レウス好き亜種の『狩札日和』

主にトレーディングカードゲーム 『モンスターハンター ハンティングカード』(MHHC) についてダラダラするブログです。 ブログまでダラけ過ぎて人としての道を踏み外し気味なレウスが好きな人の亜種が書いています。 一番好きなモンスターはランポス。

撃退ダガー

〈レポ〉2/22チェルモ秋葉原公認大会

世間は“ス好き”の話題で盛り上がってますが、そんな事は置いといてサクサク書くぞ、大会レポ!



2月最後の公認大会、いつも通り秋葉原チェルモさんへ。
この日は魔王が侵略に来てました。
なんか悪魔Kと週替わりに現れてる気がしますが、タッグを組まれると圧殺されるのは私の方なので、まぁよしとしときます。

一人と一匹のまま開始時刻になり、大会スタート!



2/22チェルモ秋葉原公認大会
参加者 2名
使用デッキ 「撃虫ランダ」(大剣・双剣)



1戦目(のみ) 魔王
私を叩き潰す事が習慣と化してるArmyさんとの対戦です。
ヤツは双剣・ハンマー!
カットラスオーダーか!

こちらはArmyさんに嫌がらせをする為だけに作った新デッキ!
FUJIkunさんから頂いたインセクトオーダー、はるかなさんから頂いた余りの撃退、ミスターKから鬼哭斬破刀のお礼として頂いた撃退&乱舞、でもってArmyさんがババとトレードしてくれた大量の撃退&乱舞…皆様の協力で完成した『撃退ダガーとインセクト乱舞の長所を足して3で割った』デッキです。
撃退ダガーにもインセクト乱舞にもなれるようで、どちらにもなりきれないとも言える、不可思議なデッキ…。
順調にいけば3ターンで上がれるのですが、さじ加減が難しすぎて高確率でエラーが発生する難物です。

対戦開始!
序盤からザザミクエを達成するArmyさん、しかもカットラスが双影剣に強化され金色ティガ※登場!
どうやらカットラスオーダーではなく、サンダークルスデッキからサンダークルスを抜いたもののようです。

こちらは撃退狩りから釣り達成、ドスジャギィ狩りなどでダガーをメキメキとドーピング!
ダガーが順調だったので調子に乗って素材補充にキノコを使ったら、キノコ化したのは乱舞でした。
で、次のアギト効果で乱舞が2枚流れていくという逆奇跡。
以前KOHさんが撃退ダガーを使った時、1ターン目のアギト効果でダガー2枚落ちという神展開が到来したそうなので、アギトの奴は結構やらかしてくれるようです。

デッキ内の乱舞が全て捨札になった以上、もうただの撃退ダガーとして戦うしかありません。
魔王の狡猾なる爆弾アタックなどで次々とクエスト達成されてしまい、登場したオーダーは2800!
(2400だったかも。)
次ターンに海洋ディア亜種狩られたら終了なので、先にラオ亜種狩りに入りました。

アギト・インセクト・2200ダガー×2で5200。
前3人で3000、Armyさんは素材が無いのでオトモ使えず。
割り込みナシなので、撃退2枚を使ったふんばるっチャで2000アップして討伐完了!
ゲーム終了、Armyさんありがとうございました〜。



結果 1位

とりあえず1回組んで回してみた撃退ダガー型ですが、正直微妙でした。
フィニッシュがラオ亜種だと割り込みに弱いので、狩るならナズチぐらいまでが良さそうですが、それだとGP400系列止められるとダメな気がします。
ダガー同士やにゃんぼうだとそこを潰すのは容易でしょうし、クエスト通るかどうかがギザミ次第かつフル亜種に弱いってのはなんとも…。
撃退減らすとパワー増加に歯止めがかかるし、終盤の基本パワーが2000ちょいならちょっと強いG級ハンターとあんま変わらんかなと。
間違いなく強いんだけど、微妙に信頼出来ない感じでした。

乱舞は『難しい』の一言。
ダガーと絡めたせいもあるのですが、考えなきゃいけない要素が多すぎて、私には無理そう。
構築の時点でよ〜く練らないとマトモに動かせないですね。


なんとも微妙な構築だったので、なんか1回で満足してしまいました。
翌週には崩されてましたとさ。

札市さんが制限!?

