ライター文月みほ「私はAVを1万本観た女です」

アダルトライター17年生&女子萌えAV研究室室長・文月みほが、AV業界にまつわるあれやこれを気ままに綴っていきます。

1998年フリーライターとしてデビューし、主にアダルト業界を取材。これまで執筆したAV評は1万本以上、関係者インタビューは500人に及びます。さらにカップル向けAV『ダブルプロポーズ』『さよなら、シングルハウス』脚本&演出を担当。アダルト系イベント構成作家としても活動中。
現在は、女性にAVの楽しさを伝える活動にも精力的に取り込んでおり『女子萌えAV研究室』を設立。掲載媒体は以下になります。(2014.8月現在)。

『DMM』/『ベストDVD』『撮影現場ドキュメントOH!』(メディアソフト)/
『週刊実話』 /『メンズサイゾー』(サイゾー)/『XCITY』(アルケミア)

『GIRL'SCH』/『SMM【MOET】』/『Peachjoy』/『本当にあった笑える話pinky』『無敵恋愛Sガール』(ぶんか社)/『アムール』(マガジンマガジン)  …等

また、女性向けAVイベント『花園AV女学院』を定期開催中。理事長として出演しています。

お仕事のご依頼は fc.fumizuki.july★gmail.com (★を@に変えて下さい)

コメントはツイッター(@fumizuki_miho)までお願いします。

女性の方はこちらもどうぞ!
女子萌えAV研究室ブログ http://blog.livedoor.jp/fumimiho-jk/

AV女優たちがAVデビューに至った真の理由

「モデルになれると誘われて、撮影スタジオに行ったらAV撮影でした」
AVファンの皆様なら企画モノのタイトルだと思いますよね?

しかし、実際にこういった被害を受けたと話している女性がいるそうで、AV出演を強要される女性の被害をなくそうと女性弁護士さんたちが、世間に訴えかけています。しかも、こともあろうに「AVの需要があるから被害はなくならない!」と、AVを規制する法案をつくるべきであるとも主張しています。

しかし、その内容は全くのステレオタイプの批判で、真実味に欠けています。あまりに矛盾がすぎるので、詳しく紹介するのもバカらしいくらい。なので、気になる方はどうぞご自身で検索して下さいませ。

とにもかくにも、弁護団の主張は、AVに出演している女優さん全てが被害者であるような口ぶり。
AV女優さんたちが、どんな思いでデビューを決意しているのかも知らず、悪質な業者に騙された女性の言葉ばかりを並べています。

そもそも、AVに出演した経験のある女性と、プロAV女優さんは全く違うのに!! 
それすら知らないんですもの…お話になりません。

そこで、AV業界取材歴18年。AV女優さんを取材すること500名。そして、AV女優さんの大ファンである私がすべきことは何かを考え、まずは女優さんたちの生の声をまとめてみようという考えに至ったのです。これが、少しでも世の人々に届くことを願って…。この言葉を聞いても、彼女達が誰かに強要されていると思うのかどうか? どうぞ、判断をしてください。

尚、掲載許可の問題もあり、今回は現在アダルト動画配信サイト【XCITY】に掲載されているインタビューから、抜粋しました。全て、私が取材した内容です。


◆森苺莉さん 

─篠山紀信さんにグラビアを撮って貰ったばかりの現役アイドルの苺莉ちゃんが、なぜこれからと言う時にAVデビューを決めたの?

「世の中って、人の為という言い訳で、結局は自分の為にやってる人って多いですよね。私は、そういう人が嫌いで、でも、自分はどうなのかなって考えた時に、こう思ったんです。まずは自分がしたいことをして、満足して、幸せになって、それがあってはじめて、人の為に何かができるんじゃないかなって。 でも、AVという特殊なお仕事ですよね。だから、始めた理由は他にもたくさんあって一言では言い表せませんが、中学時代からエッチなことに興味があったのに、真面目ないい子ちゃんを演じてきたので、その反動というのが一番大きな理由かもしれないです…」


◆森ななこさん

─優秀なOLで経済的にも安定していたななこさんがデビューした理由は?

