2015年03月06日
山口・広島の旅。その5
前回、萩を巡ったところまで書きました。
やっと続きです。
私たちは萩を出て、新山口駅までレンタカーで戻ろうとしていました。
手元には「やまぐち観光マップ」なるものがあり、それには山口県内全域の大まかな道路地図が載せられていました。
走りやすい道路は実線、少し注意が必要な道路は点線になっていて、走りやすさの目安まで教えてくれる優れものです。
特に注意が必要な道路は、点と点との間隔が広くなっています。
私たちは案の定というか何というか、この「特に注意が必要な道路」に迷いこんでしまったのでした(*_*)
萩の観光に大満足して、その勢いで古いカーナビの言うことを聞いてしまったのが失敗のもとでした。
計画を立てる段階で、この道は通るまいと決めていたのに、「カーナビが言うならこの道も新山口まで続いてるはず」なんて、急に適当な思考回路になってしまいました。
「特に注意が必要な道路」というのは、くねくねした細くて暗い山道で、
対向車が来たらもうお互い顔面蒼白になるような、落ち葉だらけの、崖っぷちの、そう、皆様が今想像して下さったような、そういう道のことです(笑)
1時間以上、文句も言わず休みなしでそんな道を運転した彼氏の集中力には驚きました。
彼氏は抜けているように見えて、以前からこういう時に黙ってやり遂げる男なのでした。
一昔前、ウッチャンナンチャンの番組に、イライラ棒というゲームのコーナーがあったと記憶していますが、あれに似た集中力を要する状況でした。
私は助手席で震えながら
「ゆっくり~、大丈夫~、安全運転~、がんばって~、助けて~、お願いします~」
などと声をかけつつ(?)、景色と地図を見て、運転は全部彼氏に任せておりました。
(私はイライラ棒のコーナーは見てるだけでも心配で、5秒でチャンネルを変えてしまうダメ人間です)。
二人で色々と会話して気分転換しながら、なんとか大きな自動車専用道路に出ました。
そこからはスムーズに進み、車を返す約束をしていた3時ちょうどに店に着き、軽く感動して彼氏とハイタッチしました。
お昼に松陰だんごしか食べていなかったことに気付き、駅でおにぎりを食べてから、新幹線でついに広島へ。
広島は私たちの大好きな奥田民生の出身地でもあります。
気を引き締めて臨まなければ、と思いました。
何に臨むのか分からないですけど。
広島は山口のお隣ですが、駅を出た瞬間から雰囲気が違いました。
山口は静かで渋いイメージ、広島はキリッとして引っ張るイメージです(両方褒めてます!変なイメージでごめんなさい)
駅近くのホテルにチェックインして、部屋に荷物を置き一休み。
今回のホテルは昨日のと違って、普通のちゃんとした、ベッドのある、オートロックの洋室のホテルです。
安心ですね(^_^;)
パンフレットを見て、彼氏が平和公園付近のお好み焼き屋さんを選びました。
もう夕暮れ時ですが、ホテルを出て、路面電車で原爆ドームへ行きます。
続く。
2015年02月24日
放置すみません!近況とコメント欄について
ごめんなさい!
約3か月もブログ放置してしまって、ごめんなさい!
皆様、開いた口がふさがらないですよね、このブログに対して。
私でさえ、パカンと開いてますから。
放置放置でやっと更新したと思ったら、この内容のなさ!
なのに皆様は来てくださいます。どれだけ皆様の優しさに甘えれば気が済むんだという話です。
皆様、どうかこんな私をお許し下さいませ…。
なぜこんなに放置していたのかというと、…そんなに大した理由ではないのですが、
12月から今日に至るまで、立て続けに親族が入院したり、病気になったり、仕事柄、特に多忙な時期だったり、
とまあ、夜遅く布団に倒れこんで泥のように眠る日々を送っていたからです。
今現在は、母親が入院中です(@_@)
でもやっと仕事が少しだけ山を越えて、私の体力も回復してきましたので、今日ここに久しぶりに来た次第です。
前回の記事を更新してから今日まで、一度もこのブログに来ていませんでした。
コメントを頂いていたのをつい先ほど発見し、パニックになっています( ̄□||||!!
