教室から世界へ!教師が夢を語らずに誰が語る!!


2014年はセミナーで模擬授業を2回!実践を加速させるぞーー!!

    生徒のかかわり

    imgres子ども達がよりよく生きられるか。
    また、そのように感じられるかを考えています。

    「期待をかける」

    自分が経験したことです。

    高校のときに出会った先生にちょっと物静かな理科の先生がいました。

    痩せていて、色も白くふらふらしていていつも体調がわるそうにしてました。

    表面的なアツさは無かったけれど思えば生徒のことをよく考えてくださっていた先生でした。

    その先生はぼくに会うと決まって、

    「朝岡君、期待しているよ」
    「おはよう、期待しているからね」

    と声をかけてくださるのです。 

    高校時代のぼくはとくに期待させるようなことはなにもしてなかったので、

    なにをいっているのかなぁ

    と思っていました。

    しかも、期待しているというだけで何にかはずっとわかりませんでした。

    高2で授業で見ていただいて、高3では離れてしまったその一年を
    ずっと廊下で会うと少し話をして「期待しているよ」と言ってくださるのです。


    いまでもふと、その先生の事を思い出しては、あの期待にぼくは答えられているかな?
    と自分をみなおすことがあります。


    「期待しているよ」

    ぼくもこの気持ちをどんどん伝えていこう。



     

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    教師を目指した1つのきっかけに、

    ほめてもらったことのない子が多すぎる。

    おれがほめまくりたい!!

    というのがあった。


    ちょっとだけ、ぼくが意識しているホメテクを伝えたい。

    これはいいぞよ。


    基本的に、

    本人に直接ほめる 。

    本人のいるところでみんなの前でほめる。

    本人のいないところでほめまくる。

    忘れた頃にほめる。

    思い出話のようにほめる。

    保護者に教えてほめる。

    他のクラスで紹介してほめる。

    誰かにその子の紹介するときにほめる。

    何回もほめる。


    とくに、

    本人のいないところでほめるはすごい。


    これは、本人のいないところでの悪口からヒントを得ている。

    言うまでもないが、

    本人のいないところでの悪口は最悪だ。

    直接、悪口を言うことの5倍は威力がある。


    これを逆手に取って、

    本人のいないところでほめると、

    巡り巡って、本人にたどり着く。

    威力は5倍!


    ほめられて、嫌な想いをする人はいません。

    嫌な顔することはあるけど、

    それは本気でほめてないから、

    本気でほめる。

    心からほめる。

    これもだいじなことですよね。



    中学3年生は面接試験の練習をはじめている。

    その中でよく聞かれる質問のひとつに、

    「あなたはどのような性格ですか?
    具体的な体験談をふまえて答えてください。」 

    といったものがある。


    自己分析というものをはじめてする

    いや、そんな難しいものではなくて、
    自分勝手、気ままに生きてきた中学生が
    はじめて赤の他人に認めてもらわなければならないと
    こちらから働きかける経験になる子も少なくない。

    すくなくともぼくはそうだったような気がする。


    就職活動でいやというほど
    自己分析テストをした経験のある方もいると思うが、
    ぼくは子供の頃から自分と対話するのが好きだったので
    個人的な自己分析法をもっている。


    ぼくがおすすめする自分の性格を見つける方法を
    いくつか紹介したい。


    ① 他人のいいところをほめる


    ①は人のいいところを見る、
    つまり、自分にはできないようなことがわかる。
    だから、自分の悪いところがわかる。
    と同時に、その悪いところを直したいという自分を発見できる。

    すでに人間として完璧な人間など大人でもいないのだから、
    若いうちは自分の悪いところを認めて 
    変わろうと努力していることを伝えるのもいいだろう。

    なにより、他人をほめると自分にもかえってくる。

    よく「自分の性格は人に聞け! 」
    と言う人がいるが、
    ぼくはそれはお勧めできない


    自分が手に入れたいものがあるなら、
    可能なら先に相手に与える

    欲しいものは求めない。
    欲しいものは与える

    というのが、ぼくの考えだ。

    数日後に、時間差はあるが
    きっと手に入れたかったものをゲットしていると思う。

    もし、人からもらえなくても
    自ら得ることが出来るかもしれない。


    続きは次回。
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    短歌の授業で、

    6つの短歌からお気に入りを1つみつけましょう。
    どんなところが気に入ったかも書いてください。

    という普通のことをやりました。


    中学生の授業をやっていて本当に面白いなぁと感じるのは、
    それぞれの経験からくる感じ方が、実は大きく違うことに気づく瞬間に出会えることです。

    14年も生きている訳ですから。。


    普通のことをやるまえに、こんな質問をしました。

    「太陽」って何色のイメージがある?

    すると、「赤!」「黄色!」「オレンジ!」

    と口々にいってきます。ほうほうそうか。

    じゃあ「数学」は?

    「青」「水色」

    これは結構、まとまってるね。

    「理科」は?

    「オレンジ」「エッ!緑でしょ」

    わかれたな〜〜ちょっと変えて、

    「明日」は?

    「青!」
    「どうして?」
    「空の色だから、あしたって空の向こうにある感じ!」

    「白!」
    「いいね!理由は?」
    「まだ、なにもはじまってないから。」



    こんな感覚、感じ方の違いがあっていいね。それぞれ理由を言えて、共感できるね。

    って話してから、短歌について考えたらたくさんの気に入った理由がかけたみたいでよかった。



    やっぱり、中学生はいいね☆

    感謝っす!

    中学校では、他校生が「ごあいさつ」しにくることがある。

    学校の門のところにゾロゾロと集まっていたり、職員室に来たり、昇降口でスタンバっていたり。


    これに気づくと、生徒たちは浮き足立って落ち着かなくなります。


    なんというか、
    男はやっぱりワルに憧れているっていうか、
    男はやっぱりワルに憧れているんでしょうか。

    ってかワルぶりたい。強がりたい!

    ワルの世界を知っているってのがステータスってかんじで。

    「おれチューハイのんだし、ジュースと同じやん!」
    「おれ夜にコンビ二行くの好きやんね」

    とかね。



    他校生が「ごあいさつ」に来たら、

    べつにバトルする訳ではないけど、すこし荒れてみます。

    教師が止めてくれる呈で荒れてみます。


    その子たちが恐れていること、

    それは、「何の障害もなく、他校生にあってしまうこと」


    教師は障害になってあげるのが大切です。

    生徒の障害になってあげます。


    そうすれば、ワルぶれるという欲求は満たされるし、他校生との接触を押さえられるのでこれでオッケー。



    他校生が来たら、

    教師に対してワルぶらせてあげて、他校生とは会わせない。


    これが、鉄則かな〜〜といまは思っています。

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