教室から世界へ!教師が夢を語らずに誰が語る!!


2014年はセミナーで模擬授業を2回!実践を加速させるぞーー!!

    4月です。
    この時期、担任をもった先生が頭を悩ませものの一つに
    「背面掲示どうしよう」 ということがあると思います。
    今回は背面掲示を一年間通した計画を立てる時の2つのアイデアを紹介します。 

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    (これは級訓決めの時、背面いっぱいに目指すクラスのイメージで埋め尽くした。)



     まず、動く掲示とは月、季節、行事によってがらっと掲示物を変えてしまうというタイプ。例えば、4月には出会いを演出する為に自己紹介カードを掲示し、5月には宿泊研修のチーム目標、運動会の参加種目発表、6月はあじさいの花びらに期末テストの目標をかくなどです。動く掲示の強みは教室全体の空気をかえることが出来ることにあります。行事に向き合わせたいという教師のおもいを全面に出すことが出来ます。また、クラスにとって忘れたい出来事があったときや、リスタートをきりたい時などに新しい空気を醸成するための有効な手だてになります。

     次に積み上げる掲示とは、一年でおこったことを時系列にし、掲示していくタイプである。4月の学級開きの写真、初めてのレクリエーション、5月の行事の写真とクラスのリーダーの言葉、とどんどん掲示していき、クラスが解散するまで徹底して掲示物をはがすこと無く少しずつ増やしていく方法です。積みあげる掲示の最大の強みはクラスが特に大きな問題も無く進んでいけば、3学期には生徒たちにとって素敵なおもいでばかりがならんでいて、「このクラスでよかった」「一年間ほんとうにたのしいことばからりだった」という空気がひろがり、最高のクラス締めができるというところにある。多少、いざこざがあっても「あのときはこうして乗り越えていった」などと共通した思い出を想起しやすいので、クラスのリーダーを中心に持ちこたえることが出来るところです。  

     応用編として、積み上げる掲示の期間を短くするということもできます。動く掲示とのいいところどりです。4月の出会いというテーマで少しずつ一ヶ月つくっていくことで、すこし心配なゴールデンウィーク前に軽くこれまでのまとめができて、少し長い休みでも生徒の心がクラスから離れてしまうことを防ぐことができます。

     掲示を是非有効に使って、成長を「見える化」して生徒に成長を実感させよう!

      

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    というか、掲示への熱意が凄すぎて「鬼の掲示」と呼ばれている。もはやただの節分である。


    んなことは、置いといて、

    僕は掲示を本気でつくる。

    そこにはこんな信念がある。


    「掲示は最高の褒めアイテム」


    声で直接伝える褒めは、もっともオーソドックスかつ王道だが、受け手の状態で必ずしもいい効果を与えない。

    しかし、掲示は受け手が見たいときに見る。常にあるからいつかは見る。つまり、常に応援し続けている状態だ。褒めの鉄則がここにある。



    掲示物をつくる上で大切にしていることはこの5つ。

    1.鮮度が命
    2.手作り感を伝える
    3.写真をたくさん使う
    4.色にテーマを持たす
    5.生徒もつくる


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    行事が終わった翌朝、昇降口に掲示があるのが最高だ。子どもたちの期待と感謝が最高レベルだからだ。遅くなればなるほど冷める。そして、萎える。最後に信頼がなくなる。


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    手作り感がない掲示はすぐに落書きされるか、破られてしまう。そこに誰かの温かみを感じるから感動するのであり、文字がプリンターで出してあったり、写真が四角に切ってあるだけでは愛が伝わるとは思えない。


    3

    写真をたくさん使うのは、できるだけ多くの子にスポットを当てたいからだ。人は誰もが注目されて特別視されたい、そうして評価されたいという気持ちを持っている。そのために余分な背景をカットして、人だけ切り抜くことも有効だ。