東西チャンピオンガンスリのレポを書く予定だったのですが、札市さんで動きがあったようなのでそちらを先に。

あ、一応札市さんの紹介から!


《“トレーディングカードショップ 札市”とは》
強豪プレイヤーの常駐する神奈川のショップさん。
'09年MHHC全国大会優勝者のプーギーさん、'10東日本王者Dooonさん、東日本3位のノジマールさん・ジャスティスさん、皆さん良いプレイヤーさんばかりです。
店長さんも参加し、常に調整を重ね続ける乱取りシステムで有名(?)なお店です。


さて、その札市さんで何があったかというと、

『撃退タゲモンの制限ルール!!』

が施行されたそうです。
(札市さんのみ適用の限定ルールです。
期間限定予定。)

撃退ダガーばかりが氾濫し、また対策も困難というのが原因だそうです。
(緊急クエストも追い討ちになってるそうで。)

札市さんは常に研究・対策に勤しんでるショップさんなので、制限をかけるというのはよっぽど悲惨な状況なんでしょうね。
私はまだダガーに負けても不快な想いをした事はないのですが、それは対戦したプレイヤーさんが楽しい&えげつない事をしないからかもしれません。
(↑決して札市常連さんが楽しくないという意味ではない。
いい意味でえげつない攻め手は打ってきますけど。)
札市店長さんと常連プレイヤーさんが協議して決め、それにより楽しく遊べるのなら、そういう試みも良いんじゃないかと思います。


私としては日本一を獲得したショップさんには、あの手の直なデッキはノンストップで打ち負かして欲しい!という本音がちょっぴりあったり。
(なんて偉そうな事書いても、私だってアギトの相方がおウマさんやトリちゃんになったらダガー嫌いになるかもですが。
ってか、ダガーに一度しか勝ってない人間が書くのもアレですね。)


副産物が怖いので、対ダガーは進み過ぎない方が良いのかもとかも考えちゃいます。
8弾には(理論上)最速先攻2ターンのデッキとかもありますし、たぶんそういうのが完成した方が荒れる気が。
(困った事にダガーと相性が良かったりする…。
まあ、ダガーとしか相性よくないかもですが。)
これ以上悪くなるよりずっといいです。


とりあえず、札市さんに遠征する方はお忘れなく!
『デッキ内の撃退タゲモンは8枚まで!』です。
ダガー以外がこれに引っかかる事はあまりないと思いますので、ダガーだけアウトと考えれば大丈夫だと思います。
(もし制限に引っかかっちゃっても、店長さんが何かしらのフォローをしてくれると思います。)


詳しくは店長さんブログの“2010/11/8記事”でご確認下さい!

http://ivory.ap.teacup.com/fudaichi-tencho-/



8弾デッキ『撃退ダガー』特集、その4《対撃退ダガー構想》

今の今まですっかり忘れてましたが、よく考えれば撃退ダガーはドスジャギルド使えるんでしたね。
序〜中盤の安定性ならそれもありかな。
(牙ナナオープン食らうけど。)
にしても、こんなの忘れてるなんてボケたのか…。


さて、今回は撃退ダガーとどう戦うか…というテーマ。
やる事はシンプルですが、これ4積みすれば安定!って事にはなりません。
各ターンの動きを考えて妨害せにゃならんですね。

では、ちょっくら考えてみましょう。



《パターン1 釣り達成の時間を稼ぐ》
ダガー急成長の原因はなんといっても『キノコ採取+たまには釣りでもいかが?』!
コレやられちゃうと後はろくに妨害出来ずにただただ成長を見守るパターンになっちゃう…って事、ありますよね。
なので、まずこのパターンをなんとかしたいところ。

この後攻1ターン目釣り達成、なんで防ぎにくいかというと『400タゲモンを2枚狩るだけ』で実行出来ちゃうからです。
ならば対策は『1ターン目に2枚は狩らせない!』という事になります。
具体的には以下2つを併用する事になるでしょう。

1.ジャンケンで勝って後攻を取る!
2.初期ハンター潰しを徹底して行う!

