教室から世界へ!教師が夢を語らずに誰が語る!!


2014年はセミナーで模擬授業を2回!実践を加速させるぞーー!!

    April 2014

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     私(朝岡)の好きな『ONE PIECE』にはこんなシーンがあります。絶望の縁に追いやられたルフィ。「自分は無力だ」「なにが海賊王だ」「おれには誰も救えない」と嘆き、自分自身を傷つけます。あのルフィだってネガティブになるんだと驚きました。

     ポジティブとネガティブという言葉を聞いたことがあると思います。ポジティブは積極的であることを、ネガティブは消極的や否定的であることを表します。例えば、コップに半分水が入っているのを見てある人は「半分もある」と思いますが、別の人は「半分しかない」と思います。あなたはこの2人を比べてどちらの考え方がいいと考えますか?
     もう一例あげてみます。アメリカの高校生の話です。チアリーディング部に所属している女の子がいました。アメリカでチアリーディング部というと女の子の憧れの部活動でどこの高校でも部員数は多く、この子は母親の熱烈なすすめもあり、チアリーディングの名門高校で部員数300人の学校に入学しました。母親は「あなたはNo.1になれるわ!」と小さな頃から声をかけていました。自分自身でも「必ずNo.1になってみせる!」と言い聞かせていました。名門ですから、選りすぐりの300人です。競争の激しい中、彼女はチアリーディングのコンテストで活躍し、めきめき実力をのばしていきました。
     彼女の夢に手が届きそうな時、絶好のチャンスが訪れました。高校の文化祭でチアリーディング部の人気投票が行われたのです。この投票には全校生徒が参加する大変注目度の高いイベントです。「この人気投票で本当にNo.1になれるかもしれない、いや絶対になれる。」投票結果を待ちました…結果は5位。名門高校で300人中の5位ですから、レギュラーメンバーの中でもトップです。全校生徒が彼女を賞賛しました。しかし、彼女はこの夜自ら命を絶ってしまいました。だれもがうらやむ名門高校のチアリーディング5位になれたのにです。

     ネガティブはだめなのでしょうか。コップ水を見て「半分しかない」と思うようなことは私たちにはたくさんあります。「テストが50点」「あと10分で帰らなきゃ」「1点差で負けてる」あげれば切りがありません。確かにこれをポジティブに「50点も成績を上げる可能性がある!」「まだ10分ある」「2点取れば勝てる」と考えることもいいですが、そればっかりで自分に満足できない状態が続いてしまいます。ネガティブでもいいんです。もしこの考えをチアリーダーの子が知っていたら、同じような結末になることはなかったでしょう。無理にすべてをポジティブにする必要はないのです。それでもポジティブに考えた方が人生たのしいのは確かです。(ポジティブ心理学では幸せになれる考え方の比率を【ポジティブ:ネガティブ=3:1】と表しています。)
     ポジティブになりたい人、その第一歩は「ネガティブな自分を認める」です。ネガティブでもオッケーなんですよ。
     

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    ぼくの夢はかっこいい大人と学校をつなげるコネクターになることです。

    子どもはかっこいい大人を知らないし、

    大人も今の子どもを知らない。

    実は、教育に関心のある大人は多いんじゃないのか?

    もっと自分の存在意義を感じたい大人は多いんじゃないのか?

    もっと子どもたち(未来)に自分の生きた証を残したい大人は多いんじゃないのか?

    そんなことを考えてます。

    子どもたちはもっとすげえ大人を見るべきだ。

    大人だって必死なんだ。
    不安なんだ。
    ほめられたいんだ。
    生きてるって感じたいんだ。

    大人の本音を聞いたことがあるか?

    子どもたちよ
    説教じゃなくて、
    大人の、いち人間としての心の叫びを聞いたことがあるか?


    大人がそれを伝えた時、
    子どもがそれを聞いた時、

    双方に驚きがうまれるはずだ。
    感動がうまれるはずだ。
    もっと、もっと、もっと、
    いろんな大人が、
    もっと、もっと、もっと、
    かっこいい大人が、
    この国を動かしてることを
    子どもたち(未来)に伝えようぜ!

     

    2013-09-08-10-04-17

    最近youtubeで見つけたタモリさんの名言です。

    4月。やる気に満ちあふれている人が多いです。
    タモリさんの話すことを是非聞いてみてほしいと思います。
    うまく記事にはれなかったので、
    youtubeで「やる気のあるものは去れ」で
    検索すればすぐにわかるはずです。

    と、同時に松岡修造さんのyoutube動画からも元気もらいますよね。
    数秒の動画なのに勇気づけられます。


    やる気があるのもいいと思います。

    それと同じぐらい、

    やる気がないのもいいと思います。 


    どっちかに偏らなくていいんです。
    やる気がある時もあれば、ない時もあっていい。

    4月。そろそろ周りも疲れ始めてます。そして、あなたも。
    できない時があっていい。
    やらなくっていい。

    大丈夫。だいじょぶ。 
    あなたは大丈夫。

     

    4月です。
    この時期、担任をもった先生が頭を悩ませものの一つに
    「背面掲示どうしよう」 ということがあると思います。
    今回は背面掲示を一年間通した計画を立てる時の2つのアイデアを紹介します。 

    CIMG9521
    (これは級訓決めの時、背面いっぱいに目指すクラスのイメージで埋め尽くした。)



     まず、動く掲示とは月、季節、行事によってがらっと掲示物を変えてしまうというタイプ。例えば、4月には出会いを演出する為に自己紹介カードを掲示し、5月には宿泊研修のチーム目標、運動会の参加種目発表、6月はあじさいの花びらに期末テストの目標をかくなどです。動く掲示の強みは教室全体の空気をかえることが出来ることにあります。行事に向き合わせたいという教師のおもいを全面に出すことが出来ます。また、クラスにとって忘れたい出来事があったときや、リスタートをきりたい時などに新しい空気を醸成するための有効な手だてになります。

     次に積み上げる掲示とは、一年でおこったことを時系列にし、掲示していくタイプである。4月の学級開きの写真、初めてのレクリエーション、5月の行事の写真とクラスのリーダーの言葉、とどんどん掲示していき、クラスが解散するまで徹底して掲示物をはがすこと無く少しずつ増やしていく方法です。積みあげる掲示の最大の強みはクラスが特に大きな問題も無く進んでいけば、3学期には生徒たちにとって素敵なおもいでばかりがならんでいて、「このクラスでよかった」「一年間ほんとうにたのしいことばからりだった」という空気がひろがり、最高のクラス締めができるというところにある。多少、いざこざがあっても「あのときはこうして乗り越えていった」などと共通した思い出を想起しやすいので、クラスのリーダーを中心に持ちこたえることが出来るところです。  

     応用編として、積み上げる掲示の期間を短くするということもできます。動く掲示とのいいところどりです。4月の出会いというテーマで少しずつ一ヶ月つくっていくことで、すこし心配なゴールデンウィーク前に軽くこれまでのまとめができて、少し長い休みでも生徒の心がクラスから離れてしまうことを防ぐことができます。

     掲示を是非有効に使って、成長を「見える化」して生徒に成長を実感させよう!

      

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