Q&A 2023.11.9

Q. 35歳、女性。今まで周期は遅いですが、正常範囲内で生理は来ていましたが、妊娠率を上げるために排卵誘発剤を1年近く続けていました。誘発剤を飲み続けると、自力で排卵できるのか不安になりやめた所、基礎体温が上がりません。不妊の検査は一通り異常ありませんでした。食事運動などを、心がけたら誘発剤頼らず戻るのでしょうか?薬やめた後一時的に無排卵になるとかあるのでしょうか?

A. 不妊治療を受けられるカップルの中には、スクリーニング検査では異常を認めない「原因不明不妊」といわれる方がいます。ひとつの治療をある程度の期間行っても妊娠しない場合には、治療方法のステップアップが有効と考えられています。医療機関が提案する治療とカップルが希望される治療が異なる場合もあるかと思います。担当医とよく相談し、方針を決めていくと良いでしょう。
基礎体温は排卵周期やホルモンの流れを知るための大切な情報ですが、それだけで卵巣機能を正確に反映しているとは限らず、その他の所見も含めて判断する必要があります。不妊検査が一通り異常なかったのは、排卵誘発剤をやめた後でしょうか。
排卵誘発剤の服用を中止した場合、数周期効果が持続する場合もありますが、通常は元に戻るといわれています。年齢や卵巣機能など、排卵誘発剤の有無以外の原因も考慮する必要があります。
生活習慣を整えることで排卵周期が戻るとは断言できませんが、一般的に妊娠を目指すにあたり生活習慣を整えることは大切です。

Q&A 2023.8.28

Q. 37歳、女性。タイミング法で1度、体外受精で2度流産しています。保険適用で体外受精を行ったのですが、その時に3つできたが受精卵が流産などでダメになり不育症検査をしました。夫婦染色体検査など保険外での検査もしたので保険と自費の混合診療はできないとのことで次は自費での体外受精をすることになりました。1度自費の治療を挟めば保険適用で体外受精をまたできると先生が言っていたのですが仕組みがよくわかっていません。年齢的にあと3回保険適用での体外受精ができるのですが、自費治療をしたあとに戻れるのでしょうか?

A. 「一度自費を治療を挟めば保険適用で体外受精がまたできる」に関しまして、一般的に保険適用ではない処置や検査を採卵または胚移植周期で行う場合、その採卵から胚移植の一連に関わる費用は自費となります。自費治療を受けた後でも、保険治療に戻ることは可能ですが、「1回自費の治療を挟めば」の治療内容の詳細や、「保険治療に戻る」のがどのタイミングなのか等によってお答えできることが変わります。現在治療を受けられている医療機関で詳しく聞いていただくか、東海北陸厚生局にお問い合わせいただくのが良いかと思います。

Q&A 2023.8.28

Q. 38歳、女性。体外受精を検討しています。保険のことについて確認したいことがあり、厚生労働省のホームページからこちらのページに辿り着きました。現在主人の仕事のためアメリカに住んでおり、実家が名古屋市のため名古屋市内で体外受精をしたいと思っております。体外受精をする際に、採卵の時と主人の帰国タイミングがあうか分からず、卵子凍結を先にに行う場合は保険適応になるのでしょうか?もしご存知でしたら教えていただけると幸いです。宜しくお願い致します。

A. 卵子凍結は保険適用ではなく自費診療となります。具体的な費用は各医療機関で異なりますので、検討されている医療機関にお問い合わせください。また、保険診療の場合でも、採卵時だけではなく治療開始前にご夫婦での来院が必要な場合があります。こちらに関しましても、検討されている医療機関にお問い合わせください。
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