2011年05月

Q&A 2011.5.26

Q. 不妊のスクリーニング検査を終え、原因不明不妊と診断されました。なので、今は特に治療はしておりません。名古屋市の一般不妊治療費助成事業の申請は、治療を継続していないと申請出来ませんか。
今までに行った採血やフーナーテスト・エコー・精液検査等にかかった費用は過去に遡って申請対象にはならないのでしょうか

A. 名古屋市の一般不妊治療費助成制度では、3月から翌年2月までの治療費に対する助成金申請は、3月に行う必要があり、平成23年2月までの治療費分に対する助成申請期間は終了しております。
 また、助成期間は、連続する24か月分ですが、医師の診断によりやむを得ず治療を中断した場合には延長する場合があることや、過去に助成金の申請履歴により異なりますので、お住まいの区保健所で御相談ください。

Q&A 2011.5.20

Q. これまで東京に住んでおり、体外受精を受けていました。東京都から助成金を2回もらっています。
このたび愛知に引っ越して来まして、愛知でも助成金を受けたいと考えています。「初年度は3回まで」助成金がもらえるというのは、他の都道府県で受けた経験のある人は本年度は「初年度」になるのでしょうか。

A. 特定不妊治療費助成金は、全国共通の制度であるため、どこの都道府県・政令市・中核市で助成を受けても、助成金の支払い実績として回数がカウントされます。今回のケースについては、過去に東京都で助成金を受けた実績があるため、初年度とはなりません。

Q&A 2011.5.19

Q. 現在、顕微受精を受けていて、2回の採卵、5回の胚移植をしました。1回妊娠しましたが流産しています。受精卵の状態はいいようなので、子宮腺筋症による着床障害ではないかと言われ、ボンゾール治療後に、また凍結卵を胚移植することになっています。しかし、いろいろ調べたところボンゾールは副作用が強く、現在あまり使われていないという情報が多かったのです。私のような症状の場合、この方法でよいのでしょうか?他にも何かいい方法がありましたら、ぜひ教えていただきたいです。
A. 子宮腺筋症の治療にはボンゾール(ダナゾール)療法の他にもGnRHアナログ療法、低用量ピルや黄体ホルモン療法などがありますが、いずれも排卵が止まる治療になります。現時点で特に重大な副作用が出ていないようであれば、まずは服用を継続し、担当医に方針について、他の治療法についての意見を訊ねてみてはいかがでしょうか。

Q&A 2011.5.19

Q. 半年前から子供を欲しいと願っていますがなかなか妊娠できず、ついには月経不順になり、月経量もとっても少なくなってしまいました。不正出血もあります。私は、不妊症でしょうか。
A. 月経不順があるということは、順調に排卵が起こっていない可能性があります。まずは基礎体温を計測し、その結果を持参して産婦人科医の診察を受けることをお勧めします。また、生殖年齢の女性の不正出血は卵巣からのホルモン分泌のアンバランスによって起こるものが殆どですが、なかには頸管ポリープなどの良性腫瘍や、稀に悪性腫瘍の存在が隠れていることもあります。早めに産婦人科を受診して下さい。

Q&A 2011.5.19

Q. 不妊治療歴が7ヶ月目になります。現在はクロミッドによるタイミング療法を受けています。高プロラクチン血症と黄体機能不全と診断され、基礎体温でも高温期が続かずガタガタです。高温期を維持する方法はないのでしょうか?
先生はhCG投与で十分と言っています。でもまったく変わらない気がしています。来月には人工授精へのステップアップを考えておりますが、こんなガタガタの体温で人工授精はどうなのでしょうか?

A. 黄体機能不全には、しっかり排卵があっても黄体ホルモン値が低い場合もありますが、多くはしっかり排卵が起こっていないため、卵巣からの卵胞ホルモンの分泌が不十分になった結果として起こることも多いのです。このような場合には排卵誘発剤を使用することで改善することが多いようです。また、排卵後に黄体ホルモン製剤を投与したり、黄体機能を刺激する黄体形成ホルモン(LH)の替わりとしてhCG製剤の投与を行う場合もあります。基礎体温表は必ずしも正確に黄体機能を反映している訳ではありませんので、排卵誘発剤による治療後の黄体ホルモン値が改善しているようであれば、それほど気にしなくても良いでしょう。
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