのBリ ンパ球のBCR(自然抗体IgM)の特異性が決まります。従ってこの遺伝子の多様性のある人 や、その多様性から生み出される組み換えの種類が多い人は、他の人が作れないBCRを生ま れ持ってくることになります。従って、人工的な抗原と、たまたまこの自然抗体IgMが結び つくと、抗原抗体反応が陽性になり、自己免疫疾患と診断されることがほとんどです。難し いでしょう?ついてくるために、私のホームページを毎日毎日読み返すことです。ですから、 このような自己抗体は、ほとんどがIgMなのです。  ところが自己抗体がIgGになることがあります。なぜでしょう?皆さんご存知のように、 IgMがIgGにクラススイッチするためには、絶対にいくつかの関門を通過せねばならないの です。まずナイーブB細胞が、活性化される必要があります。そのためには、まず樹状細胞 が異物をTLRで認識し、それをクラスIIMHCと結びつけて、リンパ節にまで運びます。次 に樹状細胞に運ばれた異物をヘルパーT1リンパ球(Th1)が認識します。認識するだけで はダメなのです。必ず樹状細胞にあるB7という分子とTh1リンパ球にあるCD28が結びつか ないと前に進まないのです。このようなB7やCD28のことを共刺激分子といいます。共刺激 については、すぐ後に書きます。  次に、その異物のエピトープをBリンパ球が数多くのBCRで認識します。さらに同じ異物 を認識したこれらのTh1とBリンパ球が結びつく必要があります。Th1の膜上にあるCD40L という分子と、Bリンパ球の膜上にあるCD40という分子が結合する必要があります。この CD40Lの分子やCD40の分子を共刺激分子といいます。先ほどCD28とB7も同じように共刺 激分子というのです。なぜ共刺激という言い方をするのでしょうか?異物と結びついたとい う刺激をシグナルとして細胞内の核に送ることができるのです。これらのシグナルを“Co- stimulatory signal”といい、日本語では「共刺激シグナル」といいます。もっと具体的に説明しましょう。先ほどの樹状細胞にあるB7という分子とTh1リンパ球に あるCD28が結びつくと、樹状細胞はB7を通じてTh1を刺激し、一方Th1リンパ球はCD28を 通じて樹状細胞を刺激して互いを活性化することができるのです。この活性化がないと免疫 反応はここで止まってしまうのです。もう一つの例が、T細胞のCD40LとB細胞のCD40が結 びつくと、CD40LはB細胞を刺激し、一方CD40はT細胞を共に同時に刺激しあい、それぞれ の細胞は活性化し、その結果、後に続く長い免疫反応が進んでいくのです。難しすぎます か?とにかく人間の命を守る免疫の働きは、生化学以上に難しいのですが、理解してしまえ ばなんと深淵で美しい世界であるかがわかるのです。専門家でも理解していないこんな難し い免疫の話を、素人が完全に理解することは無理なのは承知の介ですが、真実を知りたい人 はついてきてください。しかも免疫の真実は無限ですから、知られていないことが多いので、 それを発見したくて勉強し続けているのです。  なぜこんな面倒くさいことを書いたのでしょうか?以前にも書いたことがあるのですが、 自己免疫論者は、以上、簡略に書いた抗体ができるプロセスに一言も言及せずに自己抗体が あると言い張っているからです。ただ世界中の自己免疫診断検査薬を作る検査メーカーに高  い人工的な意味のない検査薬を作らせて悦に入っているだけです。なぜ世界中の頭のいい自 己免疫疾患の専門とする医者たちは、自己抗体が作られるプロセスを明確にできないのでし ょうか?自分の免疫が自分の成分を攻撃するというような病気は絶対にありえないので、証 明しようにも証明できないからです。私のような免疫学が専門でないアホな医者でもわかる ことが、私よりもはるかに賢いユダヤ人を始めとする最高の頭脳を持った医者たちがこんな 簡単な真実を知らないと思いますか?やはり人類最後に残された難病である自己免疫疾患を 作り続けないと医薬業界が潰されるからでしょう。ワッハッハ!彼らが、自己免疫疾患が生 ずるのは患者の過剰免疫であるという賢すぎる一つ覚えの根拠を知りたいのですが、いわゆ る自己抗体が作られるまでのプロセスのどの部分が過剰であるかさえ一言も語ろうとしない のです。残念です。  ここで非常に大事なことを書いておきます。Bリンパ球も樹状細胞と同じ仕事ができるの です。つまりリンパ球もAPCになりうることができることをまず説明しましょう。  キラーT細胞にしろ、ヘルパーT細胞にしろ、仕事ができるにはまず活性化される必要が あります。なぜでしょうか?それは敵を殺すための武器であるからです。この武器が自分に 向けられては困るので、絶対に安全な敵の殺し方を免疫の進化が作り上げたのです。そのた めに直接殺す武器を作り上げるのに活性化という方法をとったのです。  まずT細胞が活性化されるには、敵を見せてくれる細胞が必要です。その細胞のことを “professional antigen presenting cell”といい、略してAPCといいます。日本語では「専門 の抗原提示細胞」と訳します。このAPCの細胞になるためには2つの条件が必要です。その ひとつはMHC分子を持つことです。MHC分子には2種類あり、クラスIMHCとクラスII MHCであります。2つめが共刺激分子を持っていることであり、それはB7とCD40であり ます。キラーT細胞はクラスIMHCが必要であり、ヘルパーT細胞はクラスIIMHCが必要で あります。一方、しかしながらこれだけでは十分ではありません。キラーT細胞もヘルパー T細胞も、T細胞は先ほど述べた2つめの共刺激シグナルが必要であります。B7とCD40であ ります。APCには樹状細胞と大食細胞とBリンパ球の3つがあります。もちろんこれら3つの細胞 とも活性化される必要がありますが。これらの3つの細胞の仕事は、キラーT細胞と、ヘル パーT細胞を活性化することですから、正しくはT細胞活性化細胞と呼ぶべきでありますが、 最初にAPCという名前が付けられたので、なかなか変えることができないのです。  元に戻りましょう。どうして自己抗体がIgGであることがありえるのでしょうか?この話 を進める前に、活性化されたB細胞がどのようにしてAPCになり得るのかを説明しておきま す。皆さんは、B細胞というのは抗体を作る仕事だけだと思っておられることでしょうが、 実は、樹状細胞や大食細胞と同じくT細胞に敵(抗原)を見せ、かつT細胞を活性化できる 共刺激分子も持っているのです。もちろんナイーブB細胞(virgin B cell)は抗原提示の仕事 はあまり上手ではないのです。なぜならば、活性化される前はクラスIMHCやクラスII MHCの分子量が少ない上に、B7やCD40の分子も極めて少ないからです。ところが一度活 性化されると、クラスIMHCやクラスIIMHCの分子量や、B7やCD40の分子量も劇的に増 えるのです。  ところで、B細胞が活性化されるとは一体どういうことなのでしょうか?実は皆さんは、 BCRは自然抗体IgMと同義語であることはご存じでしょうが、このBCRにひっついたタンパ ク抗原をB細胞の中に取り込んで、その抗原を分断してペプチドにして、クラスIMHCやク ラスIIMHCと結びつくことができるのです。このようなタンパク抗原と結びついたB細胞を、 “experienced B cell”といいます。ナイーブB細胞というのは未経験のB細胞という意味で 使われ、英語でときに“virgin T cell”ともいいます。一方“experienced B cell”つまり体 験したB細胞というわけです。  もっと詳しく説明しますと、数多くのBCRが多くの抗原と結びつくと、BCRと抗原が一緒 にB細胞の膜から除去されて細胞内に引き込まれます。そこで抗原が分断され、適当なペプ  チドに加工されて、クラスIMHCとクラスIIMHC分子に乗せられます。つまりMHCと抗 原ペプチドが複合体となり、その複合体がキラーとヘルパーの両方のT細胞に提示するため に膜の表面に運ばれます。BCRは当然、抗原に結びつくために存在しているので、抗原に対 して強い親和性を持っているので、まるで磁石のように働きます。同じ抗原を認識できるT 細胞と出会うと、数多くのTCRと多くのBCRが結びつくと、TCRが一箇所に集まってくる と、敵が来たという情報がT細胞の核に伝えられます。TCRが一箇所に集まってくることを 専門用語で「クロス・リンキング」といい、英語で“cross linking”といいます。日本語で は「架橋結合」とか「橋架け結合」といいます。この時に共刺激分子はどんな働きをするの でしょうか?B細胞のB7はT細胞のCD28と結びつき、T細胞は完全に活性化されます。一方、 B細胞のCD40とT細胞のCD40Lとが結びつけば何が起こるでしょうか?B細胞の抗体がIgM からIgGへとクラススイッチすることになるのです。この真実が今日の新しい発見でありま す。つまりB細胞がクラススイッチするのには、何もT細胞が樹状細胞に刺激される必要が ないということです。なぜならば、活性化されたB細胞が樹状細胞の代わりを務めることが できるからです。B細胞が持っている共刺激分子のB7は、自分が樹状細胞になるためであり、もうひとつの CD40は、T細胞に抗体のクラススイッチをさせてもらうためにあるのです。B細胞はなかな かの働き者でしょう!) 組織学的には、典型例では慢性肝炎像を呈し、門脈域の線維性拡大、同部への単核球浸潤を 認め、浸潤細胞には形質細胞が多いことが特徴である。肝細胞の、多数の巣状壊死、帯状、 架橋形成性肝壊死もしばしばみられ、また肝細胞ロゼット形成も少なからずみられる。門脈 域の炎症が高度の場合には胆管病変も伴うことがあるが、胆管消失は稀である。初診時既に 肝硬変へ進展している症例もある。(これを読むだけでも、皆さん AIH が PBC に極めて似 ていることがおわかりになるでしょう。それでは最初の問いである、自己抗体がなぜ IgG に なることがあるのでしょうか?それは、EB ウイルスが感染した B 細胞に無理やりにクラス スイッチさせるからであるということには変わりはありません。どのようにクラススイッチ させるかは次回詳しく書きます。

