今回はアジサイのご案内です。

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 アジサイ(ミズキ目アジサイ科アジサイ属)

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 アジサイの花色は土壌の酸性度によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。また日を経るに従い、薄い黄緑色、赤や青へ、やがて青い花も老化で赤みを帯びます。
花色の変化は昔から知られ、花言葉は「移り気」「浮気」ですが、 アジサイの色ごとの花言葉は、青が「辛抱強い愛情」 ピンクは「元気な女性」 白が「寛容」です。

 紫陽花や はなだにかはる きのふけふ (正岡子規)
 *はなだ(縹)=薄い藍色


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 両側の大きな花びらのように見えるのは咢片(装飾花)、その上が本当の花になります。

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 蕾の花
 *花は中央部分、白い花びらのように見えるのは咢片

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 花の咲いた様子。

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 装飾花(咢片)が花火のようです。その名も「隅田の花火」。

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 雨が似合う花でもあります。

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 和紙のようなカシワバアジサイの装飾花(咢片)
 涼しげな模様です。

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 シーボルトがアジサイの学名に日本妻のお滝さんおに因んで
H. otaksa と付けようとしたのは有名です。
*実際は先にHydrangea が登録されていた。
 また石原裕次郎さんが好んだ花でもあります。

 今年はアジサイの花色ではないですが、大きな変化がありました。
新型コロナの恐怖がメディアに拡散され、行列は「詰めて」から「2mの間隔を空けて」、「出社」から「リモート」、「マスク着用」が入店時のマナー化へ、「居酒屋」から「家飲み」、政府の無策と失態の露見、大陸による香港の中国化、米中の対立深刻化等々。

 おそらく新型コロナの発生が収まっても、元へ戻ることはないでしょう。

 変化とは人生の法則である。
 過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失う。
                                          (ジョン F ケネディ)


 私事ですが、7月末で会社を辞めリタイアします。コロナの第2波が怖いのと、まだ金銭が必要なので、すぐには山や花の関わりは増えません。変化を止めるための努力から、平凡な幸せを見つけるための模索(試行錯誤)に入るつもりです。