「OL時代に会社の飲み会をやっているときに、酔った勢いで「私、AVに出てみたいんだよね~」って話をしたら、上司が「俺、AVモデル事務所に知り合いがいるから紹介するよ」て言って、それで本当にデビューが決まったんです。だから、私がデビューした経緯は会社のみんなが知っているんです(笑)」


◆長瀬麻美 さん

─トップクラスのグラビアアイドルがAV女優に転身。ファンも驚いていますが…。

「事務所の方たちと今後の話をしながら決断しました。選択肢は3つあったんです。『このまま続ける』『引退する』『AV界に移る』って。このまま続けたい気持ちもあったんですけど、私がやりたかったジャンルとは違ってきていたので、迷ったんです。露出がかなり多くなっていたから。こんなに脱ぐ仕事をするのなら、もっと発展させてもいいんじゃないかと思って、アダルトの世界で挑戦してみようって決めたんです。事務所の方が一番驚いてましたね。『本当に?』って、何度も聞かれましたから(笑)」


◆小川桃果さん

─現役の高校教師だった桃果ちゃんが、なぜAV出演をしようと思ったの? 

「まずは話しを聞いてみようと思いました。そして、マックス・エーさんが『自分で考えている以上に騒動になってしまうと思うから、一度家に持ち帰って考えた方がいいよ』と言って下さって、そこからじっくり考えたんです。それが1月だったのですが、今、きちんと届けを出せば3月には辞職できますし、せっかく頂いたご縁でしたので、挑戦してみようと考えました。(中略)正式に辞職する前に学校側にバレてしまったんです。AVの仕事を辞めると言う選択肢は思い浮かばなかったですし、懲戒免職になったことで、きっちり心の清算もできたというのもあるんです。だから、この結果になったことは、そこまで気にしてはいません」


◆西田カリナさん

─ハーフで美少女で、しかも処女!? なぜAVに出てみようと思ったの?

「ちっちゃい頃から囚われのお姫様がぐるぐる巻きにされているシーンが大好きで、特に『ピーターパン』の中で、ウェンディが海賊にぐるぐる巻きにされているシーンをは何度も巻きもどしてみてました。 高校時代になって、そういう趣味をSMと呼ぶんだって知ったんですよ。たしか、雑誌かなにかで見たんだと思うんですけど『私が求めていたのは、コレだ~っ』ってピンときたんです! それからネットで緊縛の画像を探すようになって、お気に入りの縛師さんのサイトでモデルを募集してるのを見つけて、思い切って応募してみたんです。AVの道に進んだのは、勿論、エロティックな世界観も好きでしたし、撮られることが向いていると思ったので、モノづくりの活動の一つとして挑戦してみたいと思ったんです。表現活動をするのが好きなので」


青山未来さん

─着エロアイドルからAV女優になろうと決意した理由は?

「着エロアイドルのお仕事を一旦お休みしてチョコレート工場でバイトしていたんです。子供の頃にパティシエになりたいなって思っていた時期があって(笑)。で、その時にAVのお仕事をしてみませんかと声をかけていただいて、また映像のお仕事ができるなら挑戦してみたいなって思ったんです。どうせやるからには中途半端にしたくなかったので、少し怖かったけど家族に話しました。週刊誌にグラビアが掲載されたときにはおじいちゃんも、妹もすっごく喜んでくれたんです」

どうでしょうか?
ここに紹介した女優さん達は、誰一人として強要なんてされていませんよね?
しかも、周囲の友人や家族にまで相談しているんです。

(http://xcity.jp/idol/interview/)←詳しくはこちらをご覧くださいませ!

他にも紹介したいお話がたくさんあります!

例えば、旦那さんから女性として扱って貰えないことに思い悩み「浮気をするより、AVの方が安全だと思ったから。お陰で私は自分が女であることに再び自信を持てるようになったんです」という女性もいましたし、娘さんと相談してデビューを決めたシングルマザーもいました。

また、男性から乱暴に扱われたり、レイプ被害でうけたトラウマを克服するために飛び込んだと言う方もいました。コンプレックスを解消できた、積極的になれた、 と、AV女優になったことを前向きにとらえる方の方がむしろ多いくらい。

あぁ、他にも言いたいことがたくさんあって、後から後から溢れてきます。

でも、今回はほどほどにしなくちゃ。
場を改めて主張をしたい。 そう思っています。

もし、皆さんの周りで、今回の騒動が話題になりましたら、
この記事を何かのお役に立ててくださいませ。
今は、そう願うばかりです。

アダルトライター:文月みほ
 


快感ってなんだろう…

先月、出演させていただいたNOTTV『他人のSEXで生きている人々2』でも話したのですが、私にとってAVは娯楽。
そうではなくなった日に、アダルトライターを卒業すると決めています。