病因・病態

AIH 発症の原因は現在なお不明であるが、抗核抗体などの自己抗体陽性、高γグロブリン  血症、他の自己免疫疾患の合併、副腎皮質ステロイド治療に対する反応性などから、免疫寛 容システムの破綻による自己免疫機序の関与が想定されている。(私がいつもいつも言って いますように、原因不明な病気は現代文明社会には何ひとつとしてないのです。7500万種類 の化学物質と、8種類のヘルペスウイルスだけなのです。しかも自己免疫疾患に最も関わっ ているのは化学物質よりもヘルペスウイルスの4番目のEBVと5番目のCMVであります。 さらに6番目のHHV-6、7番目のHHV-7、8番目のHHV-8も関わっている可能性もあるこ とを付け加えておきましょう。これらのウイルスについては研究が十分になされていないだ けなのです。  自己免疫疾患の書物を見ますと、ある本には、自己免疫疾患の原因は、自分の免疫が過剰 であるとか、ときには自己免疫疾患を起こさないために存在する免疫寛容システムが破綻し て生じるとかと書かれています。しかしながら、自分の免疫が過剰であることがどのように して起こるのかにつては一言も書かれておりません。免疫寛容システムの破綻についても納 得のいく説明は一行も読んだことがありません。私が常々主張しているように、自己免疫疾 患は化学物質やヘルペスウイルスが原因であるなどについても一言も言及されていません。 一体どうして60年近くも自己免疫疾患の原因は追及されているにもかかわらず、私のレベル まで現代の医薬業界は上がることができないのでしょうか?ステロイドを使えば過剰な免疫 も免疫寛容システムの破綻によって起こる自己免疫疾患の症状は全て消えるので、医薬業界  は真剣に自己免疫疾患を治す気がないからでしょう。医者の仕事は病気を治すことであり、 この世から病気をなくすことが最高の目的であるはずです。最後は医者も薬もいらなくなる 世界が最高の理想の世界であります。そんな世界を作ってしまうと、医薬業界が消滅してし まうからでしょうか?ワッハッハ!)肝内浸潤リンパ球はT細胞優位であり、肝細胞に対す る自己反応性T 細胞の活性化とそれを抑制すべき免疫制御性T細胞の機能異常による細胞性 免疫異常が肝細胞障害の主因と考えられている。(肝内浸潤リンパ球がT細胞優位であるの は、EBVかCMVが感染した肝細胞を殺すために優位になっているだけです。何も免疫制御 性T細胞の機能異常や細胞性免疫異常によるものではないのです。特定の遺伝因子を持つ個体(遺伝要因)に、何らかの誘因(環境要因)が加わると 発症すると推定されているが、肝細胞に対する自己免疫現象の標的抗原はいまだに 同定されておらず、本疾患に特異的な自己抗体も同定されていない。(ないものを探すのは 永遠に不可能です。) 

症状
しばしば全身倦怠感、易疲労感、食欲不振等の自覚症状を伴い、肝障害が著明な場合は黄疸 等の他覚症状がみられる。(全身の倦怠感がみられるのは、EBVやCMVが肝細胞に感染し ている人は、免疫が極めて落ちている人です。免疫が落ち続けたためにEBVやCMVが増殖 しています。そのような免疫の落ちた人は既に単純ヘルペスI(HHV-1)やII(HHV-2) や、水痘帯状ヘルペス(HHV-3)に感染している人です。これらのヘルペスウイルスは全身 の副交感神経を支配する迷走神経にも感染しております。免疫が上がると、この迷走神経で 戦いが始まると倦怠感が現れるのです。肝障害が現れるのは、肝細胞に感染したEBVや CMVがキラーT細胞に殺されるときに肝細胞が破壊されるからです。黄疸が起こるのは、肝 細胞で作られた胆汁が肝臓の障害のために胆道(胆管)から排出されなくなったり、溢れ出 てきたりするので、血中に吸収されることになり、身体中に運ばれて身体が黄ばんでくるの です。もっと詳しく黄疸について書く前に、どのようにして肝臓で作られた胆汁が便にまで 運ばれるのかの経路をまず書きましょう。同時に、大便が黄色くなる理由も説明しましょ う。専門的になりますが、ついてきてください。  肝臓で作られた胆汁は、胆管(胆道)から十二指腸まで流れていきます。胆汁の成分は、 水分、ビリルビン(胆汁色素)、コレステロール、胆汁酸の4つです。まず肝臓内の胆管は 細かく枝分かれして樹状のネットワークを形成しています。その経路は、毛細胆管 → Hering管 → 小葉間胆管 → 区域胆管枝 → 左肝管・右肝管 →(肝臓外へ)→ 総肝管 →(胆 嚢管が合流)→ 総胆管 → 乳頭部胆管 →(主膵管が合流)→ 共通管から、最後は十二指腸 へと流れていきます。この経路のどこかが閉塞すると黄疸症状が出るのです。それでは、黄 疸とはなんでしょうか?  黄疸は英語で“jaundice”とか“icterus”といいます。身体にビリルビン(胆汁色素)が 過剰にあることで、眼球や皮膚といった組織や体液が黄色く染まる状態のことをいいます。 どのようにしてビリルビンは作られるのでしょうか?実は原料は赤血球なのです。脾臓は血 液の異物をろ過する二次リンパ器官であります。血液循環中の赤血球が120日の歳をとって 古くなったり、損傷を受けたりすると、脾臓中のマクロファージにより取り除かれる場所で もあります。まずマクロファージに取り込まれた赤血球中のヘモグロビンはヘムとグロビン に分解されます。ヘムの分解は、さらにマクロファージによって、ヘムのポルフィリン環 は、ヘムオキシゲナーゼ (HMOX) という酵素により緑色のビリベルジンに分解されます。 次に、ビリベルジンがビリベルジンレダクターゼ (BVR) という酵素により最終的には黄色 のビリルビンに還元されます。   ビリルビンには2種類あります。グルクロン酸というタンパク質によって抱合型ビリルビ ンになります。別名、直接ビリルビンともいいます。なぜ直接という名がつくかというと、 肝臓のグルクロン酸によって直接処理されるからです。一方、肝臓でグルクロン酸と直接結 びつく前のビリルビンを非抱合型ビリルビンといい、別名、間接ビリルビンといいます。間 接という名は、直接肝臓で処理されていないのでつけられました。直接ビリルビンと間接ビ リルビンを合わせて、総ビリルビンといいます。  まず脾臓で生成されたビリルビンは、血液を介して肝臓へ運ばれ、そこで抱合型ビリルビ ン、つまり直接ビリルビンとなります。間接ビリルビンは神経に対する毒性があるので、間 接ビリルビンをグルクロン酸というタンパク質で抱き込むことにより、専門用語でいえば抱 合することにより、毒性がなくなるのです。この仕事も肝臓の解毒作用の一つであります。 この肝臓でのグルクロン酸抱合は、時間のかかる化学反応であり、一度に大量に抱合させる ことはできません。  ヘム分解で生成されたままのビリルビンそのものである水に溶けにくい非抱合型ビリルビ ン(間接ビリルビン)は、血漿中のアルブミンであるタンパク質と結合して血漿へ放出さ れ、肝臓に運ばれます。血漿中の非抱合型ビリルビンは肝臓でグルクロン酸抱合を受け、水 に溶けやすい抱合型ビリルビン(直接ビリルビン)となり、胆汁中に放出され、上に書いた 経路を通って胆道から十二指腸へ分泌されます。胆汁の主成分は胆汁酸、いわゆるコール酸 などであります。肝臓の病気でウルソという薬を飲んだことがあるでしょう。これはコール 酸のひとつで、ウルソデオキシコール酸が正式名です。  十二指腸に分泌された抱合型ビリルビンは、小腸の腸内細菌によって脱抱合を受けてグル クロン酸が剥がれ、非抱合型ビリルビンになります。この非抱合型ビリルビンがさらに腸内 細菌に還元されてウロビリノーゲンとなります。なぜ人間の敵である腸内細菌がこんな素敵 な(?)大きな2つの仕事をなんのためにするようになったのでしょうか?なぜなのか誰も 答えを出していません。ひょっとすれば、腸内細菌は余計な悪さをしているのかもしれませ ん。しかしわかっているのは、ウロビリノーゲンは抗酸化作用があるということです。とに かく腸内細菌で作られたウロビリノーゲンは小腸から再吸収され血流に入り腎臓で尿ととも に排泄されます。一方、小腸に吸収されなかった残りのウロビリノーゲンは、腸内細菌によ りステルコビリノーゲンを経て茶黄色のステルコビリンに変化し、大便とともに排泄される ので、大便が茶黄色になるのです。これらの経路のどこかが破綻すると高ビリルビン血症が 起こり、さらにひどくなると黄疸になるのです。特に白目が黄色になると目立つので、この ような人を見たことがあるでしょう。  ここで注意しておきましょう。腸管内でウロビリノーゲンになれなかった非抱合型ビリル ビンは、ウロビリノーゲンと共に小腸で吸収され、再び血中へ戻ります。血中に戻ったウロ ビリノーゲンは尿中に排出されます。非抱合型ビリルビンも小腸で吸収され、再び肝臓に戻 り、肝臓で抱合型に変えられるのです。先ほど述べたように、血中に戻ったウロビリノーゲ ンは尿中に排出されます。ウロビリノーゲンが生み出されるのは、小腸に出ることしかない ので、胆道閉塞では小腸に出られないので、小腸から血中に再吸収されることもないので、 血液から腎臓に運ばれて尿に出ることがないので、尿中のウロビリノーゲンが陰性となりま す。これは実は病的な状態であります。  尿中ビリルビンというのは、抱合型ビリルビンを測っています。というのは、水には溶け ない非抱合型ビリルビンが腎臓でろ過されることは基本的にはないからです。従って、尿中 ビリルビンが見られるのは、胆道閉塞などで直接ビリルビン(抱合型ビリルビン)が優位に 増加する疾患であるのです。  高ビリルビン血症によって黄疸が起こるのは黄色のビリルビンが組織沈着して組織が黄色 くなるからです。ビリルビンは特に弾性線維との親和性が高いため、皮膚、強膜、血管とい った弾性線維が豊富な組織に沈着します。特に眼球を覆っている強膜との親和性が高いた め、黄疸の検査は眼球結膜の色で調べます。黄染はあくまで組織沈着をみているので、血液 生化学のデータよりは遅れて変動します。  ビリルビンの組織沈着としては皮膚以外に大脳基底核の沈着による核黄疸(ビリルビン脳 症)が有名です。これは非抱合型ビリルビンのうちアルブミンに結合していない非抱合型ビ リルビンが沈着する病気です。主に新生児に起こる疾患であり、ミルクを飲まない、モロ反 射消失といった症状から始まり、痙攣や後弓反張を起こし、経験的に総ビリルビンが 25mg/dlを超えない限り起こるのは極めて稀であり、乳幼児の健康管理技術が進んだ今日で はまず起こりません。総ビリルビンの正常値は、1mg/dl以下です。後弓反張(こうきゅうは んちょう)とは、首が後ろに傾き、背中がこわばり、弓なりになっている姿勢です。) 