1は言わずもがな、先攻は狩りが一回しか出来ないという事です。
先攻取ったダガーが狙うのは牙ナナクエになるでしょうから、ターン開始時伏せハンターを使ってキッチリ阻止したいところです。

2は金色ドド亜種などの初期ハン対策カードの事ですね。
オープン・アクティブ併用して全寝を狙いましょう。
ダガーに後攻取られても、初期手札にその手の妨害カードが2枚あればかなりの確率で撃退2枚狩りを防げるはずです。

このタイプの対策をするなら、以下のカードである程度止められるかと思います。



・イャンクック亜種(凍土)
・リオレイア(海洋)
・リオレウス(凍土)

黄甲殻
・ゲリョス亜種(強者)

天鱗
・ナルガクルガ(紅蓮)

赤甲殻
・ドドブランゴ亜種(金色)

その他
・ドスファンゴ(獄炎)
・アプケロス(獄炎)
・アカムトルム(金色)
・アイルー(クシャル)
・ディアブロス亜種(海洋)
・ランゴスタ(海洋)
・ギィギ(凍土)
・クイーンランゴスタ(樹海)

オマケ(安定せず、もしくは可能性ほぼナシ)
・クルペッコ(海洋・鱗)
・イャンクック(獄炎・鱗)
・錆びたクシャルダオラ(暴れ・鱗)
・ドスガレオス(海洋・黄甲殻)
・キリン(金色・黄甲殻)
・ディアブロス(金色・黄甲殻)
・ボルボロス(凍土・赤甲殻)
・ギギネブラ(凍土・赤甲殻)
・チャナガブル(獄炎・赤甲殻)
・ティガレックス(金色)
・ヤマツカミ(海洋)


イーオスは…無理か。
まあオマケは選択肢から外すとして。
あと、ダガー側がドスジャギィ※を使った場合はハンターのパワーダウンは無力になります。
出来るだけタゲモンのパワーを上げるカードを優先して採用するようにしましょう。

上位ハンターを使う為に鱗か黄甲殻に統一するデッキでは序盤の潰しメインになるかと思います。
(特に鱗。)
素材系統を問わないデッキなら、他のタイミングでの妨害も可能になります。
(黄甲殻に少しだけ鱗混ぜたりとかもありではありますが。)



《パターン1.5 強者ガノトトス亜種》
4ハンターキラーと言えば強者ガノトトス亜種、昔から4ハンデッキには恐れられてきたアイツです。
が、このガノ亜種、どうも今回だけは勝手が違う様子。
というのも、とりあえずオープンすれば打撃を与えられた今までと違い、ダガーは500下がっても平気な顔してたりするからです。

ダガーが1000越えしてるとガノ亜種で500下がっても問題なく400狩り出来ます。
400狩り続ければ高コストオトモやら2枚目の釣りやらでパワーがまた跳ね上がり、今度こそ完全にガノ亜種では止められなくなる訳です。
フィニッシュ狩りでも2コストオトモを使われたらダガーは全員400アップ、ほぼダウン値は取り戻されてしまいます。
これは4ハンキラーの沽券に関わる危機的状況…ガノ亜種はどうしたらいいのか!?

どうしようもありません。
こうなったらホントもうどうしようもないのです。

ですが、ガノ亜種に仕事がないかというと、そんな事はありません。
今回は単体では働けない&過度な期待をしてはいけないというだけです。

まず、最初に書いた対策のように初期ハンター潰しで妨害し続けます。
特にアカムやアイルーのようなショッキングカード、更に金色ドド亜種やアプケロ併用による過剰なパワーコントロールを演出します。
(1体も狩らせず全寝にするぐらいが理想。)
ダガー使いに“なんだよコイツ、完全な対策デッキかよ!こんなんじゃ何も狩れねぇよ!”と思ってもらえるよう頑張りましょう。
(そういう意味ではアカムよりアイルーのがインパクトありますね。)
僅かでもパワーを上げて400を狩ろうとダガーを追加し3ハンターになったらしめたもの、ここでガノ亜種先生の出番です。
弱者が相手なら先生の強さは圧倒的、きっと無双してくれるはずです。



《パターン2 フィニッシュを止める》
最終的にダガーは3ハンター以上で大型を狩る事になります。
なので、その狩りを止めればいいのです。
ナナデッキのグラシアル軍団同様、同じハンターが並ぶためパワーが平均的になるので、強者フルフル亜種でオープンを壊滅すれば割り込み妨害にも期待出来そうです。

