3年間いろんな行事があり あっという間にこの日がきてしまった。
ちょっと前からこの日を想像するだけで涙が出そうになっていた。
ところが前日、あの大地震!!ダンナは会社に泊まり帰って来れないし 子供達は恐怖に震え夕方からずっと私にしがみついたまま。
私はダンナがいない不安と余震の恐怖で熟睡できなかった。
いったい明日の卒園式はあるのだろうか??
そんな不安で落ち着かぬまま翌朝、予定通り卒園式。
前日は風呂にさえ入れなかったので大慌てでお風呂に入り、朝食、優大をダンナの実家に預けに行き、私と真優は予約していた美容院に行った。
こんな時によく美容院まで行けたと、今でも自分でも感心してしまった。
真優は予め自分で髪型の写真を準備してアップをお願いした。本当に楽しみにしていたようで地震の恐怖を忘れたようだ。出来上がりにご満悦な様子。
音楽ホールを借りてかなりきちんとした感じの式だった。担任の先生の袴姿も雰囲気を盛り上げる。
園児入場から私は涙があふれてきてしまった。
名前を呼ばれ証書を授与。そんな形式的な儀式でさえ感激し お歌や役員のママの言葉、先生の泣いている顔、、ともう涙と鼻水が止まらない程感動的な式だった。
ただ、子供達はといえば 感動の涙は子供には無いのかケロリ。なんだか誰の式だか解らない程の温度差。まあ私も幼稚園の頃はこんな程度だったとは思うが。
思っていたより時間がなくて3人で揃って撮った写真はたった2枚。
いったいどこで いつ撮ったのかも解らない写真になってしまった
走り回っておおはしゃぎ
この制服姿も最後かぁとまたまた私は感慨深く眺めていた。
夜はママと先生だけでの謝恩会。
謝恩会では有志のママ達の出し物、子供達のスライド、替え歌を歌ったり 先生へのプレゼントあり。でここでもまたまた感動の涙涙涙。
本当に一日中泣いていて最後は頭痛がひどくなる程。
3年間、沢山の行事があり いつも忙しい幼稚園でママのお手伝いも多く 正直面倒だなと思う事もあったが こうして振り返ると 本当に楽しく素晴らしい幼稚園生活だったと思う。
先生に感謝、感謝、そして大きく成長した我が子を誇らしく思う一日だった。