教材研究をしながらおもった。

「これって授業前にこれだけ、予習しとけばそりゃ先生やれるよな！」

「自分も中学生の時にこれぐらいひとつの授業に予習の時間使っておけばできるわ。」


教師は授業をしなくていけない。という責任があるので絶対準備をする。主体的に。
生徒は授業をでればいい。ぐらいの権利をもっていると思っている。受動的だね。


学校の授業のほとんどは、教師が教材研究したものでできている。

つまり、最高到達点は「教師が教材研究した内容を理解する」ことになる。 




教材研究したものを一斉に講義する。しかし、教師から生徒へと一方的になって生徒の主体性は損なわれ、義務教育としての責務である、全員を授業時間中引きつけておくことは極めてむずかしくなる。

↓　だから！！

授業は生徒につくらせる必要がある。生徒の考えたプロセス、発言、記述からつなげて、ひろげて、考え合って。そのために様々なテクニックが存在する。（発問の作り方、指名の仕方、指示の出し方、目の配り方、教師の立ち位置の工夫、生徒への勇気づけ、発言の価値付けなど）

↓

教師の教材研究したものを一斉に講義するには、生徒の言葉で鑑賞、解説させて心に落とし込ませる。これによって【理解】＋【感動】になる。





その辺にあふれてる授業術は「教材研究したものを一斉に講義する」ためのものだな。

これに気づかずに授業術の勉強してるとかってに「教材研究したものを一斉に講義する」授業をつくってしまうことになる。

おおきく見て、テクニックに慢心していてはいけないなぁ。