そんな事言ってもナナのフィニッシュ止めんの大変じゃね?って事実があるのですが、ダガーはちょっと違います。
構築に撃退カードを大量投入してるので、フィニッシュを有利に出来るようなオープンを入れる枠があまりないのです。
撃退系で優秀なオープンを持っているのはクシャル系列ですが、それらも割り込んだG級ハンターをどうにか出来る効果ではありません。
この辺りの融通がきかないのがダガーの弱点の1つだと思います。

全寝狙いなら金色ディアと獄炎クックの連携でしょうね。
純粋にパワーを下げたいならガノ亜種先生と金色レウスになりますが、最終クシャをダガー3人でボコってたら全寝は無理でしょう。
とはいえ、割り込み妨害は可能かもしれません。
そういう意味で、金色レウスは結構働いてくれそうな予感。



長々書きましたが、ここらでまとめを。
ダガーは器用に立ち回るデッキではなく延々と400狩る事でバカみたいにパワーを上げて、更に増殖して連続割り込みをするデッキです。
序盤で潰しをかければ、完封は出来ずとも時間の引き伸ばしが出来る可能性はそれなりに高いはず。
元々が最速3ターンなので、序盤の妨害に秀でた3ターンデッキなら勝てる可能性は割と高いんじゃないかと個人的には考えています。

ダガー対策でオススメなのは、カプコン公式ブログ内『熱血!狩札塾』にも載ってるFUJIkunさんの劫火!
あとは2・3ターンラオ極とかかな。
要は単純にスピードレースに持ち込めばいいって考えです。

初期ハン潰しが激しい環境なら、ダガー側もドスジャギィとか獄炎ファンゴとか割り込まざるをえないタゲモンを入れるのもいいかもですね。
ってか、アーティラートと組めば2ハンターで安定したクシャ狩りデッキが出来そうな気がします。
(長所は減りますが。)

〈レシ&解説〉8弾デッキ『撃退ダガー』特集、その3《構築と回し方・後編》

そんなワケで完成したサンプルデッキはコチラ!



「撃退ダガー(お試し版)」


『メインデッキ』
〈初期ハンター〉
アギト(獄炎)
ソルジャーダガー(海洋)

〈撃退系〉 計20枚
《牙を剥くナナ・テスカトリ(暴れ) 4枚》
錆びたクシャルダオラ(暴れ) 4枚
姿を隠すオオナズチ(暴れ) 4枚
大砂漠を泳ぐジエン・モーラン(暴れ) 4枚
《殺気立つクシャルダオラ(暴れ) 4枚》

〈フィニッシュ系〉 計4枚
《最終決戦!クシャルダオラ(暴れ) 3枚》
《ラージャン(海洋) 1枚》

〈ギザミ様〉 計4枚
ショウグンギザミ(樹海・各種構築済み) 4枚

〈増殖用ダガー〉 計3枚
ソルジャーダガー(海洋) 3枚

〈サポートカード〉 計7枚
キノコ採取(樹海) 4枚
最終決戦!ナナ・テスカトリ(プロモ) 1枚
スローター(海洋) 2枚


『サブデッキ』
〈クエスト〉 計5枚
たまには釣りでもいかが?(海洋・ベリオ) 1枚
皇妃座すは炎の宮殿(暴れ) 1枚
風翔龍の襲撃(暴れ) 2枚
金獅子襲来!(海洋) 1枚

〈オトモ〉 計5枚
鬼人笛なのニャ(紅蓮・ナルガ・キリン・クシャル) 1枚
狩りへいくニャ(金色・テオ) or 旦那さんメモなのニャ(暴れ) 1枚
照らし出すっチャ(凍土) or 小型狙いニャ(獄炎) 1枚
耳をすませるっチャ(暴れ) or トレーニングニャ(樹海・テオ・ラギア・ベリオ)1枚
起きるニャ(樹海) or 真・回復笛!ニャ(金色) 1枚



