阿曽芙実建築設計事務所主宰、阿曽芙実のルルル。。。
新築のマンションを入居前にリフォームしました。

マンションのリフォームは今までにもさせていただいたことはありましたが、
よくあるのは、中古マンションを購入して、リフォームする。もしくは、
新築で購入して、数年経ってから、リフォームする。
そんなことはよくあります。

新築のマンションの入居前は、私には初めてでした。

マンションの引渡しがある前にご相談いただき、
マンションのモデルルームを見学したり、マンション工事の方に下地のことなどを聞きながら、進めました。引渡し前に工事業者を確定し、
引渡し前の内覧会に同席して、ようやく、実空間に出会える感じ。
そこで確認の上、計画通りに進めそうか、チェック。
マンションが、クライアントに引き渡されると同時に、着工。

新品の内装が解体され、計画した内装ができます。

日本のマンションは商品化されていて、
マンションのある立地を買う以外に、内装はほとんど選べない。
表面の仕上げを、ある中から選ぶ程度。
海外のマンションは、スケルトンインフィル方式で、
スケルトンの状態(躯体のみで内装されていない状態)を購入し、
インフィル(内装)は、購入者が自分で検討し発注するスタイルも多くあります。
玄関のあり方、浴室のあり方、キッチンのスタイル、部屋の数や大きさ、空間のしつらえなど、
仕上げ以外にも、その人に合わせた暮らし方を間取りから創ることができます。

海外ではとても多様で面白い集合住宅がたくさんある中、
日本では、ほとんどがどこにでも良くある、地域性のない、個性のない、
集合住宅が不動産屋さんの都合で作られている。

今回の計画で、新築マンションを内覧して見ると
改めて、床も壁も天井も、樹脂を素材で、
乾燥や静電気などを感じる、気密された空間のマンションに愕然としました。

クライアントの望む、無垢のフローリングを貼れたことや突き板の壁、
マンションの中に床レベルの違う場所を作ったり、
ロフトを作ったり、小さな空間でもたくさんの可能性を秘めていることを実感できた、
とても考えさせられるプロジェクトでした。

写真は、
私のアトリエ兼自宅を気に入っていただいたクライアント自身が
たくさんの間取りのアイデアを詰め込んで、
私にお問い合わせいただいたものを実現したものの一部。

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