AIHの治療法
病因が不明であるため根治的治療法は確立されておらず、副腎皮質ステロ イドが第一選択薬となります。副腎皮質ステロイドとしては、プレドニゾロンが広く使用さ れています。日本の最近の全国調査では、75%の症例でプレドニゾロン投与が行われていま す。また、プレドニゾロンで治療された症例の94%で血清トランスアミナーゼの正常化が得 られますが、ステロイド治療中止後に約80%の症例で再燃がみられます。また、再燃を繰り 返すことが生命予後の悪化につながることから、原則として治療中止は困難です。(AIHも 自己免疫疾患のひとつですから、ステロイドで免疫を抑えれば全て症状は消え、肝機能も正 常になり、いわゆる寛解状態になります。ところがステロイドを止めると再び免疫が復活 し、症状と同時に肝機能データも悪化するという再燃が訪れます。結局は、ステロイドは肝 細胞に感染したEBVやCMVをキラーT細胞が殺すのを抑えるだけですから、見かけは良くな るのですが、ステロイドを使っている間にEBVやCMVは増殖しまくるので、ステロイドを やめて再び免疫が回復すると、増殖したEBVとCMVと戦わざるをえなくなるので、ますま すAIHが増悪するという結果になり、ステロイドを死ぬまで止めることができなくなってし まうのです。


松本医院「補体について」
また、ちゃまはらさんの娘さんが発症された、IBDの合併症として名高い原発性硬化性胆管炎(Primary Screlosing Cholangitis:PSC)もまた胆管の上皮細胞に感染したEBウイルスとサイトメガロウイルスによるものなのです。現時点では松本医院でしかEBウイルスの治療はできません(ヘルペスウイルスにここまでこだわっている医者は松本先生くらいしかいない)から、ちゃまはらさんの娘さんは本当に幸運だったとしか言いようがありません。

ソリブジンが復活すれば、ソリブジンのEBウイルス増殖抑制により、EBウイルスがその病態の一部に関わっている原発性胆汁性肝硬変(PBC)・自己免疫性肝炎(AIH)・原発性硬化性胆管炎(PSC)の数を激減したり、症状を劇的に改善してしまうことができるのです!!!さらに、肝臓ガンの数も劇的に減らすことができてしまうのです!!!凄いでしょ!!!

さらに、ソリブジンが復活すれば、EBウイルスが裏に潜んでいる難治性の関節リウマチ(RA)やシェーグレン症候群の症状も劇的に改善してしまうのです!!!

シェーグレン症候群は、唾液腺や涙腺の上皮系細胞にEBウイルスが感染して、ドライアイ・口が渇くなどの症状が出る病気です。

関節リウマチは、基本は関節の結合組織に溜まった化学物質(ハプテン)に対する、IgG→IgEクラススイッチ阻害によるいつまでも終わらないIgGでの殺しの戦いの飛び火として症状が出るのですが、滑膜の滑膜細胞に感染したEBウイルスがより症状を激化させてしまうのです。



さらに、EBウイルス性の間質性肺炎も存在します。間質性肺炎は、致死率が高い非常に怖い病気です。
(中略)ムチンのコアタンパクは MUC と呼ばれ、様々なコアタンパクが発見され、その発見順 に番号がつけられました。ヒトでは少なくとも 19 種類のムチンがあり、MUC1, 2, 3A, 3B, 4, 5AC, 5B, 6, 7, 8, 9, 11, 12, 13, 15, 16, 17, 18, 19 があることがわかっております。その うち MUC2, 5AC, 5B, 6 は分泌型ムチン、MUC1, 3A, 3B, 4, 12 は膜結合型ムチンでありま す。従って、KL-6 は MUC1 ですから、最初に発見されたムチンであり、かつ膜結合型ム チンであるのです。従って間質性肺炎でII型上皮細胞の膜に結合していたムチンである KL-6 が崩壊して血中に大量に見られるのです。KL-6 が膜にあるということは、この KL-6 を足場にして EB ウイルスやサイトメガロウイルスが肺胞の細胞に入り込むのです。これ については後で詳しく書きます。  さぁ、ここで本邦初公開の間質性肺炎の新たなる原因について述べましょう。伏線を張 っておいたのですが、SP-A や SP-D はヘルペスウイルスと結びついて、貪食細胞に食べや すくするようにオプソニン作用があるということは、チラッと述べておきました。8種類 のヘルペスウイルスによって起こされるあらゆる病気について勉強してわかったことです が、なんと4番目のヘルペスウイルスである EB ウイルスによる間質性肺炎があることが わかったのです。さらに5番目のヘルペスウイルスであるサイトメガロウイルスも間質性 肺炎を起こすことがわかりました。にもかかわらず、なぜ間質性肺炎の専門家である人た ちが原因のわからない特発性間質性肺炎という病名を持ち出すのでしょうか?当院には日 本全国から特発性間質性肺炎という病名をつけられて来院される人がたくさんいます。し かしながら EB ウイルス性間質性肺炎という病名や、サイトメガロウイルス(CMV)性間 質性肺炎という病名をつけられて来院された人は誰一人としておられません。なぜでしょ う?みなさん疑問に思われませんか?  それに対する答えはただ一つ、資本主義医療のためです。私が常々言っていますように、 現代文明の病気の原因はたったふたつしかありません。8つのヘルペスの仲間と化学物質 であります。この2つの原因によってもたらされる現代の病気はアレルギーと膠原病、そ れとヘルペスによる様々な原因不明の難病だけであります。しかもアレルギーと膠原病と 原因不明の難病はすべてつながっているのです。なぜならば、アレルギーを治療と称して 免疫を抑え続けると膠原病となり、しかも免疫を抑え続けている間に8つのヘルペスの仲 間たちが人体のあらゆる細胞に増え続けるものですから、まさに医者と免疫を抑える薬を 作る製薬メーカーが病気を作っていることを認めざるを得なくなるからです。なんと恐ろ しい真実でしょうか???このような真実を語っているのは世界で私しかいません。もち  ろん世界中には医者が何千万人といるのですが、たった一人の死に損ないのクソジジイが 語る真実を無視すればなんの痛痒も感ずることはないのです。世界中の誰もが知らない真 実を語り続ける私はひょっとしたら天才ペテン師か、キチガイか、ノーベル賞を超えた天 才かもしれませんね、ワッハッハ!  私は 100%臨床家ですから、患者の病気を治すことが使命であります。従って、どうして も病気をなんとか治すための臨床的な話が中心になります。ところが病気とは、人体にエ プシュタイン・バール・ウイルス(EBV)やサイトメガロウイルス(CMV)などの病原体 (異物)が侵入した時に、人体の免疫が戦って殺そうとした時に生じるものですから、ま ず自分の武器である免疫を完全に理解すると同時に、敵である EBV や CMV のすべてを知 る必要があります。だからこそ私は免疫を毎日勉強すると同時に、間質性肺炎を起こすと 考えられる EBV や CMV の本体についてできる限り理解した後で、皆さんに分かりやすく 述べようとしているのです。以前から私は、膠原病の原因は化学物質であると言い続けて きました。と同時にヘルペスウイルスが膠原病に関わりがあるということも示唆してきた のですが、やっと膠原病のひとつである間質性肺炎の原因となっている EBV と CMV につ いて語る時がきました。  まず EB ウイルス(EBV)とはなんぞや、から話をしましょう。当然サイトメガロウイ ルス(CMV)についても述べるつもりですが、EB ウイルス感染症とサイトメガロウイル ス感染症との鑑別は臨床的にはほとんど不可能である上に、一般の血液検査のデータから も鑑別はできないのです。EBV も CMV も全ての人が感染しているのです。従って EBV や CMV に対する抗体を調べても何の意味もないのです。しかも抗体検査は血中にある抗 体を調べているだけですから、神経細胞をはじめとする多種多様な細胞に隠れている EBV や CMV の量を調べることは不可能です。ましてや、EBV や CMV によって細胞が崩壊し ていることも調べることは不可能です。 従って、間質性肺炎が EBV によるものか CMV によるものかを診断できるのは、アシクロビル投与によってしかありません。つまり現在 用いられている唯一の抗ヘルペス剤であるアシクロビルは CMV にはほとんどきかないの で、アシクロビルを投与しているうちに KL-6 が改善していけば、EBV による間質性肺炎 だと診断できるのです。このような診断の仕方を治療診断といいます。もちろん EBV と CMV が起こすのは、間質性肺炎だけではなく、間質性肺炎以外の肺炎も起こすことを知っ ておいてください。 

松本医院「間質性肺炎について」 
このEBウイルス性の間質性肺炎に関しても、ソリブジンが存在すれば、その圧倒的抗EBウイルス活性によって、劇的に症状を改善することができるのです!!!



