Lascaux_painting 今日も雨だ・・。
一体、この梅雨は何時明けるのか?

今朝、梅雨明けを待ち切れずに一斉に泣き始めていたクマゼミも、雨模様となると鳴き声を潜めてしまった・・。

平年の梅雨明けは今日7月18日だという。
しかし、今年は梅雨入りが遅かったこともあり、最も遅かった1954年
(8月2日)同様、8月にズレ込むのでは・・。

 
ネアンデルタール人を滅亡に追いやったのも異常気象だった。
5万年ほど前、現生人類は最終氷期がゆるんだ亜間氷期に、アフリカからヨーロッパの地に足を踏み入れた。

一方、180年前にユーラシア大陸に進出していたホモ・エレクトスや、60~40万年前にヨーロッパに進出したハイデルベルグ人の系譜に位置するネアンデルタール人は、エーミアン間氷期
(13~11.5万年前)の頃に生息地域を拡大し、9万年前にはカスピ海周辺からドイツ以南のヨーロッパ大陸やブリテン島南部までの広い地域に住んでいた。

しかし、北部地域で永久凍土やツンドラが広がったことで、ヨーロッパ南部に移動したことで現生人類と遭遇するようになった。

 両者に直接的な抗争があったのかは定かでないようだが、最終氷期でもっとも寒冷な時代となり生存能力が問われることとなった。

現生人類は針や銛
(もり、すき)、錐(きり)を用いて防寒性の高い衣服を作っていたが、ネアンデルタール人には獣皮を纏うだけだったので、移動地域も狭く狩猟技術にも差が生じ、3万年前を過ぎる頃にはヨーロッパ北部は氷床に覆われたことで、ネアンデルタール人の生息地域はスペイン南部へと追い込まれた・・。

最後の人骨が残っているのは、ジブラルタルのゴーラム洞窟で発見された2万4000年前のもので、そこに残されていたのはほどんとウサギの骨だったと。
 (田家 康著「異常気象が変えた人類の歴史」参照)