教室から世界へ!教師が夢を語らずに誰が語る!!


2014年はセミナーで模擬授業を2回!実践を加速させるぞーー!!

    March 2014

    最近よく出会う言葉は、

    「No.1にならなければならない」 

    という言葉、ではなく

    「小さな分野でNo.1にならなければならない」 

    という言葉です。


    セミナーに参加するとよく例として、こんな話になります。


    日本で1番高い山はなんですか?
    富士山ですよね。
    では、日本で2番目に高い山はなんでしょう?


    今だに僕は覚えられません。
    答えを聞いてすぐに忘れてしまいます。

    じゃあ、富士山になることを目指せばいいのでしょうか?
    みんなが富士山を目指す。目指すような教育が確かにありました。
    その結果どんな雰囲気が出来上がって、どんな子どもたちが増えましたか?

    できない奴を切る、落ちこぼれ、
    自分を肯定し、相手を否定する雰囲気が出来上がりました。

    小さなNo.1になるとは、特定の分野でNo.1になるということです。


    ようかんのNo.1と言われてどこのようかんをイメージしますか?
    関東にお住まいの方は、とらやと答えるのではないでしょうか。
    では、No.2は?まったくわかりません。

    僕はようかんについて全く知識がありません。

    贈り物やお返しをようかんにしようとした時に、
    「その分野のNo.1を贈り物にすれば失礼はないだろう」
    という考えになります。

    これに僕たちもならなければなりません。
    というより、なりたいです。

    会社や学校で、

    書類管理は○○さんだね!
    営業スマイルは○○さんだね!
    結婚式の思い出ムービーは○○さんだね!
    給食当番は○○くんだね!
    プリント配りは○○くんだね!

    実際に、
    お弁当の分野でNo.1がとれなかった会社が
    法事専門の分野で趣向をこらしNo.1になって売上を上げた会社や、
    こども用の歯医者を経営し、開業前から予約でいっぱいにした
    という事例がたくさんあります。

    もうすぐ、4月。新しい生活が始まります。
    いろんな人が頑張ります。
    自分よりすごい人はたくさんいます。
    自分より頑張る人もたくさんいます。
    真っ向勝負するのもいいですが、
    この分野なら自分らしくやれる
    この分野なら楽しく頑張れる
    というものをつくって
    小さなNo.1になりましょう。
     

     ビジネスパーソンでセミナーを一回受けたのだけど、思うような結果を得られなかった人。
     中学生で塾に行き始めて2ヶ月、始めたときほどの成長を感じられない人。

     「あー!なんでわたしはこんなに努力がつづかないんだー!」

     と過去に感じたことのある方は得るものがあるはずです。



     わたしたちは、常に学んび続けています。大きな目標がなかっとしても、今よりもよい働き、よい生き方をするために学んでいます。やる気を出して、いつもとは違う、プラスαの学びをするとそこから新しい知恵を得て、これまでに経験したことのない成長感、作業の効率性、心の状態を得ることがあります。しかし、それが長続きしない、またもとのなんとなく学んでいる自分に戻ってしまう。こんなことありませんか。

     「車は急に止まれない」交通安全のおまわりさんに子供のときに聞きました。これは人間の心にも当てはまります。 「人は急に変われない」のです。

     そもそも、なぜ学ぶのですか?いまよりよい働き、よい生き方を望むからです。では、どうしたらよい働き、よい生き方ができますか?ノウハウを学ぶだけではだめなんです。ノウハウを受けてまねをして実行してみる。確かに、成果がでて少しの間続けられますが、「人は急には変われない」のです。すぐにこれまで行っていた、慣れ親しんだ(比較的容易な)やり方にもどってしまうのです。



     では、どうしたらいいのか?

     あなたはどう考えますか?自分で考えたことしか身につきません。

     ただ、読んでいるだけでは、知識になるだけで、実際にあなたが活躍するための武器にはなりません。

     正解することに価値があるのではありません。

     あなたが自分で考えることに最大の価値があるのです。
























    考えがまとまりましたか?



















    ノウハウだけを実行するのではなく、その本質を理解する。





     ノウハウの実行は、一回の学びでできます。しかし、本質を理解することは一回の学びでは難しいです。もちろん、電撃が走ったようように劇的な気づきを得て本質を理解する人もいると思います。しかし、すぐに身についたものはすぐに離れて行くともいえます。刷り込むような地道な学びにノウハウの本質に近づくチャンスが潜んでいます。そして、本質を理解したら、ノウハウは自分で生み出すことができるのです。次はあなたがその価値を必要としている人に伝える番が来るのです。

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