ボクちゃんさん、本当にすみません。返信にこれだけ時間がかかるとか…ありえへんで…
ここからはコメント欄についてです。うちのブログにコメントしたことがない方は、関係ない話なので読み飛ばして下さい。コメントして下さったことがある方は、もし興味があればお読み下さい。
↓
(前やっていたブログを気に入ってくれて住み着いてることで有名だった、名無しのごんちゃんがまた来てくれたようです。
前からお越し下さってた方々には分かると思うのですが、ごんちゃんはとにかく私のブログを読み込んでは頑張ってツンデレのようなコメントをくれることでお馴染みです。私に恋してるのでは。
ごんちゃんずっとお返事できなくてごめんね。ごんって名乗れって言ったでしょ!(笑)
でも、ごんちゃんのコメントって、いつもどうも的外れなんです。
私は彼氏じゃなくて他の人と付き合ってたとしても、私が養えるものなら養おうと考えますし、その覚悟がないと結婚なんてできないと思います。
彼氏は優しいだけの人間でもありません。ここに来てくださる皆様と一緒です。一見優しくてもそれだけで終わる人間なんてまず居ません。接してみないと分からない更なる深みをみんな持ってるでしょう。
でも私の文章力のなさのせいで、それがごんちゃんに伝わらなかったんだと思うんです。
ごんちゃん、心配してくれてありがとうね。私が文才ないばっかりにごめんね。
で、ごんちゃんをどうするか考えたんですが、来てくださった親切な皆様が、ただでさえこのブログの内容にげんなりしてるとこに、ごんちゃんのコメントまでお読みになってさらにげんなりするといけないので、
ごんちゃんがくれたコメントは、ちゃちゃっと消しちゃいます。名無しコメントも不可で。私がこのブログの管理者ですから、このくらい許されるでしょう。
これでごんちゃんの話はおしまいです。皆様ここまでの長話で、もう相当げんなりですよね。私もげんなりです。ごめんなさい。)
ところで、山口・広島の旅について書き終えてませんでした。
広島にはまだ入ってさえいない(´д`|||)
今度は続きを書きます。4か月前の出来事に関して、記憶を頼りに果たしてどこまで詳細に書くことができるのか。
期待せずにお待ちください(/--)/
約3か月もブログ放置してしまって、ごめんなさい!
皆様、開いた口がふさがらないですよね、このブログに対して。
私でさえ、パカンと開いてますから。
放置放置でやっと更新したと思ったら、この内容のなさ!
なのに皆様は来てくださいます。どれだけ皆様の優しさに甘えれば気が済むんだという話です。
皆様、どうかこんな私をお許し下さいませ…。
なぜこんなに放置していたのかというと、…そんなに大した理由ではないのですが、
12月から今日に至るまで、立て続けに親族が入院したり、病気になったり、仕事柄、特に多忙な時期だったり、
とまあ、夜遅く布団に倒れこんで泥のように眠る日々を送っていたからです。
今現在は、母親が入院中です(@_@)
でもやっと仕事が少しだけ山を越えて、私の体力も回復してきましたので、今日ここに久しぶりに来た次第です。
前回の記事を更新してから今日まで、一度もこのブログに来ていませんでした。
コメントを頂いていたのをつい先ほど発見し、パニックになっています( ̄□||||!!
ボクちゃんさん、本当にすみません。返信にこれだけ時間がかかるとか…ありえへんで…
ここからはコメント欄についてです。うちのブログにコメントしたことがない方は、関係ない話なので読み飛ばして下さい。コメントして下さったことがある方は、もし興味があればお読み下さい。
↓
(前やっていたブログを気に入ってくれて住み着いてることで有名だった、名無しのごんちゃんがまた来てくれたようです。
前からお越し下さってた方々には分かると思うのですが、ごんちゃんはとにかく私のブログを読み込んでは頑張ってツンデレのようなコメントをくれることでお馴染みです。私に恋してるのでは。
ごんちゃんずっとお返事できなくてごめんね。ごんって名乗れって言ったでしょ!(笑)
でも、ごんちゃんのコメントって、いつもどうも的外れなんです。
私は彼氏じゃなくて他の人と付き合ってたとしても、私が養えるものなら養おうと考えますし、その覚悟がないと結婚なんてできないと思います。
彼氏は優しいだけの人間でもありません。ここに来てくださる皆様と一緒です。一見優しくてもそれだけで終わる人間なんてまず居ません。接してみないと分からない更なる深みをみんな持ってるでしょう。
でも私の文章力のなさのせいで、それがごんちゃんに伝わらなかったんだと思うんです。
ごんちゃん、心配してくれてありがとうね。私が文才ないばっかりにごめんね。
で、ごんちゃんをどうするか考えたんですが、来てくださった親切な皆様が、ただでさえこのブログの内容にげんなりしてるとこに、ごんちゃんのコメントまでお読みになってさらにげんなりするといけないので、
ごんちゃんがくれたコメントは、ちゃちゃっと消しちゃいます。名無しコメントも不可で。私がこのブログの管理者ですから、このくらい許されるでしょう。
これでごんちゃんの話はおしまいです。皆様ここまでの長話で、もう相当げんなりですよね。私もげんなりです。ごめんなさい。)
ところで、山口・広島の旅について書き終えてませんでした。
広島にはまだ入ってさえいない(´д`|||)
今度は続きを書きます。4か月前の出来事に関して、記憶を頼りに果たしてどこまで詳細に書くことができるのか。
期待せずにお待ちください(/--)/
2014年11月29日
山口・広島の旅。その4
青海島から萩までは、私の運転で40分くらいでした。
萩といえば、歴史上の有名人を大勢輩出したことで有名ですが…、
私、歴史が苦手で、名前は知っているものの何を成し遂げたのか分かっていない人物ばかりという状態でした。
彼氏は明治維新あたりの歴史が大好きなので、萩市内で行きたい場所は彼氏が全部決めて、と言って、萩パンフレットを旅行前に彼氏に渡しておきました。
そして、彼氏はその萩パンフレットを家に忘れておりました(#`皿´)!!