まとめると、もしソリブジンが復活したら、標準治療・漢方治療の違いを問わず、
  • 単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が関わっている疾患の症状を劇的に改善できる。(例:頭痛、片頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛、風邪に際して見られる頭痛や肩こり、 生理に際する頭痛、顔面神経麻痺、ベル麻痺、三叉神経痛、耳鳴り、難聴、突 発性難聴、メニエール病、熱性痙攣、めまい、立ちくらみ、吐き気、原因不明の嘔吐、車酔い、船酔い、慢性疲労症候群、五十肩、四十肩、肩こり、首こり、 倦怠感、疲れやすさ、口内炎、口唇炎、口角炎、しわがれ声、いつまでも続く 喉の痛み、慢性的な喉の詰まり・違和感、寝汗、異常な汗かき、こむら返り、 顎関節症、歯肉炎、歯周炎、筋肉の痙攣、目の結膜の痛み・違和感、目の奥の 痛み、ブドウ膜炎、目の強膜炎、目の脈絡膜炎、虹彩炎、細菌感染によらない角結膜炎、視神経炎、リウマチの痛みの一部、リウマチ性多発筋痛症の筋肉の痛み、線維筋痛症の筋肉の痛み、漢方で梅核気といわれる喉の詰まる症状、い わゆる自律神経失調症、熱の出ないあらゆる種類の腹痛、クローン病や潰瘍性 大腸炎の腹痛、原因不明の腹痛、坐骨神経痛、腰痛症、腱鞘炎、性器の痛み、 ペニスの痛み、放射線治療後の痛み、抗癌剤を使用している時の様々な痛み、 糖尿病性神経障害の痛み、変形性膝関節症の痛み、変形性股関節症の痛み、原因不明の股関節の痛み、痛風といわれる時の痛み、あらゆる神経の痺れ感、心因性多汗症、心因性排尿障害、発作性動悸、発作性頻脈、発作性高血圧症、発作性心房頻拍の一部、狭心症の一部、心因性疼痛、小脳性運動失調症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の一部、てんかんの一部、多発性硬化症やその他の中枢神経系脱随性疾患、チック障害、Hunt 症候群、レイノー病の一部、多くの逆流性食道炎、多くの慢性胃炎、原因不明の肝炎、原因不明の膵炎、前立腺炎、アト ピーのピリピリ感やチクチク感や不愉快な痛み、椎間板ヘルニアの痛み、脊柱管狭窄症の痛み、脊椎すべり症の痛み、不眠症の一部、振戦、筋肉の筋膜性疼痛、過喚起(ハイパーベンチレーション症候群)の一部、しゃっくり、原因不明の発熱、原因不明の下痢...)
  • EBウイルスが病態の裏に関わっている種々の難病の治癒ないし改善。(例:全身性エリテマトーデス(SLE)、混合性結合組織病(MCTD)、関節リウマチ(RA)、シェーグレン症候群、橋本病、バセドウ病(グレーブス病)、自己免疫性肝炎(AIH)、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、間質性肺炎(IP)、悪性貧血、などなど…)
  • EBウイルスが関わる癌の治癒ないしは予防・改善。(例:悪性リンパ腫、胃ガン、乳ガン、上咽喉ガン、肝臓ガン、大腸ガン(?)、肺ガン(?))
といった恩恵が難病患者にもたらされることが容易に想像できます。もうここまでくると、ソリブジンは救世主どころではない薬であることがお分かりになるのではないでしょうか!!!あらゆる難病患者だけでなく、癌患者まで丸ごと救ってしまうのです!!!

もしソリブジンが復活したら、ほとんどの病気が改善・治癒し、癌も改善され、ものすごい多くの数の難病患者に恩恵を与えることになるでしょう。しかし、欠点は内科医の役目がかなり減ってしまうことです。EBウイルスに有効であるというところが、あまりにも多くの難病を改善ないし治癒させてしまうので、ソリブジンは破壊力がとんでもないのです。。

なので、僕のクラスの同級生の友達の九州の医学生には、内科医じゃなく外科医になるようにいっておいたのです笑

僕がソリブジンを復活させて、内科医の仕事を半減させてしまうことになるかもだからです笑笑

外科医はいつの時代も絶対に必要ですから。

でも、医者の仕事がなくなるということは、患者が良くなることに同義ですから、本来は喜ばれるべきものなんですヨ?

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4. ソリブジンの特徴・作用機序

特徴:ソリブジンはチミジンのアナログであり、非環状グアニンヌクレオシドのアシクロビルとは構造を異にする。ソリブジンがアシクロビルよりVZVに強い活性を示すのは、第一にVZVのチミジンキナーゼ対する親和性が圧倒的に高いこと、即ち、著しくリン酸化され易いことにあり、また、アシクロビルの活性化とは異なり、ソリブジン一リン酸は細胞のキナーゼでは次の段階のリン酸化はされず、ソリブジンの2段階目のリン酸化もウイルスのチミジンキナーゼにより行われることによる。 HSV-2のチミジンキナーゼはチミジル酸キナーゼ活性が微弱なためソリブジンのHSV-2に対する作用は著しく弱い。

先ほども説明しましたが、ソリブジンはDNAのパーツのヌクレオシドのうちの一つ、チミジンのアナログ(類似物)であり、ヘルペスウイルスはDNAウイルスなので、自身のDNAをコピーし自らを増殖させるときに、チミジンをパーツとして用いるのですが、そのときにソリブジンを間違って取り込んでしまい、自身のDNAをコピーできなくなり、増殖できなくなるのです。

下の絵はDNAのパーツの一つ、チミジンです。

DT chemical structure.png
CC 表示-継承 3.0, Link


ちなみに下の絵は再掲ですが、ソリブジンです。上のチミジンと比較すると、ソリブジンは形が似ているでしょう、だからソリブジンはチミジンのアナログ(類似物)なのです。ヘルペスウイルスDNAにわざとソリブジンというチミジンの偽物を取り込ませることにより、ヘルペスウイルスの増殖を抑制するのです。
Sorivudine.svg

By Yikrazuul (talk) - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link


ここで「ヘルペスウイルスに感染していない正常細胞でも、宿主のDNAのコピーを作るときに、チミジンの代わりにソリブジンを間違って取り込んで、正常細胞の分裂も阻止してしまうんではないの?それじゃあアザチオプリンと同じじゃないか?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、その心配はありません。

何故なら、ヘルペスウイルスに特有のチミジンキナーゼによってしかソリブジンは活性体のソリブジン-3リン酸にはならないので、正常細胞に対する副作用はほとんどないのです。これはアシクロビルにも同様のことが言えまして、ヘルペスウイルス感染細胞以外に影響はないので、副作用が少ない・というよりはないに等しいのです。「副作用は(抗がん剤5-FUを併用しない限り)ないに等しい & 難病患者の救世主」となってしまうソリブジンは、まさに特効薬となり得た薬剤だったのです!!!(逆にいうと、サイトメガロウイルスに対する現行の抗ヘルペス剤であるガンシクロビルは、おそらく正常細胞のチミジンキナーゼにも親和性が存在し、正常細胞のDNAのコピーを阻害しうるがゆえに、骨髄抑制などの副作用が存在してしまうのでしょう。)

水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)に高い活性を示すのは、VZVのウイルスチミジンキナーゼに対する親和性が強いからだとのことです。 アシクロビルは、単純ヘルペスウイルス1・2型(HSV-1・HSV-2)に良く効きますが、水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)には効き目が落ちるのです。様々な神経の痛みの原因となっているのはVZVですから、ソリブジンが復活すれば人類はあらゆる痛みから解放されることになるでしょう!!!

ただ、ソリブジンにも一つだけ欠点があり、それは単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)への作用は極めて弱いことです。HSV-1はどちらかというと顔面神経(特に三叉神経)に感染し、HSV-2は脊髄神経節に潜伏したりして、下半身のヘルペス(性器ヘルペスなど)の原因になりやすいという、棲み分けが成立しています。この棲み分けの理由は今現在でも良くわかっていないので、学者さんたちには面白い研究テーマかもしれません。HSV-2には、現行のアシクロビルを用いる方が良いでしょう!



薬理:ソリブジンはヘルペスウイルスのチミジンキナーゼで特異的にリン酸化されて3リン酸化体の活性体となり、恐らくチェーンターミネーターとして働き、ウイルスのDNA鎖の中には取り込まれることなく、ウイルスのDNAポリメラーゼを阻害し、あるいは直接DNAポリメラーゼを阻害し、DNAの複製を阻害することでウイルスの増殖を阻害する。

DNAポリメラーゼはざっくりいうと「DNAコピー機」みたいなものだと考えていただければいいです。ヘルペスウイルスのDNAコピー機(DNAポリメラーゼ)を特異的に阻害するので、正常細胞に対する副作用はなく、強力に単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)、EBウイルス(EBV)の増殖を抑制できるので、「副作用は(抗がん剤5-FUを併用しない限り)ないに等しい & 難病患者の救世主」となってしまうソリブジンは、まさに特効薬となり得た薬剤だったのです!!!

消化管吸収に優れ、消化管から吸収された後は大半が分解されることなく尿として排出される。

これもすごいです。アシクロビルは悲しいことに、吸収率が10%〜20%ほどしかない弱〜い抗ヘルペスウイルス薬なのです(^^;

対してソリブジンは消化管吸収に優れ、大半が体の中で利用できるのです!!!もはや特効薬です、ソリブジンは…過去にこんな薬があったんですよ!!!



