今年を表す漢字が清水寺で発表された。


今年はなんといっても東日本大震災。このことが大きくかかわってくることは誰もが予想できた。



まわりの方々と話していく中で、やはり多かったのは「災」



大震災をわすれないためにこの漢字にすべきだということをきいた。



ぼくはそれにピンと来ていなかった。


この震災がすくなくともぼくに教えてくれたことは不謹慎かもしれないが「災い」がもたらす恐さや不幸ではなかったからだ。



直接に被災していないぼくはニュースやボランティア活動に行かれた方々から話を聞くという方法でしか、この震災をしることはいまのところできていないが。やはり、そのあとに日本が、世界の人々がどううごいたかに大切なものがあるように感じていた。


周知のように、震災のさなかの東北の方々の立ち振る舞い、東京ディズニーリゾートでのクルーの対応、「今度は私たちが」と声を上げた世界の津波被害で日本から支援を受けた国々。地域、会社、国、いろんな集団はあれど、一人一人の人間同士のつながりの尊さがおおきくフォーカスされた。


だから、今年の漢字が震災のことをいい意味でとらえた漢字になってくれて本当にうれしい。


おなじように感じている人がきっと多いんだと思うとさらにうれしい。


冬休みに微力ながらボランティアに母と行くことにした。


「絆」


きっと日本は世界は人間は最高に最高だ。