フレイドフォートonBlog

普通とか自由って何ぞや

Fedora 25 Alpha にて。

QtWayland を使ったデスクトップ環境に hawaii があるが、
Fedora 25では標準リポジトリからパッケージが得られる。
現段階では、0.8系。

hawaii公式から 0.7系のディスクイメージが得られるが、
確認すると、Fedora 24ベースに hawaiiパッケージが追加された物。
また、既存の Fedora環境へ hawaiiのリポジトリ追加でも使えるようだ。
このイメージは先日の東海道らぐ横浜の時にも使った。

今回は、Fedora 25のリポジトリに
パッケージがある事に気づいたのでそれを入れてみた。
greenisland
hawaii-shell
他 hawaii の名の付く物や、依存ライブラリ。

ログイン画面にて、セッション選択に hawaii の項目が増えた。
選択、ログインしてみたが、少々時間が掛かった。
フリーズしたかと思うような無反応な時も有り。

hawaiiの画面自体は問題無く出た。
この環境の場合、Xで動くアプリは使えない。
Wayland対応アプリというか Qt 5系アプリなら使える状況かな。
Wayland Compositorは X上でも動かせるので、
XFCE上のターミナルから
$ hawaii
を実行したところ、それでも動いた。

ログアウト後、別セッションのというか
常用している XFCEに戻ろうとした時に幾つか問題が出た。
LightDMのからの場合だけかもしれないが、
うまくログイン出来ず、更にパスワード入力が出来ない状況に。
一旦、init 3、init 5でリセット的な事をすると、
LightDM上の入力は戻ったが、ログイン時にエラー。
/run/user/1000/ 辺りで何かロックされたままになったらしい。
結局、OSの再起動で対処。

先日、GNOME Waylandや他の Wayland系セッションを
試そうとした時にも同様な状況が起きたので、
Wayland系セッションとの相性とか有りそう。
他の ディスプレイマネージャーでどうなのかって事もあるので、
GDMやSDDMに切り替えたりも、先日はやってみたが、
それらでもイマイチな印象があった。

どこで何が引っかかってるか分からないけども、
うまい組み合わせがあったら、それで使うのが良いのかも。
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Wayland Compositor である Weston の設定について。
以前、Ubuntu上で Buildした際にも同様の事は書いたが、改めて。(関連記事

Weston の設定は weston.ini というファイルで行う。
ホームディレクトリの .config/weston.ini へ置く。

shell について。
現行のバージョンの Weston には、desktop-shell と ivi-shell が含まれる。
設定ファイル無しで動かすと、
グレー背景でターミナルアイコンのみの desktop-shell が動く。
ivi-shell を動かす際には、設定が別途必要。

ディストリビューションのリポジトリから入れた場合、
この設定ファイルを真っ新から作る事になる。
見た感じパッケージ中に無さそう・・・。
ソースから Buildした場合、ソースツリーに含まれていて、
Build後にそれに対応した PATHの書かれた設定ファイルが
出来ているので、それを使えば良い。
desktop-shell、ivi-shell 共に設定ファイル有り。
前者は、前述したように設定ファイル無しでも動くが
使うとデザインやスタイルに少々の変化有り。

ivi-shell の設定に関して。
今回は、Fedora 25上でリポジトリから得た Westonで
ivi-shell を動かすために。次のような内容の設定ファイルを作った。
ソースツリーの weston/ivi-shell/weston.ini.in 中の
ファイルパスをFedora 向けに書き換えた。

[core]
shell=ivi-shell.so

[ivi-shell]
ivi-module=hmi-controller.so
ivi-shell-user-interface=/usr/libexec/weston-ivi-shell-user-interface

cursor-theme=default
cursor-size=32

base-layer-id=1000
base-layer-id-offset=10000

workspace-background-layer-id=2000
workspace-layer-id=3000
application-layer-id=4000

transition-duration=300

background-image=/usr/share/weston/background.png
background-id=1001
panel-image=/usr/share/weston/panel.png
panel-id=1002
surface-id-offset=10
tiling-image=/usr/share/weston/tiling.png
tiling-id=1003
sidebyside-image=/usr/share/weston/sidebyside.png
sidebyside-id=1004
fullscreen-image=/usr/share/weston/fullscreen.png
fullscreen-id=1005
random-image=/usr/share/weston/random.png
random-id=1006
home-image=/usr/share/weston/home.png
home-id=1007
workspace-background-color=0x99000000
workspace-background-id=2001

