フレイドフォートonBlog

普通とか自由って何ぞや

ここ数年、MeeGoを試してからの事を
振り返りつつ纏めてみる事にした。

遡ること2010年 MeeGoの存在を知る。
まだ前身の Moblinや Maemoの存在を知らない頃。
素のLinuxでモバイルOSになり得るものは無いかと
考えていたところだったので、興味は一気に向いた。
RPM系Linuxという事で、これまで慣れていたのもあった。

これまでと勝手が異なり、
イメージを試すにも、CPUの命令セットとか、
そんなところから調べを進める事になった。
この頃はまだ、Intel系のみ。
Netbook以外に IVIという車載向けも知った。

CPUの件を解消し、OS起動が起動しても、
GUIが出ないという事に手間を取られた。
結果的に、setuidが問題だった。
イメージ別にNetbookで未設定、
IVIでは設定されているという状況。
他でも設定すれば、表示された。
だが、対応GPU以外ではすこぶる鈍い。
そこで、Mesa、LLVM、Waylandの存在知り、Buildもした。
これが 2011年Q2頃でBlogの書いた記事数も1番多い時期。

2011年からMeeGoを始めに勉強会への参加もするようになった。
そこから発表する事も慣れていった。

HandsetのイメージはARM向けのみであったが、
x86向けパッケージはあった。
その後、Netbook、IVI、Handset、Tablet、TV(当時XBMC)の
UIが切り替えで使う事も出来た。

2011年9月 Nokia N9発売
UI は Qt ベース の MeeGo ではあるが、
deb系OS の Maemo 6ベースの Harmattan。
自分が手にしたのは、これよりずいぶん後。

IVIに関しては、Atom E6xx搭載機で EMGDを使ったりと、
普段は使わないような環境で試した。
バージョンや設定など一癖有り。
これは、後の Tizen IVI 1.0 まで続く。

2011年末から MeeGo解体とMer、Tizenへの分岐の流れへ。
Merは、Maemo時代にそのコミュニティ版として出ていたようだが、
それとは異なり、MeeGo 1.3の Coreをベースに進み、
現行の SailfishOSまで至る。
追いかけの主は、この分岐から Mer方面へ。

Tizenは、Mobileは deb系Samsungの固有の環境から、
IVIは MeeGoからと別路線が続く。
このようなあやふや状況からこちらは、IVIを中心に軽く追う程度に。
その後、MobileもRPM系へと変わり
パッケージ形式の統一はあったが、Core部分はまだまだ先。
IVIの構成も変わり、3.0で Waylandの強化もあったが、
AGLへ移りTizen IVIはそれまでとなる。
Watchなどの別環境も出てきたが、
この辺は Mobileと同系という事になるだろう。
Tizenについては、時系列が少し飛んだがこれ以上無いので一気に書いた。

Mer Coreで MeeGo Handset Community Editionをベースに
リネームで Nemo Mobileの登場。
Qt4 ベースから Qt5ベースになり、UIも新たに lipstickになった。
更に Xから QtWaylandになり、現行の SailfishOSへ。
Mer Coreベースの他環境だと、
Plasma Activeなどもあったが、ひっそりしてしまった。
SailfishOSの登場は、SDK初版で2013年2月、Qt5版で8月。

QtWayland使用の デスクトップ環境で
hawaii-desktopの Buildも試した。名が変わり、現行は Liri OS。
Raspberry Pi向け Merでも試したり。

2013年11月、JollaからSailfishOS端末発売。
2014年Q2頃、Nemoに新UIの Glacier UI。
製品が出た事もあってか、日本語化や日本語入力の話題も多々。
自分が端末を持っているわけではないので、Emulatorで試す程度。
2014年末、手元の Nokia N9へ SailfishOSを入れた。
これによって、実機で幾らか操作感覚が分かるようになった。
この後、そこから度々更新をしていくが、徐々に使えなくなる部分が増える。
主にドライバ関係。

2015年2月、SailfishOS の RaspberryPi 2向けが出たので試した。
この時、イメージが出たのを見て、即RPi2を調達しに行った。
2015年9月、SailfishOS 2.0の先行版。10月に 2.0リリース。
UI操作に大きな変化。Tablet向けも兼ねる。
N9上での操作性、安定性は、1.x系より2.0系の方が良い。
SailPi も 2.0版が出たが、これ以降出てない。
2015年末、Watchの AsteroidOS 登場
Nemo、SailfishOS 同様に lipsitck使用なので UI入れ替えも出来なくはない。
AsteroidOS本体は、OpenEmbeddedベース。

