教室から世界へ!教師が夢を語らずに誰が語る!!


2014年はセミナーで模擬授業を2回!実践を加速させるぞーー!!

    学校生活

    2年前の2月から、

    「27歳にノーベル平和賞をとる」

    と宣言してから、真剣にそのために何が出来るのかを考えています。


    最近はノーベル平和賞のフレーズを意識的に使っておらず、

    世界平和から逆算して、笑顔が増える生活をしています。


    そんな僕も教師になり、世界にどうのように貢献できるか考え、行動し、

    たのしく生きさせてもらっているわけです。


    今日は書店でこんなテーマの本に出会いました。 
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    他人を助けることで自分が輝く。

    僕自身が物心ついた時からの信念です。

    これを自分のものではなく、伝えていく仕組みをつくります。

    一番身近なところでは、学級経営で一年かけて来年度から始めます。



     

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    というか、掲示への熱意が凄すぎて「鬼の掲示」と呼ばれている。もはやただの節分である。


    んなことは、置いといて、

    僕は掲示を本気でつくる。

    そこにはこんな信念がある。


    「掲示は最高の褒めアイテム」


    声で直接伝える褒めは、もっともオーソドックスかつ王道だが、受け手の状態で必ずしもいい効果を与えない。

    しかし、掲示は受け手が見たいときに見る。常にあるからいつかは見る。つまり、常に応援し続けている状態だ。褒めの鉄則がここにある。



    掲示物をつくる上で大切にしていることはこの5つ。

    1.鮮度が命
    2.手作り感を伝える
    3.写真をたくさん使う
    4.色にテーマを持たす
    5.生徒もつくる


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    行事が終わった翌朝、昇降口に掲示があるのが最高だ。子どもたちの期待と感謝が最高レベルだからだ。遅くなればなるほど冷める。そして、萎える。最後に信頼がなくなる。


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    手作り感がない掲示はすぐに落書きされるか、破られてしまう。そこに誰かの温かみを感じるから感動するのであり、文字がプリンターで出してあったり、写真が四角に切ってあるだけでは愛が伝わるとは思えない。


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    写真をたくさん使うのは、できるだけ多くの子にスポットを当てたいからだ。人は誰もが注目されて特別視されたい、そうして評価されたいという気持ちを持っている。そのために余分な背景をカットして、人だけ切り抜くことも有効だ。


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    色にテーマがないと、メッセージが損なわれる。熱い行事なら赤、橙、黄を用いる。のびのびした成長を応援したいなら緑、黄緑、エメナルドグリーンを用いる。ポップな日常ならピンク、パープル、イエロー、ライムグリーン、ライトブルーから3色選んで作るといい。基本的に3色使うのは2色の時より表現力が格段にあがるからだ。

    例えば、
    のびのびカラーの緑と黄緑に茶色を使うと、地面や根っこをイメージさせて安定した伸びやかさを表現できる。緑と黄緑に赤を用いると、花をイメージさせ華やかさとのびのびした成長のゴールを表現できる。


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    生徒が少しでもかかわると、すべての掲示物が5割り増しに輝く。この輝きを出すにはプロのアーティストを雇っても無駄である。下手でもなんでもいいから、教師と生徒が一緒に作ったことにかけがえのない価値がある。



    最後にもう一度、

    掲示物は最高の褒めアイテム。

    子どもたちは頑張ってるから、我々もドカッと受け止めなくちゃ!


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    教師を目指した1つのきっかけに、

    ほめてもらったことのない子が多すぎる。

    おれがほめまくりたい!!

    というのがあった。


    ちょっとだけ、ぼくが意識しているホメテクを伝えたい。

    これはいいぞよ。


    基本的に、

    本人に直接ほめる 。

    本人のいるところでみんなの前でほめる。

    本人のいないところでほめまくる。

    忘れた頃にほめる。

    思い出話のようにほめる。

    保護者に教えてほめる。

    他のクラスで紹介してほめる。

    誰かにその子の紹介するときにほめる。

    何回もほめる。


    とくに、

    本人のいないところでほめるはすごい。


    これは、本人のいないところでの悪口からヒントを得ている。

    言うまでもないが、

    本人のいないところでの悪口は最悪だ。

    直接、悪口を言うことの5倍は威力がある。


    これを逆手に取って、

    本人のいないところでほめると、

    巡り巡って、本人にたどり着く。

    威力は5倍!


    ほめられて、嫌な想いをする人はいません。

    嫌な顔することはあるけど、

    それは本気でほめてないから、

    本気でほめる。

    心からほめる。

    これもだいじなことですよね。



    部活動激励会。

    中学校二年生を担当しているぼくは、最後の大会を前にした3年生を激励する応援団の現場監督をしている。なぜ現場監督かというと総指揮の先生と、オーナー役の先生の2人の強力なバックがいてくれるからだ。


    前置きが長くなった。


    応援団。

    おれも経験があるが、そのときの先生はこわかった。鬼気迫るものがあった。

    「これが応援団ってもんなのか」

    と中学生時分に感じた。


    おれはそういうことを良く覚えているので、あの人がやったように真似してみた。


    初日はうまく言った。

    総指揮、オーナーともに大絶賛だった!

    「国語なんか教えてちゃダメだねw君はバリバリの体育会系だわww」


    おれもこのままやれば、当初に与えられた課題。
    「時間がないから創意工夫はこの際いい、達成感を与えられればいい」

    を達成できるはずだった。



    現場監督はおれ。

    優柔だが不断ではない。


    2日目の練習で子どもたちにガンガン創意工夫させた。

    応援旗を持つ係の子が不満を漏らしたからだ。

    「走りたーーいーーー」


    有志で集まった生徒たちにはあまりに退屈な役回りだったのだ。

    授業では意欲的でないその生徒だったので、「黙って俺の指示に従え!」と言ってしまいそうだったが、なぜか言わなかった。

    目を見たら、より明確な具体案が映っていたからだ。


    おれは言った、
    「激励会は教師が君たちにお願いしてやってもらうものじゃない、君たちが先輩に感謝を伝える為にやるものだ。君たちが考えて一番、先輩の為になるように考えてやるといい。」

    完璧に創意工夫をさせた。


    それが、達成感を与えると思ったから優柔したのだ。



    中学校では、他校生が「ごあいさつ」しにくることがある。

    学校の門のところにゾロゾロと集まっていたり、職員室に来たり、昇降口でスタンバっていたり。


    これに気づくと、生徒たちは浮き足立って落ち着かなくなります。


    なんというか、
    男はやっぱりワルに憧れているっていうか、
    男はやっぱりワルに憧れているんでしょうか。

    ってかワルぶりたい。強がりたい!

    ワルの世界を知っているってのがステータスってかんじで。

    「おれチューハイのんだし、ジュースと同じやん!」
    「おれ夜にコンビ二行くの好きやんね」

    とかね。



    他校生が「ごあいさつ」に来たら、

    べつにバトルする訳ではないけど、すこし荒れてみます。

    教師が止めてくれる呈で荒れてみます。


    その子たちが恐れていること、

    それは、「何の障害もなく、他校生にあってしまうこと」


    教師は障害になってあげるのが大切です。

    生徒の障害になってあげます。


    そうすれば、ワルぶれるという欲求は満たされるし、他校生との接触を押さえられるのでこれでオッケー。



    他校生が来たら、

    教師に対してワルぶらせてあげて、他校生とは会わせない。


    これが、鉄則かな〜〜といまは思っています。

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