とりあえず萩城跡に行ってみましたが、少し彼氏の興味とずれた場所だったようで、中に入らず城下町の方へ移動。
城下町は、さすが城下町!道が狭い!
カーナビが変だから運転もつらい……
彼氏への細かいイライラも重なって、この時点で既に疲れが大きい……(^_^;)
でも、やっと大きな駐車場を見つけて、空も快晴になってきて、気分一新。
高杉晋作旧宅、木戸孝允旧宅などを巡ったら、こんな私でも興味深く観光できて、彼らが何をした人物なのか分かってきました( ̄▽ ̄;)
今まで、木戸孝允=桂小五郎だということぐらいは知っていたのですが、高杉晋作と木戸孝允ってなんか名前の印象が似てて、結局どう違うねんと思ってました(@_@)アホ
ちょっと分かってくるとなかなか面白い。
町の雰囲気も歴史の匂いが漂ってオシャレっぽい!
(歴史素人の勝手な感想です)
詳しい観光案内図ももらって、ウキウキと吉田松陰歴史館へ移動。
この歴史館の凄いところは、松陰の一生を全部蝋人形で表している点です。
中に蝋人形が70体以上あって、臨場感があって、薄暗くて、私たち以外誰もいなくて、ちょっと怖い。
怖がりながらも見ていくと、なぜ吉田松陰が「松陰先生」と呼ばれるのかよく分かりました。
ただ松下村塾で教育したからとかじゃなく、どんなに立派な、先生と呼ばれるにふさわしい人物だったかが分かりました。
こんなに素晴らしい、日本を変えた人たちを生み出した、この小さな松下村塾に驚きました。
相当な塾らしいという噂はかねがね聞いてたんですけど、今回実感しました(笑)
松下村塾、松陰神社を見て、近くの伊藤博文旧宅・別邸も見学しました。
この人もまたなぜ初代内閣総理大臣になったのか、今まで全然分かってませんでしたが、
見学した結果、こんな人ならそりゃ初代総理にもなるわ、という人物でした
(感想がアホ丸出しでごめんなさい…)
萩に行って良かったです。
歴史が昔から現在まで繋がってるんだ、という感じがしたし、勉強になって大満足でした。
お土産を買って、松陰だんごを食べて、新山口駅まで彼氏の運転で戻ります。
しかし、この戻る道の選択でまたもや、やらかしました(/--)/
続く。
2014年11月27日
山口・広島の旅。その3
秋芳洞を出て、秋吉台のカルスト台地を通り、私の運転で1時間。
宿泊するホテルのある青海島(おうみしま)へ向かいました。
ここは日本海側にある少し寂しげな島で、金子みすゞの出身地である仙崎のすぐ近くです。
船で島の周りを巡ると、ここ特有の景色が楽しめるようですが、私たちは時間がなかったのと船酔いが怖いのとで、やめておきました。
翌日に萩へ行く予定だったので、その近隣で安い宿を探した結果、青海島の一人3000円のホテルに決まりました。
曲がるべき角を通り過ぎて、島の中程まで突き進んでしまい、迷子になりつつも、なんとか無事到着。
海のすぐ際にあって波の打ち寄せる音が聞こえるこのホテルですが、私たちが今までに泊まったホテルの中で、一番……
何と言えばいいんでしょうか、本当に激安の宿という感じでした(笑)
中はけっこう古くて、浴場の脱衣所が外から透けて見えちゃうんじゃないか、などという心配もありましたが、
わりと綺麗に掃除してあり、優しげなおじ様が一人で切り盛りしていらっしゃるようでした。
夜は、おじ様オススメの食堂まで行って、彼氏は刺身定食、私は親子丼を食べました。
海の側なので、特に魚が美味しかったみたいです。
それから少しドライブして、彼氏がコーヒー欲しいコーヒー欲しいとうるさいので、コンビニに寄ってからホテルに戻りました。
彼氏はコーヒー依存症だと思います。
一日4杯以上は飲まないと我慢できないみたいです。