ここからは、更新時の影響で気になったバージョンのリリース時期を纏め。
2016年1月 SailfishOS 2.0.1 EA
2016年11月 SailfishOS 2.0.5
2016年12月 AsteroidOS 1.0 Alpha
Qt 5.6ベースの SailfishOS上でUI入れ替え可。
Master branch は、Qt最新版が必要なので不可。
2017年2月 SailfishOS 2.1.0 EA、Qt 5.6使用に。

SailfishOSに関しては、Android端末へのポーティングガイドとして、
HADKが出ていたり、動作検証リストが Mer Wikiにある。
Sailfish Xとして、Xperia X向けイメージ販売が2017年に始まった。

最近は、SDKの更新程度で
大きな事を試してはいないので、書くことも少なかった。
見た目での SailfishOSの変化は、少なくなったように思うので、
下回りの掘り起しを続ければ、ネタは多々ありそうだけど。

AsteroidOS が OpenEmbedded ベースなので
それを使ったポーティングが気になるところ。
Nemo の RPi 3ポーティングの話が、
OpenEmbedded ベースというのも見た事があるので
この先は、そういうところは見ていきたいところ。
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新物確認メモ
この題で書くのは1年も間が空いてたらしい・・・。
振り返りとかも兼ねて。

Fedora 27
Ubuntu 17.10
共に GNOME Wayland がデフォルト。
常用ならまだ Xで良い気はするんだが・・・。

openSUSE Leap 42.3
次版は、SLE と同様とするため 15系。
OBS 2.8

SailfishOS 2.1.3.7
SDK 1710
Xperia X向けの Sailfish Xもリリースされた。
SailfishOS 2.1系から Qt 5.6。

AsteroidOS
Alpha 1.0 なら SailfishOS Emulator上で可(Qt 5.6)。
masterブランチだと、最新版 Qt必要。

Android 8.1

Wayland 1.14.0
Wayland Protocols 1.12
Weston 3.0.0
2017年初から、Wayland と Westonのバージョンが別々になった。

Qt 5.10
Qt Creator 4.5.0
LTS版 Qt 5.9系、Qt 5.6系

Mozilla Firefox 57
大きな変更により、拡張の対応も変更。
WebExtensions API使用の物に限られ、
XUL/XPCOMは不可。
ESR版は、52系でまだ使用可能だが、
次回が59系なのでその段階で変わる。
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SailfishOS SDK Beta-1710-Qt5 が EA版で出た。
前回記事(その46)
2.1.3.7対応版で出たのは、11/08付。

SailfishOS SDK 1709版も少し前に出ているが、
この時は直前で別記事を書いた(記事リンク)。

これを書いている段階のバージョンは、
SDK 正式版 1709 (2.1.2.3)
SDK EA版 1710 (2.1.3.7)
端末向け 正式版 2.1.2.3
端末向け EA版、Sailfish X 2.1.3.7

最近は、SDKでも Emulatorくらいしか確認してないのだが、
更新されるコンポーネントで気になったのは、
Qt Creator が 4.0.1 から 4.2.1
Sailfish Silica SDK Examples が 2016.11.07-1 から 2017.10.24-1
1709 から 1710での更新で
大きな更新だったり期間が開いたのは、この2つくらい。
他は、毎度更新されるので割愛。
Examples の更新は前回が 1611版。
でも何入ってるか確認した事ないんだけどね・・・。

Emulatorは、先日に 2.1.3.7まで上げたが、
2.1.3.5 からは、数字的にも少しなので
そこまでの変化は無いと思われる。

更新に関しては、2.1.0 と 2.1.1 の間に関して、
度々書いていたが、数日前に changelog を見返してたところ、
やはりこの間にかなりの更新が入ってたようで、
前の 2.0.5 や後の 2.1.2 や 2.1.3 と比べると、その差が相当有り、
画面で読むには難だったので、印刷しようとしたらページで倍近くあった。
結局、解決までには至らなかったんだけど、
やはりどうにかして、問題の特定はしておきたいところ。

追記、2017-11-18 21:27
2.1.3.7 が正式版になり、
SDKもそれに合わせて 1710版が正式版になった。
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