先日、Intel Atom E6xx 搭載の TX-50 ボード上で
MeeGo 1.2.0 IVI を動かした件を書いたが、
今回は、MeeGo 1.2.0 Netbook を動かしてみる。

この流れは、Atom Pinetrail 機で MeeGo 1.2.0 IVI を
動かすための方法と言わば逆の方法となる。

まず、MeeGo 1.2.0 Netbook をインストールする。
ただ、USBメモリーに環境を作るために通常のGUIインストールを
行っていないため、その点での問題があるかどうかは把握していない。

ここからは、インストールが終わったという前提で進める。

必要な操作としては、以下の通り。
これは、前回の 1.2.0 IVI の導入時に把握出来た事を踏まえる。
リポジトリは、自動的に最新の Update 4 の物を
読み込むのでパッケージ操作のみで問題無い。

1、Kernel を IVI 同様の kernel-adaptation-intel-automotive へ変える。
# zypper in kernel-adaptation-intel-automotive
元々の Kernel は、消しても良い。

2、Mesa と EMGD を入れ替える。
# zypper in emgd-bin emgd-gui
ここが前に行った EMGD から Mesa への入れ替えと逆になるところだ。
処理の際に選択肢が出るが依存関係となる
mesa-libEGL mesa-libGLESv2 を消して EMGD を入れる事を選択する。

3、setuid の変更。
# zypper in xorg-x11-server-Xorg-setuid
MeeGo 1.2.0 IVI のイメージには、元から含まれている事から、
この調整は必要なのだろう。おそらくこれまで同様に
chmod +s /usr/bin/Xorg コマンドで setuid の設定変更でも可だと思う。

4、/etc/X11/xorg.conf のパラメータの変更。
Option "ALL/1/General/PortOrder" "42000" の
数値を 24000 へ書き換える。
これは、LVDS から D-sub への画面出力先の変更。

他のパッケージは、1.2.0 Netbook イメージの初期状態のままで未更新。
あとからきちんと全体を更新をしておくべきだろうけど、
TX-50 ボード上で動かすというだけならば、上記操作だけで良い。

OS再起動後に MeeGo 1.2.0 Netbook UX が起動した。
ただ、firstboot が動かず、初期設定無しで言語が英語のままだったので
system-config-* 関係のパッケージを入れて後から設定変更した。

それからアプリ一覧で emgd-gui のパッケージを入れていたからだろうか
EMGD の設定メニュー呼び出しの項目が並んでいた。

MeeGo 提供の EMGD パッケージでは、現在 2032 とナンバーが
付いているが、これは、Intel公式の EMGD 1.8 の配布ファイル名に
含まれているナンバーと同じだ。

今回入れた EMGD の設定画面を見ると 1.8 の
バージョンナンバーの文字を確認出来た。

現行のバージョンは、Intel公式から得ずとも
最新の物であるという事がここからも判断出来た。

MeeGo 1.2系の場合は、他の Handset UX や Tablet UX でも
同じ操作をする事で TX-50 ボード上で使う事が出来るだろう。

追記、2011-12-11 03:00
全体更新を済ませたら UX の画面が出なくなった。
かなりの数を一気に更新したのでどれが影響したのかは、
特定出来ていない。起動時の sreadahead でエラー数が
カウントされている事を考えると何か起きている事は確かと言える。
xorg の intel ドライバーが更新されていた事が少し気になる。