2011年11月29日

火葬にまつわるイギリスの問題

以前も述べたがイギリスは意外にも、火葬率が75%というヨーロッパ有数の火葬大国である。
しかし、今世紀になっても火葬場の半数以上は途上国並みの炉しか装備しておらず、ダイオキシンや水銀による大気汚染が解消されていない。
要は再燃炉が無いのである。
再燃炉については昨年12月18日ご紹介した記事を参照して頂きたい。
http://blog.livedoor.jp/funeral_critic/archives/1968235.html

ダイオキシンは棺の横に付いているプラスティック製の飾り取っ手やポリエステル製の内装の布から発生し、水銀は故人の歯の詰め物である水銀アマルガム(いわゆる銀歯)から発生する。
この問題は2005年にイギリス国会で取り上げられて以来、延々6年間議論されているが、設備更新が遅々として進んでいない。
早く進めたかったらドイツやスウェーデンから最新技術で作られた炉を輸入したらよい。
ところが、イギリスの財政状態も決して芳しくない為、国としての予算の手当てができず地方も予算を確保できないようである。


funeral_critic
posted at 19:23

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