AVは素敵なセックスライフのバイブル的な扱いをするメーカーさんもありますが
私は、そうではないと思っています。

あくまで一人の時間を充実させるための、㊙アイテム。

男性にとっては、いつまでも変わらない少年心の好奇を満たすものであり
女性にとっては、胸の奥に秘めている『乙女なワタシ』のトキメキを蘇らせるもの。

そうでなくちゃ! というのが持論なのです。

しかし、最近のAV界は明らかに低迷かつ迷走中。
かつての勢いを感じることはできなくなってしまいました。

短い人生、快感無くしてすっきり成仏なんてできようはずはないと思い
これまで18年、アダルトライターを生業にしてきましたが
ここへきて、快感ってなんだろうと、
AV界の迷走と共に、私自身も思い悩む日々にぶつかってしまいました。
これでは、私、ライター廃業になっちゃう。

それは、絶対にいやだ~!!

そこで、私はふいに思い立ったのです。
『私なりに、愉快なぼっちライフを追求してみよう!』と。

そして、商業媒体の取材ではいけないような
AV以外のアダルトな世界を独り社会科見学することを計画しました。

計画しても、受け入れ先がなければ社会科見学にはなりません。
そこで、日頃からお世話になっているトイズハートさんの偉い人や
AV監督さんなどに相談したところ、快く受け入れて下さり、
今回の、快楽を追求するための社会科見学を決行できる運びとなりました。

まさに奇跡!! 
AV業界と共に迷走する一人のライターのために、
皆様、なんて暖かいのだろうと、ウルウルしている次第です。

さて、本日はそんな一人ツアーの休息日なのですが、
現在の状況は
『ぼっちこそ至高の快感説』と、
『ぼっちでは永遠に快楽のゴールにたどり着けない説』が
5分5分の割合で、激しくせめぎ合っております。

これは、思ったより根の深い戦いになりそう…というのが、正直な今の気持ち。

今回は、文学フリマ出展作品という目的があるので、
いったん、取材は明日の夜で終わりにしますが
これは、ちょっと腰を据えて考えていきたいテーマになりましたね。

私の尊敬する煩悩の表現者・井之頭五郎氏風に言うならば「いいぞ、いいぞ!」

『人生、一生夏休み! 』が座右の銘の私に
新しい研究課題ができました

そんなわけで、2015年11月23日(火・祝)
東京流通センター 第2展示場
文学フリマの会場に遊びに来て下さいね。

学級新聞みたいな手作りの小冊子を販売いたします!

まってま~す!!

ちゃおちゃお文月みほ

 

インタビュアー修業はネットゲームで!!

出会いと別れが交互にやってくる、この1ヶ月。

歓喜に漏れる熱い吐息と、失意でこぼす冷たい溜息の温度差に
いい加減、風邪をひきそうな勢いです…。

そうなんです。奇跡の9月は、まだ続いているのです。

有り難いことに、次々とインタビューのオファーを頂き、
現在も、新連載に向けての準備を行っている最中。
本当に本当に、涙がでるほど嬉しい(´;ω;`)

そして、出会いとくれば次はお別れ。
この度、10年以上続けてきた某雑誌のAVレビュアーを休業する決意をしました。
私の基盤ともいえる大切な雑誌でしたが、自分で決めたお別れです。

理由は、インタビュアーとしての自分の力をもっと向上させるためです。

これまでは、インタビューとAVレビューはセットでなくてはならないと決め、
どんなにスケジュールがタイトでも、時間のかかるレビューの仕事をできる限りやらせていただいてきたのですが、それもままならなくなり、泣く泣く決断するに至りました。
今後は、ネット視聴やメーカー様に「お勧めを教えてくださ~い」とゴロニャン作戦決行で、積極的にトレジャーハントをしていきますよ( ̄ー ̄)ニヤリッ

ところで、今では3日に1本ペースで、インタビューのお仕事を頂いている私ですが
インタビュアーデビューは、それはそれは散々でした。

ライターを始めて間もない頃。
雑誌は当時人気の『ガールフレンズ』という風俗誌でした。
フードルと呼ばれるカワイイ風俗嬢の対談企画を受け持つことになったのですが
取材時間約1時間半の内、私が発した言葉は

「それでは宜しくお願いします」
「へ~!」
「あはははは」
「では、そろそろお時間なので…」

以上!!