副作用:添付文書に記載される臨床試験内の副作用発現率は、3.5%で、内訳は発熱、悪心・嘔気、嘔吐、食欲不振、上腹部痛、発疹となっている。 このデータには、後述する5-FU系代謝拮抗薬との相互作用による副作用は含まれていない。日本国内では治験段階で3人、1993年9月の発売後1年間に15人の死者を出している。
 
抗がん剤5-FUと併用しさえしなければ、今まで説明してきたように、まさにソリブジンは全ての難病患者の特効薬となり得た最強の抗ヘルペスウイルス薬でした。しかし、このソリブジンと抗がん剤5-FUを併用してしまったことで、かの有名な「ソリブジン薬害事件(正確にはソリブジン薬害事故というべきものだと思いますが…!)」が起こり、市場に出て1年で姿を消してしまったのです…

松本先生が、ヤマサ醤油にソリブジンをもう一度作って欲しいと頼んだ面白おかしいエピソードを貼っておきましょう(^^)
当院には外国に住んでいる難病の患者さんがしばしば来られます。白人と結婚した日 本女性やその子供たちがやって来られるのです。東洋は漢方があるので私のような医 者も生まれる余地があるのですが、ヨーロッパやアメリカの医者たちは 3000 年の歴史  がある確立された漢方や鍼灸のことを全く知らないので、難病と診断をつけてしまう と即座に大量のステロイドを使います。免疫を上げるとか下げるとかについては一向 に興味がないのです。 ヨーロッパやアメリカでは、慢性副鼻腔炎や耳管狭窄症などに 対しては、1〜2週間で数百 mg のプレドニンの錠剤を治療と称して使うのは日常茶 飯事であることがわかりました。短期間で 500mg も用いられると、8種類のヘルペス ウイルスは喜び勇んで一挙に増え続けます。症状がよくなったというので、外国の医 者は突然プレドニンをやめてしまいます。するとプレドニンを使っている間に一挙に 失われた免疫が徐々に徐々に回復してくるにつれて、増殖しすぎた8種類のヘルペス ウイルスとの戦いが始まります。とりわけ、単純ヘルペス1、単純ヘルペス2、水痘 帯状ヘルペスはもとより、実は最も恐ろしいヘルペスの仲間である、エプシュタイ ン・バール・ウイルス(EBV)とサイトメガロウイルス(CMV)との戦いが徐々に始 まります。(CMV については必ずのちに詳しく書きます。)訳の分からない症状が出て きます。その症状はまず口内炎、全身の痛み、激しい倦怠感、喉の痛み、全身の筋肉 痛、あちこちのリンパ節の腫大(人体には 700 近いリンパ節があります)、継続する微 熱、頭痛など、様々な症状が出始めます。大量に増えたヘルペスウイルスに対して、 大量の抗ヘルペス剤であるアシクロビルを用いても、症状がなかなか楽にならないの です。 こんな時、35年前に作られて葬り去られたソリブジンがあれば、簡単に症状 が取れるのにと思うと、ソリブジンが恋しくてたまらなくなる時があります。なぜな らば、ソリブジンはアシクロビルの 2000 倍以上の抗ヘルペス作用があるからです。抗 ヘルペス剤の仕事はヘルペスが増殖しないようにするために飲むのですが、ヘルペス が増えなければ、敵が少ないので自分のリンパ球で殺すことが簡単にできるのです。 神経細胞に住み込んでいるヘルペスウイルスを殺しやすくなるので、上記の恐ろしい 症状が一挙になくすことができるのです。 以前にソリブジンを作ったヤマサ醤油に電話で、もう一度ソリブジンを作ることがで きないかどうかを尋ね、ぜひ作るように頼んだのですが、もちろんけんもほろろに断 られてしまいました。ソリブジンもアシクロビルも増やさないようにできるヘルペス は、単純ヘルペスと水痘帯状ヘルペスと EB ウイルスの3つだけですが、その効力は ソリブジンの強さはアシクロビルの 2000 倍ですから、どこかの製薬メーカーが作れ ば、それこそノーベル生理医学賞は確実であるのに、残念でたまりません。

松本医院「補体について」 
これから、ソリブジン薬害事件について解説していきましょう。

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近況報告:「君の名は。」& ヘルペスウイルスとIBDの関係

(2017/2/10 ヘルペスウイルスとIBDの関係などについて追記しました)



ブログ書くのはお久しぶりですね(^^)

Naokiです。

今日は近況報告程度なので、なんの勉強にもならない記事です(^^; (追記したら結構勉強になる記事になりました笑)

しかも急いで書いてるので、言葉がちょっとめちゃくちゃな感じが…汗





卒論は無事に提出できました(^o^)/わーい

しかし、僕が大学2年の後期に、人類最悪最強の敵である免疫抑制下では癌ウイルスとして有名な4番目のヘルペスウイルス、EBウイルスによる急性喉頭蓋炎であと少しのところで窒息死しかけた時に、泣く泣く使ったステロイドでのリバウンドで行けなかったぶんの単位を取るために、大学4年にもかかわらずまだ講義を取らねばならず、テストがあります(^^;

テスト勉強しなければなりません(^^;

卒論のアブストも今週金曜までに提出しなければならず、しかも20,21日の卒論審査会に向けてパワポも作らねばならないので、結局2月もあまり暇がなさそうです(^^;





アシクロビル経済問題、必ず動き出しますので皆さんお待ちくださいね!!!YouTubeも落ち着き次第やりますから、お楽しみに!!!

標準治療の方々のためにも、日和見EBウイルス感染による悪性リンパ腫を未然に防ぐための「ソリブジン復活活動」もやっていきたいと思っています。今現在、EBウイルスに有効な抗ヘルペス剤は存在しません(アシクロビルは大量に内服すれば、多少はEBウイルスに有効ですが、免疫調節薬や生物製剤・ステロイド系抗炎症剤の強力な免疫抑制の下では、歯が立ちませんので、ソリブジンくらいの強力な抗ヘルペス剤がなければ日和見EBウイルス感染悪性リンパ腫を防ぐことは不可能です)。ですから、EBウイルスに有効なソリブジンの復活は標準治療・漢方治療の違いを超えて、双方に恩恵をもたらすものになります。ソリブジンは本当に救世主になる有用な薬です。
Wikipedia「ソリブジン」
Sorivudine
By Yikrazuul (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons

これから、10年20年というスパンで、IBD患者ないし膠原病の患者の日和見EBウイルス感染による悪性リンパ腫が指数関数的に増えていく予感がします。本当に早く止めなければなりません。ソリブジンしか、この状況を止めることはできないと思います。。。






松本医院の患者さんの間で、Twitterめちゃくちゃ流行り出しています!

松本医院の現患者だけでなく、元患者さんもいらっしゃいますし、はたまた松本医院に興味のある方、松本医院の「生」の情報が欲しい方もいらっしゃいます。

患者さんの間で情報交換したり、治療経験を生かして患者同士で励ましあったりと、僕の理想に近いコミュニティができつつあります(^^)今まで、僕にだけ治療上の不安とかを相談される方も多く、僕もさすがに勉強しなきゃいけなくて手に負えない時に、他の患者さん同士で助け合っているのを見ると、いい感じだなーって思います。

松本医院の治療は今まで孤独感が強い方も大勢いらっしゃったと思いますけど、みんなで頑張っている感じがいいですね(^^)

ツイッター松本会(?)に参加して、楽しく松本医院の治療をしたいという方、是非是非ツイッターアカウントを作ってみてくださいな!とりあえず、僕のアカウント「かさごなおき」か、「松本理論bot」をフォローしていただければ、その後は慣れていけば僕以外の患者さんとの繋がりもできますし、なんとかなります(^^)


僕や松本理論botをフォローされた際には、一言自己紹介をしてもらっていますが、ご了承ください。別にササっと自己紹介していただけるだけでいいので、よろしくお願いします!どのような方かわからないとさすがに気が引けるじゃあないですか(^^;










そうそう、今更ですが新海誠監督の「君の名は。」みてきましたヨ。

噂に違わず良いです!一回もスクリーンで見ないのはこれだけ流行っているんだからダメか、と思って最初は2歳下の弟(次男)と一緒に観に行ったのですが、めちゃくちゃ良かったです(^^)もうね、ストーリーがよくできてます。初見はストーリーに引き込まれすぎて、絵をしっかり見れないくらい引き込まれました笑

三葉ちゃんにシンパシーが強いですね。もうね、よくわからないけど涙流すシーンなんて「ああ〜〜〜」って感じです。何言ってるかわからないか笑

なので絵をもう少ししっかり見たいと思い、最近また一番下の弟(三男)と一緒に見てきました。未だにお客さんかなり入っているので、これはかなりのロングランになると思いますね。僕は3回目も見に行きたいと思っているくらいですもん笑

千と千尋の神隠しを超えるのも夢じゃないかもしれません、映画があまりもう観られなくなってきた今の時代、すごいことですね。現代人のニーズに合ってるのかな?