レシピはこんな感じ!
(《》で囲ってるのはクエスト対応です。)
オトモは候補を挙げてみました。
使ってみて、素材の残り具合で調整していくと良いと思います。
本来なら釣りを2枚入れるべきなんでしょうが、とりあえずどんな状況で何のオトモが必要になるのか分からないのでオトモ枠を増やしてみました。
でもやっぱ2枚のがいいので、回してオトモの厳選が出来たなら、オトモ減らして釣り2枚にしたほうが無難だと思います。


サポートで入れた“最終決戦!ナナ・テスカトリ(プロモ)”と“スローター”についても補足を。

最終ナナは牙ナナクエの効果で引けるので、デッキ圧縮も兼ねて入れました。
準備ゾーンアクティブで相手準備ゾーンカード1枚を捨てるという強力な効果付き。
相手の金色ディア封じとして機能する上、相手ターンの狩り時に使えば錆びクシャオープンの条件クリアに最適です。

スローターは海洋収録の大剣上位ハンターで、黄甲殻消費オープンでタゲモンを400ダウン出来ます。
序盤のサポートとして、キノコとどちらか引ければいいかなという感じで。
なにげに最終クシャ狩りでもガノ亜種対策として有効で、ダガー2枚で計1000ダウンされてもこれをオープンすれば800取り返せます。
(サブデッキに10枚ある状態でオープンすれば、ガノ亜種に耐えます。)
アギトから強化すればターン開始時2捨てもなくなりますし、強化に2素材を要する上位なので撃退をサブ送りにするのにも有効。
自分で撃退ダガー組むならドスゲネ※かスローターのどちらかで序盤のサポートしたいと考えていた時に、ファミガンのリュンさんが既にスローターでサポートされてたので、今回は真似させてもらいました。



ではでは、こっからは回し方の説明に入ります。
理想を多分に含んでいますが、そこは目をつむる方向で。


『1ターン目 〜クエスト達成を目指す〜』
基本的には後攻スタートで連続狩りをしたいです。
しかし、初期ハンター潰しが流行っているなら、先攻から牙を剥くナナ・テスカトリのクエを狙った方が無難。
とりあえず初期手札は先攻なら牙ナナ+ギザミ、後攻なら400撃退2枚以上+キノコが理想です。
先攻は皇妃達成、後攻は釣り達成を狙っていきましょう!

後攻スタートで2枚狩るには相手の割り込みも重要。
牙ナナに割り込ませたり、ギザミを使ったりして2枚撃退したいところ。
ナナクエ達成出来るならそれもいいかと思います。
補助として姿を隠すオオナズチのアクティブ空撃ちでダガーが200アップ出来ますし、スローターオープンも使えれば強力なパワーコントロールになりますので、ダガーのみで撃退出来る事もあります。

後攻で2枚撃退+キノコを使えたとすると、ターン終了時の釣り達成でダガーが800(撃退2枚+釣り自体の計3枚で600アップ)になります。
キノコで素材になったのが撃退持ちなら1000ですが、とりあえず800と仮定して1ターン目終了とします。


『2ターン目 〜殺気クシャを討伐〜』
釣り達成しての2ターン目、ダガーが800なので低パワー撃退を連狩りして殺気クシャ狩りです。
このターンは2ハンターで充分戦えるので、手札にダガーがあっても出さない方がいいかもしれません。
ただし、黄甲殻型に金色ディア張られてたら出した方が良いかと思います。

800あればアカムやアイルー以外に横倒しされる事はあまりないでしょう。
準備ゾーンアクティブのパワーコントロールを張られたら、変わらずアギトで連狩りして相手にカードを使わせるのも手。
とりあえず撃退で3素材溜めて殺気クシャ狩り!
ダガーのみでも鬼人笛を撃退素材で使えば2100までアップ!
撃退3枚と鬼人笛1枚をサブ送りで800アップ、更に鬼人笛効果で500アップ、なんと合計1300も上がります。
これなら金色ディアさえ食らわなければ討伐出来そうです。

とりあえず、殺気クシャを討伐しクエスト達成したという前提で進めます。
この時点でダガーのパワーは1800。
(撃退5・クエスト2・オトモ1で1600アップ。)