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    色にテーマがないと、メッセージが損なわれる。熱い行事なら赤、橙、黄を用いる。のびのびした成長を応援したいなら緑、黄緑、エメナルドグリーンを用いる。ポップな日常ならピンク、パープル、イエロー、ライムグリーン、ライトブルーから3色選んで作るといい。基本的に3色使うのは2色の時より表現力が格段にあがるからだ。

    例えば、
    のびのびカラーの緑と黄緑に茶色を使うと、地面や根っこをイメージさせて安定した伸びやかさを表現できる。緑と黄緑に赤を用いると、花をイメージさせ華やかさとのびのびした成長のゴールを表現できる。


    5

    生徒が少しでもかかわると、すべての掲示物が5割り増しに輝く。この輝きを出すにはプロのアーティストを雇っても無駄である。下手でもなんでもいいから、教師と生徒が一緒に作ったことにかけがえのない価値がある。



    最後にもう一度、

    掲示物は最高の褒めアイテム。

    子どもたちは頑張ってるから、我々もドカッと受け止めなくちゃ!


    images
    他人事の人
    当事者意識の人




    誰かがやるでしょ。
    おれがやらなきゃ。

    私の仕事じゃないわ。
    私がやります。

    めんどくせぇ、だれかやれよ。
    ぼくがやりたいんで、やらせてください。


    おれじゃねぇよ、おまえだろ、そこはよぉ!
    やべぇ、おれの責任だ。しまったなぁ。

    ははっ、おれは関わってなくてよかったぁ。
    私があそこでやっておいたらよかった。

    しーーらねっ!
    ぼくは何かできなかったのか。 




    チームの中に当事者意識の高い仲間が
    たくさんいることは、どんなに素敵なことでしょう。

    きっと、そのチームにはこんな言葉も
    たっくさん聞こえるはず。



    マサキ;おれがやらなきゃ!
    タロウ;途中までだけどやっておいたよ。
    マサキ;ありがとう!


    ゆうこ;私がやります!
    みき ;私も協力します!
    ゆうこ;ありがとう!



    当事者意識は感謝の種。
    その気持ちが集まり芽になって、
    素敵なチーム、望ましい結果となって大輪の花がさく。


    「ぼくにもかんけいある」
    とおもうことからはじまります。

    そんな人が多くなっていけば素敵だなぁ!

     
     
     

    「MOTTAIZAI」
    http://www.mottaizai.com


    moblog_961243


    最高の機会!
    いただいたご縁で『みんなの積み木パズルJAPAN』プロジェクトに参加させていただきました!


    北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州

    8つのをつなげてJAPANのパズルは完成する!

    ぼくたちは中部地方を担当させていただきました!

    中部代表??とおもうと

    生徒たちも身震いしてまいしたww




    まだ、被災地に残るガレキをつかって積み木パズルをつくって子どもたちに遊んでもらう。

    それを、全国のいろんな人たちにつくってもらう。

    完成したら石巻に送る(贈る)そうです!

    くわしくは上のサイトで確認してください!素敵なコンセプトです!



    学生時代、パチンコのバイト経験のなかで得た格言。

    「笑顔のまわりに笑顔は咲く。」



    モッタイ材ドットコム様の笑顔は

    ぼくや学校の生徒を笑顔にし、

    被災地の子どもたちを笑顔にし、

    つよい笑顔ももった子どもたちはつよい大人になる。

    つよい大人は、厳しい状況でこそ笑う。

    それをみた未来が笑い出す。


    ありがとう



     

    学校大好きな僕はさっそく寂しい思いをしています!


    終業式のあと、

    わかったことがある。

    昨日まで「あと一日乗り越えたら夏休みだー!」といってた先生たちも、

    全然うれしそうじゃない。


    なぜだ?


    数時間後、生徒が再登校してきた。

    「あ、そうか。」

    先生も校舎も生徒が大好きだ。

    比喩じゃない、おれは聞いた。

    校舎が笑い出したんだ。



    ぼくも、学校も、先生たちも、 やっぱり、

    みんなのことが大好きだ。

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