パンフレットも買ってしまいましたよ。最近は「君の名は。」のサントラを聴きながら勉強したり卒論のアブスト書いたり、パワポ作っています笑
もっと色々書きたいんですが、テスト勉強しなきゃいけないんでこれくらいにしておきます。。。もっと書きたい。。。






例の僕のクラスの同級生、九州のある大学の医学生ですが、最近消化器外科の臨床研修してるみたいです。もし僕がIBD専門病棟でも建てたら(夢のまた夢の話ですが)、彼に消化器外科の外科部長になってもらおうかなって思いました(^^)笑

にんじんさんもスカウトしようかな笑

キムタクの「A Life」みたく笑


主題歌がB'zなんで、めちゃくちゃ嬉しいんですよ〜もうエンディングを観たいがために毎回見てます笑

毎朝6時起き、ぶっ続けで大変そうです。医学部行かなくてよかったと思いました笑
頑張りすぎて、ストレスかけて免疫を抑制し、またヘルペスウイルスを増やしてしまいそうですから(^^;
あと、貧血で倒れちゃう笑

僕、高校時代に豚の脳の解剖をめちゃくちゃ上手くやった(脳下垂体を綺麗に残して取れた)んで、生物の先生に「外科医になれば良いじゃん!」と言われたことがありますが、彼の話聞いたら無理そうです、倒れちゃいます笑

まあ、別に彼は消化器外科医にならなくても良いんですよ。自分の興味持ってやれることに邁進していただければ良いだけの話なので、とにかく応援してます。。 頑張ってね〜〜〜





僕自身の体調ですが、ミニ痔瘻も少しづつ塞がってきましたし、便も1日1回でなんかもう治療終了しても良いんじゃね?レベルですが、大学院に行く前の2月・3月になるべくしっかり治し切りたいんで、せっかく休めるこの期間中にまだまだ粛々と漢方治療&アシクロビル続けていきます。最後に残るのは本当にヘルペスです。単純ヘルペスウイルス(HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)は、腸管の神経叢(アウエルバッハ神経叢・マイスナー神経叢)に感染し、神経叢にいるHSVやVZVを免疫がやっつけようとした時に、腸管の蠕動運動異常・粘液の分泌異常を引き起こすので、下痢や便秘の原因になるんですよ。しかも腹部の痛覚神経に感染したHSVやVZVを免疫がやっつけようとすると、腹痛の原因にもなります。

僕は標準治療時代に使ったメサラジンやプレドニゾロン、喉頭蓋炎の時に泣く泣く使ったプレドニゾロンのせいで免疫を抑制した時にHSVとVZVが増えてしまって、HSVとVZVが多いので、1日1回の便ですがイマイチ形がホロホロ崩れてしまうと言いますか…(汚い話ですいません、でもIBD患者さんなら大丈夫だよね!)

まあ、完璧を求めすぎるのもよくないなとも思いますが、アシクロビルの錠数を増やすと硬くなる傾向にありますので、完璧に最後はヘルペスウイルスです。

今はどんなアシクロビルの飲み方をしているかと言いますと、もう24錠飲むと完璧に便が硬くなる傾向にあるので、それは24錠で完全に神経細胞からのヘルペスウイルスの脱出を抑えられるくらいに免疫がヘルペスを殺したことと同義なので、今はわざとアシクロビルを減らして神経細胞からヘルペスを出して、免疫にやっつけてもらって(もちろんその分便はホロホロになってしまいますが、まあ1日1回なので全く困っていないですし、完璧を求めすぎかな?)います。1日16錠くらいでもそろそろいけるかな?って思っています。

増殖を抑えすぎても、神経細胞からヘルペスが出てこないので、ヘルペスを免疫はやっつけることができないので。 症状が出ているということは他ならぬ免疫がヘルペスウイルスをやっつけている証拠です。

まあ、僕の場合は難治性の原因ヘルペスウイルスの、EBウイルス(EBV)とサイトメガロウイルス(CMV)がいなかったので(全くいないわけではありませんよ、人間なら9割近くが保有していますし、だからこそストレスをかけた時にEBウイルス性の喉頭蓋炎になりました)、軽症患者ですが(^^)



標準治療でいつか完治する薬を作ってくれると思っている方が多いですが、無理ですよ。なぜなら、免疫を抑制していると、それだけ人間の常在ヘルペスウイルスが増えてしまいますし、ヘルペスウイルスを殺せるのは、免疫しかありませんから。腸管の神経叢に感染したHSV・VZVや粘膜上皮細胞に感染したEBV・CMVといったヘルペスウイルスを殺し切らない限りは、ずっと下痢のままです。

VZVに対して2000~3000倍の活性を持ち、EBウイルスにも有効なソリブジンが仮に復活したとしても、免疫を抑制する限りでは、ヘルペスウイルスは減らないです。ソリブジンであってもあくまで「増殖抑制」しかできませんし、ヘルペスウイルスを殺せるのはこの先もずっと免疫しかないです。癌細胞を殺すのも免疫しかありませんから。



下の動画は、がん細胞(cancer cell)ウイルス感染細胞(cell infected by viruses)キラーTリンパ球(Killer T cell・Cytotoxic T cell:キラーT細胞)ナチュラルキラーリンパ球(Natural Killer cell:NK細胞)といった免疫細胞(白血球)が殺すところの動画です。しわくちゃになったら、そのがん細胞やウイルス感染細胞はアポトーシス(細胞自殺)させられて、殺されてしまいます。結構キラーTリンパ球やナチュラルキラーリンパ球の動きが律儀で可愛いくありませんか?笑
 



下の動画は、ナチュラルキラーリンパ球(NK細胞・NKリンパ球)が悪性リンパ腫を殺しているところの動画です。
しわくちゃ(モニョモニョモニョ!って感じ)になったら、悪性リンパ腫は細胞自殺(アポトーシス)させられ殺されたことになります。小さいけどNKリンパ球の動きが律儀で可愛くないですか?笑

こういうリンパ球(キラーTリンパ球・ナチュラルキラーリンパ球)をステロイドや免疫調節薬、レミケ・ヒュミラは殺してしまうことになるんですよ。だから、僕は標準治療時代でもステロイドはホント最小限にしていましたし、アザチオプリンとかの免疫調節薬や生物製剤は絶対に使いたくありませんでした。松本医院にたどり着いたのはホント必然だったなと思います。



他にも色々動画あります。例えば、下の動画は、IgG→IgEクラススイッチを起こすインターロイキン4(IL-4)を最初に分泌する免疫細胞、マスト細胞(肥満細胞)の脱顆粒です。この顆粒の中にヒスタミンをはじめとする炎症性メディエーターが含まれているんですヨ。

ちょっと難しい話ですが、Ⅲ型アレルギーはIgG抗体のFc部が、マスト細胞上のIgGのFc受容体(FcγRⅢ)にくっつくと、マスト細胞がIL-4を分泌し、アレルギー反応が促進すると言われていまが、松本理論的にはIgG→IgEクラススイッチの起点になっているとも言えるんですね。もちろん、マスト細胞はIgE抗体のFc受容体(FcεRⅠ)も持っているので、一般の人が思うアレルギー(Ⅰ型アレルギー)も引き起こします。ステロイドはこのマスト細胞のIL-4の分泌も阻害してしまい、IgG→IgEクラススイッチが起こりにくくなります。



下の動画は、腸内細菌の中で潰瘍性大腸炎としばしば関連づけられているフソバクテリウム・バリウムの増殖動画です。いやああああああーーーーっ!!!って感じです(^^;
気持ちわるーいい。。
腸内細菌の中でもっとも最悪な菌(痔瘻・瘻孔の原因菌)はクロストリジウム・パーフリンジェンス(ウェルシュ菌)なので、少し違いますが。。

IBDにはATM療法という、抗生物質を三種類使う療法がありましたよね。それでもこの療法が根本的治療法にならなかったのは、IBDの原因は「腸内細菌・化学物質(ハプテン)・ヘルペスウイルス」だからです。抗生物質で腸内細菌だけ叩いても、他の二つの原因(化学物質・ヘルペスウイルス)をどうしようもできないからです。 IBD患者さんの腸管で戦っている相手が3種類もあるということが、IBDが難病たる所以です。化学物質(ハプテン)に対しては、IgG→IgE・IgAクラススイッチを漢方薬で免疫を上げてBリンパ球に起こさせ、レギュラトリーTリンパ球(Treg)による免疫寛容で普通の人の腸管(免疫寛容・IgA抗体中心の粘膜防御をしている腸管)に戻すことによって治します。ヘルペスウイルスに関してはアシクロビルで余計なヘルペスウイルスの増殖を抑えつつ、漢方薬で免疫を上げキラーTリンパ球・ナチュラルキラーリンパ球にヘルペスウイルスを殺してもらうことで治します。ヘルペスウイルスは免疫でしか未来永劫殺せません。人工ナノロボットで免疫ロボット見たいのができて、ヘルペスウイルス感染細胞を選択的に殺してくれるんだったら話は別ですが、そんな未来いつ来るんでしょうか???人工ナノロボット免疫ってなんかかっこいいなと思いますけどね笑



下の動画は、神経細胞の動画です。神経細胞に単純ヘルペスウイルス(Herpes Simplex Virus:HSV)や水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(Varicella-Zoster Virus:VZV)は感染する力を持ちます。顕微鏡じゃ見えないくらいウイルスそれ自体は小さいですが(電子顕微鏡で見なきゃいけない気がします)。

Complete neuron cell diagram en
神経細胞上のMyelin-Associated Glycoprotein(MAG:ミエリン関連糖タンパク質)というものをレセプター、gBをリガンドとして、HSVやVZVは様々な神経細胞に感染し、不快な症状の原因となってしまうんですね(→グライコフォーラム「ヘルペスウイルス感染における糖鎖結合受容体の機能」 )。図解でも書きましたね(^^)
下の図解2枚は、無断転載禁止です。
Matsumoto's Theory 24

Matsumoto's Theory 25
IBDに関しては、先に述べた通りHSVやVZVは腸管の神経細胞・神経叢(アウエルバッハ神経叢・マイスナー神経叢)に感染して、神経から出てきたHSVやVZVを免疫がやっつけようとして、腹痛や蠕動運動異常・下痢・便秘の原因となってしまうんです。下の写真の黄色い編み目みたいなのがHSVやVZVが感染しうる神経叢です。

(出典:夕闇千鳥のお勉強日記「消化管の平滑筋の働きと神経による調節」)
上の写真の黄色い編み目みたいなのがHSVやVZVが感染しうる神経叢(アウエルバッハ神経叢・マイスナー神経叢)です。結構複雑な構造をしてるでしょ!これがなんと1億個以上の神経細胞がネットワークを張って、腸管の蠕動運動や粘液の分泌、血管の運動を支配してるんですヨ。。
Wikipedia「アウエルバッハ神経叢」
Wikipedia「マイスナー神経叢」
(出典:夕闇千鳥のお勉強日記「消化管の平滑筋の働きと神経による調節」)

難病情報センター|腸管神経節細胞僅少症(指定難病101)