『3ターン目 〜最終クシャ&2匹目の殺気クシャ討伐〜』
2ターン目狩り後に2枚目のダガーが無いなら、相手ターンに殺気クシャ素材で狩りへいくニャを使って引きましょう。
これでダガーが2200になるので、最終クシャが討伐圏内に入ります。
(オトモ枠は残しておきたいところですが、状況によっては引いといた方が有利です。
また、最終クシャ討伐前に錆びクシャと殺気クシャをサブ送りにしておかないと最終クシャのオート効果で門前払いされますので、殺気クシャ素材は忘れずに使っておきましょう。)

このターンの目標は最終クシャ狩り後に殺気クシャを狩りクエスト達成して勝利する事ですが、難しそうなら殺気クシャだけでもOKです。
素材を溜めておき、相手ターンにオトモを使ってフィニッシュを妨害するとしましょう。

最終クシャはダガー2枚あればパワーは足りますし、殺気クシャはダガーでソロ狩り出来ます。
オトモが使えない場合は、隠ナズチやスローターの効果を使いフォローするといいかと思います。




だいたいの流れはこんな感じです。
1ターン目に撃退400を2枚狩るとノンストップで3ターン目にはダガーが2000ぐらいになっちゃうという事は書けたかと思うのですがいかがでしょうか?

ホントは採用されなかったサポート候補の最終決戦!!・ドスゲネ※・獄炎ファンゴ・ジャギィ・金色レウス・アーティラート辺りにも触れたかったのですが、字数的にも限界なんでこの辺で。

次回は撃退ダガーへの対策について!

8弾デッキ『撃退ダガー』特集、その2《構築と回し方・前編》

撃退ダガー特集第2回、今回は特徴と組み方について!
(と言っても、スペシャリストどころか組んでもいない人間が書いてんですが…。)

参考レシピとして、また魔王殿の悪ダガー(プロトタイプ)へのリンクを張らせてもらいます。
(Armyさん、すんません。
問題あったら連絡下さい。)


↓『試練の時々(Armyさん)』
http://ameblo.jp/mhhc/entry-10685676656.html


現在はだいぶ構成を変えてきてるArmyさんですが、このプロトタイプの構築を踏まえて話を進めさせてもらいます。
レシピを作っていくような感じで書いてみますね!



『撃退ダガーの構築』
〜STEP1 必須カードの投入〜
まずダガーのパワーを早期に高めてこそ意味のあるデッキなので、パワー400撃退タゲモンのフル投入が基本になります。
パワー400撃退は以下4種類!


“大砂漠を泳ぐジエン・モーラン”
黄甲殻・報酬1。
自分で狩ると“襲いかかるジエン・モーラン”1枚を山札から準備ゾーンに置ける。

“姿を隠すオオナズチ”
黄甲殻・報酬1。
素材置場で発動するアクティブを持っていて、素材から捨場送りする(撃退持ちなのでサブデッキ送りでもOK)と“最終決戦!オオナズチ”1枚を山札から手札に加えられる。

“錆びたクシャルダオラ”
鱗・報酬1。
オープン効果で、相手準備ゾーンが3枚以下の時そのうち1枚を手札に戻せる。

“牙を剥くナナ・テスカトリ”
鱗・報酬ナシ。
クエスト対応。
オープン効果でギルモンを500ダウン。
クエスト効果で“最終決戦!ナナ・テスカトリ”1枚を山札から手札に加えられる。


とりあえず、4種16枚フル投入。
ここに撃退&たまには釣りでもいかが?と合わせて使うとダガーが急激に成長する“キノコ採取”の4枚投入、あとショウグンギザミも加えて24枚。
初期ハンターに大剣を使い、ソルジャーダガーも基本は4枚投入なので29枚決まります。
(もちろん組み方によって変わりますが、この辺まではキープした方が無難という考えで続けます。)

あとは初期ハンターからダガーを使うかどうか、何を軸にダガーを強化するか、どうやってフィニッシュするかなどで変わってきます。
なので、とりあえず初期ハンターの選定をしてみましょう。



〜STEP2 初期ハンター選び〜
基本的には以下の2通りから選ぶ事になります。

“大剣とダガー(最初からダガー)”
“大剣とパワー500以上のハンター(ダガーは後で追加)”

初期からダガーは、
“長所”
ダガーが早くから妨害出来るので、素早く回せれば妨害にもクエスト達成にも貢献出来る。
“短所”
1ターン目が貧弱なので出足を挫かれると厳しい。
(釣り達成で安定。)