浴場に行くと私以外だれもいなかったので、思う存分お風呂に入り、脱衣所で体をふきふき。
私「ぅわああああ!?」
なんと、タオルの繊維が身体中にこびりついているではありませんかΣ( ̄□ ̄;)
安いホテルのタオルだから仕方ないとはいえ(T-T)なんてこったい
お風呂にこのタオル1枚しか持ってきていなかったので、
とりあえずもう一度シャワーを浴びて繊維を落とし、下着なしで浴衣を着て、浴衣に水分を吸わせながら部屋へ。
ずぶ濡れの浴衣で「ひどい目に遭ったよおお」と嘆く私を見て、彼氏はかなり警戒していました(笑)
それから何やかんやあって朝になりました(・・;)))ギャー
朝食はおじ様が作って下さって、これもまた、いろんな意味で手作り感がすごかったです。
でも美味しく頂きました。おじ様いい人です!
ホテルの横に「波の橋立」という、まっすぐな小道というか堤防みたいなものがあって、彼氏と散歩しました。
雨が降ったりやんだりしていました。
のどかで静かで寂しくて、彼氏はこの島を、ホテルの何とも言えない雰囲気も含めてすごく気に入っていました。
車に乗り込み、青海島から萩へ出発。
続く。
2014年11月22日
山口・広島の旅。その2
またまた前の記事から時間が経ってしまいました…(;∀;)来て下さった方々ごめんなさい…
旅行記の続きを書きます。
新山口駅から秋芳洞まで、小雨の中をレンタカーで走りました。
彼氏が運転、私が助手席でナビです。
カーナビも付いていたのですが、古い機械みたいで、遠回りさせようとしてくるので、適度に無視しました。
彼氏は山口県の渋さに感じ入っていました。
まだ運転してるだけの段階なんですけど(笑)
少し道を間違えて引き返しながらも、途中からは立派な無料の自動車専用道路に乗って、一時間もかからず到着しました。
駐車場から洞窟の入り口まで、お土産屋さんの並ぶ細い道を歩くんですが、しばらくしたら雨が大降りになってきて、
折り畳み傘を車に置いてきたアホな私たちは、全体的に湿った状態になりました(゜∀。)
洞窟に入る手前にとても素敵な森と清流があって、この時点で写真撮りまくりです。
しかも、その清流は洞窟内から流れてきたものだったのです。
清流に沿うような形で洞窟内に入り、もうそこからは二人ともハイテンションでした。
普段ボーッとしてるインドア派の私たちが興奮の嵐に巻き込まれるほど、とにかく洞窟内はスケールがでかくて、素晴らしかったです。
山口県に行くなら絶対外せないオススメのスポットです!
有名なので今さらなんですが。
実は私、20年ほど前に秋芳洞へ行ったことがあるのですが、まだ小さかったので何も覚えていませんでした。
でも、なんでこんなに凄いものを覚えてなかったのか不思議です。
何万年、何億年とかかってこんな洞窟になったんですね。
自然の偉大さに畏怖の念を覚えます。
天井がすごく高くて、むしろ外に居るときよりも空間の広がりを感じました。
これなら閉所恐怖症の人でも大丈夫なんじゃないかと……
無理なのかな?どうだろ(T_T)
彼氏が岩の表面の写真を撮るのに夢中で、なかなか先へ進めませんでした。
ネットで見た説明には、所要時間は40分から1時間と書いてあったのですが、私たちは往復で2時間以上かかってしまいました(笑)
「小さな勇気で大きな感動!冒険コース」という道があり、帰りに彼氏だけ挑戦することにしました。
私は虚弱体質なので控えておきました。
冒険コースの出口で待っていると、彼氏が無言で出てきました。
私「どうだった?」
彼氏「いやぁ……」
私「小さな勇気で大きな感動ありましたか?」
彼氏「そこまではないんですよね、ただ、地面がぬめって、途中、本気で死にそうになったっていう……」
スリルが好きな方にはオススメのようです(^_^;)
続く。