対談という事もあって、フードルちゃん同志が和気あいあいとおしゃべりに花を咲かせていた結果、風俗の知識皆無の私が、口を挟むことができなかったというのがことの経緯ですが、いざ記事をまとめようとテープおこしをしたら、いきなりの大ピンチ!
絶対につかえないお客様の噂話が永遠つづき、BGMに私のバカ笑い……。

もう泣いた。なさけなくてなさけなくて震えました。(事実です!)

そこで、インタビューにも知識とテクニックが必要なのだと思い知ったのでした。

その後、円滑にインタビューを進行するにあたって修業をはじめたのですが
高額なセミナーに通う財力もなく、まずは取材対象の気持ちを察する能力を身に着けるため、基本的な心理学と話術の本を読み漁りました。

まぁ、それは威張るほどでもない当然のお勉強なのですが、
その流れで読んでしまった自己啓発本がいけなかった…。

突如、謎の負のスパイラルに陥り、まさかの鬱状態に。
しかも、なんともしつこく約2年も続いたのです!!

人の視線が恐くて、親の目さえ見られないくらい、おどおどしてしまった私。
「私みたいなクズ、おてんとうさまの下に出てはいけないんだ」と、泣きわめき、
部屋中の雨戸をしめきって、夜間にもそもそ行動する生活を送るハメに。

1年が過ぎた頃には涙も枯れて、感情そのものがなくなりかけていました。

そんな、ドツボな私が、再び人前で堂々とおしゃべりできるようになったきっかけは、
何を隠そう、ネットゲームでした!!

ひきこもりの末にネットゲームなど、廃人路線まっしぐらな環境。
でも、そこで、見知らぬ人たちとチャットを通じて交流することができ
私が発信した言葉に、人はそれぞれ違った言葉で返してくれるのだと知って
その面白味に一気に夢中になったのです。

なにげないフレーズを、ぺしぺしっとタイプするだけで
爆笑してくれたリ、共感してくれたり、あるいは失望させたり
人によってものの見事に反応が違っていて、それがもう楽しいやら、嬉しいやら!

それと同時に、意識して変えてみたのが仕事上の電話での会話。目を見ないですみますからね。
連絡事項に加えて、必ずそれに関連した雑談を交わすよう試みたのです。
その詳しい内容は、また別に機会にしますね。

さて、そんなこんなでコミュニケーション能力を取り戻した結果は素晴らしいものでした。
面白いように仕事が増えたばかりか、同時にインタビューの依頼も再びやってきたのです。

「文月さんなら誰とでもすぐに打ち解けられるし、うちの雑誌の一番不評なインタビューページも、何とかできるのではないかと思うんですよね」
そんなご依頼を下さったのが、今はなき『AVフリーク』というAV専門誌でした。

その時、すでに知らない人とおしゃべりしたくてたまらない病にかかっていた私は二つ返事でお受けしました。
そして、アンケートはがきの集計結果、私が担当した「女優インタビュー」が人気記事に選ばれたときの狂喜乱舞っぷりときたら、今でも忘れられません。

やがて「やればできる子!」くらいの自己評価ができるに至った私は、
今では、インタビュー業務がメインになるまでに。
一体、誰が予想できたでしょうか!!

今も、インタビュアーとしての絶対的な自信はありませんが
もっともっと極めてみたい熱は上昇するばかりです。

最後に
つたない私の言葉に、素晴らしい言葉を選んで返して下さったAV女優の皆様、AV男優の皆様、AV関係者様、そして芸能関係者様。
本当にありがとうございました。

言葉が足りずに「?」がいくつも飛び交ったこともあったと思います。
真意を理解しきれずに、不安に思われたこともあったでしょう。

それでも、皆様のお陰で、私は今でもここに立つことを許されています。
感謝せずにはいられず、こうして日頃の気持ちを綴らせて頂きました。

本当にありがとうございます!!


2015.9.29
ちゃおちゃお文月みほ










ギャラリー
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  • もう我慢できないので見せちゃいます!!