後出しダガーは、
“長所”
ダガーが戦力になるまで、安定して撃退狩りが出来るので完封される可能性は低い。
“短所”
ダガーが出るまで時間がかかる可能性がある。
また、1枚だけしか出てないと金色ディアで倒されてせっかくの利点を活かせない…という事もあり得る。

個人的には後出しダガーの方が安定したデッキ回転が出来るのでお薦め出来ます。
大剣の選択肢も増えますので、高パワータッグの“ティタルニア&飛竜刀【青葉】”とか効果が優秀な“荒くれの大剣”とかも使えますね。
(荒くれは4様に上手く使われた経験があります。)

ですが、今回は爆発力をすぐ活かせる初期ダガー型に決定。
大剣は獄炎収録の高パワーハンター“アギト”にします。

初期ハンターが決まったので、次にダガーパワーの上げ方!



〜STEP3 ダガー成長方を決める〜
大まかに以下2通りに分岐すると思います。

“単純に400撃退を狩り続ける(ネコバァ入れない)”
“ネコバァでオトモ併用(ネコバァ入れる)”

ネコバァ無し型は普通に安定するはずなので、長所短所は特に触れません。

ネコバァ有り型は、
“長所”
ネコバァ自体と増えたオトモ枠でダガーが急激に強化される。
もちろんオトモ使用回数の増加でフィニッシュ狩りも有利。
“短所”
ネコバァに加えて上位以上のハンターも投入する必要がある。
引けない・出せない等の事故が起きると手札で腐る。

デッキの空き枠も少ないですし、今回は無難にネコバァ無し型にしときます。
あらかた決まってきたので、最後にフィニッシュを決めましょう!



〜STEP4 何を狩るかを決める〜
だいたいは下記のどれかで落ち着くはず。

“最終決戦!クシャルダオラ軸”
“最終決戦!ジエン・モーラン軸”
“プロモラオシャンロン亜種狩り”
“効果の優秀なGP1400以上のタゲモン狩り”

1つずつ順番に。

“クシャル系列”
撃退クシャル2種に最終決戦!クシャルダオラを狩るタイプ。
撃退クシャル2種のオープン効果がとにかく優秀で、中堅の“殺気立つクシャルダオラ”はクエストにも対応。
最終決戦!クシャルダオラにはクエストはありませんが、自分で狩ると殺気クシャのクエストに追加GPが入るようになっています。
クエストが無いおかげで同ターンにもう一回殺気クシャクエストを達成すれば3ターン勝利も可能。
欠点は…まあ高パワーハンターとかが強者フル亜種オープン使って割り込むと阻止されやすいというぐらい。
殺気クシャクエを達成しにくくなるとお手上げになるかもしれません。

“ジエン系列”
自分で狩るとワンサイズ上のジエンを山札から準備ゾーンに出せる撃退2種に、1000GPクエに対応している最終決戦。
条件付きとはいえサーチして準備ゾーンに出せるので、動き自体はスムーズです。
ただし、中堅ジエンや最終ジエンを狩るにはダガーがある程度のサイズになっていなければならないので、そこから2回クエストを通すのはやや遅いかもしれません。
中盤戦で引っ掛かる可能性アリ。

“プロモラオ亜種狩り”
牙ナナクエか釣り2回達成しとけばいつでもあがれます!という発想。
G級素材狩りが必要にならないので、その枠に別の妨害カードを入れられるのは良いかも。
欠点は強者ガノ亜種&金色ディアがホントに危ないというところ。
強者フル亜種使用割り込みにも注意が必要です。

“その他”
デッキに足りない部分をフィニッシュタゲモンで補う場合です。
ディアに対策するならナズチ、フル亜種ならラージャンという感じ。
G級素材が余るという点を活かすなら孤島ジョーもいいですね。
(反ってるのが難点ですが。)
総じて高パワーのタゲモンなので、ダガーが3枚揃わなければ狩れないのが欠点。


今回は一番安定しそうなクシャル型を採用。
殺気クシャは4枚、最終クシャは3枚入れます。
更にラージャンも1枚入れとくとしましょう。

これで37枚決定!
あとはサポートになりそうなカードを3枚入れて完成!

なんですが、ブログの字数制限が…。
前後編に分けます!


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