腸管の周りには1億以上の神経細胞が張り巡らされ、蠕動運動や粘液の分泌などの調節をしています。もちろん、HSVやVZVは交感神経や副交感神経にも感染します(特に、交感神経は無髄神経線維なので、とってもHSVやVZVは感染しやすい)。これらにHSVやVZVに感染されると排便異常をきたすことがあります。上の図の2枚目に知覚神経というのがありますが、この中に痛覚神経がありますので、これに感染したHSVやVZVを免疫が殺そうとして腹痛が生じることがあります。
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(出典: 夕闇千鳥のお勉強日記「消化管の動き 〜食堂から肛門まで・・・(生物学)」)
ちなみに、よくIBD患者は回盲部で炎症を起こしますが、その理由は腸管の2次リンパ節(免疫細胞の集合場所みたいなもの)の「パイエル板」が、回盲部の腸管の周りをぐるりと40個以上取り巻いているからなんです。パイエル板は人間一人当たり全部でだいたい200個くらいあるんですが、そのうちの20%が回盲部に集中しているので、強力かつ長期的なストレスにより過剰分泌された副腎皮質ステロイドホルモンやステロイド系抗炎症剤・免疫調節薬・生物製剤や黄体ホルモンのプロゲステロンにより、IgG→IgEクラススイッチを阻害された免疫と化学物質(ハプテン)・腸内細菌・ヘルペスウイルスとの戦いが激化するからなんです。これは図解にも書いたことではありますが。ゼンタコートは回盲部にピンポイントで効く局所ステロイドらしいですが、そんなことしたらそこで難治性のEBウイルスやサイトメガロウイルスが免疫に殺されないから増えちゃいますよ?って感じなんですがね…
Wikipedia「パイエル板」
下の図解2枚は、無断転載は禁止です。

iPS細胞で腸が複製できたと話題になっていますが、果たして1億以上の腸管の神経ネットワークまで再現できるのでしょうか…?しかもiPSの99.9%はガン化してしまい、残りの0.1%も時間が経ったらいつかはガン化することがわかっていますから、将来性のない研究だと思いますね(笑)人間がたった4種類の山中4因子を入れて、たまたま初期化したように見えるのがiPSですが、果たして細胞の遺伝情報の発言を調節する遺伝子領域が400万もあり、その相互作用まで考えたら、その組み合わせは最大2の400万乗通り、順列まで考えたら400万の階乗、宇宙にある素粒子の数を超える遺伝子の発現の仕方を果たして人間は理解し、絶対にiPSはガン化しないという保証を人間ができるんでしょうか?

ちなみに、難治性IBDの原因ヘルペスウイルス、エプシュタイン・バール・ウイルス(Epstein-Barr Virus:EBV:EBウイルス)やサイトメガロウイルス(Cyto-Megalo Virus:CMV)は神経よりはどちらかというと腸管の粘膜上皮細胞(腸の内側表面の細胞)に感染しやすい傾向にあります。上の図2枚目でいうと、下にある「上皮細胞」ってやつです。まあ、サイトメガロウイルス(CMV)はあらゆるところに感染するんですがね…

エプシュタイン・バール・ウイルス(EBV:EBウイルス)やサイトメガロウイルス(CMV)の抗体価が高い患者さんで、アシクロビルを多く飲むと逆に下痢の回数が多くなる患者さんがいらっしゃると思いますが、それは免疫が消費するエネルギーが全て、腸管神経に感染しているHSVやVZVではなく、腸管の上皮細胞などに感染しているEBVやCMVに向けられるからなんです。アシクロビルによってHSVとVZVの増殖を抑制できると、そのぶん免疫は手持ち無沙汰になって、EBVとCMV討伐にエネルギーを向けると言うとわかりやすいでしょうかね?

ステロイド総使用量2000〜3000mg程度の僕でさえHSVは正常範囲の約60倍、VZVは約25倍ですから、ステロイド・免疫調節薬・生物製剤の使用量、病歴に比例してどれほどHSVやVZVだけでなく、EBVやCMVが増えてしまうか、容易に想像できることと思います。

下の写真は僕の血液検査の結果です。CRPは基準値以下、リンパ球は37.9%くらいあるんで、もう十分回復しました(^^)難治性のEBウイルス(EBV)やサイトメガロウイルス(CMV)が正常範囲内だったのは、標準治療時代であってもなるべく薬を飲まないでいたおかげだと思います(単純ヘルペスウイルス(HSV)と水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルス(VZV)が多いですが…)!!!




上皮細胞に感染したEBVやCMVをどのようにしてキラーTリンパ球が殺すのか、下の動画は英語ですが、ぜひ見てください(^^)
キラーTリンパ球やナチュラルキラーリンパ球が腸管のEBV・CMV感染粘膜上皮細胞を殺すと、そこだけ細胞一個ぶんの穴が空いてしまうので、ここから水様成分が漏れ出てしまうのも下痢の一つの要因だと理論的には思います(松本先生の臨床資料にもそう書いてありました)。EBVやCMVの多い方は辛い、辛い…でも、EBVやCMVを殺し切らなければ、正常な腸管(EBVやCMVのほとんど感染していない腸管)に戻す、治すことはできません(>_<)副作用のないサイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペス剤があればな、って思います。サイトメガロウイルスはヘルペスウイルスの中でも増殖スピードが遅いので、副作用のないサイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペス剤があれば、ほとんど増殖しなくなるので症状はかなり楽になるのに、です。

一応サイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペス剤(ガンシクロビル:Ganciclovir)があるのですが、骨髄抑制などの副作用が強く、リンパ球の幹細胞を殺してしまうことがあるので、松本先生自身がガンシクロビルを使ったのは一度だけです。ステロイド漬けの全身性エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus:SLE)の患者さんで、サイトメガロウイルスが物凄く増殖してしまい、サイトメガロウイルスの間質性肺炎(Interstitial Pneumonia:IP)で入院したり、サイトメガロウイルスの原発性硬化性胆管炎(Primary Sclerosing Cholangitis:PSC)になって、京大で生体肝移植をしたがそれでもまた肝臓にサイトメガロウイルスが感染し、黄疸がすごいことになったので、患者さんと患者さんのお母様に許可を得てガンシクロビル(商品名バリキサ)を一日6錠、10日分で計18万円分を田辺三菱から取り寄せ、一度だけ処方したそうです。その3週間後にその患者さんは亡くなられたようですが、お母様から「松本先生の漢方のおかげで、楽に逝きました。スーッと安らかに亡くなりました。ありがとうございます。」と感謝されたそうです。

下痢の原因は他にも色々あるんですが(補体、ヒスタミンなどなど)、ヘルペスはこのようにIBDの病態(もっとそれ以上に膠原病の病態)に関わっているんです。これも松本先生が初めて世界で発見したことです\(^O^)/わーい



下の動画は、免疫細胞(白血球)の中のマクロファージが細菌を貪食して、食べ殺しているところです。マクロファージは食いしん坊屋さんです(O^_^O)モグモグ…




下の動画は、免疫細胞(白血球)の中の好中球が細菌を貪食し、食べて溶かし殺しているところです。好中球は食べ殺す・溶かし殺す専門です(O^ω^O)モグモグ…




下の2つの動画は素人向けの、ナチュラルキラー細胞(僕はリンパ球の一種であることを強調するためにナチュラルキラーリンパ球と呼んでいますが)が、がん細胞を殺すのにいかに大事な役割を果たしているかの番組の一部です。がん細胞を殺すナチュラルキラーリンパ球を殺してしまうステロイド・免疫調節薬・生物製剤は、本当に使っていいものなのでしょうかね…???僕はそれが嫌だったんで、標準治療から逃げて、松本医院に漂流しました笑

ナチュラルキラー細胞(ナチュラルキラーリンパ球)がパーフォリンを使ってがん細胞やウイルス感染細胞を殺すのは、図解にも書いています(^^)

がん細胞に5000勝0敗の戦いが、免疫抑制で4999勝1敗になってしまったら…
その1敗が癌になっていくのです、さらに免疫を抑制し癌ウイルスのEBウイルス(EBV)が増殖したら、それも免疫で殺せなくなりますよ。生物製剤と免疫調節薬の併用IBD患者さんにEBV陽性悪性リンパ腫が多い理由が、解ってくるのではないでしょうか…そのうちその医学論文も紹介します。



下の動画3つは、ちょっと免疫学的で専門的かつ英語ですが、ナチュラルキラーリンパ球がどのようにしてガン細胞やウイルス感染細胞を殺す(アポトーシスさせるのか)の動画です。僕の図解を理解されている方は「ああ〜あれのことね!」と理解していただけると思います(^^)
MHCクラスⅠ分子やパーフォリン・グランザイムが出てきてます。しかも、レミケードやヒュミラがその成分の人工抗体(インフリキシマブ・アダリムマブ)で捕まえ破壊してしまう、TNF(Tumor Necrosis Factor:腫瘍壊死因子)でガン細胞を殺しているところまで動画(Part 3)で解説されています。



標準治療は、このガン細胞やウイルス感染細胞を殺すナチュラルキラーリンパ球それ自体を殺し・働きを阻害する治療だということをしっかりと認識してほしいものです。実際、標準治療での治療に限界を感じられて松本医院で治療している患者さんは、みんなEBウイルス(EBV)やサイトメガロウイルス(CMV)の抗体価が高いのです。

クローン病30年以上のベテラン患者さんであるzubunさんは、長年の免疫抑制・対症療法の結果、難治性IBDの原因ヘルペスウイルス、サイトメガロウイルスの抗体価は30倍以上・EBウイルスに関しては10倍以上です。