[input-method]
path=/usr/libexec/weston-keyboard

Fedoraの Westonには、weston-terminal 以外のコマンドが
含まれていないようなので、元の ivi-shell 設定の ivi-launcher は大半カット。
desktop-shell と異なり、元に weston-terminal のランチャーが無いので、
それは足しても良いかも。

他のディストロでも Weston提供があれば、
同じように環境に応じた PATH書き換え、追加で試せるはず。

あとは、最近は使う機会が無くなったけども、
組み込み向けボードの場合に過去に出くわした事として、
ドライバとの関係で画面出力先の設定も weston.ini を使った。
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Fedora 24 から Fedora 25 Alpha へ更新した。

実際のところ、Alphaのリリースまで1週間程あるが、
これまで、どのタイミングも1週前頃に
そのリリース相当の内容になっているので、記事題もそうした。

まず、普段だともう少し待ってから更新するところなのだが、
今回は、Fedora 25 で GNOME の Wayland版が
主になるような事を見かけた事に始まり、
更新するのを決めたのは、
既にリポジトリの branch に 25があった事が理由。

rawhide段階だと、流石に問題が多く出やすいので、
少なくともそれ以降かなと。

実際の更新手順だが、至ってシンプル。
# yum-deprecated upgrade --releasever=25

最近のFedoraだと、yumが dnf に置き換わっているのだが、
yum-deprecated とすると旧来のように yumが使える。
オプションでバージョン指定を 25にする。
他のリポジトリも入れているので、
それは別途設定ファイルの調整しているが、
公式リポジトリに関連する部分はこのオプションのみ。

常用のデスクトップは、XFCEだが、
GNOME、KDE、MATE等も入れているので
更新対象は、2000超えのパッケージでサイズは2GB程となった。

今回は、特に衝突するパッケージも無く、
驚くほど非常にすんなり更新が済んだ。

更新されたパッケージのバージョンで気になったもの。
Kernel 4.8.0 RC2
GCC 6.1.1
Qt 5.7.0
GNOME 3.22 Beta
KDE Plasma 5.7.3
Wayland、Weston 1.12 Alpha
Wayland protocols 1.7

GCC は、6系になったんだなぁと。
現状、5系でも都合のよろしくない場合に出くわして、
4.9系とか使う事もあったんだが、
6系だとどうなってるんだか・・・。

Fedora 25だと、ログイン画面のセッション一覧で
GNOMEのデフォルトが Wayland版になったため、
別項目に GNOME on Xorg が出来た。

Fedora 25への更新後、
GNOMEに入れない状況が起きたが、
GDMやLightDMの切り替えや再起動したら、
とりあえず動くようになって、GNOME画面を試せた。
Wayland版、Xorg版共に見かけ上、勝手もほぼ変わらずだったが、
どちらも日本語入力の際に、キーボード上から切り替えがうまく行かず、
画面内のタスクバー上の入力切替から変える必要があった事、
キーボードが英語配置で認識された事は少々難か。
他の場合だとキーボード配置の切り替わりはないので、
GNOME、Wayland関連のどこかで設定が必要そう。

まだ未知な点は多々あるが、ひとまず今回はここまで。

追記、2016-08-26 14:21
GNOME Wayland上にて。
とりあえず、リポジトリから入れたQt 5.7系を使い、
QPA(Qt Platform Abstraction)を指定して
QtCreator や qmlscene を動かしてみた。
QPAを指定する都合上、コマンドラインから実行。

・Waylandを指定
qtcreator -platform wayland
qmlscene -platform wayland

・Xを指定
qtcreator -platform xcb
qmlscene -platform xcb

どちらも動くのを確認出来たところで、
指定無しの場合を見たところ、
これは X指定として動いていた。
見た目で Windowの枠が異なるのですぐ分かる。
Firefox等も動くことから、
この辺りが XWaylandの動きなんだろうか。

尚、XFCEのような X上で動くデスクトップ環境で、
Wayland指定をしても当然動かない。

GNOMEだけでなく、
KDE Plasma も Wayland版があるが、
今回は、まだほとんど試してない。

追記、2016-08-26 19:43
Display Manager の切り替えについて。
これまでも何度か書いた事のある話だが、
それとはまた別の方法。ここでは systemd な話。

例えば、LightDMを有効化する場合、
systemctl enable lightdm.service
GDMの無効化の場合、
systemctl disable gdm.service
このように service単位での種類切り替えも可能。
他には、KDE の SDDM等もあるな。
同時に動かす事は無いと思うので、1つだけ動かすようにする。
順序的には、使用中の物を止めて、使いたい物を動かすのが良いか。
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