2007年01月07日

売れない魔法 5

宝飾の展示会等に行くとデザイナーがデザインしたというだけで、その商品の付加価値は上がってしまうものです。そのデザイナ−のプロフイールを見ても●●賞受賞、●●学校卒業ぐらいの内容が、書かれているだけで、あまりパッとしていない様な気もします。確かに写真移りは良さそうですけど。仮に、失礼かもしれませんが、金額も素材の割りには価格も高く付けられているので、仮に、その商品からデザイナーという名前を外して店頭で普通に並べていても、販売することに四苦八苦してしまうに違いありません。しかし、展示会では、これらの商品、よく売れます。明らかに端で見ていて「えっ」と思うような価格が付いていても喜んで購買されています。これが物の付加価値なのか!といつも考えさせられる瞬間です。確かに私達が1日や2日でデザイナーになろうと思ってもなれませんし、長い修行が必要だと思います。そしてその結果彼らや彼女らがブランドを作っていることも納得させられます。しかし、先程、少し申しましたが、その商品をしかるべき場所でしかるべきタイミングで、その価値をお客様に伝えなければ、素材からは絶対に売れません。つまり、どんな商品でも、お客様の目に触れて、その商品に対する価値が伝わらなければ、どんな売れ筋商品であっても売れていかないのです。そう考えると店頭の商品で売れていない商品があるとすれば、見られる機会が少ないのか、価値が上手く伝わっていないのかだけです。私自身、宝飾品で言えば最も販売しにくい商品は、先程、述べた様な個性の強いデザイナー商品です。それと比べたら店頭にある商品の可愛らしいことと言ったら全部が売れ筋商品に思えてくるのですが、宝飾店の販売員は展示会でデザイナー商品を販売出来ているのにも関わらず店頭では売れない、売れないと嘆いています。いつもそんな事を言ってると「商品が泣いて本当に売れない様になってしまうよ!」と言っているのですけど人の思い込みとは一種の洗脳みたいなものですね。展示会全体の実績よりも、何故、それが、その人に売れたのかを研究することの方が、大切なように思えてなりません。

funaimegane at 23:20コメント(0)トラックバック(0)コンサル日記 | コンサル日記 

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