ちゃまはらさんの娘さんは、クローン病でレミケード・ヒュミラ倍量投与までやったら、僕が紹介した医学論文の言うとおり、悪性リンパ腫の原因ウイルスのEBウイルスが大量増殖して、正常範囲の16倍です。彼女はそのまま標準治療やってたら確実に悪性リンパ腫になっていたでしょう。そして、EBウイルスが胆管の上皮細胞に感染し、クローン病合併症として名高い原発性硬化性胆管炎(PSC)を発症されています。現在ではヘルペスウイルスに有効な「治打撲一方湯」とアシクロビルでよくなられているそうですが。彼女を標準治療で守りたいなんてほざいていた方々がいらっしゃいましたが、悪性リンパ腫の原因ヘルペスウイルス、EBウイルスが大量増殖した彼女をその方々は守れるんですかね?ソリブジンのない現在においては、免疫でしかEBウイルスに対処できないんですよ?ふざけるんじゃないよって感じなんですけどね、逆に悪性リンパ腫で殺されますよ。

そして、レミケードやヒュミラをやって、さらに免疫調節薬を併用した患者に日和見EBウイルス感染悪性リンパ腫の報告(医学論文)が、検索すると腐るほど出てきます。

免疫をいじめて、殺し、その結果ガンになったり他のよく分からない合併症を併発するその理由は、強力な免疫抑制の結果EBウイルスやサイトメガロウイルスが大量増殖し、EBウイルスやサイトメガロウイルスは様々な細胞に感染しますから(特にサイトメガロウイルスは感染力が強い)、Bリンパ球に感染したEBウイルスが悪性リンパ腫を引き起こしたり、サイトメガロウイルス感染場所で激烈な症状が発生してしまうからなのですよ。知らなかった、では手遅れです。自分のことを「バカだから」とか、僕が上から目線でものを言ってるとか、色々言っている方々がいらっしゃいますが、本当に自分を「バカだから」と卑下していいんですかね?自分の体を守る最大の味方の免疫の学問、免疫学を知らなくていいんですかね?免疫をいじめて殺して症状をとる対症療法を続け、ガン細胞やEBウイルス・サイトメガロウイルスを殺してくれるナチュラルキラーリンパ球やキラーTリンパ球を薬で殺してしまうことを、未来ある今の若い子に本当にオススメしていいんでしょうかね?免疫を抑制し最悪のヘルペスウイルス、EBウイルスやサイトメガロウイルスを増やさせていいんでしょうかね?その結果、薬害の後始末をするのは結局松本先生で、みんな重病患者ですから松本先生の負担もすごくなるんですよ。ギリギリのところで松本先生もやってるんです、薬害の後始末を一挙に引き受けているのは世界で松本先生ただ一人ですよ。。

まあ、僕のことを色々言いたい方は好きなだけ言ってくださいな笑

松本先生のおっしゃることを頭ごなしに間違っていると言っている方々に対しては、逆に松本先生と同じことを言っている医学論文を提示します(笑)宗教的松本先生じゃなくて、権威の言っていることなら信じるんでしょあなたたちって感じです(笑)権威を逆に利用させていただきます(笑)松本先生と同じことを言っている医学論文なんて探せばいくらでもありますからね(笑)(笑)自分の頭で判断できず、自分の体の全てをお医者様に丸投げして医者に依存してる方々にね、ニヤリ。。

僕は、標準治療が正しいだとか、漢方治療が正しいだとか、そんなところは優に超えているところでやっているので。まあ、昔はガキだったんで、実際に漢方治療で世界征服しようと思っていましたがね(笑)青二歳でしたよ(^^;トホホ…

まあ、然るべき時にクローン病ブログ村には戻るので楽しみに待っててください、ニヤリ。3年前とは比べ物にならないくらい僕めちゃくちゃメンタル強くなったんで、何を言われても論理的かつ免疫学的に反論しちゃいますからね、ニヤリ。めちゃくちゃ免疫学勉強しちゃってますからね、ニヤリニヤリ。。自分の体を守るのは、他人ではなくて自分なので、ちゃんと皆さん免疫学勉強しましょう!バカだから、なんて卑下していたらとんでもないことになりますよ。そんな基本的なことさえも分かっていない大人がいることに落胆しますけどね、医者が守ってくれると思っているなんて、医者に対する依存心甚だしい。松本医院の患者の中でも、「松本先生が治してくれる!」って思っている方も多いんですよね。絶対に病気治せないからお金の無駄だし、松本医院の治療、早く辞めればいいじゃんって感じです(^^;

あと、松本医院の治療を「治る」というところだけ信じて、どれだけ大変な思いをしなければならないか、免疫学勉強もせず理解しないで、やめた理由を松本先生のせいにする方も多いですね〜〜〜症状というのは、免疫がヘルペスウイルスや腸内細菌、化学物質(ハプテン)と戦うから出るものであって、狭窄や穿孔の原因サイトメガロウイルス・EBウイルスなどのヘルペスウイルスを殺し切らない限り正常な腸管には戻らんのですよ。それを理解せず、松本医院の治療が「症状をとる治療」だと勘違いしている方々は、症状をとる標準治療の方が適していると思いますよ。やめた方がお金の無駄にもならないし、正解だと思います!松本医院の治療は「症状を出し切る治療」です!!!

こんなこと言ったら、松本医院は余計儲からなくなっちゃうね(笑)まあ、いいんです、松本先生も好きなだけNHKには叩かれても構わないとおっしゃていますし、もう流石に72ですから、歳も歳で余生レベルでやりたいそうですから、患者があまり来なくなることは今の松本先生にとってはいいことですがね(笑)ご自分のことを「闇の帝王でこれからも行くんや〜」っておっしゃっていましたし、じゃあ僕はIBD界における最悪の闇のテロリストですね、ニヤリ。。

松本医院の治療を舐めている方は初めから来ないでください!!!

自分の病気は、自分の免疫が治すものです。自分にしか治せないんですよ、他人には治せません。



今の若い子に、EBウイルスとサイトメガロウイルスを増殖させないためにはどうしたら良いか、それだけ考えてます。その為には、僕が患者としてできることはEBウイルスに有効な伝説の抗ヘルペス剤「ソリブジン」の復活、そして誰かにガンシクロビルとは違う副作用のないサイトメガロウイルスに有効な抗ヘルペス剤の開発を頼みたいものです。

もしEBウイルスに有効なソリブジンを仮に僕が復活させたとしても、僕の言ってることが間違っていると言う方は、ソリブジンを使わないでくださいね(笑)日和見EBウイルス感染悪性リンパ腫はソリブジンで防げるのにも関わらず、ね。

まあ、本当にソリブジン復活させられるんでしょうか(^^;めちゃくちゃ厳しい道のりな気がしますが…



免疫ちゃん可愛い、免疫LOVE❤️です笑

僕の主治医は、自分の免疫です\(^O^)/わーい



最近ゼンタコートなる局所ステロイドがIBD治療に使われ始めているみたいなので、ステロイドがどれほどの毒性を持っているかについても、そのうち書くつもりでいます。免疫調節薬の細胞毒性に関しても書いていくつもりです。松本先生のコラムもぜひ読んでいただきたいのですが。。 
ステロイドは、ガン細胞やウイルス感染細胞を殺してくれるナチュラルキラーリンパ球・キラーTリンパ球、抗体を分泌したりクラススイッチしたりするBリンパ球を殺してしまうんですよ…?それだけではない、免疫細胞を造る幹細胞まで殺してしまうことがあるんです。





ケーキ美味しいね(^^)

あまり「こんなの食べれるぜ!」って自慢はしたくないんですがね。全IBD患者がケーキやラーメンを安心して食べれるようになる日まで、食事の自慢はしたくありませんが(3年前の自分はガキだったんで平気でしてた)。

今日は特別。。
では、テスト勉強・卒論アブスト・パワポ作り頑張りまーす(^^)/




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YouTube多用しすぎた感がします…笑 
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  • また痔瘻手術してました & 肛門科についての質問 & 少しだけ自己免疫肝疾患(Auto-immune Liver Diseases:AiLDs)について
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自己紹介
現在大学4年のNaokiといいます。

専攻は数学、特にトポロジー・グラフ理論をやってます。

アルバイトは塾講師を2年程、趣味は和太鼓です。

高校時代に極度のストレスによるHPA軸のフィードバッグが効かなくなり、自身のステロイドホルモンの過剰による逆クラススイッチ・クラススイッチ阻害で高校1年の12月に潰瘍性大腸炎の下血が始まり高校2年の4月に診断され、高校を卒業してすぐクローン病(と潰瘍性大腸炎の複合型)と診断されました。

高校を卒業してその年の4月に大阪の松本医院にて漢方治療を開始し、1年半強の治療でクラススイッチ、免疫寛容により症状が良くなり治療終了しました。

しかし、約半年後に急性喉頭蓋炎にて緊急入院し、ステロイドの点滴を行ったためにステロイドによる逆クラススイッチ・クラススイッチ阻害が起こり、もう一度IBDの症状が出現し、もう一度松本医院での漢方治療を再開しました。
2年ほどかけて、現在ではまた快方に向かっています。
Self-Introduction
Hello, My name is Naoki.
I live in Tokyo, Japan.
I'm 22.

I'm an undergraduate, majoring in mathematics.
Especially, I'm interested in topology and graph theory.

When I was a first year high school student, my first bloody bowel discharge began.
It was December, 2010.
And on April 2011, I was diagnosed with Ulcerative Colitis(UC).

After completing my high school course, I was diagnosed with Crohn's Disease(CD) in addition to my UC.
It was March, 2012.

On April 2012, I visited MATSUMOTO CLINIC in Takatsuki, Osaka, Japan, and I started to cure my CD and UC with its original harval medicines (Kampo:漢方).

Though I'm sorry for my ability to use English being poor, I can tell you not only the cause of Ulcerative Colitis (UC) and Crohn's Disease (CD), but also collagen diseases such as Rheumatoid Arthritis (RA), Systemic Lupus Erythematosus (SLE), Sjögren syndrome, polymyalgia rheumatica, Hashimoto's thyroiditis, fibromyalgia, and allergic diseases such as athopic dermatitis, asthma, using the latest immunobiology and Dr.Matsumoto's immunobiological theory.

Contact me anytime :) , please !